「とくとご覧あそばせ。真の強者というものを」
プロフィール
キャッチコピー | 剛殻なる貴婦人。ただ力強く咲き誇る! |
---|---|
誕生日 | 2月20日 |
身長 | 167cm |
体重 | パワフル |
スリーサイズ | B95・W63・H87 |
靴のサイズ | |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | |
苦手なこと | |
耳のこと | |
尻尾のこと | |
家族のこと | |
ヒミツ | ①足の指でクルミを粉砕できる |
自己紹介 | 過程や理屈、そんなものは無意味よ。勝者が正義。そうではなくて?ジェンティルドンナ、全てを屈服させるわ |
CV | 芹澤優(i☆Ris) |
強さこそが正義、実力至上主義のウマ娘。
自身に対してはもちろんのこと、他者に対しても一切の甘さは無く、冷徹にすら感じられるほど。
敗者に語る言葉なし──それこそが、剛穀なる貴婦人、ジェンティルドンナである。
(公式ポータルサイトより)
概要
ジェンティルドンナは、クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。
初出は、2023年秋アニメの『ウマ娘プリティーダービーSeason3』第3話で、名前のみ明かされた。
ゴールドシップがラストランとして有馬記念に出走した後、"暴君"オルフェーヴルと共に名指しで宣戦布告。「貴婦人」の異名を持ち、作中では先にトゥインクル・シリーズを卒業しドリームトロフィーリーグに移籍している強豪とされている。
ゲーム版のヴィブロス育成ストーリーによると、トリプルティアラの4人目の達成者(史実の三冠牝馬と同じならば、1人目はメジロラモーヌ、2人目はスティルインラブ、3人目と5人目は未登場、6人目がデアリングタクトとなる)であり、同じティアラ路線を競いすべて2着に終わったヴィルシーナの口からは度々その強さについて語られている。
そして2024年2月22日の"ぱかライブTV Vol.38"にて、ついにデザインとプロフィールが公開された。
「強さこそ正義」な実力至上主義者だが、他者にも自身にも一切甘さは無く、その姿は時として冷徹にも見える。トレセン学園内外で強者として見られているようで、記者からは"鬼注目"のウマ娘として扱われている。言動は上品ではあるものの挑発的、揺るぎない自信とそれを裏打ちする超常的な怪力の持ち主である(後述)。「最強は、レースでのみ決まるもの」との考えを持ち、単純な力だけでは勝てないレースに価値を見出しているようである。
容姿・デザイン
愛くるしい童顔に不敵な表情を浮かべるウマ娘。
名前の意味である「貴婦人」の印象が強いデザインとなっている一方、史実では美しいながらも筋骨隆々とした馬体の持ち主だったからか(幼少期には募集カタログで「西洋絵画の油絵」と例えられるほどの優美な馬体、かつデビュー前より高い心肺能力を示す大きな胸囲を持っていた)、ウマ娘としては長身の167cmにバスト95・ウエスト63・ヒップ87というかなりのナイスバディである。
特にバストは牝馬モデルでは圧倒的1位、メイショウドトウ・スーパークリーク・ヒシアケボノ以来の90後半サイズである。また、ウエストに関してはヒシアケボノに次いで第2位のサイズであり、既存のウマ娘と比べても非常に肉厚な胴体を持っていると言える。
ライバルのゴールドシップは身長170cm・ヒップ88と上回る要素があるものの、他のライバルであるオルフェーヴルやヴィルシーナをあらゆる面で凌駕する体格になっており、身長158cmのヴィルシーナにとっては常に見上げる形の身長差となっている。また、同時発表の三冠牝馬スティルインラブはスリーサイズが異様に小さく、対照的である。
童顔を強調するような内巻きカールのもみあげ、鹿毛の長髪を側頭部の黒黄リボンに隠されるように巻かれたドーナツヘア、黒と金の耳カバー、そして目を引く左耳につけた大きな赤いハート型の髪飾りが特徴。実馬には額に白く丸い模様(星)があるのだが、これがたてがみや帽子に一部隠されることでハート型にも見えたことが由来か。同期のヴィルシーナは菱形の流星が目立つデザインになっており、二人揃うと"ハート"と"ダイヤ"の女王が並び立つことになる。
「貴婦人」の名に違わぬ豪奢なドレス風衣装。サンデーレーシングの勝負服カラー(黒赤黄)が多用され、主人公というよりは悪役令嬢など強敵を思わせるカラーリングになっている。
オフショルダーのドレスは腰からパニエを着用しているように膨らんでおり、前面以外は非常に長いデザインとなっている。黒い中の服にコルセットを被せ、その上から赤く長いドレスを付けているのだが、コルセットの上の留め具がバッテン状の紐でサンデー勝負服要素となっている。また、胸元は黒く薄い生地で覆っている一方、背面は肩甲骨まで露出している。前腕部にはやはりサンデー勝負服要素の黒黄袖があり、その上に白手袋を着用している(左手首のみ金色の装飾あり)。
同じくオフショルダーの勝負服であるヴィルシーナは白青、ジェンティルドンナは黒赤で並んだ際の見栄えが良く、両者のデザインが意図的に揃えられている可能性がある。また、一度切りの対決ながら激闘を演じたオルフェーヴルは同じサンデーレーシング所属ながら白を基調とした勝負服であり、並走しても印象が被らないようになっている。
ゲーム版
デザイン・プロフィール公開前の活躍は概要の通り。
こちらでの本格的な登場はリリース3周年を記念したエクストラストーリー『3rd Anniversary』から。同日にはR・SSRのサポートカードも実装がされた。
ゲーム内ではあのカワカミプリンセスでさえ比較にならない、既存のウマ娘と比べても明らかに異質な怪力っぷりを見せつけている。
- 小ゾウほどの重さを持つ鉄球の箱を一人で運搬する
- スタート時の踏み込みによって、コースのスタートラインにクレーターのような大きな穴を空けた
- トレーニング中に乙名史記者の取材を受けていたが、その中で鉄球(砲丸投げに使用されるものと思われる)を素手でチョコボールサイズにまで圧縮する。これを目の前で見た乙名史はドン引きしていたが、ジェンティル本人は「またやってしまったわ」「もっと硬い鉄球はないの?これでは筋力トレーニングにならない」と平然と振る舞っていた。(空想科学研究所の考証によると必要な握力は114万t。ちなみにウインバリアシオンが同じことに挑戦したものの無理だった)
- ダンプカーが突っ込んできても壊れないキックマシンをキック一つで破壊する(全体15位の記録は1000kg、ヴィルシーナの結果は測定不能だった)
- カワカミプリンセスが勢い任せの頭突きでかち割った瓦40枚をこちらは指で圧しただけで粉砕
- ロード画面の1コマ漫画でコマ枠を手で引きはがすように破壊する
- ジェンティルドンナのヒミツ①:足の指でクルミを粉砕できる
学園内の一部ウマ娘からも「鬼」と呼ばれる場面があり、「鬼婦人」という呼び名がまさに「名は体を表す」状態であると言えるかもしれない。
サポートカード
- SSR[Balliamo?]ジェンティルドンナ
「3rd Anniversaryキャンペーン」にて、ログインボーナスと記念ミッション第2弾の報酬として配布されたSSRサポート。タイプはスピード。
ちなみにサポカ名はイタリア語で「踊ろう」などの意。名前がイタリア語由来だからだろうか。
競走馬『ジェンティルドンナ』
三冠馬の遺伝子。
貴婦人と名づけられた才女が晴れの舞台を颯爽と駆け抜けた。
英雄と讃えられた父を彷彿とさせる瞬発力で牝馬三冠の栄誉を勝ち取った。
受け継がれた最強の遺伝子は想像を超える夢を描いていく。
(JRA「ヒーロー列伝」No.73 ジェンティルドンナ より)
────────────────
【貴婦人の進撃】
まず桜の丘で乱を鎮め
樫の渓谷を平定すると
いま秋華の郷も制圧。
ここに誕生した。
だが女領主は満足を知らぬ。
海の向こうへ漕ぎ出していく。
貴婦人の進撃は続く。
────────────────
モチーフとなった競走馬「ジェンティルドンナ(Gentildonna)」は、2009年2月20日・ノーザンファーム(北海道安平町)生まれの鹿毛の牝馬(12世代)。
同期にはウマ娘ですっかりお馴染みの二冠馬・ゴールドシップを筆頭に、その親友でワールドベストホースランキングで日本馬史上初となる単独1位に格付けされたジャスタウェイ、牝馬三冠路線で鎬を削ったヴィルシーナ、天皇賞(春)2連覇を達成したフェノーメノ、ダート戦線で強豪の一頭として君臨したホッコータルマエなどがおり、多くの活躍馬が名を連ねる強豪世代の一頭にして代表格の一頭だった。
父は競走馬・種牡馬共に多大な実績を挙げたもはや説明不要の『英雄』ディープインパクトで、母のドナブリーニはディープインパクトに合わせるべく輸入されたイギリスのGⅠ馬。他にも従兄弟(母がドナブリーニの半妹(父Librettist)であるリトルブック)に同じディープインパクト産駒(ジェンティルドンナとは8分の7同血)の2019年日本ダービー馬・ロジャーバローズがいるという、まさに良血のお嬢様と言える血統背景を持つ。
馬主はウマ娘のモチーフ馬では後述するオルフェーヴルやドゥラメンテを所有した一口馬主クラブのサンデーレーシング、管理調教師はヴァーミリアンやアストンマーチャンなどを管理した石坂正(栗東トレセン所属)。
現役時は2012年のクラシック戦線で史上4頭目の牝馬三冠を達成した後、牡牝混合戦にのみ出走。先述したゴールドシップの他、前年の三冠馬・オルフェーヴルなどといった数多くの牡馬を相手にしのぎを削り、最終的にGⅠレースを7勝(牝馬三冠・ジャパンカップ(2012・2013年の2連覇)・ドバイシーマクラシック(2014年)・有馬記念(2014年、これがラストランとなった))して引退した。
特に現役時では牝馬三冠に加えて史上初となるジャパンカップ2連覇を達成しており、現在でも後輩三冠牝馬である「九冠馬」アーモンドアイなどと共に中央競馬史上最強牝馬の一角に数えられる名牝である。その功績を讃えられ、2012年・2014年のJRA賞において年度代表馬に選出された他、引退後の2016年にはJRA顕彰馬に選出され、父ディープインパクトとの父娘顕彰馬となった(親子での顕彰馬選出は史上4例目)。
引退後は生まれ故郷のノーザンファームで繁殖牝馬として繋養されており、3番仔(父モーリス)のジェラルディーナが2022年のエリザベス女王杯を制して、GⅠホースの母となっている。
馬名はイタリア語で「貴婦人」を意味するが、牝馬にもかかわらず牡馬にも劣らぬムキムキの馬体と三冠馬オルフェーヴルを弾き飛ばすまでに強い勝負根性を持つこと、そして牡馬と互角以上に渡り合ったその実績から、ファンからは「鬼婦人」と呼ばれることもある(貴と鬼はどちらも「き」という読み方があるため、そこから発生した同音異義語ネタ)。
またその活躍ぶりからファンは女性が多く、厩舎に届くファンレターの9割が女性からのものだったという。
JRAの企画「ウマジョ」の展示においては牝馬であるにもかかわらず一人称が『ボク』になっていた。
騎手は乗り替わりが多く、最多騎乗で桜花賞、秋華賞の二冠をエスコートした岩田康誠のほか、ミルコ・デムーロ、クリストフ・ルメール、川田将雅(オークス、騎乗停止の岩田の代打で騎乗)、戸崎圭太(ラストランとなった2014年有馬記念)らが騎乗し、短期免許のライアン・ムーア、イオリッツ・メンディザバルも騎乗している。
特に岩田騎手からは「俺を狂わせた(熱狂させた)馬」と絶大に評価されており、ジャパンカップでライアン・ムーア騎手に乗り替わる事が決まった時は相当悔しかったらしく、調整ルームの風呂場で「俺のジェンティルー!!」と叫んだという話も残っている。
ちなみにジェンティルドンナ自身もレースでは素直で騎手の言うことを真面目に聞く優等生気質の持ち主で、そのためか乗り替わりが多かったにもかかわらず安定した強さを発揮した(ジャパンカップ2012で物議を醸した体当たりについても鞍上がそういう騎乗を選んだだけで、ジェンティルからやり出したことではなかった)。一方でレース以外では人懐っこい面も持つ一方で結構やんちゃだったらしく、繫殖入り後は我が強い側面を見せて牧場スタッフを「言うことを聞かん」と困らせたり、放牧先で速攻ボス馬になったりしたとか。
パドックでも度々テンションが高くなって首を振ったり騎手を振り落としかけたりしたが(普通はこうしたイレ込んだ馬は走らないとされる)、これが一種のガス抜き策となり、本番での気合の入った走りに繋がったと言われている。
史実における同期であるゴールドシップとは4度対戦している。勝敗結果は2勝2敗。そして直接対決の際どちらかが必ず優勝していたことから、ウマ娘のゴールドシップと互角に張り合うライバル、といったポジションになりうるものと予想されている。
余談
ウマ娘プロジェクト始動時からいた疑惑?
AnimeJapan2016で、現在のマルゼンスキーのデザインが公開された際、一部の競馬ファンはジェンティルドンナと予想していたらしい。(マルゼンスキー号があまりにも古い年代の競走馬であったため、考察範囲がそこまで及ばなかったからと思われる)
ただしマルゼンスキーのデザインはその時点で耳飾りが右耳にあった=牡馬モデルなため、ジェンティルドンナ(仮)のデザインをマルゼンスキーに流用した、という説は確実に否定できる。
地上最強のウマ娘?
上記の通り、ゲーム内では筋トレ用の鉄球をいとも簡単に握りつぶしていたジェンティルドンナだが、この描写について空想科学研究所の柳田理科雄氏がざっと計算しており、単純計算ではあるがこの時出力したパワーは114万tという結果が出た。
筋トレは最大筋力の20%以上の負荷で行うため、ジェンティルドンナの最大筋力は570万t以上になるとのこと。
ちなみに地上最強の生物こと範馬勇次郎の握力は柳田氏の計算によると34トンであるため、計算上はあの範馬勇次郎と比べても桁違いに強いことになる。
ちなみに、鉄球を片手で握りしめて小さくするのは、『スーパーマン』でスーパーマンが石炭を片手で握りしめてダイヤモンドにしたのが元ネタと思われる。
なお、史実のジェンティルドンナは確かに同期牝馬に比べてムキムキであったが、一方で極端なパワータイプというわけではなく、道悪では実力を発揮しきれなかったり、小柄なオルフェーヴル相手であれば体当たりで進路をこじ開けれたが巨漢馬のゴールドシップ相手では押し負けたりしている。
『GORILLA』
若干蔑称気味ではあるが、ジェンティルドンナの競馬ファンからの異名の一つに『ゴリラ』というものがある。これは岩田康誠騎手の荒い騎乗スタイルや、2014年のドバイシーマクラシックの最終直線で前に被されながらも強引に横に抜けて差し切った事などのパワフルな競馬のエピソードに由来している様である。
なお、この事は担当声優の芹澤優も検索エンジンでジェンティルドンナ号について調べようとした結果、検索候補に「ジェンティルドンナ ゴリラ」と出てきたことに驚いていたようである…
余談だが、ウマ娘のゴールドシップが主役の漫画『ウマ娘ピスピス☆スピスピゴルシちゃん』には度々意味深にゴリラが出ているが…もしや…?
ウマ娘ではない擬人化ドンナ
2015年、Umabi×pixiv競走馬擬人化イラストコンテストというものが開催されたが、その中で運営側が例として挙げてきたイラストの中にはジェンティルドンナの擬人化イラストもあった。
このイラストを手掛けたのは「うちの師匠はしっぽがない」でお馴染みのTNSK氏。
ただし、こちらは擬人化であって、ウマ娘のような耳と尻尾のある獣人ではなかったが。
関連イラスト
関連項目
関連ウマ娘
※ジェンティルドンナは4代目
・メジロラモーヌ(ウマ娘):初代三冠牝馬(完全三冠)
・スティルインラブ(ウマ娘):2代目
・デアリングタクト(ウマ娘):6代目(無敗牝馬三冠)
メジロラモーヌの三冠達成当時は秋華賞創設前で三冠目はエリザベス女王杯。
ジェンティルドンナが制した2012年桜花賞のTVCMは「The Winnerメジロラモーヌ」
同期(12世代)
・ヴィルシーナ(ウマ娘):同じディープインパクト産駒、牝馬三冠全てジェンティルドンナの2着。ジェンヴィルも参照。
・ゴールドシップ(ウマ娘):何度も戦った同期二冠馬。対戦成績は2勝2敗の五分
・ホッコータルマエ(ウマ娘):対戦経験無し、2014年のドバイワールドカップデーで共にドバイへ遠征
七冠(GⅠ級7勝)
・シンボリルドルフ(ウマ娘):84年無敗三冠、84-85有馬連覇、85春天、JC
・テイエムオペラオー(ウマ娘):99年皐月賞、00年古馬王道GⅠ全制覇、01年春天
・ウオッカ(ウマ娘):06年阪神JF、07年東京優駿、安田記念連覇含む府中古馬GⅠ全制覇
・キタサンブラック(ウマ娘):15年菊花賞、16年春天、JC、17年大阪杯、天皇賞春秋連覇、有馬記念
・衝撃の英雄:モチーフ馬は父ディープインパクト。05年無敗三冠、06年春二冠、JC、有馬
牝馬の王道GⅠ制覇
・エアグルーヴ(ウマ娘):97年秋天覇者、王道GⅠで牡馬相手に堂々渡り合った牝馬の先駆者。産駒にGⅠ馬を持つ母繋がりでもある。
・スイープトウショウ(ウマ娘):05年宝塚覇者、牝馬大躍進時代到来の先鞭をつけた存在
・ダイワスカーレット(ウマ娘):08年グレード制導入後初の有馬牝馬制覇
世代の近いライバル
・オルフェーヴル(ウマ娘):1世代上の三冠馬で馬主も同じサンデーレーシング。2012年ジャパンカップが最初で最後の対決。
・エイシンフラッシュ(ウマ娘):2世代上のダービー馬で、対戦は3度。ジェンティルドンナ連覇達成の2013年JCがフラッシュのラストラン。
石坂正厩舎繋がり
・アストンマーチャン(ウマ娘):一説によると、マーチャンの早逝の反省がジェンティルの調教にも活きたとも。
サンデーレーシング繋がり
・ドゥラメンテ(ウマ娘):3世代後のクラシック二冠馬。ちょうどジェンティルドンナが引退した2014年にデビューしたため、対戦経験はない。