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海老の編集履歴

2020/12/06 03:08:37 版

編集内容:エビ 特徴

概要

軟甲綱・十脚目(エビ目)に属する甲殻類のうち、ヤドカリカニを除いた分類群の総称。「」「蛯」とも表記する。

英語圏では大きさや分類によってLobster(ロブスターイセエビ)Prawn(クルマエビ類など、中型のエビ)Shrimp(極めて小型のエビ)crayfish(ザリガニ)などと呼ばれている。

殆どの種類が食用として極めて重要で、日本料理では天ぷら酢の物刺身寿司など様々なものに用いられる。ただし、痛風患者はプリン体が多く摂取を控えた方が無難である。

有名なものではクルマエビ(近似種>ブラックタイガー)、アマエビ、シバエビ、サクラエビ、エビ焼売やエビカツ(海老寄せフライ)といった加工食品に使われるバナメイエビが知られている。

陸生の種が存在するヤドカリやカニとは異なり、一生を水中の中で過ごすものがほとんど。(ザリガニは湿った泥がある環境では一定時間陸で動くことが出来る。)

甲殻類に属している通り、体を外骨格で覆っているが、カニと比べて柔軟な体の作りになっている為、装甲も柔らかめ。

ロブスターやザリガニのように巨大なハサミを持っている種もいるが、一般的に「エビ」が図像化される場合、カニとの差別化を図るために大きなハサミを持たないイセエビや上記のプローンやシュリンプと呼ばれるタイプの種類の姿で表わされる。危機を感じる先端が扇のようになった長い尻尾を使って大きく後退する為、これが「エビはジャンプが得意な生き物」という認識の元になっている。(一応、脚のある生き物なので砂泥や岩礁の上を歩くこともある。)

纏めるとカニとの外見的な違いは「ハサミを持たない種類がいて、胴長で扇みたいな尻尾を持っている」という点か。

食性は死骸や藻類を食べる雑食性(クルマエビやヌマエビ)や貝類を砕く大顎を持つイセエビなどは肉食性であるなど様々。

基本的に卵から孵化すると幼生という成体と全く異なる姿で生まれてくるが、ザリガニなど一部の種類は親とほぼ同じ姿で生まれてくる。

腰の折れ曲がった姿から「海」の「老」人、即ち「海老」と表記するが、ヌマエビテナガエビザリガニのような淡水で過ごす種類も確認されている。

またペットとしては、ヤマトヌマエビやビーシュリンプなどは水槽に放つとコケや食べ残しの餌などを掃除してくれるタンクメイトとして人気があるほか、アメリカザリガニの突然変異個体も観賞用として珍重される。

十脚類以外の甲殻類の中にはフォルムがエビを思わせる為に「エビ」の名を冠した生物が多数いる。(カブトエビホウネンエビなど)、ただし、エビに酷似したアミやオキアミを含めて、直接的な関係性はない。

海老をモチーフとしたキャラクター

特撮

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