おそ松
おそまつ
概要
CV
実写版
中島陽典(月曜ドラマランド)
高崎翔太(舞台版『おそ松さん』)/井澤勇貴(舞台版『おそ松さん』のF6)
『おそ松くん』及びその派生作品に登場する主人公で、6つ子の長男。本名は松野おそ松(初期設定やパラレルでは異なる場合がある)だが、pixivではこちらのタグで登録されている事が多い。
名前の由来は"お粗末"から。
プロフィール
※1 他の5人も共通の設定となっている。
※2 『おそ松さん』以降の設定。
人物像
おそ松くん
「おそまつ様でございました~!」
松野家の長男にして、六つ子のリーダー。
食いしん坊で、ひとを出し抜くなど
要領の良さはあるものの、兄としては
頼りがいがないのが弟たちの不満の種。
※『赤塚不二夫公認サイト これでいいのだ!!』から引用
松野家の長男にして、6つ子のリーダー。一番ケンカが強く、食いしん坊でセコい。
兄弟や人を出し抜くなど要領の良さはあるものの、一人で暴走しては失敗し、周りの信用を失う事がある。目的の為なら女装も辞さない。
兄としてはあまり頼りがいが無いのが弟たちの不満の種。しかし、最終的にはなんやかんやで6つ子には許されたり頼られる事も多く、信頼はある様子。
別行動もするシーンも多くあり、一人で悪事を目撃して脅されたり(『恐怖の下宿人』)、誘拐されかけたり(アニメ49話)と危険な目に遭う事も。
別行動中におそ松以外の6つ子が両親に髪を剃られてしまった時(第1巻)に彼が自ら髪を剃り、心配をかけたお詫びとしてもらったお小遣い全てで母親にプレゼントを買ったりした。
『最新版おそ松くん』の『やりたいことをやるんだの巻』(ボンボン掲載、eBook版34巻)で余命1週間と言われた事を兄弟に話し時は「五人残るから一人減っても大丈夫」と返され(実際、おそ松が一人だけ金持ちの家に養子にもらわれていった時はリーダーが誰かをじゃんけんで決めていた)それが誤診だったと判明した時には弟達から「チキショーーーー!」と残念がられるなど長男にしてリーダーというにはお粗末な扱いも多い。
ただし、実際に病気で死を覚悟した時には他の兄弟に両親の事を頼んだり、『コルトの松』(ボンボン『おそ松のヤクザさん』eBook版32巻。詳細は六つ子(おそ松くん)の関連キャラクターを参照)では家族の事を馬鹿にされた時には本気で怒るなど、長男らしい行動も見せる。
他の赤塚作品での出演
ひみつのアッコちゃん
海水浴に来たカン吉はそこに一人砂浴をしているおそ松の頭を踏みつけてしまう。「気をつけろ」と言うおそ松に対し全く悪びれる様子なく「そんなところにねているのがわるい」と返すカン吉。海に入って遊んでいた他の5人は何事かと駆け付け「みんなでやっつけるか」という声もあがるが、そこは一応少女漫画という事もあり、6人でフルボッコなんて言う展開にはならない。だが、その直後に彼は何かを思い付く。
一方、カン吉は一緒に来た三郎が急に腹痛になり、家に先に帰ってしまい一人で浮き輪に乗って遊んでいた。そこへおそ松が現れ浮き輪を奪い、頭を踏みつけた罰として「これは貰っておくぞ」と浮き輪を持って笑う。そして返して欲しければ今夜指定した場所に来いと言った。
レッツラゴン
通常他作品に登場する時は6つ子全員で登場する場合が多いが、この作品では唯一おそ松単独での出演で、主人公ゴンの5人いた兄のうちの一人で(一番長身なのでこの作品でも長男かもしれない)故人。
この作品でも6人兄弟であったが、動物園でゴンのオヤジにトラと喧嘩させられて命を落としてしまう。
MR.マサシ
このまま放っておくと老人社会になってしまう事を懸念して、国会で『10歳以上は大人とする』というニュースを街で眺めている。
おそ松さん
「ダメ人間っつーのは誰でもなれんの。
でも、クズは努力が必要だから」
松野家の長男。
ニート、童貞。
何事もテキトーな亭楽主義者。
バカ日本代表。
※第3期公式サイトから引用
松野家の長男。ニート、童貞。
小学校6年生のメンタルのまま成長してしまった奇跡のバカ。(公式サイト)
6つ子のリーダー的存在で何かと言い出しっぺになるが、計画性は全く無い。いい加減で色々雑な性格。(公式Twitter)
藤田陽一監督曰く「あのやんちゃな性格のまま大人になった」(アニメージュ2015年10月号)。
外見
他の兄弟よりも外見上の特徴は薄めであるが、「小学生の頃から変わっていない事」「6つ子の基準である事」など、6つ子の平均である事が強調されている。この特徴は『えいがのおそ松さん』で登場する高校時代のおそ松にも受け継がれている。
他の兄弟達がお揃いのパーカー(松パーカー)以外の私服を着る姿が見られる中、彼の松パーカー着用率が非常に高いのもその為であろう。
つなぎの時は上半身部分を腰で縛っている。DVD購入特典『パジャ松さん』ではだぼだぼのスウェット姿で登場した。
6つ子の中でも表情豊かな方であるが、公式イラストなどでは歯を見せたままニヤリとした笑みを浮かべている事が多い。また、鼻の下を指でこする癖があるようだ。
その鼻は1期20話Bパートにて顔がアップになった際に松の形をしている事が分かった。また、第1期の1クール目EDテーマのおそ松ver.における2番のセリフに「鼻の辺りで分かったんだろ?」と鼻を自身の特徴として挙げている。
呼称
普段の一人称は基本的に"俺"だが、ナレーション的な場面などで稀に"僕達”などと言う事もあり、ごくたまに自分の事を"お兄ちゃん"と言う(第2期では"兄ちゃん"と言う場面も見られる)。
当初は一人称の表記が統一されておらずバラバラだったが、2016年の『フェス松さん'16』公式パンフ以降、雑誌『an・an』や漫画・小説などの書籍媒体では6つ子の一人称の表記がそれぞれ書き分けられており、おそ松は漢字表記の"俺"になっている。また、アニメコミックスでは本編で"僕"を使ったシーンも同様に漢字になっている。
弟からは"おそ松兄さん"と呼ばれる。例外的に次男のカラ松だけは"兄貴"(1期7話)と呼んだり、"おそ松"(10話~2期)と呼び捨て。一応、第1話の子供時代(白黒)やF6、2期14話『実松さん』時は兄さんをつけていたが、ニート日常時は付けないのが基本である。
また、2期7話『おそ松とトド松』では普段兄全員を"兄さん"と呼ぶ筈のトド松がブチギレて呼び捨てにした事もある。
上記のように『おそ松さん』では基本的に白黒時代も含め兄さん付きで呼ばれる事が多いが、原作の『おそ松くん』の6つ子は常にお互い呼び捨てだった。
人柄
リーダーシップに溢れるアイドルを自称し(EDテーマより)、夢はビッグでカリスマそしてレジェンド、さらに人間国宝(1期2話Aパートより)と単純にして明快。
その性格は、ギャグマンガに相応しく得てしてバカでクズである。成人を過ぎた今でも未だに無職ですぐにパチンコに行ったり、昼から飲んだりツケで飲んだりするのは6つ子共通だが、特におそ松は下品な発言をしたり、兄弟への遠慮がまるで無かったりと良くも悪くも馬鹿正直な面が目立つ。
だが、感情を露わにする事も多いながら思いやりも忘れない、裏表の無い素直な人物とも言える。
その性格の為普段はボケ役だが、ぶっ飛んだキャラクターの多い兄弟の中では比較的常識的な方であり、貴重なツッコミのチョロ松やトド松不在時にはツッコミに回る事もある。
長男としてのリーダーシップは健在なものの、幼少時代に比べると、トリッキーな成長を個々に遂げた弟達に振り回されるポジションのようである。
また、1期5話Bパート『エスパーニャンコ』で一松の気持ちを優先したり、1期9話Bパート『恋する十四松』で十四松を後押しするなど、兄らしい言動が時折見られる事も特徴である。
第1期~第2期を通して、弟達の性格には意外な一面が出てくるが、おそ松は表面的にはあまり変わらない。それでも第1期と第2期の24話を見る限り、彼なりに模索はしていたようだ。
特技・好きなもの
イヤミと一対一で戦える程度に喧嘩は強いが、2期11話『復讐のチビ太』では「俺、襲われても勝つし。喧嘩とか強いし」と強がりつつ、暗闇からの奇襲を大いに怖がっていた。
「好きな酒はビール。好きなつまみは焼きそば」とチャーハン(※イベントでのトークより)。また、競馬場で食べる煮込みも同様(1期6話)。
好きな言葉はあちらの主人公さながらの「これでいいのだ!」。ただし、第2期ではそう言った直後に袋叩きにされた第1話で言ったきりである。
ギャンブルが好き。なお、大方の予想に反しギャンブルは強い模様。特に競馬(1期6話Bパートや特番『おうまでこばなし』から)。
ただし、1期13話Cパートと1期14話Aパートでは派手に負けている為(特に後者では弟達の金もすった上での負け)、勝つ時と負ける時の波が激しいようである。
1期21話Aパートで6つ子で麻雀をした際には、守備力が皆無のごり押し型"オーラス知らずのおそ松"と呼ばれていた。その為、すぐに飛びやすいが一度ハマると長男無双と化す。
兄弟関係の扱い
「てか『長男だから』って何!?あれが一番むかつく!いや6つ子だから!みんな同い年だから!」
「けど……一応俺、長男だしな……」
(1期2話Bパート『おそ松の憂鬱』より)
1期2話では弟が聖澤庄之助をニューおそ松兄さんに仕立て上げ、2期2話『超洗剤』では弟に顔の特徴を思い出してもらえなかった。
寝る時の位置は足元から見て右から3番目。トド松とチョロ松の間。
寝相が非常に悪く、1期3話の『寝かせてください』ではチョロ松に寝惚けてキックやパンチを食らわせ、布団から引き摺り出されても眠ったままスタイリッシュに布団へ戻ってきた。
なお、第2期から一部の回では違う位置で寝ていた事もある。
喧嘩早かった過去に比べて今では基本的に兄弟達に対して少々丸くなったらしい。
しかし、逆に作中では兄弟全員から物理的攻撃を受けている(1期2話でカラ松とチョロ松に、1期16話『一松事変』で一松に、18話で全員、2期7話でトド松に)。
これについては大半はおそ松が他人に配慮せずに行動を起こした結果であり、そのデリカシーの無さを1期13話Cパート『事故?』や2期9話Aパート『キャンペーン発動!』にてチョロ松や一松から指摘された。
周囲からの人望や弟たちからの扱いはやはりお粗末のようである。
当初は上記のクズ認識もあって視聴者から「兄らしくない」とされていた彼だが、話数が進むにつれて面倒見の良さを始めとした、彼なりの兄の姿も見えてきた 。
1期7話Aパートでは、兄の存在を恥じる末弟の言葉に怒り散らさず大人の対応をしており、酷い表現や扱いをされても自責の念にとらわれ後悔するに留まっていた(ただし、その実際が、嘘を並べ立てた挙句自分達を出し抜いて合コンに行く為だけだったと判明した際は、怒りで彼のバイト先をめちゃくちゃに荒らしたが)。
7話Bパートの『4個』では4個の今川焼きを食べたさに弟達と長時間にらみ合うが、実際に弟が眠りそうになると「寝たら食べられるぞ、俺に!」と妙な励まし方をした。
1期13話Cパートにおいては、「例え変態だろうと兄弟ならば平気」といった発言をしており、兄弟間ではやたら寛大思考な事が分かる。自分のコレクションが勝手に弟達に使われていようと気にしないという。
ただし、1期16話で(次男のふりをした)弟に爆弾発言をされた時にはドン引いていた。
2期21話『ニート矯正施設』では母親から6つ子の象徴的存在として認識されていた。
※個々の兄弟間については、コンビタグ(コンビ松)の各項を参照。
イヤミとの関係
イヤミに対してやたら厳しいのは健在。
1期2話Aパートでは会うなり「お金貸して」と言い、断られると兄弟で車をボコボコにした。だが、その後はブラック工場を斡旋され、工場長の長話に困惑するはめになる。
1期6話Bパートでは、ハタ坊を殴ったイヤミに怒って殴り返した(これはイヤミが悪いが)。そして、彼をブラック工場にてイヤメタルを生み出させる金のなる木として、先程の意趣返しを行っていた。
しかし、不条理な理由で競馬で負けっぱなしのイヤミが不憫になったのか、勝つように神頼みしていたり落ちぶれた彼を慰めにいったりと優しい一面も見せている。
また、1期22話Bパート『ファイナルシェー』では、(賭け金の為とはいえ)イヤミに本気のシェーを出す事を思い出させようとしていた。
第2期では、6話Aパートにてイヤミに「反省しないといつか一人になっちゃうぞ!」と24話の自虐ネタで口撃するが、元から一人のイヤミに刺さる筈も無くブーメランで自滅した。
13話の『よいお年を』ではチョロ松と共にイヤミを理不尽にひどい目に合わせた。
23話『悩むイヤミさん』ではチビ太と共にプロデューサーに駆り出されてメタな相談をした。
2期24話と25話では、イヤミの行動がおそ松を突き動かした。
その他の対人関係
内弁慶であるのか、1期3.5話では(6つ子の中では)最後まで大学生のバーベキューに(怖がっていて)混ざる事を恐れていた。
1期19話『チョロ松ライジング』では堂々とナンパ(失敗)をしたが、2期5話『夏のおそ松さん』のナンパでは何故か声をかけずにうろうろしていた。ただし、前者はチョロ松の自意識ライジングを弱める為に「失敗を見せる」事が目的だから出来たという説もある。
因みに、おそ松の自意識玉は片手に収まる小ささ。
トト子に対しては6つ子全員で恋していて「可愛い」と讃えている。
1期24話の出来事は前述の通りだが、前半の『トト子大あわて』ではトト子の婚活を大慌てで弟に報告して、慌てて出かけた弟達を「抜け駆けすんなよ!」と言って追いかけた。
特番ではトト子に競馬の説明をして、彼女に「お前達文無しにも優しいのね」と言われると、苦笑して「そう、俺達文無しにも優しいの」と答えた。
だが、2期16話Cパート『となりのかわい子ちゃん』でトト子がすねた時だけは、機嫌を取る弟と対照的に唯一「可愛い」と言わなかった。
作中での活躍
主役なだけあって全話に登場する。
1期の封じられた第1話では、おそ松くんが弟にアニメ化を知らせ、昭和な自分達がやっていけるのか不安がる弟を励ましてF6の爽やかジャスティスに変身するが……。色々あって「はい、10年ぐらい経ったよ」と作中時間の経過をだるそうに伝える台詞が、松野おそ松「さん」としての第一声となる。
第1期
1期2話B『おそ松の憂鬱』
構ってちゃんな一面があり、休日(平日)に一人放っておかれるとわざわざ弟達を探しに出向いてちょっかいを出しまくっていた。因みに兄弟の声真似が上手い。
一方、6つ子の関係を5人の敵とも言っていた。
1期7話『ダヨーン相談室』
メタ視点のおそ松。ギャグアニメの主人公である事の重圧を悩んでいるらしい。
1期8話Aパート『なごみのおそ松』
主人公のなごみ探偵に扮した。
1期18話Bパート『逆襲のイヤミ』
…主役争奪レースのイヤミカートでおそカートを操縦。打たれ強いのか何なのか、弟達全員から裏切りを受け爆死させられたかに見えたものの倒せていなかった。それどころか「くん」時代のような出し抜く要領の良さで、死んだように見せかけてイヤミとの一騎打ちまで虎視眈眈と潜んでいた。
イヤミが弟達全員を殺害した事に対してキレた…かと思いきや、「ナイス!」と発言。
潰し合いでは「モテたい」と叫んでカラ松に目潰しをした。(※この本音の内容はカラ松と同じである)
1期24話Bパート『手紙』
家族たちが就職の決まったチョロ松を明るく祝う中一人不機嫌な様子で、自分の発言を聞いていないトド松に声を荒げたり、食事中に何度かぶつかってきた十四松を蹴り飛ばし掴みかかり、見かねたカラ松に殴り飛ばされ家の外へ連れ出されてしまっていたが、殴り返すような事はしなかったようだ。(ただし仕返ししなかったのはこの時だけで、チョロ松の見送りに参加しなかったという理由でトド松に雑誌で叩かれた時にはやり返したかのような描写がある。)
その後、チョロ松に続いて他の弟達も次々自立していくが一切見送りもせず、最終的に兄弟で一人実家に取り残されてしまう。
それからはパチンコや競馬に行っている素振りも無く、一日中屋根の上で空を眺めて過ごし、今まで相手にされていなかったトト子からのデートの誘いすらもスルーする程元気をなくしていた。
また、この回のおそ松は後ろ姿が描かれる事が多く、殆どの場面で表情も分からないようになっている。笑顔も一切見られず、今までの彼が明るく表情豊かなキャラクターだっただけに、そのギャップは視聴者に衝撃を与えた。
だが、1期25話では……
(参考・公式チョイス)
第1期のメイン回チョイスらしきBD/DVDの『松セレクション』の収録話は以下。
『おそ松の憂鬱』『ダヨーン相談室』『なごみのおそ松』『逆襲のイヤミ』『聖澤庄之助さん』『スクール松』『岡っぴきのチビ太』『おたんじょうび会ダジョー』『松汁』『10月31日』
また、春の全国大センバツ上映祭(第2期前の2017年4月のイベント)内のおそ松部屋では第3話の『銭湯クイズ』なども上映された。
第2期
2期1話『復活!おそ松さん』
1期1話と同じくアニメ化を知らせる。ひどい未来に泣く弟を「今からちゃんと努力すれば、きっとみんなに愛してもらえる立派なアニメになれるから」と言って励ましたが、結果は色々とずれていた。
この"ちゃんと"は1話後半、ひいては第2期全体のテーマめいてもいる。
2期7話Cパート『おそ松とトド松』
合コン回。1期22話Aパート『希望の星、トド松』の合コンの模擬では、女子役のトド松を押し倒して「すぐ触る」と失格になったが、実際の合コンでは黙りこくるか、一転してオープンスケベな地を出すかの両極端であった。
上手く行けば他人と打ち解けるのも早いが、モテるかどうかは別の話のようだ。
17話Cパート『旅館』
2期20話『こぼれ話集2』より『財布』『スケルトン』
『財布』では財布を無くし、弟を疑って暴言を言うがむちゃくちゃ反省する。
『スケルトン』ではスケルトン選手として体を張ったが……。
2期24話『桜』
『手紙』と対になるような回。
アニメ以外の出番
プリントキャラマイドのセリフは「そこのカワイコちゃん、どこかに遊びにいかない?」
他の弟達より比較的意味が分かりやすく、公式コンセプトの"恋の口説き文句”にも合致している。
しかし、"カワイコちゃん"という表現の元ネタは昭和38年の流行語である為、彼も充分死語を使って生きているようである。
なお、元々"カワイコちゃん”とはデパートの女性店員が年下の男性を呼ぶ表現だったとか。
ゲーム『おそ松さんのへそくりウォーズ』では出動ポイントが少ないが打たれ弱い(場にすぐ出せるが、すぐやられる)。基本の攻撃動作はアッパーカットで、空中の敵を攻撃できる貴重なキャラでもある。