※ポケモン以外のミュウについてはミュウ(曖昧さ回避)へ。
基礎データ
ずかん | No.151 |
---|---|
英語名 | Mew |
ぶんるい | しんしゅポケモン |
タイプ | エスパー |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 4.0kg |
とくせい | シンクロ |
Zワザ | オリジンズスーパーノヴァ |
※シンクロ
バトル時:自分が「どく」「まひ」「やけど」状態になったとき、相手も同じ状態になる。
フィールド時:同じ「せいかく」の野生のポケモンと出会いやすくなる。
概要
初登場は『ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)。
南米・ギアナ高地で発見された幻のポケモン(最近は発見地についてはぼかされることが多い)。
かつては既に絶滅したと考えられていた。
体は薄い桃色で、足と尻尾が長く、頭に耳と思われる二つの小突起を持つ。
色違いはピンクの部分が水色になっている。瞳は通常も色違いも青色。
顕微鏡レベルで見ると、非常に短くて細い細やかな体毛がある。
自由に姿を消す事が出来るため、発見することは非常に難しいが、清らかな心と会いたいという強い気持ちを併せ持つ者の前にのみ、姿を現すとされている。
高い知能を持ち、あらゆる技を使うことからポケモンの先祖ではないかとの仮説がたてられ、ポケモン世界の科学者たちの研究対象となっているポケモン。
遺伝子の中にはすべてのポケモンの情報が含まれているとも言われている。
ポケモンの先祖、すべてのポケモンの遺伝子情報を持つらしいという設定に関しては謎が多い。
特に、電子工学で生まれた人工ポケモンのポリゴン、古代の化学によって粘土から作られたゴビット、宇宙ウイルスのDNAが突然変異を起こして誕生したデオキシス、多次元宇宙規模の高次存在であるアルセウスおよびその分身とされる時空の神々など、ミュウから派生したとは考え辛い「ポケモン」の存在についてはよく指摘される部分である。
こうした点の整合性については様々な説が存在するが、現在は「ミュウは一般に知られる全てのポケモンの遺伝子情報を持つ先祖(祖先生物)だが、一部例外もある」という解釈がよく見られる。
また、アルセウスらに関しては厳密にはポケモンではないため、ミュウが有する遺伝子に含まれておらずとも矛盾はないとする意見もある。
なお、同じくへんしんを覚え、事実上全てのポケモンに変化できるメタモンには「すべてのポケモンの情報を持つ」という設定はないため、へんしんが可能=そのポケモンの遺伝子を持つというわけではないようだ。
ミュウがいつ生まれたのかは不明だが、ポケモン屋敷の日記によると(恐らく正式に)その姿が確認された日付は7月5日で、ギアナのジャングルに生息していたとの記述がある。
南米での発見以前は絶滅した存在とみなされていたことから、それ以前にも非公式の目撃情報があったか、もしくは化石などの物的証拠があったと推察される。
「ミュウ」と命名されたのは発見5日後の7月10日。
そしておよそ7ヶ月後の2月6日に一匹の子供を産む。
このミュウの子供は発見者による遺伝子操作を受け、後に広く「ミュウツー」と呼ばれるポケモンとなる。
キャラクターデザインから能力の設定まですべてを、ゲームフリークの森本茂樹氏が行っている。YouTubeのゲームフリーク公式チャンネルで氏の語ったところによると、杉森建氏により先にデザインされたミュウツーのデザインを基に、よりシンプルにするという方向性でデザインを行ったという。また後述のデータ容量の空きスペースに収めるため、ドット数の少ない小柄で白っぽい体色のデザインに収束したとも語られている。
プレイヤー等の間では、デザインベースは猫(特にスフィンクス猫)、ねずみ、胎児など諸説挙げられている。
語源は「ミュータント(mutant:突然変異)+ニュー(new:新しい。図鑑分類も「しんしゅポケモン」となっている)」だろうか。
2016年6月7日に結果発表された「ポケモン総選挙720」では3位を獲得した。
ゲームにおける特徴
初代赤・緑においてはストーリー上では直接登場しないが、ミュウツーのオリジナルにあたるポケモンとしてその存在について言及されている。そのため一見すると設定のみの存在のようではあるが、実はROM内にデータが存在している。
(一定の手順を踏むことでミュウを出現させることが可能)
ただし、通常のゲームプレイでは入手不可能という特殊な扱いとなっていた。
ミュウのデータは初代「ポケットモンスター」の開発終了直前、デバッグ用のプログラムを抜くことで空いた300バイトの容量に入れられた。図鑑データも完備されており151匹目のポケモンとなっている。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』発売前のインタビューで、デバッグ終了後に森本氏がポケモンの原作者・田尻智氏も含めていたずらとしてこっそり入れた、と答えている(つまり、販売元の任天堂にはナイショでやったようだ)。
ミュウの特殊性は、スタッフ側が出現のための操作手順を意図的に仕込まなかったことである。このあたりで、いわゆるイースターエッグとは明らかに異なる存在と言える。
そして、ゲームに想定外のバグが起こりミュウが格納されているメモリ空間を参照してしまった時、突然ミュウが出現するという現象が発生する。ただ、どういうバグが起こったときにどのメモリアドレスを参照するかはランダム要素があまりに強く、制作側もはっきりと出現手順を把握はしていなかった。
つまり、ミュウの出現は本当の意味で「偶然」に左右される。しかもバグがきっかけならば、入手したプレイヤーもそれを再現することはなかなかできないだろう。入手後のゲーム画面を見せてミュウの存在を友達に証明することはできるが、その友達が別の友達に「ボクの友達がミュウを入手したんだって!」って言っても、本当か嘘かわからない。
田尻智氏は、ミュウについて「都市伝説のように語られるポケモンになることを狙っていた」としている。ネット時代が到来していない当時だからこその仕掛けである。
本来ならゲーム未使用のメモリ空間にアクセスしようとした場合は例外処理として扱われなくてはならない。しかしミュウがそこに存在するおかげで例外処理としては扱われず、そのせいで初代作品にはあまりに大量のバグが発生することになった。ミュウが入手されるはずが先にバグが発生してフリーズという状況が多発したのだ。
制作側の意図通り、ミュウの噂が都市伝説のように広まった。ここまでは計画どおり。だが、入手方法を求めてファンたちは普通のプレイでは行わないような様々なバグをわざと起こすようになった。その結果、ミュウではなくけつばんをはじめ多数のバグポケが生み出されるという想定外のことが起こった。
バグポケたちは、セーブデータはもちろん、最悪の場合ゲームのデータ自体を破壊しかねない危険な存在であったため、任天堂やゲームフリークは対応を迫られた。
結局イベントなどにおいて専用の機材を用いてデータを解放するというサービスを行うことを決めた。
こうして、今に至るまで行われているイベント限定配布ポケモンという概念が誕生したのである。
いるのかいないのかハッキリしない、見たという人もいれば見なかったという人もいるという存在、これがミュウによって確立された幻のポケモンの定義であり、後発作品にも受け継がれていくことになる。
配布
最初の幻のポケモンだけあって、配布についても幾度にわたって行われている。
96年4月に行われた最初のプレゼント企画において、当選者20人に対し7万8000通が来た逸話は有名。
更には2005年の映画特別前売り券、2007年ポケモンフェスタ、2010年のポケモン金・銀10周年記念プレゼントなど何かと配信の出番が多い。
また、Wiiウェア「みんなのポケモン牧場(「プラチナ対応版」含む。800Wiiポイント)」で、「ポケモンを999匹以上集める」とユカリが連れてくるという形で登場する。
このミュウをもらうには、ポケモンのタマゴ(なんでもいい)を交換する必要がある。
これにより、ミュウはDSソフト『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』とWiiと当該ソフトがあればいつでも入手できるようになった。
ただしポケモンを1000匹預けるにはかなりの時間を要する上にこの方法も隠し要素なので、これでミュウをゲットした人はほんの一握りかもしれない。
なお、Wiiポイントの取り扱いは2018年3月27日をもって終了したため、「ポケモン牧場」の新規購入はできなくなった。
ポケモン20周年にあたる2016年2月には初代VC購入特典として翌年2月まで第6世代にミュウが送れるシリアルコードが配布されていた。
……だけならまだしも何と初代VC自体にミュウがやってくる配布チケットが初代VC同梱版2DS購入者のみに配布された。
翌年には夏の映画キャンペーンとしてセブンイレブンとポケモンセンターで計2回の配布が行われていた。
また『金・銀』のVCも登場したため、上記の初代VCにミュウがいれば『金・銀』に送ることもできるようになった。
2018年以降は、Nintendo Switchと連動した機器であるモンスターボールPlusにミュウのデータを付属させるという形で配信されている。このため、モンスターボールPlusを購入することができれば、ミュウを手に入れることはそう難しくはなくなった。
とはいえ、モンスターボールPlus自体少々値が張るので、複数手に入れることが難しいことに変わりはない。幸いなことに、LPLEおよび剣盾はミュウを入手しなくとも図鑑は完成するので、無理に入手する必要がないのが救いか。
BDSPでは、LPLEのセーブデータがあるとソノオタウンにいるNPCからミュウを貰うことができる。
これにより、モンスターボールPlusの購入以外でミュウを入手することができるようになった。性格や個体値を厳選することも可能なので、ポケ廃にも嬉しい仕様となっている。
その反面、正規の手段で色違いが入手可能なポケモンの中で、現状もっとも入手難易度が高いポケモンの一匹でもある。
色違いミュウを手に入れるには、第3世代のエメラルドバージョン限定で配布されたアイテムふるびたかいずを手に入れることで行くことができる特殊ダンジョン「さいはてのことう」でシンボルエンカウントできるミュウで粘るか、後述のポケモンGOで入手した個体をポケモンホームに送る以外に正規の入手手段がない。4世代以降の配布では全て「色違いブロックルーチン」が施されているため入手不可である。
ふるびたかいずは2005年7~8月に全国各地で開催されたイベント「ポケモンフェスタ2005」と、同年9月に名古屋市で展開された「Pokémon The Park 2005」でしか配布されておらず、事実上配布期間は3ヶ月弱、場所も極めて限定的という超が付くほどのレアアイテムである。
そもそもリアルタイムで配布を受けたROM自体の数が限られている上、当然ながら既にミュウを捕獲していたりセーブデータを消してしまった場合は意味がなくなるため、今から正規の色違いミュウを手に入れようとするならば、中古ゲーム店などで「ふるびたかいずを受け取っていてミュウを未捕獲、なおかつセーブデータが無事で改造などの曰くがないROM」を引き当てる必要がある。配布から10年以上が経過した今、そんなROMの現存数が極めて少ないであろうことは想像に難くない。また、エメラルドは現在でも中古価格が高めであることが多いため、本気で手に入れようとするならば相応の出資は避けられないだろう。
色違い入手の難しさでは他にFRLG限定の「たんじょうのしま産デオキシス」やポケモンレンジャー配信ミッション報酬の「タマゴ産マナフィ」などが同格として挙げられるが、配信の時期や場所の範囲、厳選作業の手間などがそれぞれ異なるため、一概にどれが一番難しいのかは判断し難い。一応、かつて入手とデータ維持が間違いなく最も難しかった色違いセレビィがVC版クリスタルで無条件解禁された例もあるため、これらの色違いが今後解禁される可能性もゼロではないが。
なお、現在GTSやミラクル交換で流れている色違いミュウはまず間違いなく改造、コピー、VC版のバグなどを用いて作られた不正データであるため注意が必要(一応、後述するポケモンGO産の可能性もないわけではないが…)。
対戦におけるミュウ
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 600 |
ステータスはオール100で、後継ぎの幻の小型ポケモンも第5世代までこれを踏襲していた(セレビィ、ジラーチ、マナフィ、シェイミ(ランドフォルム)、ビクティニ)。
レベル100までに要する経験値は意外にも105万タイプで、これまでの最初に選べる御三家と同じである。
全てのマシン技と教え技(一部の固有技除外)を覚えられるのが最大の特徴。
体が岩でもないのに「ロックカット」が使えたり、羽がないのに「はねやすめ」や「はがねのつばさ」が使えたりする。全てのポケモンのDNAが含まれているというのだから体を技に合わせて変化させているのかもしれない。
『ポケモンXD』などを駆使すれば覚える技のレパートリーはさらに増える。
そのため、対戦で使用する際は型が読まれにくいという大きな利点がある。
ちなみに、メタモン以外で唯一「へんしん」を自力で覚えられるポケモンでもある。
専用Zワザは攻撃と共に場を「サイコフィールド」に変える「オリジンズスーパーノヴァ」。
エスパー技ゆえにあくタイプに無効となるが、決まれば先制技無効・タイプ一致技強化とかなり有利。
ただし特殊技なので物理主体で戦うミュウの場合使いづらいのがネック。
余談
ポケモン屋敷においてフジ博士が残した手記には
2月6日: ミュウが子供を産む。産まれたばかりのジュニアをミュウツーと呼ぶことに…
という記述がある。タマゴでなく、子供である。
初代には未だタマゴという概念が存在していなかったという事情からかもしれないが、リメイク作であるLPLEでも修正されなかった。
この記述に関しては、子供を産んだというこの個体は妊娠していたのか、あるいは無性生殖が可能なのか、産まれた時点のジュニアはどのような姿だったのか、など謎が多い。
外伝での活躍
ポケダンシリーズ
『救助隊』シリーズでは「地底遺跡」に潜むが、仲間になる条件が非常に厳しい。
- 道中にいるレジロック・レジアイス・レジスチルを倒し「ロックパーツ」「アイスパーツ」「スチルパーツ」を集め、「オルゴール」にする
- 「オルゴール」をバッグに入れた状態で36~98Fのどこかに出現することがある
- フロアに入った瞬間に出現判定があり(モンスターハウスに潜んでいる場合も含む)、同じ階層にい続けても追加出現で現れることはない
- 別のポケモンに「へんしん」することがあるので、メッセージを見逃すと大変なことになる
- 仲間になる確率が少し低い
出会うだけでも相当な運と根気が必要なのに仲間になりにくいので、加入は非常に困難。
無事仲間にできたら大事にしてあげよう。
『探検隊』シリーズでは7つの秘宝ダンジョンの1つ「ミステリージャングル」の最奥部に潜む。
口調が安定しないらしく、ボスとして戦う時には「われは ミュウ!」と大変威勢がよいが仲間になると幼い口調になる。
『超』ではストーリーに関わらないと思いきや……
ポケモンGO
長らく未実装であったが、リリースから約1年半後となる2018年3月31日(日本時間)に満を持して登場。
ミュウが登場したことにより、カントー図鑑全151匹のコンプリートという偉業を達成することもできるようになった。
3月31日から実装された「フィールドリサーチ」により、与えられたミッションをこなすことでもらえる報酬の1つとなる。
ミュウに出会うためには「スペシャルリサーチ」を最後まで達成する必要があるが、
- トレーナーレベルを25以上にする
- メタモンを1匹捕まえる
- ゴーストタイプのポケモンを10匹捕まえる
- レイドバトルを10回行う(※昔は1ヶ所のレイドでも時間切れで1回とカウントされたが、現在は修正され正規に10ヶ所のレイドをやらないといけない)
- (コイキングのアメを400個確保した上で)コイキングをギャラドスへと進化させる
など、普通のカジュアルプレイヤーでは長い時間を費やしそうな課題が所々に現れる。
各課題に時間制限は無いので、自分に合ったペースでのんびりと進めていこう。
肝心の性能はというと……実用にはかなりのクセがある。その理由としては、
- 伝説のポケモンはジムの防衛に使用できないため「こうげき」のパラメータが重要視されるが、ミュウの「こうげき」は他の伝説のポケモンと比べてもかなり低い(もちろん平均から見れば十分すぎる性能を持っているので、全く使えないということではない)。
- CPの高い個体が手に入るかどうかが完全に運任せ。ミュウは一度しか出会うことができないため、「遭遇回数を増やしてより強い個体を厳選する」という手段が使えない。
- 覚える技の候補が恐ろしく多い。ノーマルアタックは10種類以上、スペシャルアタックに至っては20種類以上。技を厳選するつもりなら貴重なわざマシンを数十個(運が悪ければ数百個)単位で消費することを覚悟しなければならない。しかもこれだけあるにもかかわらず通常技にタイプ一致がない。
無理に育てる必要はないので、あくまでも「スペシャルリサーチを完遂した証」と割り切っても無難だろう。
なお、クエスト中に依頼主であるウィロー博士から「ミュウはかつて南米で発見された」という台詞が聞ける。
今となっては殆ど忘れられているに等しい設定であり、この台詞を目にした際、「そういえばそんな設定あったっけ」と思い出した古参のポケモンファンも多かったことだろう。
原作とは異なり、拡張現実のシステムを用いた本作だからこそ、不自然さを出さずに言及することができたとも言える。
色違いの実装
2020年12月の色違いセレビィに後れること2か月、有料イベント(1480円)であるカントーツアーのスペシャルリサーチで実装された。通常色で個体値が低かった人にとってはもう1度厳選できるチャンスだと感激したプレイヤーも少なくないだろう。
ただ、入手するための経緯がかなり難しく、色違いメタモンのスペシャルリサーチの後続として登場するうえ、151にまつわるタスクが多い(151km歩く、ポケモンを1510匹捕まえる等)。そんな珍しいものを簡単に獲れるわけにもいかないのだろう。
しかし、このリサーチにプレイヤーたちが難儀したものはもう1つあった。
なんとナイアンティック側の技術的不具合でチケットを購入していないプレイヤーにも当スペシャルリサーチが配布されるという事態が発生した。
これに対し、ナイアンティックは未購入者の配布に対し「削除しない」と発表。言うまでもなく購入者たちからは「特別感が無くなった」「金を返せ」などと批判が殺到する羽目になった。
ナイアンティックは続けて「チケット所持対象者に補填のタイムチャレンジを配布する」と通達。しかしその中身はポフィン×1、スーパーふかそうち×1…など(ほとんどのプレイヤーにとっては)しょぼいラインナップばかりであり(一応すごいわざマシンノーマル・スペシャル等のレアアイテムはあった)「1500円分には足りない」と抗議が続出、更にまたもや未購入者に誤って配布する事故が発生しかけると火に油を注ぐと言われても過言でない結果になってしまった。
スマブラシリーズ
初代以降の全作品に登場している皆勤賞。
初代とDXでは登場しても「そらをとぶ」で飛び去っていくだけだが、X以降はCDやカスタマイズパーツなどを落としていく。
いずれも滅多に出現しないため、遭遇したらかなりラッキー。
ポケモンクエスト
本作最後に解禁されるステージであるきぐうの島の最後にボスとして登場。要するに本作の隠しボス。
ラスボスのミュウツーと違い台詞はないのでどんな存在かは不明。
さすがに隠しボスだけあって非常に強い。特に体力を減らすと使うようになるはかいこうせんが危険。
タフネスストーンで体力を強化しまくりさらにビルドアップによるダメージ減少をつけてもまともに食らうと1発で沈む場合もあるほどである。
何度か負けても諦めずにポケモンを強化しつつ挑戦すればいつかは勝てるので頑張ろう。
ちなみにこいつではなくミュウツーが出現することもある。
こいつを撃破しきぐうの島を制覇することでポケモンクエストを完全クリアしたことになるがチャレンジクエストの報酬以外に特にご褒美はない。
ちなみにカクコロレジェンドスープを作ることで低確率で仲間にできる。
敵として強かったのだから味方でもさぞかし強力…といいたいところだがわりと微妙。
ステータスは確かに高く弱いわけはないのだが本家の技をなんでも覚えるという設定を反映したのか覚える技の候補が非常に多い。何度も技特訓を繰り返してもろくな技を覚えてくれないのはよくあるパターン。
運よくサイコキネシスあたりを覚えてくれれば活躍させられるのでミュウ好きなら頑張ろう。
ちなみにレジェンドスープに必要な神秘の貝殻さえ確保できればいくらでも仲間にすることができる。
ただし前述通り仲間になる確率が低いのでミュウツー、三鳥と比べると骨が折れる。
ポケモンマスターズ
2020年2月14日実装。ポケモンとトレーナーがコンビで戦うこの作品において、ミュウの相方(バディ)を務めるトレーナーはなんとオーキド博士。
期間限定のイベント中にログインするだけで入手可。初期レアリティは☆3でエスパータイプのテクニカルキャラ。
ステータスが全て同じ数値(HPのみ例外)・複数のタイプの技を使える・公式からの配布キャラといったように過去作のミュウの特徴を踏襲したものとなっている。
必中で全体攻撃のスピードスターにデバフ効果を付与して放つことができ、バディストーンボードを開拓するとチームの壁役にもなれる。
技のバフやデバフにランダム性がありステータスが良くも悪くも平均的などクセは強いが、育て上げればガチャ産の高レアキャラと肩を並べるほど優秀なバディーズになる。
アニメにおける特徴
最初のポケモン映画「ミュウツーの逆襲」に登場し、その際演じたのが山寺宏一氏だったことは有名。
仕草こそとても愛くるしいものであるが、端的に言えば自身のコピーであるミュウツーを嫌悪し始末しに来たらしくなかなかに剣呑な個体。
後に「ミュウと波導の勇者ルカリオ」にもほぼ主役格として登場した。
演じたのはこおろぎさとみ氏。
アニメでは、出てくるたびに設定が複雑になるという特徴があり、バリアの展開や他のポケモンへの変身能力など、多数の能力を持つ。
後者の映画では、メインの舞台である「世界のはじまりの樹」と密接な関係を持っていた。そして、「ミュウの謎が明かされる」と言われていたのにさらに複雑になった。
ただ少なくとも、「ミュウツーの逆襲」のミュウと「波導の勇者」のは違う個体であり、ミュウも複数の個体が存在していることが示されている。
アニメ本編への登場はOPには何度かあり、初期の総集編にも出演していたが長らく出てくることはなかったが、『サン&ムーン』42話にて放送20年目で本編初登場を果たした。
この回はカスミやタケシが久しぶりに再登場した記念すべき回で、サトシと顔を合わせることはなかったが、まさかのミュウのサプライズ登場となった。
また第7シリーズの個体は4年前カントー地方の某所(ピカチュウの故郷)に住んでいた。当時偶然にも目撃した幼い頃のゴウは、かねてからの夢を叶える手段としてミュウゲットを誓うこととなる。
映画『名探偵ピカチュウ』のミュウ
直接登場はしないものの、ミュウツーの元となった存在として名前のみ登場。
また、ライムシティ警察署には古代生物ミュウの化石が発見された新聞記事が資料として登場していることから、本作に登場したミュウツーはミュウの化石から作り出された存在である可能性が高い。
また、このことから、ファンの間では「本作に登場するミュウツーは『ミュウツーの逆襲』に登場した個体と同一の存在のなのではないか」という考察が存在している。
検索の際に
「ポケモン ミュウ -ミュウツー」で部分一致検索がお勧め。
只今の検索仕様は、複数タグを完全一致検索ができない。
「ポケモン ミュウ」を部分一致で検索するとミュウツーにも当たってしまい、「ミュウ」を完全一致で検索するとTOAのマスコットが混ざってしまう(現時点では「ミュウ(TOA)」のタグが未だ広まっていないため)。
当百科においては曖昧さ回避の名目で「ミュウ(ポケモン)」として記事が立てられているが、タグとしての使用率は圧倒的に「ミュウ」単独が多く、本タグは曖昧さ回避の機能を果たしきれていないのが現状。
「-ミュウツー」を入れるとミュウとミュウツーが一緒に入った絵が除外されてしまうが、部分一致検索の仕様は「ミュウツー」を「ミュウ」の部分一致と認識するから、「ミュウとミュウツー両方がいる作品のみ」を指定するのは元々無理である。
関連イラスト
関連タグ
セレビィ ジラーチ マナフィ シェイミ ビクティニ:種族値100組
ミュウツー:遺伝子改造を受けた子供
メルタン:ある意味後継者
種族値完全同値仲間
ポケモン | 種族値(同値) |
---|---|
ヒマナッツ | 30 |
バルキー | 35 |
メタモン | 48 |
ユキワラシ | 50 |
パッチール | 60 |
ポワルン | 70 |
オニゴーリ・フィオネ | 80 |
シルヴァディ | 95 |
ミュウ・セレビィ・ジラーチ・マナフィ・シェイミ(ランドフォルム)・ビクティニ | 100 |
アルセウス | 120 |