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サーフゴーの編集履歴

2023-06-24 16:34:52 バージョン

サーフゴー

さーふごー

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン(キャラクター)の一種。

基礎データ

全国図鑑No.1000
パルデア図鑑No.392
ぶんるいたからものポケモン
タイプはがね/ゴースト
たかさ1.2m
おもさ30.0kg
とくせいおうごんのからだ
タマゴグループタマゴ未発見

進化

ゴールドラッシュ!

コレクレー(はこフォルム、とほフォルム)→サーフゴー(コレクレーのコインを999枚集めた状態でレベルアップ、コインは消費される)


概要

ポケモンSV』から初登場したコレクレーの進化形。

宝箱の中に籠っていたコレクレーから一転、1000枚のコインがタワー状に積み重なった身体を持つ、実にゴージャスでヒョロ長な外見となった。

それらコインに宿っていた思念が、1000という数集まったことで進化に作用したらしい。


2本だった頭部の触角はドレッドヘアーのような4本の触角になり、コレクレーの時に入っていた(と思われる)箱は腰に移動して、ウエストポーチのようになっている。またコインを運ぶ必要が無くなったために尻尾が退化し、代わりに口内に八重歯を彷彿させる尖りが生えた。

そのチャラそうな雰囲気に違わず、とても活発かつ陽気な性質で、どんな相手とでもすぐに仲良くなれる人懐っこくフレンドリーな気質の持ち主と、怖い図鑑説明されがちなゴーストタイプの中でも異質の存在。


身体全てを構成するコインはサーフゴーの意志で自在に操れ、分割も融合もお手の物。足先にコインでできた黄金のサーフボードを作り出す事で、高速移動や水上での活動も可能。


バトルにおいてもコインを武器として活用し、身体から次々と連射する事で敵を圧倒する。全身どこの部位からでも発射出来るため、死角というものが存在しない。

黄金でできた体は非常に頑丈で、攻撃を受けた箇所も即コインとして飛び散ることで、衝撃を吸収しダメージを軽減できる。


お金と妖怪(ゴースト)の繋がりについてだが、金運をもたらすとされる怪異の伝承は古今東西に存在しているため、何もおかしい組み合わせではない。

日本においては金霊の伝承が有名か。貨幣のような姿をしたこの妖怪は訪れた家に金運をもたらすとされている。


図鑑番号No.1000

サーフゴー

このポケモンこそが記念すべき全国図鑑1000番目のポケモンとなる。

公式動画Pokémon 1008 ENCOUNTERSにおいてもこのことが強調され、公式サイトでも明言された。


また、コレクレー時代から持っている宝箱のベルトの留め具部分をよく見てみると1000の数字をモチーフにした模様になっており、予め1000匹目のポケモンとしてデザインされたことがうかがえる。

設定や進化条件とも一致しており、その特殊性に相応しいナンバーと言えるだろう。


ただこの事が公表されるまでは、マナー問題にも抵触するとある騒動も起きた。詳細はこちらの記事を参照。


ゲーム上の特徴

設定を反映してか、進化させるにはコレクレーのコインを999枚以上集める必要があると非常に面倒で、性能やレアリティに見合った苦労をさせる財宝になっている。


とほフォルムのコレクレーは精々1,2枚、多くて5枚程度しか持っていないので、各地の物見塔や目立たない場所にひっそり隠れているはこフォルムから5,60枚ずつ入手していくのが手堅い。

ちなみにコインの所有数が999枚を超えた場合は、溢れた分をチャンプルタウンにいる清掃員が預かってくれているため、キッチリ計って集めなくても無駄にはならない。


なお、乗り物に乗っている状態だからか、連れ回し状態での移動速度がものすごく素早い。具体的にはプレイヤーがライドポケモンに騎乗している状態と全くの互角(流石にダッシュでは引き離される)。

この速度と自動で付近のアイテムを拾う連れ回し共通の仕様が相まって、アイテム収集係として非常に優秀。オージャの湖での羽集めの際は是非とも連れていきたい。


当初は色違いは確認されていなかったが、6月22日から開催されたイベントテラレイドに色違いのコレクレーが解禁された為に確認・入手できるようになった。しかし、その違いは身体に入った線が青みがかっているだけという、判別に困難を極めるものになっている。

もっとも、色違い以前に不一致テラスタルコレクレーが手軽に手に入る貴重な機会なので、もし色違いにこだわりがない場合は適当なところで捕獲に映ってしまうのも1つの手である。


性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
8760951339184550

ギルガルド以来となるゴースト・はがね複合。

強烈な進化条件が課されているだけあり、コレクレーの時と比較して大幅なパワーアップを遂げている。合計種族値はなんと550もあり、フラージェスに次ぐ高さである。


不要な攻撃を削いで特攻を高く、他をバランスよく配分した中速特殊アタッカー。

弱点4に対して半減以下12と言う強力な耐性もあって、耐久面もかなり優秀。


特に素早さのラインが絶妙。最速実数値148は準速ミミッキュの147を丁度1上回る。


ちなみに同タイプのギルガルドと比較すると、両フォルム共通のHPと素早さ共に上回っており、フォルムで変動する攻撃能力と防御能力については、140を上回る能力こそないが逆に50を下回る能力もない。


そして特性「おうごんのからだ」により変化技を全てシャットアウトしてしまうため、テンプレ型のキノガッサなどの一部ポケモンは冗談抜きで何もできずに詰む。ある意味では第五世代以来一定の勢力を保ち続けた受けループへの明確な対策としてデザインされたポケモンと言える。

新アイテムおんみつマントと組み合わせれば搦め手がほぼ通らず、殴り合いにも強い正に黄金の鉄の塊と化す。

何ならちょうはつも無効であるため、こちらが搦め手を使っても優秀である。


そこそこの素早さと高い攻撃性能、優秀な耐性(半減以下になるタイプ数が12と、ジバコイル系統と最多タイ)を活かして「こだわりスカーフ」を持たせても一定の活躍ができる。おまけにトリックを習得するためスカーフトリックをこなせ、一方で自分へのトリックは「おうごんのからだ」が止めてしまうため返却されることもない。

相手の変化技だけでは無く、味方への変化技も効かないため、ダブルバトルの場合はアタッカーが求められる。


専用技「ゴールドラッシュ」は威力120を誇り、相手2匹に攻撃できるはがね特殊技。なんと「ネコにこばん」と同じように、戦闘終了後にお金を手に入れる事ができる。その代わり特攻が下がってしまうが、「オーバーヒート」などと違い低下は1段階で済む。(それらの技よりも威力は下だが、命中率は上である。)

サブウェポンはシャドーボールパワージェムサイコショックマジカルシャインサイコキネシス10まんボルトきあいだまてっていこうせんと豊富。わるだくみで火力の底上げや、じこさいせいによる体力回復も可能。


テラレイドバトルを考慮しなければ金策要員としては安定度と効率の総和が高いポケモン。戦闘性能の高さも相まって学園最強大会周回には大いに役立ってくれるだろう。


なお、身体がお金だからなのか「おにび」は覚えられず、サーファーなのに「なみのり」も習得しない。



苦手なポケモンはイーユイタイプ相性が明確に悪い上にSもそちらの方が勝っており、火力も一致抜群で攻められたらまず助からない。ただし、サーフゴー側のみが「きあいのタスキ」を持っている、サーフゴーがC特化である、イーユイが耐久4振りまでで尚且つ耐久補正なし・耐久増強アイテムなしの場合、サーフゴーの「きあいだま」が当たれば確定1発ということで有利・不利差を逆転できる。


A5以下の個体を粘りつつH252振りをすると、不一致「イカサマ」を受けた際にみがわり人形が確定で残る。勿論サザンドラなどの俊足あくタイプ高火力アタッカーには「みがわり」を張る前に抜群打点をねじ込まれてしまうが、無対策で刺さる対面には絶大な力を発揮する。


テラスタイプは火力を追求した一致タイプは当然のこと、じめんウエポンに強気に出られるようになるひこうタイプゴーストタイプ同士のミラーマッチに有利なノーマルタイプが目ぼしいところ。


期待に違わずランクバトルシリーズ1シーズン1から活躍している。オーロンゲの壁でサポートした型が主流の1つである。両方合わせて全タイプ半減以下となるサザンドラとのコンビも早々に流行しており、所謂サザンガルドの再来といえよう。


キョジオーンラウドボーンヘイラッシャハピナスなどの放置すると要塞化するポケモンに対しては「こだわりスカーフ」+「トリック」型も使われるが、あまりに流行したためハピナスなどは即座に「なげつける」で「こだわりスカーフ」を捨てる型が浸透し、露骨に対策を打たれている(なげつけるは分類上攻撃技なのでおうごんのからだで無効化できない)。


同シーズン中盤になると一部でテラスタイプかくとうの「わるだくみ」+「きあいだま」型が使われるようになった。オーソドックスなずぶといH4BD252型ハピナスなら「わるだくみ」1積みテラスタル「きあいだま」で、「ステルスロック」ダメージ込みで確定1発にできる。

余りにサーフゴーを一撃で突破する火力調整が浸透したためか、シーズン1の真ん中頃

から「きあいのタスキ」で行動保証をする型が流行。同時に、「でんじは」+「たたりめ」で行動順を逆転しながら火力を上げるひかえめCS型が見られるようになった。


シーズン終盤には「こだわりスカーフ」+「トリック」と「おきみやげ」による起点作りに寄せた型が一部の上位陣に使われるようになった。抜群高火力打点で露骨に包囲されるなら、いっそ自主退場してしまえばよいという発想である。

シーズン1終盤にはドドゲザンとのはがね2体体制がランク上位陣の間で主流化。ドラゴンに徹底して強く出られるようにした体制と言える。

シーズン1最終1位構築には、性格がずぶといで「でんじは」、「たたりめ」、「じこさいせい」で粘るHBs「ゴツゴツメット」型が使用されていた。

後にポケモンホームでポケモン使用率ランキングが公開されたが、シーズン1では何とシングルバトル使用率1位を記録。下馬評通りの活躍であった。

シーズン2では使用率2位。同シーズン最終10位以内のプレイヤーは1人を除いてパーティにサーフゴーを投入していた。


シリーズ2になると高耐久のパラドックスポケモンを崩せるようにした「じゃくてんほけん」型が環境に進出。

シーズン4辺りからテツノカイナドオーへの対策となり、モロバレルやキノガッサへの遂行速度上昇も期待できる「サイコショック」を搭載した型が散見されるように。また、テツノツツミやひこうテラスタル対策の「10まんボルト」型も。

同シーズン最終盤の最上位帯では、「ふうせん」と「みがわり」を同時採用し、カバルドンキョジオーンアーマーガアを安定して見られるようにした型が使われた。

シーズン5終盤にはイーユイテツノドクガに強く出られるようにしたずぶといHBベースでみずテラスタルを採用した「でんじは」「じこさいせい」型が上位帯で流行。

シーズン6の真ん中辺りになると一周回ってひかえめ「こだわりメガネ」型が上位で流行。本来不利な四災に対しても、テラスタルを切ってあくで弱点を突かれないようにすれば十分強いためである。環境がある程度煮詰まり、生半可なメタ張りよりも基礎スペックを押し付ける性能の高いポケモンで戦った方が強いという事情もある。


「おうごんのからだ」が味方にも有効なことからダブルバトルでも利用価値があり、シーズン1ダブルバトルでも早々に使用率1位を獲得。その後も需要が落ちる事なく、安定して高い使用率を記録している。


デバフ系補助技や状態異常技(特に催眠技)無効の積みアタッカーという事で、テラレイドバトルにも利用価値がある。


このポケモンは種族値こそ高いものの、耐久に関しては常識の範囲内であり、汎用性は高いもののやれる事は限られるという絶妙なステータスであり、尚且つ優秀なタイプと特性、専用技が噛み合った事で一歩間違えば害悪と呼ばれるポケモンの抑制も出来る事から、過去世代のガブリアスやダブルバトルのガオガエンの様に純粋な安定感と汎用性によって高使用率を得ている。サーフゴー自体は弱点の都合上、安定した対策は存在している事も踏まえるとゲームバランスを保っている意味でのトップメタであり理想形に近いポケモンといえる。


ポケモンGO

2023年2月28日にコレクレー(とほ)が登場し、原作同様「コインを999枚消費する」ことで進化できる。

何気にギルガルドガラル御三家を差し置いての実装であり、リージョンフォームが先に登場していた第7世代以降の実装としても異例

さらに言えば、とほフォルムがSVのゲーム内では手に入らない関係でSVで入手可能な第9世代初出のポケモンとしても最初の実装でもある。


メルタンより難しい入手手段のためか、進化時にアメを必要としない、サードアタック解放が最小の砂10000+アメ25とこの系統の強化コストが大幅に緩和されている。


CPは最大で3976と4000に届かないものの、性能としては攻撃が高いバランス型。

技に関しては通常技が「たたりめ」「おどろかす」、ゲージ技が「シャドーボール」「マジカルシャイン」「きあいだま」。はがね技が一切無く、イマイチ噛み合わないラインナップだが、原作では「シャドークロー」を覚えず、逆に専用技の「ゴールドラッシュ」はそもそもデータに追加されていないためである。今後特別技として追加が期待される。

とはいえ、それでもゴースト技で組み合わせられるのは優秀であり、コンボDPSはフーパを超えている。また「きあいだま」でノーマル/あくタイプに一矢報いれるのも良い。

結論としては「はがねタイプが付いたゴーストタイプ」と割り切る方が良いだろう。


その優秀な耐性から、トレーナーバトルでは引き先として活躍可能。攻撃型の種族値のため耐久は高くない。等倍の連射王ことラグラージや一方的に弱点を突いてくるニャイキングは天敵になってくるため、対策は必須。


一方で、このポケモンは防衛面でも非常に優秀。ジムによく置かれるノーマルタイプドラゴンタイプフェアリータイプと非常に相性が良く、討伐者を面倒臭がらせるのに一役買ってくれる。そして長時間の末にポケコインと共に帰ってくる辺り、正に看板に偽りなし


持っておいて損はないポケモンなので、SVと連携してゲットしよう。


なお、SVなどの本編で「イカサマ」対策のためにA個体値1のサーフゴーを使いたい場合、ポケモンGOでとほフォルムを厳選する方が楽になる(個体値0は出せないが、努力値無振りならレベル50のルール上は個体値0と1に実数値上の差は無い)。

これはポケモンGOと本編シリーズの個体値の区切り方が異なるため。

本編では0-31までの32通りで決定するが、ポケモンGOでは0-15までの16通りで決定するため単純に厳選が2倍行いやすい。

ただしGOでは攻撃と特攻の個体値はまとめて「こうげき」で決定し、HOMEに送ると攻撃と特攻の個体値は同じになる。

つまりGO産個体の攻撃の個体値が1なら特攻個体値もまた1になるが、SVではぎんのおうかんで補いやすいため厳選の手間が少なくて済む。


余談

元ネタ

  • イルカマンスーパーマンオマージュであるように、サーフゴーはシルバーサーファーがオマージュ元という線もあり得る(ゴールドとシルバーでカラーリングが対になっている他、サーフボード型の物体に乗って飛ぶという共通点がある)。

ネーミング

  • 名前の由来は「サーフィン」、又は「Sir(イギリスの叙勲制度における栄誉称号のひとつ)」+「富豪」または「ゴールド」。
  • 進化前の初出や進化方法、後付けによる色違いの実装からポケモンGOとも掛かっていると言える。進化の過程で何匹もコレクレーと出会いコインを集める過程は、GOでポケモンの飴を集める行為と類似しており、進化に特定のレベルを要しないあたりもGOの進化を踏襲していると言える。その証左に英語名も「Gholdengo」となっている(ただし英名は「Ghost(幽霊)」もかかっている)。ドイツ語名も「Monetigo」(Monetenがドイツ語で「カネ、銭」)。
  • フランス語名は「Gromago」となっているが、フランス語で「大量」や、肩書きや職業と組み合わせること「富豪、成功者、地位のある人物」などを意味する「gros」+フランス語で陶製の人形を指す「Magot」(マゴト)という組み合わせだと推測される(ちなみに前者には「下品」という意味がある他、後者は悪魔の名前を指す単語でもあるので注意)。
  • 注釈にもあるように「gros」は多様な意味のある単語であり、その中には「並外れた」や「大変な」というこのポケモンの進化条件を表すような表現もあるため、様々な意味でピッタリのネーミングと言える。「大金を手に入れる」や「大儲けする」などの金銭にまつわる言い回しでも頻出の単語である。
  • また「Magot」には口語で「へそくり」や「隠し持っている裏金」という意味もあるため、日本語に負けず劣らずの多様な意味を含んだネーミングとなっている。

関連イラスト

サーフゴーlogサングラスーフゴー

ごおるど☆らっしゅ‼️無題


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンSV

ポケモン一覧 はがねタイプ ゴーストタイプ


0999.コレクレー1000.サーフゴー→1001.チオンジェン


キョダイマックスニャース前作の金策要員。


同複合タイプ

ヒトツキ/ニダンギル/ギルガルド


キリ番


その他

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