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特殊行動

(単位:%)

残り時間残りHP特殊行動
100100つるぎのまい(開幕)
95-テラスタルチャージ吸収
7575バリア展開
70-じしん(全体攻撃)
-80バフ解除
-65デバフ解除
-50りゅうのまい

対策

種族値

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
85105100798378530

特性は従来通り隠れ特性ちからずく」。

オーダイルは基本的に物理型ステータスであるが、「とくこう」も並程度にはあり、高威力且つ追加効果持ちの特殊技を多く覚えるため、「ちからずく」込みで弱点を突かれると馬鹿に出来ない威力となる。

…とはいえ技は物理一色であり、元タイプ一致「アクアブレイク」・テラスタイプ一致「かみくだく」・かくとう対策「サイコファング」・「れいとうパンチ」。

そして特殊行動で1回「じしん」を挟む。

大方の予想通り「かみくだく」は採用されており、当然「ちからずく」補正も乗るためまともに喰らうと凄まじいダメージを受けてしまう。

また、開幕いきなり「つるぎのまい」を積むため、半端な耐久のポケモンであると序盤の攻撃力で瞬く間に押し切られることも。

とはいえ通常技の中に積み技はなく、懸念されていた「りゅうのまい」も特殊行動で1回使う程度であるため、ジュカインカイリューの時のように「りゅうのまい」をガン積みされ上からぶち抜かれる、ということは起こり辛い。

そもそもオーダイル自体の「すばやさ」も78とさほど高くないため、「りゅうのまい」を1段階積まれても余り状況が変わらない。

ただし、HPが半分を切った辺りから2回行動を始め、十分な耐久力を確保出来ていないとここで押し切られる。

昨今の最強レイドは特性を打消すと楽となるパターンも多いが、オーダイルの場合は火力を下げられる反面デバフや状態異常を気にする必要が出て来る。

ドレイン技持ちポケモンなら「おんみつマント」を持たせるという手もあるが、そもそも特性を消さないと「おんみつマント」が無駄となる他、特性消しとドレイン技を両立でき、尚且つオーダイルの弱点を突けるポケモンは余り多くないため、特性打消しは一考を要する。

なお、良く勘違いされているが「ちからずく」で無効化される追加効果は、「ニトロチャージ」のように技の追加効果によって自分のステータスが上がったり、「かみくだく」や「こおりのキバ」のような相手のステータスを下げる、または状態異常をもたらすもののみであり、「インファイト」「ばかぢから」のような自分のステータスが下がるものは無効化されない

なお、物理攻撃しか使ってこないため、ソロの場合は特性「いかく」を持っているNPCがおすすめ。特にパルデアケンタロスウインディは弱点を突かれやすいため、連続発動しやすい。

攻略可能ポケモン

弱点を突けるのはむし・かくとう・フェアリー

かくとうは「サイコファング」が採用されたため弱点を突かれるものの、抜群「サイコファング」と等倍「アクアブレイク」のダメージ量はほぼ変わらない。

フェアリーは弱点は突かれないが、最強レイドで度々いわれて来た通り物理耐久に難があるポケモンが多く、「てんねん」持ちのピクシーなどの例外はいるものの、バフ解除時の攻撃やそもそもの耐久不足が原因で等倍でも押し切られる可能性があるのが懸念点。

その他の候補としてはいつものテツノカイナを始めとした高い耐久力を持ち、高い攻撃力とドレインパンチで押していけるポケモン、または最強のガオガエンでも使われた格闘テラスタルのヘイラッシャも候補に挙がる。

また、もしマルチでサポーターとして変化技を中心に立ち回るポケモンを採用する場合、オーダイルはあくタイプにテラスタルしているため「いたずらごころ」持ちの変化技が効かない。オーダイルを対象にしない場合は影響がないものの、一応注意しておいた方が良い。

※攻略可能ポケモンの扱いに関しては最強のゴウカザルのコメント欄にて議論が交わされており、向き不向きを問わず「最有力候補」「レイドの嫌われ者」といった極端な記述は控えるよう願います。また、明らかに不向きなポケモンを自身で検証もせずカタログスペックだけで判断したり、「SNSで見たから」等のいい加減な理由で推奨するユーザーも存在しますので、実際に使用した上での記述をお願いします

アタッカー枠

弱点が2種(「サイコファング」と1回限りの「じしん」)があるがどちらも耐えられる上に「てっぺき」を積みつつ後述の攻撃バフで威力を底上げした「ドレインパンチ」でHP吸収をしていれば回復は十分間に合う。

幸い本レイドのオーダイルは上述の通り物理技のみなので「ぼうぎょ」に努力値を全振りして問題はない。

攻撃は「きあいだめ」+「つるぎのまい」を積んだ「ドレインパンチ」が主。そのためテラスタイプはかくとう。持ち物は「メトロノーム」が無難(とはいえ、AB全振りで「きあいだめ」+「つるぎのまい」最大積みで凄まじいダメージを叩き出せるので、かくとう技の威力を上げる「たつじんのおび」や、「きあいだめ」との併用で確実に急所に当てられる「ピントレンズ」などを持たせてもクリア可能)。

テツノカイナの場合特性「クォークチャージ」の関係で「エレキフィールド」を採用する余地はあるが「きあいだめ」と異なり貼り直しが必要。マルチプレイで他プレイヤーがテツノカイナを選出した際が使い所。

「はらだいこ」は開幕で使用すると減ったHPが原因で倒されやすいので非推奨

後半も「りゅうのまい」を絡めたオーダイルの2回攻撃を耐えられるかが怪し過ぎる所があるため「つるぎのまい」で堅実に積むのが安定。

入手手段がバイオレット限定でかくとうテラスタル個体が必要となる。

専用技たてこもる」or「とける」3回からの「ボディプレス」+かくとうテラスで押して行く。原種より「ぼうぎょ」が高いため、オーダイルの攻撃を安定して受けられる。

「じしん」が搭載されたがテラスタルしてしまえば問題ないし、「サイコファング」も「たてこもる」を3回積んでいれば大ダメージは受けにくい。

ただしソロでは火力が若干足りず、「ボディプレス」のPPを増やす必要があること、かくとうテラピースを消費する必要があることには留意。

特性は「シェルアーマー」一択。持ち物は「かいがらのすず」としておこう。

いわずもがな、原種は「ぼうぎょ」が低く「れいとうパンチ」で瞬殺されかねないので論外。

SVでは入手できないので他のソフトから連れて来る必要がある

「かくとうテラス+てっぺき+ボディプレス」攻略可能だが、特性をじきゅうりょくにするとワイドブレイカーでオーダイルの攻撃力を下げてテラスタルエネルギーを貯めながらぼうぎょを上げられる。

弱点は付かれるがヒスイヌメルゴンと同じタイプでありぼうぎょも高いので耐性面は問題ない。

ヒスイヌメルゴンよりぼうぎょが高く「きあいだめ」も覚えるので10回の攻撃で倒しきれるが、不安ならばPPを増やしておくこと。

持ち物は「かいがらのすず」一択。

上述の3体を使う環境を整えられない人向け(特にスカーレット版プレイヤーでポケモンHOME未連携かつDLC未購入ユーザー)。やることはブリジュラスとほぼ同じで持ち物も同じ。

初手は「てっぺき」を1回積む。その後は「にほんばれ」や「とびかかる」をしていく。HPが不安なら「ボディプレス」も交えていく。バフリセット後は「てっぺき」を最大まで積んで「ボディプレス」を繰り返す。サポート役に徹するなら「てだすけ」や「でんじは」を入れるのも良い。

難点はテラスタイプをかくとうに変更することと「ぼうぎょ」以外突出していないので攻略のスピードがやや遅いこと。あと、回復手段が「ねむる」・エール・「かいがらのすず」頼りなこと。

より安定して立ち回るならソロ・マルチ問わず「こうげき」デバフ要員は欲しい。

「てんねん」で「つるぎのまい」「りゅうのまい」によるバフを無視できる(素早さは無視できないが、元から後攻のため問題ない)。

のろい」を積みつつ、かくとうテラスタルをして「ボディプレス」を連発すると良い。

最強レイド個体がある人は元から6Vのため用意もしやすい(ミントとテラピースはいるが)。

注意点としてはテラスタルを切ったのちはサイコファングで弱点を突かれることと、バフ消し直後のターンは特性の効果も消されるため「まもる」を使う必要があること(使わなければ「てんねん」がないので大ダメージを受ける)。

また回復手段が「かいがらのすず」以外はほぼないため持ち物はこれに絞られる。

マルチ専用枠

スカーレット伝説ポケモン。

今回は概ねマルチ専用であり、ちからずく込みでの相手の火力がかなり高く通常行動で繰り出される技で弱点を突いてくるためソロでは厳しい(どうしてもというのなら「いかく」持ちのNPCが出るまで出入りを繰り返すことを薦めるが、言うまでもないが上記のおすすめを使った方が早い)。

マルチにおける味方は高耐久かつ豊富なデバフ技を持つブラッキーあたりがオススメ。「ワイドブレイカー」で相手の「つるぎのまい」の火力上昇を相殺しよう。残りの技枠は「ビルドアップ」or「つるぎのまい」、「ドレインパンチ」、「アクセルブレイク」あたりが無難だろうか。

ソロ専用枠(マルチ非推奨)

最初に断っておくが、下で紹介するポケモンはいずれも1度倒れることを前提とした戦略であり、味方の迷惑になりかねない構成であることからマルチへは不向き。

1ターン目でひっくりかえすでバフをデバフに変えた後、

あまのじゃく」を「スキルスワップ」で押し付け、1度倒されてから再展開後に「ばかぢから」で積みながら「テラバースト」で押して行く。

テラスタイプは格闘推奨。なお、無補正無振ではオーダイルを抜けないため、すばやさに努力値を44振ること。

無論、味方NPCに「いかく」持ちがいると逆に強化されて手が付けられなくなるので注意(特に「フェザーダンス」を持つムクホーク)。

「いかく」以外でも「ひやみず」を持つドヒドイデ、「どろかけ」を持つハラバリーと「にらみつける」を持つマニューラも避けた方が良い。

サポート枠

ほのおタイプだが、ドラゴン複合なので「アクアブレイク」は等倍である。

物理耐久がそこそこ高く、専用技「かえんのまもり」でバリアの上よりやけどを狙うことが可能。

「ワイドブレイカー」で攻撃デバフ、「にほんばれ」で「アクアブレイク」の弱体化も可能な他、回復技として「あさのひざし」も覚える。

欠点があるとすれば、「じしん」で弱点を突かれることと、スカーレット限定なこと。

プレートを持たせることで自由にタイプを変更出来、「ひやみず」、「アシッドボム」、「にほんばれ」、「おにび」、「ちょうはつ」、「おいかぜ」、「トリックルーム」、「ねっさのだいち」とサポート技が多い。種族値オール120で「じこさいせい」という回復手段もある。

エレキフィールド」も覚えられるため、テツノカイナと相性がいい。

ミュウより覚えられる技が少ないが、今回はミュウが「かみくだく」で弱点を突かれる関係上、こちらを採用した方が良い。

ただし、「サイコファング」があるので「リフレクター」は外しておくこと。

レイド常連のサポーター。「あまえる」、「くすぐる」で物理攻撃のデバフが可能でテラスタイプ一致の「かみくだく」は半減である。回復も「つきのひかり」があるので、問題ない。今回はアタッカー枠は物理アタッカーが人気になることが予想されため、上述の「あまえる」、「くすぐる」はもちろん、命中不安ながら「いやなおと」も味方の火力上昇の貢献につながる。ただし、バリアを張られるとすることがほぼなくなるのが難点。

非お勧めポケモン

まず前提としてタイプ相性を全く考慮しない選出は言語道断

オーダイルの元タイプはみず、そしてテラスタイプはあくであるため、これら2つのタイプのどちらかに弱点を突かれるタイプは基本的に避けた方が良い。

また、みず・あく双方に弱点を突かれなくとも、オーダイルの攻撃を受切れないようなポケモンは選出すべきではない。

  • 物理耐久が低いかくとうポケモン

相性有利ではあるものの、あく複合でもない限り「サイコファング」を耐え切れないため、テツノカイナを除き採用は控えた方が良い。またほぼ確実に後半の2回攻撃を耐え切れないので、「ドレインパンチ」を使えるとしても基本採用すべきではない。テツノカイナは物理耐性が高いため例外。

物理耐性寄りの種族値で、強いてテツノカイナ以外で選出するならウーラオスだろう。どちらの型も「ドレインパンチ」や「つるぎのまい」、「きあいだめ」、「てっぺき」を覚えられる。更に、「いちげきのかた」ならあく複合なので「サイコファング」を無効化できる。

またはローブシン。こちらは「ビルドアップ」と「きあいだめ」、「ドレインパンチ」を覚えられる。ただし特性「ちからずく」だと「ドレインパンチ」で回復できないので注意。

そしてナゲツケサル。覚えられる技がローブシンとほぼ同じで、尚且つこちらは「ひやみず」を覚えられる。

もっとも、方や伝説のポケモン、方や通信交換で進化、方やバイオレット版限定と準備しにくいのが難点。

  • 物理耐久が低いむし・フェアリーポケモン

「サイコファング」が採用された一方で懸念されていた「いわなだれ」「メタルクロー」は採用されなかったため、安心して居座る事はできる。

しかし、弱点は突かれなくても「ちからずく」補正が乗った物理技で受けるダメージは馬鹿とならないため、物理耐久に自信がないむしやフェアリーはお勧め出来ない。

例えばサーナイトニンフィアハバタクカミの3匹は防御種族値がニンフィアとサーナイトで65、ハバタクカミで55と低過ぎる上に、防御バフがニンフィアは「のろい」と「リフレクター」のみ、サーナイトは「リフレクター」のみ、ハバタクカミに至ってはリフレクターものろいも覚えないという心許なさが足を引っ張る。例え防御努力値を極振りしても、高威力攻撃で即死やジリ貧もあり得るため非推奨。(というかそもそもとして「サイコファング」があるためリフレクターによる受けが不可能)。

このように、タイプ相性は良くとも種族値や使えるバフ相性が最悪なポケモンも少なくなく、しっかり考えて選考しなければならない。

無論「アクアブレイク」や「かみくだく」、「サイコファング」、「れいとうパンチ」、「じしん」で弱点を突かれるポケモンは論外である

少なくともイーユイとディンルーは「アクアブレイク」で弱点を突かれてしまうため候補外となる。

パオジアンは弱点を突かれないが、弱点を突かれるか否かに関係なく、特性で味方の防御を下げてしまうため論外。

残るチオンジェンも「れいとうパンチ」で弱点を突かれるため、やはり選出するべきではないだろう。

当たり前であるが、今回のレイドはテラスタイプがあくであるため、タイプ一致エスパー技は無効化され、逆にテラスタイプ一致あく技で瞬殺されかねないので論外。

あく等倍であってもエスパーポケモンは全体的に防御種族値が低いポケモンが多く、テラスタイプ一致あく技で受けるダメージも馬鹿にならない(特にサーナイト)。

まずいないであろうが、あく4倍のいましめられしフーパルナアーラ月食ネクロズマこくばバドレックスを出すなどもっての外

なお、ミュウラティアスは「ミラータイプ」を覚えるのでこれを使えばオーダイルから弱点を突かれないタイプへ変更出来るが、あく弱点を消すためだけに「ミラータイプ」で技枠を1つ潰す位なら最初からオーダイルに弱点を突かれないポケモンを採用すれば良いだけの話である。

そもそも「ミラータイプ」が採用されているかは他プレイヤーには判断出来ない上、テラスタイプがあくのポケモンに対してあく弱点のポケモンが出るとマルチでヘイトを買うのは火を見るより明らかである

尚、マルチで戦闘可能なカラマネロは除外である。

エスパー同様、テラスタイプ一致悪技で弱点を突かれて瞬殺されかねないので論外。

あく等倍であってもゴーストポケモンは全体的に防御種族値が低いポケモンが多く、テラスタイプ一致あく技で受けるダメージも馬鹿とならない(特にハバタクカミ)。

なお、ゲンガーはミュウ等同様「ミラータイプ」を覚えるがエスパーの項目でも述べている通り、同様の理由で別ポケモンを使用した方が良い。

いずれもみず・こおり技で弱点を突かれるので論外。ただし、はがね複合ヒスイヌメルゴンとブリジュラスは「れいとうパンチ」を等倍で受けられるため例外

また、コライドンも特性「ひひいろのこどう」でアクアブレイクのダメージ軽減、および物理面に強い耐性がある上に「ワイドブレイカー」と「ビルドアップ」を覚えるため、育成・対策次第では攻略可能ではある(素のすばやさ種族値も高めで余裕で先制できる)。

カイオーガペリッパー等が該当するが、利敵行為となりかねないので論外。

カイオーガ以外を別特性に変えてサポートとしようにも「あめふらし」のイメージが強く、選出段階で忌避されがち。

オーロンゲなどが該当するが、オーダイルが悪テラスタルしているためオーダイルを対象とした変化技が効かない。

オーダイルを対象としないなら問題ないが、デバフ役としての採用はやめておくか、別の特性に変更しておこう。

オーダイルが覚えている「サイコファング」は壁を破壊する効果がある。よって、メンバー次第ではあるが1ターン無駄に消費しただけに終わる可能性があるため非推奨。

報酬

これまで通り6V且つ隠れ特性持ちオーダイルを入手出来る。初回のみわざマシン108(「かみくだく」)ととくせいパッチが確定ドロップし、この他テラピース、「とくせいカプセル」やパッチ、ドーピングアイテム、「けいけんアメ」・換金用アイテム・秘伝スパイスなどがドロップされる。

オーダイルはオス固定で性格はいじっぱり固定。技構成は「かみくだく」「アクアブレイク」「れいとうパンチ」「サイコファング」

余談

オーダイル登場によりジョウト御三家も全員がレイドに揃うこととなり、同時にみず御三家のトリを務める大役を得たものの、御三家最強レイドの大トリは惜しくも逃してしまった

これにより、御三家の最強レイド最後の1匹は(パルデア御三家を除くと)ドダイトスであることが確定となった。

……あくまで御三家内での話であり、今後イベント関連の特別な最強のテラレイドバトルや復刻の可能性も十分に考えられる。

(テラレイドバトル以前に本作が2周年目を迎える11月であること。昨年同時期には「最強のヒスイバクフーン」が登場、その後1周年記念として「最強のイーブイ」が登場している。)

関連タグ

最強のテラレイドバトル オーダイル

★7テラレイドバトル

最強のゴウカザル最強のオーダイル→???????