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科捜研の女の編集履歴

2020-01-16 03:23:40 バージョン

科捜研の女

かそうけんのおんな

テレビ朝日、東映制作のサスペンスドラマで、1999年の放送開始から2019年までの20年間で18シリーズ、スペシャル12本が制作され、安定した視聴率を獲得している人気シリーズである。番組20周年とテレビ朝日開局60周年となる2019年のシーズン19にて一年間の放送が決定した。

概要

京都府警科学捜査研究所を舞台に、DNA鑑定・画像解析等を駆使し犯罪を解明する法医研究員・榊マリコの活躍を描く。なお、世界的に有名な「CSI」シリーズより開始は1年早い。

1999年から2002年まで4シリーズが毎年連続して制作された後、1年のブランクを経て2004年から再開した第5シリーズからはタイトルが『新・科捜研の女』となった。2007年は制作されず、2009年の第9シリーズ以降は『科捜研の女』に戻った。

そして、2015年10月の第15シリーズ開始時点において「日本の連続テレビドラマ史上で最も長期間継続して続編が製作されているドラマ」となっており「同一人物による主演・同曜日かつ同時間帯での放送」という面においても、最長の記録を持っている。

年を追うごとに平均視聴率を上げ、単発の2時間スペシャルでは15%以上の視聴率を記録するなど安定した人気を保ち、再放送も全シリーズが不定期にテレビ朝日や各地方局で行われている一方で、2019年現在、第7シリーズ以外DVDが発売されていない(一部では「初期にも用いられた他作品の流用音源が原因ではないか」という説が唱えられているが、真相は不明)。

10年以上の長寿ドラマである為に登場人物の出入りも多く、演出・設定などにも変化が見られ、第4シリーズまではコミカルな要素が随所に盛り込まれていたが、第5シリーズ以降はほとんど無くなった。


また、第5シリーズ以前及び第15シリーズはメインキャラの反発が多く描かれていたが、第6シリーズ以降はほとんど反発もなく皆で協力し事件を解決する傾向が強い。


第15シリーズ第8話は6分拡大(20:00-21:00)し、放送時の後続番組である『木曜ドラマ・スペシャリスト』とのコラボレーションを行った(同ドラマとの接続はステブレレスで、この時点では「他作品のコラボレーション」としても「次番組とステブレレス接続」としても初であった)。

他には本作の科捜研の存在が匂わされていた『遺留捜査』第5シリーズの最終回に榊マリコがゲスト出演、『刑事ゼロ』の時矢暦彦が本作の2019年の正月スペシャルにゲスト出演した(ただし、他のテレ朝ドラマ同様世界観を明確に共有しているわけではない)。

また、スタッフなどが共通する「相棒」等で登場するエルドビア共和国などの国名が本作でも出ることがある。


2019年に20周年を迎え、シーズン19は2019年4月から2020年3月までの1年の期間放送されることが発表された。これは近年のテレ朝としては珍しい傾向(30分枠ならスーパーヒーロータイム枠がこの傾向であるが、1時間枠はほぼ組まれていなかった)であり、この間は他の「木曜ミステリー」の作品は「日曜プライム」などの特番枠で単発スペシャルが放送される事になる。


特オタ的に見れば塚田英明プロデューサーを始めとして東映特撮の関係者も多く見られるのも特徴だろうか(なお、本項ではそれに該当する人物はリンクにその要素を準えた上で解説していく)。


あらすじ

榊マリコは京都府警科学捜査研究所に所属している法医学研究員である。「科学をつかない」を信条とし、研究所のチームと共に、最新技術やデータを武器に数々の事件を解決に導いていく。科学を信じる彼女は警察組織の論理、科学捜査を嫌う刑事達や時には同僚たちとも反発するが決して自分の信条を曲げることなく、真実を追い求め続ける…

登場人物

作風ゆえに科捜研及び捜査一課が中心。

科捜研のキャラクターはスカウト等による異動といった形での退場が目立つが、刑事は近年でもシーズンを跨いで登場していたキャラクターが殉職という形で退場することもあるので油断ができなかったりする。

レギュラーの中には過去に別役で出演した人物が多く、上述の通り特撮出演者も多い。

※注意:以降は「主人公及び主要人物」を中心に記述し、過去に登場した人物に関しては「物語の根幹に関わる」事を優先して記述していくものとする。


主要人物

榊マリコ-演:沢口靖子

かそうけんログ・1

本作の主人公字幕放送で黄色表示)。

科学捜査研究所の法医学研究員で血液型はB型。

バツイチ(元夫は京都府警の刑事部長だった倉橋拓也)で仕事一筋の女性で、仕事の確かさはFBIで学んでいる。一旦走り出すと何事も顧みず負けず嫌いな性格からか、孤立してしまう部分もある。作風の変化もあり現在では周りの理解も多く得られているがその熱意に巻き込まれて科捜研がブラック化しておりそれ自体には他のメンバーから苦言が出ることも。

冷静沈着な性格で自身が事件に巻き込まれたり犯人に捕まえられたことが何度かあるが基本的に落ち着いた対応をしており、場合によってはそのまま仕事に戻ることすらある。

事件解決後に事件関係者の心情に配慮することも多いが、普段はあまり空気が読めない。

料理が苦手で、見た目はよくてもは酷いらしく、無口の研究員に「まずい」と言葉を漏らさせたほどで、主食カップラーメンがほとんど。しかし遊びに来たや、同居し始めた父のおかげで食生活は良くなった模様。

アパートや順子、母や父と同居していたが現在はマンションでの一人暮らしで部屋も片付いている。

なお、シリーズの長期放送による作風の変更により、人物像がコミカルなキャラクターから真面目人間に変更されている。そのためシーズン5以前についてはあまり言及されないが設定自体は残っておりバツイチ等に触れられることもある。


土門薫(第5シリーズ〜第19シリーズ24話)-演:内藤剛志

ついったーお題プラスその他

本作のもう一人の主人公(字幕放送では水色表記)。

京都府警捜査一課の刑事階級巡査部長警部補

犯人逮捕に全力を尽くす熱血刑事。科捜研を信頼しており、しばしば榊マリコと協力して犯人を追い詰めていく。

刑事ゆえにマリコの方針とは異なる捜査をしたり、マリコが犯人に同情的な態度を見せると否定する(大抵はマリコもそれに同意するが)と時にはマリコと違う立場を見せるが互いに強い信頼で結ばれている。

上層部が指示する組織的行動(近年では藤倉刑事部長の発言など)には反発することが多い。

第5シリーズではラフな格好で関西弁京都弁?)を話す粗暴な刑事で、「アメちゃん」と称するドロップ缶を常備していた。

一時期(第5-第10シリーズ)科捜研に所属していた土門美貴は妹。

なお、第2-第4シリーズにかけて科捜研のメンバーとして登場した「武藤要(むとう・かなめ)」に顔がそっくりであるが、彼との関係は不明…だったのだが、2018年のスペシャルにおいて武藤が再登場した際には「土門に似ている人」として(公式に)ネタにされた(両者に直接会っているマリコのみ、似ていると思っていない様子のリアクションをしている)。

何?警視庁捜査一課長にもそっくり?何のことやら…

2019年の正月スペシャルではその前のシーズンで異動を思わせる描写、CM等で最後の事件とされる描写、更には放送前から大事なお知らせがあると告知されるなどついに退場、或いは殉職かと噂されたが、異動は取り消し、復帰が危ぶまれる大怪我もリハビリ次第で可能かもしれないという形で落ち着きその後復帰している(なお大事なお知らせ自体は上記のシーズン19の1年間放送だった)。

しかしシーズン19中途にて京都の警察学校の教官を打診され、これを受け京都府警を離れた。


関連タグ→どもマリ


京都府警科学捜査研究所

日野和正(第5シリーズ~)-演:斉藤暁

科学捜査研究所所長(妻子は東京におり単身赴任)。専門は筆跡鑑定。

頭髪は後退気味(頻繁に美貴からオデコを叩かれている)。見た目はいい加減だが、実は正義感が強く、情に篤い男。一人称は「僕」。

2011年のスペシャルによって所長に就任するが所長の威厳はあまりなく、マリコの暴走の割を食う事が多い。それでも所長としての仕事はこなしており、陰で職場の空気の緩和に腐心しており一直線過ぎるマリコを諭す数少ない存在である。

かなり太っており、典型的なメタボ体型(いつも何かを食べていて、第6シリーズからは肥満を気にしておりカロリー計算や食事制限をしていたが、最近は諦めた様子)。捜査が深夜に及んだり徹夜になると、お菓子やインスタント食品を広げている。

なお、第1シリーズに登場していた「榎戸輝男(えのきど・てるお。彼も科捜研に在籍していたが、所長になっていない点で異なる)」という人物や電磁戦隊を生み出した某組織にいる「通称・久保田のおっさん」によく似ているが、彼らとの関連h(ry


宇佐見裕也(2011年スペシャル~)演:風間トオル

科学捜査研究所研究員。専門は化学

以前は航空科学研究所に勤務し、航空テロなどに備えた爆発物の研究をしていたが、父を亡くしたばかりで独り身になる母のことを思って京都に帰省し、京都府警科捜研の採用試験を受験し採用された。激務な勤務の合間を縫って母親の介護をしている。

気象海洋などの航空安全に関する知識に長けている。近年では様々な知識を持ち合わせ、マリコの意図に気付いたり、呂太の専門用語ばかりで要点が全く掴めない話すらみんなに通訳したりと気の利く万能知識人となりつつある。

また、お茶に造詣が深く、しばしば淹れたてのお茶を所員たちに振る舞っている

かつては父親と母親だけでなく大学生になる妹もいたが、過去に起きたある連続殺人に巻き込まれて被害者として殺されている(後に模倣犯の出現によって、真犯人は逮捕される)。

某高校理事長の親友だった科学者にそっくりだが気のせいである…が、第15シリーズのSPでその科学者の息子のそっくりさん)が登場し、直接対面はなかったが科捜研内のホワイトボードに写真が張り出される形で同じ画面内に揃うことに。

なお第7シリーズ(新・科捜研の女3)にも彼にそっくりの「香月誠一(かつき・せいいち)」という弁護士が事件の容疑者として登場していたが、彼との関ry


橋口呂太(第16シリーズ正月SP~)-演:渡部秀

相馬に代わり配属になった物理専門の研究員。下の名前は「りょうた」などではなく「ろた」(マリコに「ロタウイルス」と言われた事もある)。ボサボサ頭(第17シリーズからは小奇麗になっている)で食い意地が張っているがゆっくり食べる派。

ハイテクに強く科捜研内のPCを説明なしに使いこなしているが、ご遺体には耐性がなく絶叫するほどドビビリ(直接対面しない分には大丈夫なようだが…)。

誰にでもタメ口で話す気安い性格で、あろうことか藤倉部長に対してまでタメ口を聞くほど。礼儀に欠けるところは所長や涌田からも窘められたが、亜美曰く「慣れました」と言わせるほど手の施し用がないほどである。作品においてこのような強めの性格設定は以降落ち着く傾向があるが彼の言う「個性」の通り未だにやや失礼な態度は変わらず、相馬や秦乃ら再び科捜研に顔を見せた先輩達をも戸惑わせている。

髪の具合次第では某ちょっとの小銭と明日のパンツがあれば大丈夫な旅人にそっくり? 気のせい気のせい。


涌田亜美(第13シリーズ第3話~)-演:山本ひかる

泰乃に代わり新たに配属された研究員。 木島の大学時代の後輩

就職活動に失敗し、ネットカフェで寝泊まりをしながらバイトをしていたが、このたび晴れて京都府警科捜研に配属された。

コンピューター関連の知識は非常に詳しく、科捜研メンバーとの顔合わせでは「明日から初期化して頑張ります」、事件現場への初臨場の際には「(はじめて遺体を見て)すみません、フリーズしていました。再起動します」と発言するなど、発言にパソコン用語が混じる傾向があるが、割と早々にこのキャラ付けは無くなった。呂太や相馬ほどではないが相手を選んで敬語や礼儀を示すタイプであり、特に所長の日野に対しては割とぞんざい。但し、日野に対して父の様な接し方で親しみの方が先走っている模様。

褒められて返答する際の口癖は「恐縮です」 初めて解剖に立ち会った際には、初対面だった風丘にアイドルを彷彿とさせるような自己紹介をした。ちなみに「彼女に顔がそっくりの、どこぞの探偵事務所所長とは違い、スリッパでツッコんだりすることはないが、なぜか第14シリーズの第2話で質問を拒否されるアクセルな警察官(のそっくりさん)と対面した。


京都洛北医大

風丘早月(第8シリーズ〜)-演:若村真由美

洛北医大の医学部病理学科法医学教室の教授・亜矢と息子・大樹の2人の子持ち。

法医学担当であるマリコとは何度も顔を合わせており仲がいい。しかし、科捜研でもないのにマリコから無茶振りをされ続けておりあまり感謝もされないという苦労人でもあり本人は愚痴を言うことはあっても諦めている節がある(珍しく感謝されると更に仕事を依頼されたり事件に巻き込まれたりしている)。

解剖結果などを科捜研に持ち込む際には、ほぼ必ず差し入れお菓子ケーキなど)を持って来る。 基本的には明るい性格でプラス思考な人だが、廊下をドタバタと走り回っていたり間違えて男子更衣室に入ったり、息子の婚約者に実は本命の男が他にいて金蔓にしようとしてると勘違いするなど、そそっかしい一面やおっちょこちょいな一面もある。呂太や相馬は差し入れを独り占めした挙句にタメ口の2人には地味に嫌厭している。

また、科捜研での雑談が事件解決のヒントになったことも。

初登場時から「(は)捨ててやったの」と振舞っていたが、のちに発見された白骨遺体が夫(数年前に行方不明になっていた)だと判明して以降は時折トラウマとして抱えるようになってしまう。

また、「大切な人を失った」という共通点から、第11シリーズ11話の事件で落ち込んでいた宇佐見の自宅まで差し入れを片手に励ましに向かったり、別の事件では兄を殺された成尾蒼という遺族の事情聴取に協力している。


京都府警

蒲原勇樹(第15シリーズ~)-演:石井一彰

負傷し内勤に異動した木島に替わり、土門の部下となった捜査一課の新人刑事(階級は巡査部長。登場時点では所轄署から配属されたばかりだった)。

佐妃子の元部下。佐妃子を尊敬しており、彼女の行うことは全て正しいと信じていた。

当初は一課への異動を不服に思っていたが、土門やマリコに諭され、次第に自分の正義を探したいと考えるようになる。

その後、佐妃子が殉職した際は悲しみに暮れるが、マリコの説得で立ち直って土門と共に事件解決に向けて動き、事件解決後は犯人グループによって奪われた佐妃子の所持品(遺品)を見て涙を流す。


関口楓(第12シリーズ第7話~)-演:吉井怜

鑑識課の警察犬担当者。パートナー犬はラッシュ。


藤倉甚一(第13シリーズ~)-演:金田明夫

京都府警鑑識課長。佐久間の辞職後、後任の刑事部長に就任する。階級は警視正(番組公式サイトでは警視となっている)。

奈良県警鑑識課から異動してきた、鑑識畑一筋で現場第一主義。

「鑑識や科捜研はあくまで裏方」と考え、捜査に関わっていくマリコたち科捜研の行動を邪道と思っており(第13シリーズ終盤の事件では妨害行為に近い自身の行動と様々な要因が重なって事態が悪化してしまった)、科捜研や部下である土門とは対立し続けている(が、度重なる藤倉の恫喝まがいの発言に対し、当のマリコは意に介しておらず、土門に至っては面と向かって反論する事が多い)。但し、過去の経験から冤罪を嫌っている事に由来し、悪く言えば過ちがない事を前提に捜査で奔走する二人を危うんでいるためで、決して私情を挟んでいる訳ではない

しかし、シーズンを重ねるにつれ、ある意味でマリコ達に協力する姿勢も見せるようになり(ある事件では科学のみで犯人を割り出した科捜研の実力を認めつつも土門達の努力を無駄にしないために犯人に全てを気付かれることを覚悟で犯人のDNAの入手経路を提案した上で入手出来るように動いたり、相馬達が違法捜査を犯した際は咎めながらも犯人を見つけるために見逃すなど)、特に第15シリーズの正月スペシャルの終盤では容疑者を負傷させたりするなどの暴走を加速している佐妃子にお手上げ状態となって遂には「彼女の暴走を食い止めてほしい」と土門とマリコに対して嘆願した上で頭を下げていた。

第19シリーズの19話では、彼とは昔馴染みの巡査が殺人に関与していると疑われ、この事件の捜査に公平性を保つべく自ら捜査の指揮を外れる決断を下したが、鑑識の報告書に違和感を感じた彼が勤務時間外に独断で事件現場を調べるも、マリコに見つかり事の次第を彼女に明かす。すると彼女の発案により、彼自身が鑑識作業の再現(この時マリコは彼の弱みを握った訳ではないものの「今から刑事部長には道具になってもらいます」「藤倉"鑑識員"」などと半ば悪乗りに近い発言をしている)を1人で行い、それによって鑑識の報告書が改竄されている(ある鑑識員が自分の不注意で証拠物件を汗で汚染してしまい、それを恐れて別の証拠を上書きしたというもの。なお、その証拠物件自体は発見されて捜査自体に支障が出る事は無かった)事に気付き、その巡査の無実を証明した。

また、違法捜査や隠蔽などの間違ったことを嫌っており、実際に第15シリーズの最終話で佐妃子が行った違法捜査をマスコミに対して伏せることなく全てを公表している。

現在では厳しい発言や立場ゆえの態度は見せつつもマリコや土門に協力的なことが多い。

なお、こちらも警視庁にそっくりさん(土門刑事のそっくりさんの部下)がいるようだが勿論関係は…と言いたいところだが第16シリーズにおいて「必ず、ホシを挙げる!」とか言い出してしまった。おいおい。

さらに売れないお笑い芸人令和の1号ライダーに初変身する所を芸人潰しのフォローを行うヒューマギアと共に立ち会った…のかどうかは皆さんのご想像にお任せしよう。


佐伯志信(第12シリーズ~) -演:西田健

京都府警本部長。

ハムスターから戻れなくなりながらも忍術学校の館長をしていた気がするのはしつこくも気のせいである。

また、こちらも警視庁に「本淵 陽(ほんぶち よう)」という彼そっくりな制服警官(しかも職場の名前が「佐伯」)がいるらしいが、その関係を気にするのはもはや野暮かもしれない。


堀切徹(第19シリーズ25話-) -演:中村俊介

京都府警生活安全部サイバー犯罪対策課捜査官。新たに設立される「広域サイバー対策係」に蒲原共々異動の内示を受け、共に捜査に乗り出す。物腰の柔らかい土門とは違うタイプの刑事。

警視庁の特捜班主任夫人の元ルームメイトにそっくり?何のことやら…


過去の登場人物(一部)

京都府警科学捜査研究所

榎戸輝夫(第1シリーズ)演:斉藤暁

森村茂(第1シリーズ)演:佐戸井けん太


小清水司(第1シリーズ)演:橋本さとし

ファイヤーコンボイテリー・ボガードキム・カッファンの物真似が出来そうな雰囲気だが、気のせいである(まあこのドラマ、ケンスウサムスピの美形キャラ等やらできそうな人とか、京の親父とかできそうな人なども出演したが)。


奥田奈々美(第1シリーズ)演:小林千香子

高野美華(第2シリーズ)演:羽野晶紀

染谷優(第2シリーズ)演:川岡大次郎

武藤要(第2シリーズ〜第4シリーズ)演:内藤剛志

宮前守(第3シリーズ〜第6シリーズ)演:山崎一

鶴田幸太郎(第3シリーズ、第4シリーズ)演:遠山俊也

白鳥望湖(第3シリーズ)演:長江英和

無口な巨漢の科捜研メンバー。細かい作業が得意であり、前半の男性レギュラーにしては珍しく態度もマリコに協力的。

小向光子(第3シリーズ〜2008年スペシャル)演:深浦加奈子

久保敦夫(第4シリーズ)演:尾崎右宗


土門美貴(第5シリーズ〜第10シリーズ1話、第17シリーズSP、第19シリーズ23話)-演:加藤貴子

土門薫の妹。科捜研退職後は東京でカウンセラーに。

断じて野座間製薬に勤めて新種生物の子供を養育してたりなどしていない。そうであってほしくない。


乾健児(第5シリーズ〜第11シリーズ第8話)-演:泉政行

マリコに顎で使われていた物理研究員。家族の介護をするために休職も断り退職したが、その後の動向は不明。

容姿は似ているが、オルフェノクに変貌したりしないし、たまたま姓が同じである猫舌のフリーターとは親類ではない


榊伊知郎(第6シリーズ〜2011年スペシャル)-演:小野武彦

マリコの実父。日野の前任の科捜研所長を務め、後に京都を離れて科学鑑定監察官に転身。

娘に甘い父親だが、監察官として京都に戻ってきた際には親子の情に流されることなく監察を務めた。

過去に鑑定の依頼に対し、鑑定結果の提出までしか責任をとらず、裁判で結果が適切に扱われるかまでは責任をとらなかった結果、逆恨みもあるが不幸にさせてしまった事が2度あり、命も狙われた経緯がある。


吉崎泰乃(第10シリーズ〜第13シリーズ3話、第19シリーズ25話)-演:奥田恵梨華

民間から研修できていたが後に正式に所属する。サイバー犯罪対策課へ異動を迷っていたが事件をきっかけに決意した。宇佐美に惚れていたのだが告白はできずじまい。

後に堀切の同僚として科捜研を再び訪れる。


相馬涼(第11シリーズ第9話~第16シリーズ第8話、第19シリーズ第3話)-演:長田成哉

乾の後任。悪意はないものの空気が読めない性格でリアクションも大きい悪い意味での最近の若者的なキャラ付けがされている。もっとも、時には彼以上に空気が読めない上に周囲を振り回すマリコの存在もあってツッコミ側に回ることも多い。マリコとは師弟のような一面もあった。

野性解放する戦隊に助けられたことがあった気がするがやはり気のせいである。関西弁を話す7人目の騎士でもあろうはずもない…。

京都科捜研退職後はカナダの科学捜査機関へと渡ったが、後に現地で意気投合した親友の殺人事件に絡んで科捜研に協力する。


京都府警察本部

木場俊介(第1シリーズ〜第4シリーズ)演:小林稔侍

前半のシリーズの登場人物。当初は科学捜査を否定していたが、この手のドラマにありがちな頭ガチガチの無能警官と言う訳ではなく、経験に裏打ちされた洞察力で人の嘘を見抜いていくベテラン。

マリコの正義感に大きく影響を与えた人物で、被害者が犯人より悪質だった事件で心が折れかけたマリコを慰め、更にマリコは安易に鑑定結果だけ信じる危うさと科学捜査のあるべき姿を自覚する事になる。彼を慕う刑事は非常に多い。

妻は事件に巻き込まれ、死亡している。

第4シリーズ最終回にて、警察内部の不正を調査中に殉職してしまう。

ちなみに苗字の読みは乾君のそっくりさんとは違い「こば」である。


倉橋拓也(第1シリーズ)演:渡辺いっけい

マリコの元夫。

吉田大輔(第1シリーズ)演:小林隆

城丸準子(第1シリーズ、第2シリーズ)演:伊藤裕子

有賀行雄(第2シリーズ)演:松井誠

石橋秀樹(第2シリーズ)演:松田朗

大森泉(第2シリーズ)演:小林千晴


上原純二(第3シリーズ)演:葛山信吾

マリコに体よくこき使われていた警官。第4シリーズ最終回にて、再登場している。木場の極秘捜査に協力していたため、木場を殉職させた始末屋に襲われ、絶体絶命の危機のマリコを救出する。

容姿が似ているとはいえ長野県警から出向してきた訳ではない

なお、後シーズンでレストランを経営する似た人が出てくる。


黒井千佳(第3シリーズ、第4シリーズ)演:小林千晴


新山智美(第4シリーズ)演:榊英雄

過去に親友が母親を殺し、平然と自分と接して逮捕されたため、性悪説と人間不信に凝り固まり、とにかく動機がある者を皆疑う典型的な刑事ドラマの「味方側の悪質警官」に近い。

容姿が似ているとはいえ、のちにエネルギー管理局特命部に転職したわけではない


三浦(第4シリーズ)演:細川純一

正宗岳尋(第4シリーズ)演:小木茂光


杉内亮(第5シリーズ)演:半田健人

どこぞのクリーニング屋に居候している夢のない男と容姿は似ているが、気のせいである。

だから「科捜研の乾くん」はこっちじゃないんだよ!


寺原智則(第5シリーズ)演:溝呂木賢

杉内を居候させているわけではない。気のせいだって。


谷口朝男(第6シリーズ)演:丸山智己


木佐貫直巳(第6シリーズ、第7シリーズ)演:森本亮治

容姿は似ているが、「ハートのエース」で変身する仮面ライダーでもあるジョーカーでなければ鯛焼き名人でもない


佐久間誠(第5シリーズ〜)演:田中健

藤倉の前任にあたる刑事部長。綺麗好きなのかゴミ取りローラーでデスクを掃除することが多い。

立場上マリコたちとは対立することもあるが、身内の不祥事を隠蔽することに難色を示すなど良識ある一面を見せたり、捜査に協力することも多かった。最終的に冤罪を助長した責任を取り、マリコの処分を軽減するために自ら辞職を遂げた。第18シリーズでは回想シーンでゲスト出演している。

マリコが女子大生時代に東京で知り合った新聞記者ではないマリコの兄っぽい人物が犯人として登場した気もするが、関係あるはずがない。


権藤克利(第10シリーズ〜第12シリーズ6話)演:高橋光臣

「チーフ」と呼ばれる熱き冒険者に似ているが、気にしてはいけない。

親友の元同僚がときめきの白眉にそっくりなのも(妹も後のゆらめく霞っぽいのも)気にしない。

元同期の疑惑を独断で調査するもその元同期の妹を守るために犯人に刺され最後まで手がかりを残しながらも殉職する。


木島修平(第12シリーズ第6話~第15シリーズ1話)-演:崎本大海

土門を所轄時代から尊敬している。爽やかな好青年と言った感じで科捜研にも最初から協力的。拳銃で撃たれ負傷し内勤となった。

沢芽市で行方不明になったダンスチームのリーダー飛電のAI俳優に似ているが、無論気のせい。


落合佐妃子(第15シリーズ~)-演:池上季実子

京都府警組織犯罪対策部三課の捜査官。

「銃器薬物のクイーン」の異名を取るエリートだが、その捜査方法には独断専行が強く、時には捜査対象を平然と悲惨な目に合わせる面がある(そのため「死神」と影で囁かれている)。都合の良い結果を作り出すためにマリコに捏造した証拠を渡したり、他の部署や事件関係者を(捨て駒と言う意味も含めて)駒扱いして連携は良くない。

藤倉にもそれを戒められるが、それは土門(とマリコ)が行ってきた捜査にも通じ、極論を言えば、『命を懸けて信念に殉じる』ことを盾にした正義の負の面を象徴する存在だといえる。

第15シリーズ最終話で犯人に撲殺され殉職してしまうが、自身の経歴(藤倉が暴露した自身の違法捜査)と命を賭けて証拠を残している。この話の中では信念と共に散ったと言えるが、責任転嫁や棚上げも多い上に、土門やマリコと違って犯罪の撲滅や縮小より犯人の逮捕や麻薬の取り締まりに向いているため、一般的な正義感からは乖離している。一応、罪を犯してない一般人には危害が向かない様にしているが、犯罪者なら傷付いて構わないらしく、改造拳銃の自爆を誘導させた事がある。



京都医大・京都洛北医大

西大路恵(第1シリーズ)演:一路真輝

米倉太(第3シリーズ〜第7シリーズ)演:草川祐真



その他

榊いずみ(第3シリーズ、第4シリーズ)演:星由里子

友田香織(第2シリーズ)演:今村恵子


制作

東映 テレビ朝日


余談

度々登場する「拡大鮮明化して」はシリーズを代表する台詞としても定着しており(視聴者からも技術的な面でのツッコミがあったりお約束として認識されている)、LINEスタンプになっていたり、BGMの一つが後述のサウンドトラックでは「拡大鮮明化された真実」だったりする。


Season3から劇伴を作曲している川井憲次氏がサウンドトラックに寄せた文によると、今までに作ったすべての曲(担当開始から10年間で作った曲だけでも合計160曲以上あり、CDアルバム1本3枚組でも収まらないと主張していた)を収録したかったが、収録時間の都合でそれがかなわないため使用頻度の高い曲を優先した上で、残りを自身の趣味で選曲したというが、2019年時点で既に3本(通算枚数が3枚。なお、現時点では2019年にリリースされた3作目のみ各種音楽サイトでも配信されている)あり、ファンの間では「時間がかかっても良いから全曲網羅してほしい」「CDが駄目ならデジタル配信でも良いから未収録曲を出してほしい」「そもそも3作目がデジタル配信されてるのに1作目と2作目もデジタル配信しないのは不公平だ」などといった声が根強い


ちなみに「仮面ライダービルド」の劇伴も川井氏の担当のためか、本作の劇伴と混ぜるな自然というか「フルボトル的な意味で)ベストマッチ」だと冗談交じりにネタにされる事がある(ビルド側のメインテーマのメロディーラインが「科捜研のテーマ」を彷彿とさせるなど)。


嘘予告…といかないまでも次回予告で出てきた要素が実際はあまり関係ないことが時々ある。

例:「マリコ、海外へ!」→空港に帰ってくるシーンから始まり本当に行っただけ、「息子登場!?」→事件関係者の子供と土門とマリコが歩いていただけ


仮面ライダードライブ」にて、警視庁科捜研に「マリコ」という名(字は違う)の女性所員が登場した。


遺留捜査」では京都府警に移って二年目(同作は元は別時間帯での放送であり、本番組の枠になったのはSeason4からである)のSeason5にて同作の主人公である糸村が「京都府警の科捜研は現場に出るって噂」などと発言。明らかにマリコさんのことだろうが、世界観がつながってるのかは不明…と思ったらシーズン最終回でよもやの登場を果たすことに。なお、5話にはマリコの親父さんによく似た人、また7話では木島君によく似た人が事件関係者として登場した。


刑事ゼロ」(本作と同じく京都府警が舞台の刑事ドラマ)でも、2019年正月SPにて主人公の時矢暦彦青い幽霊ライダーに変身する主人公のライバル父親そっくりさん)が先立ってゲスト登場している。なお、同作には権藤君のそっくりさんがキーパーソンとして登場する。

最終回では藤倉という人物の名前が出たが刑事部長のことだろうか・・・


本番組のスポンサーでもあるヤマザキビスケットのCM(マリコを演じる沢口氏が本作以前というかヤマザキナビスコ時代からイメージキャラを務めている)でSeason19以降に放送されているバージョン(現時点で3本あり、ここでは便宜上CMの舞台から「科捜研編」「取調室編」「差し入れ編」と仮称する)が存在し、日野所長・亜美・呂太・宇佐美(全バージョン共通)・蒲原(取調室編のみ)・風丘先生(差し入れ編のみ)といった面々が出演しているが、肝心のマリコ(ただし台詞で名前のみ登場)や土門などは何故か登場していない。


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ドラマ 作品名 京都

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