「怪物ども、ひとっ走り付き合えよ!」
「俺は、いや…俺たちは仮面ライダードライブ!!」
『ひとっ走り、付き合いたまえ!!』
声:竹内涼真
概要
特撮テレビドラマ『仮面ライダードライブ』の主人公、泊進ノ介が変身する仮面ライダー。
左腕に装着したシフトブレスにシフトカーを装填し、ドライブドライバー並びにトライドロンに信号を伝達することで変身する、対ロイミュード用のパワードスーツ戦士。
決め台詞は「ひとっ走り付き合えよ!」
頭部が1つの車を模しており、複眼はライトをイメージしたものになっている。
また、フォームによって配置は異なるが体にタイヤが装着されている点が大きな特徴である。
なお、変身ポーズは複数存在し、最序盤で見られたイグニッションキーを機動させてからシフトレバーを倒すシンプルなタイプとそれにハンドルを回すような動きを加えたタイプ(こちらがもっとも使用された型となる)、タイプトライドロン登場以降に見られたポーズ、タイプハイスピード変身時のシックなポーズ、トライドロン運転時のサムズアップを加えた変身ポーズなど数えるだけでも平成ライダー屈指の数である。
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能力
ブレスに装填されたシフトカーを交換し「タイヤ交換」を行う事で、対応するタイヤが胸部(一部例外あり)の転移ポータルを通じてドライブの身体に装着され、そのタイヤに応じた様々な能力を発揮できる。この能力はブレスに装填されたシフトカーを3回以上操作する「シフトアップ」によって一時的に強化できる。更にシフトカーの力によって重加速の影響を受けない性質やロイミュードの本体であるコアを破壊できる能力等から、現時点でロイミュードに唯一直接対抗できる存在である。
第2話で交戦したアイアン・ロイミュードが放った最期の一言によって、ロイミュードの間では「仮面ライダー」の二つ名で知られている事が明かされている(ロイミュードにとっては憎き宿敵の異名)。後に第3話にて切っ掛けは物語開始半年前のグローバルフリーズでのプロトドライブの奮戦、第14話にて命名者はブレンだと判明した。
ちなみに第24話でのドライブドライバーことベルトさんの発言や超バトルDVDの描写、及びMOVIE大戦フルスロットルでの仮面ライダールパンとの戦闘にて、システムと変身者の心には密接な関係がある事が判明している。実際に一部のフォームチェンジには変身者の特定の感情が必要になっている他、仮面ライダールパンとのリベンジマッチでは変身者とベルトとの心の共鳴によって強大な力が発揮されている。
タイプ(フォーム)
タイヤ交換とは別の「シフト(タイプ名)」のシフトカーを使用するフォームチェンジ。
フォームごとに相性のいいシフトカーが決まっており、シフトカーも対応するフォームごとに基本的な(主に足回りの)形状が異なっている。
本編登場
ドライブの基本形態。基本カラーは赤。
優れたスピードを持つ形態。
第6話より登場したパワーとタフネスに優れた形態。基本カラーは黒。
パワーの大きいタイヤを軽々と扱える。
変身に必要な感情はパッション(情熱)。
第9話から登場した形態。基本カラーは黄緑。
機械構造を瞬時に把握し使いこなす事が出来、精密射撃も得意とする。
変身に必要な感情はクールな心。
第16話から登場した特殊形態。マッハとドライブを混ぜ合わせたような姿をしている。
ハート・ロイミュードに対抗する為に開発された姿で、熱を帯びて爆発的なパワーを生み出すことが可能。
しかし限界が来ると胸部のタイヤが爆発して暴走状態に突入してしまい、敵味方関係なく襲い掛かったり動きが鈍くなったりする弱点がある。
第21話から登場した形態。基本カラーは青。
最速を誇るフォームである「風の戦士」。
3つの専用シフトカーによる武装とトレーラー砲による一撃必殺を武器とする。
第33話から登場した形態。基本カラーは赤。
進ノ介とベルトさんの心が1つになって生み出された仮面ライダードライブの最強形態。ベルトさん曰く「計算外の奇跡のドライブ」。
ボディはトライドロンと融合しており、最強形態に相応しい能力を持っている。
劇場版、DVD・BD作品に登場
『MOVIE大戦フルスロットル』に登場した仮面ライダー鎧武の能力を持つ形態。基本カラーは橙(オレンジ)。頭部のオレンジを模した編み笠が特徴。
応募者全員サービスの超バトルDVD『シークレット・ミッション type HIGH-SPEED! ホンモノの力! タイプハイスピード誕生!』に登場した形態。基本カラーは銀。
タイプスピードの強化形態であるようだが…?
夏の劇場版『サプライズ・フューチャー』に登場した劇場版限定フォーム。
基本カラーは黒で、黄色と青のラインが入っているのが特徴。
どことなくダークドライブと似た外観をしているが…。
ドライブの亜種
第3話の回想に登場したドライブのプロトタイプ。
現在のドライブと異なり、ロイミュードのコアを破壊する能力が備わっていなかった。
変身に使用するシフトスピードプロトタイプは後に修復されており、現在でも変身自体は可能と思われる。
夏の劇場版『サプライズ・フューチャー』に登場した劇場版限定フォーム。正式名称は「仮面ライダー超デッドヒートドライブ」。
基本カラーは赤と黒。タイプスピード・プロトドライブ・魔進チェイサーを組み合わせた様な歪な外見をしている。
冬の劇場版『超MOVIE大戦ジェネシス』に登場した劇場版限定フォーム。
基本カラーは黒で所々に赤色のパーツが存在するのが特徴。
タイプスピードとプロトドライブを組み合わせたような姿をしている。
劇場版に登場するダークドライブの形態名として登場。
玩具ではシグナルマッハを使用すると聞くことが出来る。
ちなみにシグナルチェイサーを使用すると「タイプゲットネクスト」となる。
『ドライブサーガ 仮面ライダーハート』にて、ドライブを模した変身の失敗例として登場。
ロイミュード5886との戦いで仮面ライダードライブを再現しようとしたが、頭がタイプテクニック、胴体がタイプスピード、下半身がタイプワイルドと滅茶苦茶な姿になってしまった。
ブレン曰く「青はやられたから嫌い」とのこと。
奇しくも、外見は現さんが目撃した「仮面ライダー」の外見を組み合わせたものになっている。
また、玩具版では劇場版のプレミア前売り券の付属品でシフトスピードワイルドテクニックが登場しているが、これは劇中には登場しない。
ツール
ドライブドライバー
進ノ介がドライブに変身するための専用ベルト。自らの意思を持っており、進ノ介からは「ベルトさん」と呼ばれている。また、トライドロンや各ツールの制御を行う中枢システムでもある。
シフトブレス
左腕に装着するシフトカーを扱うためのツール。シフトカーをレバー状に変形させて装填し、レバー操作を行う事でそれぞれの特殊能力を発動させる。
シフトカー
本作のキーアイテム。ドライブを状況に応じた複数のタイプに変身させたり、タイヤ交換をすることでドライブに様々な能力を与える。
トライドロン
ドライブが使用するスーパーカー。本作の主人公であるドライブはバイクに代わり本機に搭乗する。ドライブ同様各種タイヤの能力を使用する事ができ、フォームチェンジに合わせて変形する能力を持つ。
ハンドル剣
ドライブが使用するS01合金の剣。ハンドル操作により急激にターンしながら斬撃が可能。
ベルトさんは進ノ介のネーミングセンスに呆れていた。
ドア銃
ドライブが使用するドア型拳銃。ドアを開閉することでリロードを行うが、半ドア状態だと撃てない。
ベルトさんはネーミングセンスの改善を要求していた。
トレーラー砲
ドライブが使用するレーシングトレーラー型大砲。普段はシフトカーのように自律で動いている。武器としてだけでなくタイプフォーミュラの力を制御する能力を持っている。
ベルトさんは既にネーミングセンスに関して期待する事を諦めていた。
余談
追田現八郎は幾度かドライブの姿を目にしているが、全体像ではなく体の各部しか記憶になかったため、顔は緑(タイプテクニック)・腕は赤(タイプスピード)・足は黒(タイプワイルド)といろんなフォームの姿が重なってしまい、最終的にこんな想像図が完成された。
タイプスピードの姿とカラーリングはバイクロッサー・ケンを髣髴とさせるが、関連は不明。
また、一応本家仮面ライダーにも、このカラーリングの先輩はいることにはいる。
なお第21話でようやく本物のドライブの姿を目視できたが、他のフォームとマッハと含めて4人いると勘違いしている(TV本編では後にチェイサーとゴルドドライブで結果的に4人揃うが)。その後、第25話ではドライブとマッハの変身者がそれぞれ進ノ介と剛であることを知ったため、誤解も解けたものと思われる。
ちなみに第20話ではロイミュード072にマッハのような派手な名乗りを振られた際にはどこかで見たことあるポーズをやって見せた。偶然にも第20話の放送日が、元ネタの初回放送日と同じであったりする。
ちなみに、平成二期では新しいライダーの先行登場が当たり前となっていたが、ドライブのみ、唯一映画での先行登場がなかった。同じく映画での先行登場がなかった鎧武も『ウィザード』最終回で先行登場している。
ガンバライジング
ガンバライジングではナイスドライブ1弾(以下ND弾)から参戦。
2015年の現行ライダーということで今後ナイスドライブ弾ではおおいに活躍出来るだろう。キーアイテムであるシフトカーによる必殺技や専用システム、「シフトバースト」を使った強化など色々持ち合わせている。
ちなみにND1弾でのLREXでは、初登場でいきなりの劇中必殺技習得という今までの例としては珍しい使用になった。ND2弾ではタイプワイルドとタイプテクニックが登場。タイプテクニックはLR&LREX参戦という贅沢さだが一方タイプワイルドの方はSR止まり・・・(一時期の某昆虫系コンボや某水龍を彷彿させる・・・)。
ND3弾ではタイプデッドヒートが参戦したが、LREX枠は2号ライダーの方に取られ獲得できず。
ND4弾ではタイプフォーミュラが参戦、こちらの方はLREX枠での登場。
ND5弾より最終フォームであるタイプトライドロンも参戦(加えてLREX枠ではアタック1.2.3も登場)。
ND6弾ではトライドロンLR続投に加え、当弾限定レアリティ枠LRSP(レジェンドレアスペシャル)としてバースト後に全てのタイプにチェンジできるカードが登場。また同弾にて、過去のキャンペーンが勢揃いのキャンペーンであるキャンペーンカキマゼールキャンペーンのシフトバースト枠でタイプスピードからタイプトライドロンにチェンジするカードと、MOVIE大戦フルスロットルの特典限定であったタイプフルーツも参戦(排出カードとしては初登場)。
BK弾以降も前作主人公ということもあってSRやVR、CP等の枠を引き続き取っており何気に高レア枠を維持している。
ライダー全国対戦
中でもND1弾CPの表アビリティ(※1)がとてつもなく強力であり、ライダー全国対戦(オンライン対戦)ではND3弾LR(EX)マッハ(又はND4弾SRデッドヒートマッハ)と並び、定番デッキとして猛威を振るっている。
ND2弾までは4弾N(ノーマル)Wサイクロンジョーカー(こちらもLR(EX)マッハ同様1番目指定でテクニカルゲージアップ)、6弾LREXファイズ(バースト後チーム全体のゲキレツアイコン増加&全体のゲキレツアイコンのAP+100)、同弾のCPドライブタイプスピードフレア(タイヤコウカンで別フォーム扱いで同時に組める)同士で毎ラウンドAP+40(4ラウンド目となるとAP+160となりもう手が付けられない有様・・・)、極めつけは鎧武弾のみで入手できたチーム全体のゲキレツアイコンのAPを+100するアビリティを装備したガンバライダー(後にゲーム終了時のスロットで配布された)、といったデッキが流行り、オンライン対戦ではほぼ無敵というぶっ壊れ性能であった。
このような事態となったわけもありND3弾からオーバーチャージの実装、AP上昇の上限が100まで、ゲキレツで発動済みのアビリティの無効化、など色々とバランス調整が施された。
バッチリカイガン2弾より遂にメタカードであるVR(バーサスレア)魔進チェイサー(ドライブとマッハのアビリティ発動の封印)が登場したので注意。
※1 1ラウンド毎APが20加算される。
バトライド・ウォー創生
今作よりプレイアブルキャラとして参戦。タイプスピードでは選択したシフトカーによる固有の必殺技が使用できる他必殺技が強化、変化される特性を持つ。またボタン長押しにより一定時間素早さを向上させることもできる。豪快な攻撃を持つタイプワイルド、射撃を得意とするタイプテクニックにもフォームチェンジできる。
また超必殺技でタイプフォーミュラに、究極状態でタイプトライドロンとなる。
関連タグ
仮面ライダードライブ 泊進ノ介 ベルトさん ドライブドライバー
関連・類似キャラクター
- アナザードライブ:ドライブの力を宿したアナザーライダー。
- 仮面ライダープロトドライブ:グローバルフリーズ勃発時、ロイミュードの魔の手から人々を守ったドライブの先代にあたる戦士。
- 仮面ライダーダークドライブ:劇場版「サプライズ・フューチャー」に登場する、悪のドライブ。
- ゴルドドライブ:ドライブに酷似した悪の戦士で、金色のドライブ。
- にせドライブ:超バトルDVD『仮面ライダードライブ シークレットミッション 本物の力!タイプハイスピード誕生!』に登場する偽ライダー。
- 仮面ライダーカブト:同じく高速移動能力を持つ、メインカラーが赤の主役ライダー。
- 仮面ライダーアクセル:脚本家が同じ作品のビークルライダー、ライダーの力で超常の犯罪集団と戦う刑事、カラーリングが赤、タイヤが付いている、強化形態の一つに通常形態を超える高速能力を持つ青い形態があるなど共通項が多い。但し、こちらはバイクがモチーフの2号ライダーというマッハとの共通点もある。
- 仮面ライダーライブ:一文字違いのライダー。
- アカニンジャー、キュアフローラ:ニチアサ同期の主人公ヒーロー。
レジェンドライダー関連
ディケイドドライブ ドライブアームズ ドライブ魂 ドライブゲーマーレベル2 ドライブアーマー タイヤチェンジングドライブ ドライブ警察24時 オクトパスゲノム ドライブフォーム
マリカ/邪武/イドゥン/シルフィー → ドライブ → ゴースト/ダークネクロムP/ダークネクロムY/カノンスペクター
○号ライダー