「そうじゃねぇ…… いちばん大事なのは『諦めない』ことかねぇ」
プロフィール
キャッチコピー | ゆったりまったり根気よく。決して諦めない気骨あるウマ娘 |
---|---|
誕生日 | 3月14日 |
身長 | 159cm |
体重 | 不安定 |
スリーサイズ | B75・W52・H78 |
靴のサイズ | 左右ともに24.5cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | ビーズ細工、大根の飾り切り |
苦手なこと | 流行の横文字、はいてく機器 |
耳のこと | ゴングの音に反応してしまう |
尻尾のこと | 触られそうでも華麗にかわす |
家族のこと | 家族で1番、母親がゆったりしている |
マイルール | - |
スマホ壁紙 | - |
出走前は… | - |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①一番好きなヒーローは遠山の金さん / ②小さい頃は病院が苦手で、両親が2人がかりで連れて行っていた |
自己紹介 | ワンダーアキュートじゃ。のんびりしとるが、コツコツやるのは得意なんよ。よろしゅうねぇ |
CV | 須藤叶希 |
とても穏やかな人柄で面倒見のよいウマ娘。
周囲からは「話すとなんだか、おばあちゃんを思い出してほっこりする」と評判。
しかしレースが近づくとうって変わってストイックに自分を追い込む、いぶし銀の闘志を秘めている。
(公式ポータルサイトより)
ソロ曲
ゆっくりと咲くのを待つ花のように 急がなくても 良いでしょう
『悠々閑々』
作詞:小池龍也、作曲・編曲:田熊知存(Dream Monster)
概要
メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。ダートレースを得意とし、実在の競走馬『ワンダーアキュート』をモチーフとしている。
2022年7月27日に「ぱかライブTV」でデアリングタクト、ホッコータルマエと共に発表。
「名前が「わ」で始まるウマ娘」は彼女が初となる。
2022年8月19日、コパノリッキーの育成実装に伴い、タルマエと共にゲーム版にて初登場。
なにかと「おばあちゃんっぽい」口調と素振りな点は平地GⅠ級レース最年長勝利、「いぶし銀」はシルバーコレクターだった点(2着10回、同一GⅠ3年連続2着という珍しい記録も持つ)からだろうか。
公式サイトの紹介ページで聞くことができるサンプルボイスは「おばあちゃんっぽい」を通り越したおばあちゃんの声そのものである。おまけにビデオゲームのことを「ピコピコ」と呼んだり、何かにつけてアメちゃんをあげたりもする。やっぱりおばあちゃんそのものである。そして使用しているケータイはガラケー。
そんな事もあって一部では「ばぁば」なんて呼ばれ親しまれている。ばぁば可愛いよばぁば。
更に言うと「ウマスタ映え」を彼女が発言すると、字幕では「うますたばえ」とひらがなで表記されており、流行については疎い様子が描かれている。
寮の同室はトランセンドで、彼女からはその朗らかな雰囲気から「アキュさん」と呼び慕われている。両者の間柄は良好で、一度彼女が欲しがっていた懸賞の小型手帳を当てるため慣れない応募の申込みをしていたこともあるらしい。
モチーフ馬のワンダーアキュートが現役時代48戦中20戦で前走からの体重増減が10kg以上だったことに由来してか、体重管理の話がよく出てくる。
体重コメントが「不安定」だったり、父が元ボクサーでジム経営者である影響か減量に敏感だったり、トレセン学園の入学試験の際に緊張のあまり体重が減少したり、といった具合である。
実家がボクシングジムを経営している影響か腕っぷしはかなり強い方らしく、かつては「右ストレートのキューちゃん」と呼ばれたこともあるらしい。現在でもその腕前は健在なのか、パンチングマシーンが威力を測定し切れずエラー扱いにする程のパンチ力をイベントで見せている。つよい。
なお、ジムの練習生達からは「お嬢さん」と呼び慕われていることが明かされている。
また、自身の育成ストーリーでトレーナーが彼女に「闘魂注入肩叩き」を行うが、史実でレース中騎手に30発ほど鞭を入れられたことの再現と思われる(同じ騎手が後に別の馬に乗った際に「闘魂注入、鞭が飛ぶ!」と実況されたこともある)。
なお、この肩たたきはウマソウル(モチーフ馬の魂)故か本人もかなりテンションが上がるらしく、あまりの高揚から
- 「ふほっ、ふはっ、ふんがー!!!!!!」
- 「ふほー!!」
- 「んほーっ!!」
- 「はふ~!」
- 「ひょほー!!」
- 「わほー!!」
- 「ふっほー!!!!!!!」
- 「ひょっほー!」
と叫ぶことがある。
完全に声と絵面だけだと色々誤解されそうだが、本人がそれで良いのだから仕方がない。
容姿・デザイン
モチーフ馬のワンダーアキュートは鹿毛だがこちらの髪はくすんだ亜麻色で、眉はウマ娘では珍しい麻呂眉。右耳にはトレードマークのメンコを模した耳カバーが付けられている。
ピンクカラーをメインにしたドレス風の勝負服。スカートも全体的に長めでウマ娘の中でもかなり露出の少ない部類のファッションだが、本人曰く「ふんわりしててとっても動きやすい」とのこと。手には黒い指抜きグローブも付けている。体重の変動が激しいアキュートの体質に合わせ、彼女自身のオーダーで服自体にサイズ調整機能を搭載しているという特注品。
- 私服(ゲーム版)
どことなくお婆ちゃん感も出しつつ年齢相応な印象も併せ持つ地味めな服を着ている。何気に黒タイツ組なのも注目ポイント。
- 私服(アニメ版)
アニメ版Season3のオープニングで着ている衣装。
マンガ版
うまむすめし
本作で初の漫画作品デビューとなる。第23話で真夏でのプールトレーニングの終了後、リッキーに誘われタルマエと共にかき氷を食べに3人でお店に出向いた。彼女らしく宇治金時味のかき氷を食べていた。
アニメ版
今のところセリフこそないが、アニメーション作品には初参戦。オープニング映像ではコパノリッキーやホッコータルマエと共にレジャーシートの上で談笑している場面が確認できる。
6話ではリッキー・タルマエとトレセン学園の廊下を歩いていた。
ゲーム版
前述の通り、コパノリッキーの育成ストーリーにおいて、ホッコータルマエと共にダートレースのライバルとして初登場。
2022年11月17日には育成シナリオ「新設!URAファイナルズ」のアップデートと共に育成ウマ娘として実装された。ハルウララ以来2人目となる芝適性Gのウマ娘である。
リッキーの1つ年上で共に成長していくタルマエに対し、アキュートは大先輩の古豪という立場。かつてスマートファルコンと激闘を繰り広げたことも語られる。
よく後輩達から相談を持ちかけられているようで、その豊富なレース経験をもとに助言をしている。
普段はのんびりほわほわしているが、いざレースになると気合が入り「ほぁちゃあああああああ!!」と叫んだりもする。
モチーフ馬のワンダーアキュートがレース前のイレ込みが酷く、闘争心溢れる気性だったことの再現もあるだろう。
ちなみに、トレセン学園ではナカヤマフェスタと同じクラス。本人は文字を書くのがあまり早い方ではないらしく、独自にノートには印をマークして自己流にアレンジしていることがナカヤマのイベント内で描写されている。ナカヤマ本人とは結構仲が良いのか、たまに賭け勝負にも誘われたりすることも。
実家はボクシングジムを経営しており、彼女曰く人生をやり直したいと思う人々が父親に教えを請いていると述べられている。その父親はボクシングで新人王を取ったものの、その後は大した成績を残せず生活が荒れてしまったらしい。その際、彼女の母親に「添え木」のように助けられたことを父親自身が語っていた。
そのような経緯からトレーナー学校で表彰され、期待の新人と呼ばれていたものの11回も専属契約を断られ(これは史実における和田竜二騎手がテイエムオペラオー以来となるGⅠ級勝利にかかった年数と一致している)「トレーナー失格」と自信を無くしていた新人トレーナーに自信を持ってもらおうと、種目別競技大会までトレーニングを見てもらうように誘っている。
前述の通り彼女と二人三脚でトレーニングを積んだ結果、種目別競技大会ではスマートファルコンにあと少しのところまで迫りながらも2着と惜敗。その後、トレーナー契約を結ぶ。
この際に体づくりの為、今までトレーナーが担当してきたウマ娘達に嫌がられたトレーニング(内容を度々変更したり、食事を最低限しか取らないようにする)でも音を上げなかった事から、見た目に反してかなりストイックである。
昼食に自前の弁当を持ってきており、一緒に食べるのを誘ったり、たまたまオフに出会うと一緒にビリヤード屋・カフェ・洋服ショップに一緒に出かけるなどトレーナーとの仲は良好。(……何気にデートなのでは?)
ただ、彼女がおばあちゃんそのものな性格であるが故に孫とおばあちゃんの関係に見えなくもない。
しかし、夏合宿で行われた灯籠流しでトレーナーと彼女が灯篭に書いたメッセージはもはや顔面を赤くさせるのを通り越してラブストーリーとなっているので、是非とも育成ストーリーで確かめてみてほしい。
育成ウマ娘
- ☆3[Butterfly Sting]ワンダーアキュート
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
84 | 82 | 84 | 101 | 99 |
+0% | +0% | +0% | +15% | +15% |
バ場適性 | 芝 | G | ダート | A |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
D | A | A | E | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
C | A | C | E |
サポートカード
- SSR[ライフロング・ワンダー]ワンダーアキュート
2023年7月21日にグラスワンダー(SRサポート)、シリウスシンボリ(☆3育成ウマ娘)と共に実装されたSSRサポート。タイプはパワー。
競走馬『ワンダーアキュート』
父カリズマティック、母ワンダーヘリテージ、母父プレザントタップという血統。
父カリズマティックはストームバード系種牡馬で、覇王世代の米二冠馬。三冠最終戦ベルモントステークスは左前脚骨折の影響で3着に敗れたが、その際に鞍上のクリス・アントレー騎手が入線後直ちに下馬して左前脚を自ら支え続けたことで予後不良を免れ無事に引退・種牡馬入り出来たという逸話(この逸話は、アニメ一期にてスペがレース中に故障したスズカを救出する際の元ネタとも言われている)がある。
母ワンダーヘリテージも米国産馬で、JRA2戦未勝利で繁殖入りした。その父プレザントタップは直仔や孫が晩成傾向を示すことが多く、日本ではタップダンスシチーの父として知られる。
半兄にワンダースピード(父キンググローリアス。JpnⅡ名古屋グランプリ2勝、GⅡ東海ステークスなど重賞6勝)がおり、同じレースで対戦したこともある。
トレードマークは白地に赤と青のストライプが入ったホライゾネット(※1)付きのメンコ。
佐藤正雄調教師や生産者のフクダファーム(北海道三石町)にとっては最高傑作の馬(2023年12月現在)。ワンダー冠の馬主・山本信行氏にとっては1995年の桜花賞馬ワンダーパヒューム以来のGⅠ級ホースであり、稼ぎ頭でもある。
ちなみに、馬名の「アキュート」とは英語で「鋭い」「激しい」といった意味の形容詞。
牧場時代からデビュー前は大人しかったが、現役時代はその名前の通り「激しい」気性の持ち主であり、レース前のイレ込み癖が酷かったり輸送に弱い訳でもないのに体重の増減が大きいなど気難しい馬であった。ただしレース本番では走ることに真面目で気難しい面を出すことは少なく、騎手としては乗りやすいタイプの馬だったそう。レース前以外は基本的に現役中も大人しかったらしいので、ON/OFFのハッキリしたタイプと言えるかもしれない。
主戦騎手は和田竜二(48戦中28戦騎乗)と武豊(2013年夏~14年)で、和田騎手にとってはクーリンガーと共に思い入れの深い1頭(なおオペは別格)。
2011年のGⅠ「東京大賞典」では武豊騎乗により覚醒し7連勝中だったスマートファルコンをハナ差まで追い詰める激走で、前走のGⅠ「ジャパンカップダート」に続く連続2着。
2012年のJpnⅠ「JBCクラシック」では和田騎手に11年ぶりのGⅠ級勝利(テイエムオペラオーの2001年GⅠ天皇賞(春)以来)をプレゼント。
2014年のJpnⅠ「帝王賞」では武豊騎手を鞍上にコパノリッキーを2馬身千切って勝利。
2015年のJpnⅠ「かしわ記念」制覇時の馬齢は9歳。これが平地GⅠ級レースの最年長勝利記録となっている。
2011~13年のGⅠ「ジャパンカップダート」(現チャンピオンズカップ)では3年連続2着惜敗。
JRA同一平地GⅠ3年連続2着は史上初(※2)の出来事だった。 (他の例は2023年12月現在、2017~19年クロコスミアのエリザベス女王杯、2021~23年ディープボンドの天皇賞(春)のみ)
ラストランは2015年12月29日のGⅠ「東京大賞典」。サウンドトゥルーとホッコータルマエからは離されたが、コパノリッキーをゴール前で交わし3着と意地を見せた。
引退後はアロースタッドで種牡馬入りしているが、スマートファルコンやホッコータルマエ、コパノリッキーほど種付け数が集まらないために産駒そのものの数が少なく、その上中央競馬での勝利数も非常に少ないために目立った成績は挙がっていなかったが、JRAから園田に移籍したアキュートガール(母父シンボリクリスエス)が2023年に産駒初の地方重賞勝ち馬となった。
2023年12月現在も存命。
通算成績:48戦13勝(うちGⅠ級3勝)2着10回 3着8回
生涯獲得賞金:8億7630万6000円
現役中に出走した芝レースは10着に終わった2009年のGⅡ青葉賞1戦のみという生粋のダートホースであり、約7年(2009年1月24日~2016年1月6日)という長い現役の間にフリオーソ、サクセスブロッケン、スマートファルコン、エスポワールシチー、トランセンド、ホッコータルマエ、コパノリッキー等、数々の砂の怪物達と渡り合った。
- ※1 別名「パシュファイヤー」。メンコの目の部分にネットをかぶせて砂を防ぐ矯正馬具で、前を走る馬が跳ね上げる砂が眼にかかるのを嫌がる馬に用いられる。視野を制限することで競走に意識を集中させる効果もある。主に調教やレース前の返し馬(ウォーミングアップ)で使用され、レース中もそのまま装着する例は少ない。著名馬だとメイケイエール(普段は素直で真面目、レースではじゃじゃ馬と化す)などが使用。
- ※2 障害ではJ・GⅠ「中山大障害」3年連続2着(1999~2001年)のゴーカイがいる。3年目は半弟のユウフヨウホウにゴール直前で差し切られ、最低人気でのGⅠ勝利(史上3頭目)を達成されてしまった。
史実で対戦経験のあるウマ娘
強調はワンダーアキュートが先着したレース。
・青鹿毛のウマ娘(サクセスブロッケン)(☆):09年武蔵野S、JCダート
- 09世代(同期)
10年みやこS
11年JCダート
12年フェブラリーS、JBCクラシック、JCダート、東京大賞典
14年フェブラリーS、JBCクラシック、チャンピオンズC、東京大賞典
・コパノリッキー:14年フェブラリーS、かしわ記念、帝王賞、
※ダート専門の為、同期のトーセンジョーダンやナカヤマフェスタとの対戦経験は無い。
(☆)スマートファルコンの育成ストーリーに登場。
余談
トレーナーに散りばめられた和田竜二要素
アプリゲーム版ウマ娘での育成ストーリーにおけるワンダーアキュートのトレーナーの描写には、主戦だった和田竜二騎手のエピソードが沢山採用されている。以下はその例。
- トレーナー養成学校で表彰された=デビュー年の1996年に重賞初勝利含む33勝を挙げ、関西の新人賞「中央競馬関西放送記者クラブ賞」受賞。
- 専属契約を11回断られた=テイエムオペラオーの2001年GⅠ天皇賞(春)制覇から、ワンダーアキュートの2012年JpnⅠJBCクラシック制覇までの期間が11年(JRAのGⅠに限定すれば、更にかかって17年(2018年GⅠ宝塚記念のミッキーロケット))。
- 養成学校では7科目首席で表彰された=アキュート騎乗までの通算GⅠ勝利が7勝(全てオペラオーでの成績)。
- オペラオーに教えを受ける=オペラオーとの経験は、当時ぺーぺーの若手だった和田騎手に多くのことを学ばせてくれた。オペラオー引退時には「オペラオーには沢山の物を貰ったが、あの馬には何も返せなかった。これからは一流の騎手になって、オペラオーに認められるようになりたい」と語っている。
- オペラオー「コンクリートの上に叩きつけてやろう!」=オペラオーとの日々で一番思い出すことは?と聞かれた際の和田騎手の言葉「一番はコンクリの上に落とされたこと(笑)」。オペラオーはON/OFFがはっきりした馬で、レースや調教ではないオフの時に気分を害すると暴れて鞍上を振り落とすことも珍しくなかったとか。
- オペラオー「手土産としてシニア級GⅠの勝利報告」「何も持たずに来たら覇王チョップ」=アキュートでJBCクラシックを勝った後、オペラオーへ報告の為に会いに行ったら噛みつかれたというエピソードから。その際にした決意が「中央(JRA)のGⅠを勝ってからまた会いに行く」というもの。
- 「パンケーキ・ザ・マウンテン、ホイップクリームマシマシ、フルーツとバター多め」=2014年にこんなツイートが。
- 闘魂注入肩たたき=「和田竜二 闘魂注入 鞭が飛ぶ」(2021年GⅡ京都大賞典、キセキ騎乗時)の実況で知られるように、他の騎手に比べて最後までしぶとく力強く追い続ける騎乗に定評が有る。特にズブい(反応が鈍かったり、加速に時間がかかる)馬に対しては見せ鞭も含めて激しく鞭が飛ぶ。
- ただしワンダーアキュートの場合は上述の様に反応が鈍いどころかやる気が溢れ過ぎているタイプであり、闘争本能を更に引き出させる意味合いが強いかもしれない。最後の直線で約30連発近く鞭を入れた2011年GⅠ東京大賞典でスマートファルコンをハナ差2着まで追い詰めたり、直線40連発近く鞭を振るったラストランの2015年GⅠ東京大賞典ではゴール前ギリギリの所でコパノリッキーを競り落として3着に食い込んでいる。
- また、和田騎手自身は「鞭で叩けば馬が動く訳では無い」「馬は気合だけでは動かない」ともインタビューや自身の配信番組でも語っており、鞭の使用について精神論・根性論ではなく技術的な理論を常々語っている。
- アキュートのスキル「姉御肌」の進化スキルがまさかの「闘魂注入」。
また、和田騎手要素を取り入れた小ネタはトレーナー以外にも見られる。
- オペラオー「豊作を願う豚キムチがあしらわれた袋」(アキュート育成ストーリーでのイベント)、アキュート「豚キムチにでもしてみようかしら」(ホーム会話)=豚キムチは和田騎手の好きな食べ物。
- アキュートとオペラオーに鬼ごっこをせがむ双子の男女=和田騎手の長子が男女の双子。息子さんは2022年にJRA競馬学校に騎手課程41期生として入学。娘さんは和田騎手が2018年宝塚記念でゴール直後に口付けしたブレスレットを作ってくれたそう。
他の要素?
こちらは史実の要素を取り入れているか不明だが、7歳途中から8歳の終わりまで一時的にワンダーアキュートの主戦を務めた武豊騎手は競馬界きっての機械音痴で、2022年の香港遠征(香港ヴァーズでブルーム、香港カップでジャックドールに騎乗)までずっとガラケーを使っていたことで有名。
香港ではスマートフォンが必須だったため購入したそうだが操作にかなり苦戦したようで、日本に戻ってからはまたガラケーを使っているとか。
ウマ娘のワンダーアキュートがガラケー使いなのもこれが元ネタなのかもしれない。
CVについて
CVを担当した須藤叶希は、過去に『ウルトラマンR/B』にゲスト出演した経験がある。
ウルトラシリーズに出演した俳優がウマ娘の声優を務めるのは、シンボリクリスエス役の春川芽生に次いで2人目。
ちなみに、須藤は2024年1月1日に結婚を発表したのだがその約1時間前にスマートファルコン役の大和田仁美も結婚を発表していたことから、ファルコンが1着、アキュートが2着となった第57回東京大賞典の再現だと話題になった。
関連イラスト
関連項目
ウマ娘プリティーダービー ウマ娘プリティーダービー(ゲーム)
ダートウマ娘
同期(09世代)
・トランセンド(ウマ娘)
・トーセンジョーダン(ウマ娘):芝専門のため対戦無し。
・ナカヤマフェスタ(ウマ娘):芝専門のため対戦無し。
主戦騎手(和田竜二)繋がり
調教師(佐藤正雄)繋がり
・ニシノフラワー(ウマ娘):騎手時代にデビュー戦からチューリップ賞まで主戦を務めた。
同一GⅠ級3年連続惜敗繋がり
・ナイスネイチャ(ウマ娘):有馬記念3年連続3着。
・ナリタトップロード(ウマ娘):天皇賞(春)3年連続3着。
血統繋がり
・タップダンスシチー(ウマ娘):タップダンスシチーの父プレザントタップはアキュートの祖父(母父)。
タップがアプリゲームのホーム会話で「アキュートの雰囲気がグランマに似ている」と語っている。
・ウインバリアシオン(ウマ娘):ウインバリアシオンの母父(祖父)ストームバードはアキュートの曾祖父(父父父)。
名前繋がり
・グラスワンダー(ウマ娘):こちらは「グラス」が冠名。
余談だが、史実のアキュートの母ワンダーヘリテージは2003年にグラスワンダーとの子(半姉)を産んでおり、「ワンダーグラス」と名付けられている(32戦2勝)。こういった縁があるからか、アキュートの育成ストーリーのいくつかのイベントにグラスワンダーが登場する。