概要
株式会社Cygamesは、サイバーエージェント・DeNA傘下のソーシャルゲーム、コンシューマーゲームソフト開発会社。
2011年5月創業。2016年からはアニメーション製作事業にも進出。2021年には創業10周年を迎えた。
サイバーエージェントの連結子会社で、DeNAとは持分法適用関連会社の関係にある。
また、2015年2月6日にはゲームタイトル開発専門の新子会社のCitailを設立した。2018年にはドラガリアロストの共同開発関連で任天堂と資本提携を結び、サイバーエージェント・DeNAに次いで任天堂が株主資本比率第3位の地位となっている。
※関連会社の設立時期は該当の各記事にて。
主にDeNAのMobage(モバゲー)・Ameba・DMM向けにソーシャルゲームやスマートフォンアプリゲームを開発している。
神撃のバハムートでは全米ナンバーワンを獲得したほか、アイドルマスターシンデレラガールズの大ヒットでオタク層の取り込みに成功している。いずれもTVアニメ化。
コミックマーケットにも企業ブースに参加。過去にはケルベロスのパペット、金のぴにゃこら太(の貯金箱)、ヴィーラやナルメアなどといった抱き枕カバーなどを販売された。C87(2014年冬コミ)以降参加しなかったが、C91(2016年冬コミ)に久しぶりに参加。西ホールでは広告が多数並んでいた。
近年、プレイステーション4・プレイステーションVR向けゲームの制作、アニメ製作会社を立ち上げて製作委員会に頼らないアニメ製作、トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』のプロチーム「Team Cygames」結成などもされている。
イベント出展やゲーム内の還元が良いと評判になることが多い。
東京ゲームショウ初出展のとき、巨大なグランサイファーを製作した。また、シンデレラの舞踏会では巨大な城を作っている。
ゲームタイトルを冠したイベントではゲームのキャラクター(ジータ、ヴィーラ、マリー、ルリア、四騎士、ナルメア)の3Dライブなども行った。
声優イベントにおいてもグラブルキャラのフラスタを用意しているので探してみよう。
シンデレラガールズのフラスタについてはこちらを参照。
2023年9月には、展覧会「Cygames展 Artworks」が上野の森美術館にて開催された。
デレマスの「コンプガチャ」、DQMSLの「金の地図くじ優良誤認」、グラブルの「アンチラ事件」などが問題に取り上げられたこともある。
ゲーム実況についての制限に関するアナウンス
近年、Cygamesではゲームのプレイ及び実況プレイ動画についてはガイドラインでの規定が定められた。
Mirrativ、YouTube、ニコニコ動画といったサービスでは録画及び生放送上でのゲーム映像の配信は禁止されていないが、Mildomでは関連する全ての作品においての映像の配信を禁止している。
生放送実況でよくある収益化プログラムの一種の投げ銭に関することや、プレイ動画等におけるガイドラインの詳細については公式サイトを参照のこと。参考リンク
主なゲームタイトル
ソーシャルゲーム
- 神撃のバハムート
- Cygames初のゲーム制作タイトル。同社の原点とされている。
- アイドルマスター シンデレラガールズ・アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ
- グランブルーファンタジー
- プリンセスコネクト!・プリンセスコネクト!Re:Dive
- Shadowverse・Shadowverse: Worlds Beyond
- Shadowverse: Worlds Beyondは制作中作品
- ウマ娘 プリティーダービー
- 三国志パズル大戦
- ナイツオブグローリー
- ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト
- スクウェア・エニックスと共同制作
- リトル ノア
- 子会社BlazeGames制作
- ドラガリアロスト
- 任天堂と共同制作
- ワールドフリッパー
- 子会社シテイル制作
コンシューマーゲーム
コンシューマーゲームの中だと、任天堂よりもSIEIのゲーム機向けが比較的多く、作品数には差が出ている。2024年1月時点では、Shadowverseとウマ娘プリティーダービーの派生作品が任天堂ハード向け作品を出したシリーズとなっている。
- エアシップQ
- 初のコンシューマーゲーム(プレイステーション・ヴィータ)作品
- ミラクルポジティブ制作
- ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS
- コナミと共同制作
- グランブルーファンタジー ヴァーサス・グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-
- グランブルーファンタジーの派生作品
- アークシステムワークスと共同制作
- シャドウバース チャンピオンズバトル
- Shadowverse・シャドウバース(アニメ)の派生作品
- コンシューマーでは初となる、任天堂ゲーム機であるニンテンドースイッチ作品で、任天堂ゲーム機初進出の原点となった。
- リトル ノア 楽園の後継者
- リトルノアの派生作品
- GRANBLUE FANTASY: Relink
- グランブルーファンタジーの派生作品
- 開発初期はプラチナゲームズと共同制作だったが途中で離脱、その後大阪Cygamesが中心となって完成させる。
- ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!
- ウマ娘プリティーダービーの派生作品
- GARNET ARENA: Mages of Magicary
- 制作中作品
- Project Awakening
- 制作中作品
その他
- 英雄学園ヒーロー科!
- 初の乙女ゲーム作品
- Shadowverse EVOLVE
- Shadowverseの派生作品
- ブシロードと共同制作
- アプリではなくトレーディングカードゲーム
- サイコミ
- ゲームではなくWeb漫画アプリ
主なアニメタイトル
2014年秋に放送された神撃のバハムートGENESISでは深夜アニメには珍しい一社提供で話題を集めた。
- 2016年4月 - アニメ制作会社「CygamesPictures」を設立する。
- 2016年6月 - 背景美術画制作会社である株式会社草薙を完全子会社化。
スポンサー活動
設立当初からスポンサー活動を行ってきたが、2015年から積極的になった。
社長が佐賀県の出身で佐賀を盛り上げたいという意志があり
サガン、ユーリ!!! on ICE、ゾンビランドサガなど佐賀関連が多い。
テレビ番組
創立時からテレビCMを大量に投入しているが、2015年以降、バラエティ番組の一社提供を実現した。
ビデオリサーチから2017年正月3が日のCM動向が発表され、企業別CM本数はスズキ、ダイハツに次いで3位となった。ちなみにサイゲにスターライトステージの本数を加えると、2位以下を大きく突き放す計算となる。
一社提供番組
※2017年12月末時点
- デザイン・コード
- さまスポ
- にちようチャップリン
お笑い賞レース
2015年末にM-1グランプリのスポンサーを獲得した後、同年のTHEMANZAIでは冠スポンサーに、翌年のR-1ぐらんぷり、キングオブコントにも冠スポンサーとなり、(別の意味で)お笑い賞レース完全制覇を成し遂げた。
サガン鳥栖
2015年夏からスポンサー契約。シンデレラガールズとのコラボ企画「スターライ☆鳥栖☆ステージ」を実施する。
2016年ではサガンとグランブルーファンタジー、佐賀県内の企業のコラボ企画「サガフェス」を行う。その後、その商品がふるさと納税の返礼品となった。
RIZIN
2016年9月からスポンサー契約。大晦日に開催されるトーナメントの優勝トロフィーとチャンピオンベルトのデザインを担当した。
関連動画
コーポレートCM「Cygames 佐賀スタジオ『九州創造』」篇
コーポレートCM「JUVENTUSオフィシャルスポンサー TIME TO FREE THE DREAMS」篇
コーポレートアニメーションムービー「Follow Your Fantasy」
2021年末に公開された、神バハ・シャドバ・グラブル・ワーフリ・プリコネR・ウマ娘・ドラガリアロスト等の歴代コンテンツの
登場キャラが一同に会し、渋谷の街に現れた謎の存在と戦うオールスター大集合のお祭りムービー。
デレマスやゾンビランドサガといった非戦闘系作品のキャラも登場。
公式ブログ・Cygames Magazineで本ムービーの制作秘話が語られている。
関連人物
ゲームプロデューサー
イラストライター
相場良祐 杏仁豆腐 A山R子 LM7 菊一文字 熊ジェット 77gl 原田いすか 久方綜司 ぽんず まよこ 虫麻呂
音楽プロデューサー
アニメプロデューサー
プロゲーマー
ウメハラ(2017年3月2日にスポンサー契約を締結)
市川ユウキ、山本賢太郎、覚前輝也、渡辺雄也、八十岡翔太(「Team Cygames」所属のMTGのプロプレイヤー。立ち上げ当初は市川、山本、覚前の3人だったが、後にTeam MINTから渡辺、Hareruya Prosから八十岡が移籍。今へと至る。)
格闘家
関連タグ
ユヴェントス(2017年7月から2020年6月末までの期間でスポンサー契約を締結したことをプレスリリースで発表した)
DMM.com(グラブルやシャドウバース等のブラウザ版をこちらで立ち上げているが、グラブルに関しては某エロブルと言われていたゲームの存在もあって、本家進出とも)
表記ゆれ
腐向けタグ
(Cygames関連コンテンツはスターシステムが多いので、上記タグにまとめている。関連イラストには必ず「BL」または「腐向け」タグを使用すること。)