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黄金樹海紀行ナウイ・ミクトランの編集履歴

2024-02-04 01:05:09 バージョン

黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン

おうごんじゅかいきこうなういみくとらん

『Fate/Grand Order』における第2部「Cosmos in the Lostbelt」の第7章。

9つの層で分かたれし地底世界。

カルデアのオーダーはここで終わる。


神話がここで生まれる。

物語無き世界に、神が生まれる。

太陽は再び、世界を照らす


概要

ロストベルトNo.Lostbelt No.7
分岐基点時代BC.????
異聞深度A++
場所南米
キーキャラクター惑星を統べるもの
クリプターデイビット・ゼム・ヴォイド
章クリア報酬概念礼装「あの遠い夜の日に
シナリオ担当奈須きのこ

副題は「惑星を統べるもの」。

第2部開始時点では、分岐基点が紀元前であること・南米に位置していること以外の情報が非常に少なく、殆ど謎に包まれた状態であった。


2部開始後も長らく「樹海」の2文字以外一切不明で、6章のクリア後に表示されるバナーでさえもノイズがかかっていた。

なおこれは5章後編クリア時の6章と同様の処置だが、6章とは異なり章アイコンすらも表示されておらず、徹底的に情報が隠匿されていた。


2022年4月に発売したTYPE-MOONエースVOL.14の別冊付録内のインタビューにて、タイトルの前半が『黄金樹海紀行』と判明。同時にシナリオ担当が奈須氏であると公表。

同インタビューでは奈須氏から、本筋とは関係ない内容ばかりの「大ボリュームの繁雑な寄り道」だった6章とは逆に、第2部全体の真相を明かしつつ、「非常にシンプルな物語」になる事が語られていた。


同年6月配信の6.5章クリアと同時にバナーのノイズが解除。タイトル後半は『ナウイ・ミクトラン』とアイコンが開示され、12月4日に副題が公開。


そして、2022年12月25日18時より「前編」が遂に開幕。

前日24日の生放送にて前後編になると告知されたが、6章のようにもう一編隠しているという路線は竹箒日記にて否定され、年末特番にて後編配信が1月下旬と発表。


その後、31日20時からと発表があったが、事前番組放送開始直後に延期が発表されるという前代未聞の事態が発生。同日23時という予告詐欺ギリギリの時間まで延長の後、何とか「後半」が開幕された。


今までのメインクエストは開幕と同時に新規サーヴァントのピックアップ召喚が行われていたが、今回はストーリーを優先しネタバレを避けるため、開幕から時間を置いた2023年の後半実装時からピックアップが行われている。

よって、11月開催イベントであるカルデア妖精騎士杯にて実装のブリトマートが2022年の最後の実装サーヴァントという形となった(あくまで「新規実装が最後」なので、「復刻が無い」とは発言していない)。


2部のメインストーリーとしてはここにきて珍しく、長らくイベント以外で使われていなかった1部のBGMが多用されているのも特徴。


これまでのシナリオにて出ていた、担当クリプターサーヴァントによる「死は喰うもの、生は捧げられるもの、死者を裁いたり自由にする概念など存在しない」、シオンによる「ここから先は欠員なしでの勝利のような無事で済むはずがない」といった一連の指摘が、極めて最短の形でカルデア陣営を襲う展開となり、実際同部6章とは異なる意味で過酷なものとなっている。


ストーリー

前編

異星の神による彷徨海への強襲。

多大な犠牲を払いつつもストーム・ボーダーによる脱出を果たしたカルデアは、

地球の支配者たらんとする傍若無人な神の目論見を阻止するため、第七異聞帯への突入を試みる。


南米・アマゾン熱帯雨林————

肥沃な大地と生い茂る樹木が数多の生命を育む、

この惑星(ほし)の命の揺り籠“だった”場所。

空想の根を宿した今は、干からびた土壌と分厚い雷雲が空を閉ざす、死の大地へと変わり果てていた。


何故、このような環境になったのか。

一体、この歴史には何があったのか。


生命(いのち)を拒絶する過酷な環境へと変貌した南米異聞帯にて、

人理はただ一つ息吹く“脅威(いのち)”と相対する。


(公式生放送より)


後編

『異星の神』との予期せぬ邂逅と共闘。

大統領の御心は宇宙スケールのためいまいち計れないものの、

その存在はマスターが異聞帯を生き抜くための支えとなっていた。

姿形は違えど時折垣間見える懐かしさには、あるはずのない昔日の続きを思わせずにはいられない。


──────しかし、黄金の樹海は容赦なく現実を突きつける。

「ようは『滅亡の体験版』だ。いずれ味わうものだが、一足先に楽しんでくれ。」

クリプターであるデイビット・ゼム・ヴォイドとそのサーヴァントが呈する第七異聞帯の未来(あした)。

絶対的な破滅を回避する術を求めて、マスターは9つの層で分かたれし地底世界を進んでいく。

未だ眠る未曽有の危機、その空想の芽が根差した大地へと。


(公式生放送より)


登場人物


その他

ある獣を討伐すべく召喚されたグランドクラス


第七異聞帯・南米

詳しくは⇒ミクトラン(Fate)を参照。


余談

第2部開始時点では情報が非常に少ない異聞帯であり、サブタイに辛うじて「樹海」が入っている事、紀元前で分岐した事だけはわかっており、ユーザー間でも様々な考察がなされてきた。

恐竜が登場する説はファンの間では2部開始初期から考察されていた(ケツァル・コアトルケツァルコアトルスを使役していたり、白亜紀を第一の世界(第一の世界はテスカトリポカの主宰していた時期である)と表現したり、概念礼装TEAM Phoenix』に恐竜や太陽に関するテキストがあった為)。

また、サブタイが南米関連ではなく「空想樹海~」なのではないかという予想等、様々な考察が飛び交ったが、一見すると飛躍し過ぎにも思えた考察のいくつかは的中していたりする。


以上のような配信前における予想は当記事最下部の「配信前におけるユーザーの予想や考察等」に残してあるので、気になる方は気軽に閲覧していただきたい。


関連動画

ティザーPV

TVCM

前編

デイビットver.

U-オルガマリーver.

後編

デイビットver.

ククルカンver.

カマソッソver.


関連イラスト

街

センシティブな作品センシティブな作品夢未来を望む翼時間の傍で


関連タグ

Fate/GrandOrder Cosmos_in_the_Lostbelt 異聞帯 ORT

南米 樹海 恐竜 パンゲア マヤ神話 アステカ神話 冥界 地底 冒険


月姫 月姫Apieceofblueglassmoon MELTY BLOOD:TYPE LUMINA…直接は関係ないもののプレイしておくと、より物語に入り込める。



前後のストーリー

BackNext
死想顕現界域トラオム黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン奏章プロローグ

※厳密に言えば奏章の前に7章後編があるのだが、ネタバレ防止のため当記事では伏字にさせていただく。


関連章


配信前におけるユーザーの予想や考察等


※この項目は配信前まで当記事に記載されていた、ユーザーの間で立てられた予想や考察の一覧です。

本編の内容そのものではありませんが、純粋に当時の期待や考察を懐かしんだり、「当時のユーザーはどんな予想や考察をしていたのか?」「ユーザー間での予想や考察はどれほど当たっていたのか?」等を閲覧し見比べるといった楽しみ方の一つとしてご活用いただければ幸いです。


以下、当時の予想や考察となります。


舞台(異聞帯内部)についての予想

第2部に先駆けて実装されたエルキドゥ幕間にて、彼は至高神エンリルに鋳造されし黒杉森の番人フワワに思いを馳せていたことから、ユーザーの間ではバビロニアが候補地のひとつとして考えられていた。

他に有力とされる候補地には、第二部OPでデイビットが立っていた遺跡に刻まれているものがマヤ文字であることから南米も候補に挙げられていた。


また、ケツァル・コアトルの発言によれば、アステカ神話における第一の世界は型月史では白亜紀に当たるらしい。ちなみに同神話での人間世界の誕生は5番目。

更に、本来はアステカ神話の神であるケツァル・コアトルがマヤ神話の冥界(シバルバー)について言及しており、この事から型月世界ではアステカ神話もマヤ神話も根本は同じだと考えられ、マヤ神話の要素も関わってくるものと思われる。


他、謎のヒロインXXのバレンタインボイスでは、地球に存在する脅威の一つとして「膨張する太陽を幻視する祭壇」なる単語を挙げており、それがこの異聞帯にある何かではないかと言われている。

ちなみにFGO外での南米については、月姫でアルクェイドがまだ経験していない神秘の一つとして言及されていた。奇しくも南米を目前に控えた7周年で、そのアルクェイド本人が実装されている。


こういった既出の情報等を踏まえて、南米異聞帯の状況は以下のような予想がされている。

  • 1:恐竜が絶滅せずに生き残った世界である説。
    • ケツァル・コアトルの乗騎が翼竜であったり、異聞帯の位置から見て北西には恐竜を絶滅させる原因の隕石が落ちたユカタン半島があること。またウルティモ・トペ・パターダや、ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕宝具はユカタン半島に隕石が落ちたという出来事の再現である。(ただし、ユカタン半島の位置に異聞帯はない事には留意されたし。)
    • 概念礼装『Team Phoenix』では恐竜について触れている。また、この概念礼装ではサーヴァント・ユニヴァースについても触れていたが、『セイバーウォーズ2〜始まりの宇宙へ〜』ではブラキオサウルスらしき恐竜が背景に描かれていたり、ケツァル・コアトルと同じく原始的な金星の女神(スペース・イシュタル)が主役だったりするのである。
    • 実は同じく7番目の章である『絶対魔獣戦線 バビロニア』に登場したキャラクターではティアマト神が自身の霊基をジュラ紀相当までに回帰したり、エレシュキガルがバスター攻撃にティラノサウルスやトリケラトプスの化石を召喚するなど『7章』は何かと恐竜に縁があったりする。
    • ちなみに恐竜が生き残っていたら人型に進化したのではないかという学説があり、しばしば都市伝説(特に陰謀説)において題材にされている。2部もオカルト(宇宙人)を扱っている辺り、この手のオカルトネタを組み込んでくる可能性は大いにあり得る。ちなみに人と恐竜が混ざったような姿をした…正確には基本形態が恐竜そのものなのだが…サーヴァント(鬼女紅葉)もFGOに実装されている。
      • 現にティザーPVはややオカルト寄りな演出で構成されており、上述のように奈須氏のコメントでは「秘境探検」というオカルトかつ恐竜とも縁のありそうな言葉が飛び出している。
    • この他、南米は恐竜に少なからず縁があり、ケツァル・コアトルのお膝元である、メキシコのアカンバロにおいては恐竜の形をした土偶が発見されている。(贋作という説もあるが。)
    • マヤ神話において、ケツァル・コアトルはククルカンと同一視されるが、このククルカンと同一視される神にイツァムナーが存在しており、姿形は双頭のイグアナに似ているという。また、マヤ神話の世界観では巨大な爬虫類が世界を形作っているとされており、南米の神話において爬虫類は切っても切れない関係にあるようだ。
    • 他、「舞台が神代である」可能性と「恐竜」を掛け合わせ、恐竜のみならず幻想種が登場するのでは?という予想もある。
    • アステカ神話における第1の世界「ナウィ・オセロトル」での人類に当たる種は巨人とされている。既に公開されている情報では「巨獣達が跋扈している異聞帯」との事なので、この巨獣が巨人なのではないかと思われる。なお、第1の世界はジャガーが巨人を食い尽くした事で滅びたという。この事からジャガーマンがキーキャラクターであると推測する声もあるが、彼女はかなりコメディリリーフ寄りなキャラなので、オルタ化等の派生でないとさすがに本編の中核を担うのは難しいのでは?と否定的に見る意見も多い。
  • こうして2部開始初期からTwitterなどで考察されていた珍説であるが、前編公開時のTVCMにて本当に恐竜が生息する異聞帯である事が判明した。

  • 2:何らかの事情によりテスカトリポカが死亡、あるいは権能の類を失ってしまい、世界が第一の世界「ナウィ・オセロトル」で歪に停滞したまま続いてしまった世界である説
    • アステカ神話において、前述の「巨人を食い尽くしたジャガー」はテスカトリポカが変身した姿だと一般的には見なされている(FGOにおいても、ジャガーマンはテスカトリポカのナワルとしての側面が習合しており、テスカの方が主神であるという描写がされている)。
    • 詳しく述べると、アステカにおける第一の世界『ナウィ・オセロトル』は、当初テスカトリポカが太陽として支配していたが、後にケツァル・コアトルがテスカトリポカを殴って追い出し、太陽の座を交代した。そうして太陽の座を追い出された後、テスカトリポカはジャガーに変身して世界へ舞い戻り、巨人達を皆殺しにした……という逸話である。
    • また、第一の世界から第二の世界『ナウィ・エヘカトル』へ移行する際も、ジャガーに変身したテスカトリポカがケツァル・コアトルを蹴り飛ばし、太陽の座から追い落としたという。
    • こういった伝承から逆説的に、巨人達が闊歩しているのは世界観そのものが第一の世界から変化していない(何らかの事情でテスカがジャガーに変身できず、巨人達を皆殺しにすることもケツァルを太陽の座から追い落とすこともできなかった)ためであり、謎のヒロインXXのバレンタインボイスで言及された「膨張する太陽」は「太陽の座を交代せず(できず)、実際の神話以上に力を膨らませて変容してしまったケツァル・コアトル」だという考察もある(インド異聞帯における「神たるアルジュナ」のような立ち位置に近いか。この考察だとテスカではなくケツァルの方を「異聞帯の王」だと見なす声もある)。
    • こうした状況であるならば、いわゆるオルタ(別側面)として、以前から適性があるとされていたアヴェンジャークラス、あるいはバーサーカー等にクラスチェンジしたケツァル・コアトルが実装されるのかもしれない。
    • 仮にデイビットと契約しているサーヴァントがテスカトリポカならば、上述のような本来の神話における役割を果たすことができなかった屈辱や無念を晴らすために現界し協力していると考えれば筋が通るかもしれない。
    • 前編公開時のTVCMから、少なくともジャガーの戦士らしき集団が登場する事が判明している。
  • 3:マヤ神話の要素も大小なり混じり合った世界になっている説
    • 上述のように、作中においてもケツァル・コアトルがマヤ神話の冥界(シバルバー)について言及している事、ケツァル・コアトルはマヤ神話の主神ククルカンと同一視されている事等が根拠(現に1部7章においても、ジャガーマンがケツァルを「ククるん」というククルカンをもじったあだ名で呼んでいる)。
    • また、アステカ神話とマヤ神話において冥界の呼び名は異なっており、アステカでは「ミクトラン」、マヤでは「シバルバー」と称するのが一般的。章タイトルこそ「ミクトラン」なものの、上記のケツァル・コアトルや2部5章での言峰が「シバルバー」という言葉を出しているので、冥界の内部(様相、構造等)が両神話を複合させたものになっているのではないかという考察もある。
    • ちなみにミクトランの最奥には蜘蛛(と梟)に囲まれた玉座や、冥府で宝石となった骨がある。そしてミクトランの王たるミクトランテクトリは、鮮血が着いた頭蓋骨や骸骨、または眼球を突き出した姿で描かれることもあり、こういった要素は(やや強引な解釈かもしれないが)ORTとの関連性を見出せなくもない。
    • 他、マヤ神話には「神々は最初に泥から人間を創ろうとした」エピソードや、兄弟神であるフンアフプーとイシュバランケーが巨人族を討伐する話がある等、この章に関わると思われるエルキドゥや巨人を彷彿とさせるような要素も散見される。
    • そして上記のイシュバランケーはジャガーを意味する名を持つ神でもあり、同一視はされていないもののテスカトリポカとの類似性があるようにも思える。

他、アステカとマヤ神話以外の神話や、いわゆる型月オリジナル設定等を取り入れた予想は以下のようなものがある。

  • 1:クトゥルフ神話の要素が入った世界になっている説。
    • クトゥルフ神話において、邪神イグはケツァル・コアトルと関連性を見出される事・さらに型月のケツァル・コアトルも地球外由来であることが根拠。
    • また、空想樹の種子の正体はクトゥルフ神話におけるアザトースの種子ではないかとする考察もあるが、現時点では不明。
    • この異聞帯のクリプターであるデイビットは伝承科出身の魔術師だが、FGO作中では同じ伝承科の出身である魔術師ブリシサンがクトゥルフ神話について研究していたと特使五柱のラウムが言及済み。
    • また、『禁忌降臨庭園 セイレム』に登場したメッフィーを名乗る怪人物などクトゥルフ関連で回収されなかった伏線が多く存在している点などから、伏線が回収されるなら「地球外」というワードが絡むと思われるこの章ではないかという考察もある。
  • 2:ORTの能力「水晶渓谷」により異星へと環境が変貌してしまった世界になっている説
    • この異聞帯にはORTが西暦以前に落下していることが判明しており、その能力は「侵食型固有結界である水晶渓谷を展開し、自分のもといた環境に変化させ続ける」というものである。これがもし全域に広がってしまえば通常の人間が住むには過酷すぎる環境になる、というより別の星と化してしまうため異聞帯化は必至である。
    • さらに、前述のように空想樹のネットワークからこの異聞帯は切り離されており、世界を維持するためには何かしらの代替手段が必須である(ロンゴミニアドのようなもので全域を覆う、世界のルールそのものを変える等)。つまり、ORTの能力によってテクスチャごと別の星に塗り変えてしまえば維持が可能であると思われる。

異聞帯の正確な位置について

  • 現在判明している情報では汎人類史の国に置き換えるとブラジル、ペルー、ガイアナ、スリナム、ボリビア、エクアドル、コロンビア、ベネズエラ、フランス領ギアナ、チリ北部の約10カ国に跨り、異聞帯の中でも大西洋異聞帯に次ぐ広さ。
  • どちらかといえば、これらの国々はマヤ神話やアステカ神話などの文化圏と言うよりも、インカ神話やナスカの地上絵、カンドンブレなどの文化圏である。メソアメリカ圏はこれらの国々よりも北にある。
  • なお、ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕の着ているサンタ衣装はちょうど異聞帯があるブラジルの文化であったりする。また、例年通りなら新クリスマスイベントの前にクリスマス復刻があるのだが、今年はサンバ/サンタが登場した2018年クリスマスイベントの復刻は告知されなかった。該当イベントは南米に関係した内容である為、7章実装前に復刻する事が考えられる。またこれによりイベントで登場したブラダマンテか、存在が示唆されたロジェロが登場する可能性もある。

その他、世界観や登場人物に関する予想

  • タイトルについて
    • 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング」において、空想樹は成長すると種子を吹き出すという生態を持つことが明らかとなったため、場合によっては種子が大量にばらまかれてそれが成長し、『空想樹海■■』という悪夢極まりない異聞帯と化す可能性もある。極端なものになると『空想樹海惑星』という大規模なものになる予想も挙がっていた。
    • また、ラスプーチンが「星間都市山脈 オリュンポス」にてこの地を「黄金の樹海」と称した事から、『黄金樹海■■』、2部後期OPでは、背後にピラミッドのような遺跡が見えることから、『■■樹海文明』、『■■樹海帝国』などの予想も立っていた。
  • 地名について
    • アステカの世界観から、次の2つが考えられていた。
      • 『ナウィ・オセロトル』:テスカトリポカが治めている第一の世界
      • 『ナウィ・エヘカトル』:ケツァル・コアトルの治める第二の世界
    • 特に後者は「風で太陽が破壊されて当代の人類は猿になってしまった」との説明が「どこがあり得た人類史なんだよ」という評と合致する。
    • 他にはORTが関与する可能性が高い事から『タイプ・ヴィーナス』や、クトゥルフ神話関連も示俊されている事から『ンガイ・フォレスト』等の考察もあった。
  • デイビットの契約しているグランドサーヴァントについて
    • 詳細はデイビットの記事に譲るが、グランドサーヴァントの真名がテスカトリポカという説から以下の事が考えられる。
      • 型月世界において、ケツァル・コアトル達は地球外生命体が神になった存在であり、テスカトリポカの化身には蜘蛛が存在している。この為、テスカトリポカは蜘蛛に例えられる彗星のアルテミット・ワン『ORT』の関係者なのではないかという疑惑が上がっている。
      • 相対するケツァル・コアトルが金星の神であるように、実はORT同様に金星に対応したアルテミット・ワンもおり、名を『タイプ・ヴィーナス』と言う。こちらは植物の特性を持っていることからサブタイトルとの関連を見出されている。ケツァル・コアトル自身も木に姿を変えてテスカトリポカと共に天空を支えた逸話がある。
      • アステカの暦には金星や水星の周期を基にした暦があり、これらの説を一層強めている(上記の通り、厳密に言えばORTは「水星」ではなく「彗星」のアルテミット・ワンなのだが、ここでは割愛)。
      • また、アステカ神話において先述の第1の世界を治めるのがテスカトリポカとされている為、実は異聞帯の王も兼ねているのではないかと推測される。
      • そしてグランドクラス、つまりは冠位を保持した状態であるならば、この異聞帯には冠位指定のサーヴァントが召喚されなければならない要因……即ち、人類悪が出現していると思われる。前述の通り、この異聞帯には極めて凶悪なORTが存在している事も考えると、どの異聞帯よりも恐ろしく危険と予想されている。

  • 令呪関連
    • デイビットの令呪の形状はホバリングしているハチドリなのではないかという説がある。中南米の神話においてハチドリはウィツィロポチトリという名の戦神として登場する。
      • そしてウィツィロポチトリは「煙を吐く鏡」や仮面等の外見的特徴がテスカと共通して描かれることもあり、テスカトリポカの友だと称する伝承もある。こうした伝承を踏まえると、デイビットの令呪はハチドリ(ウィツィロポチトリ)=テスカトリポカの友=デイビットもテスカトリポカの友(相棒)……といった粋な意味合いだったりするのだろうか?

  • ティザーPVについての予想
    • やはりPVの中でも多くのユーザー(マスター)に衝撃を与えたのは、上記の項目でも述べたようにネモが危機的状況の中で我が身を挺するかのような悲痛な台詞を発していることであった。突如として公開された緊迫感のある演出も相まり、ネモ推しはもちろん、数多くのマスターから不安と嘆きの声があがっている(時系列上、既に彷徨海は襲撃されているため、ツングースカ冒頭におけるホームズのような「カルデアへの一時退去」で済む可能性はまず無いという点も不安に拍車をかけているのかもしれない)。
      • 一方、「ネモが一度退場した後にグランドライダーとして復活してくるのでは?」等、ネモの退場自体がカルデア陣営の最終的な逆転に繋がるかもしれないという予想もある。
    • 他に注目を集めているのは、PVの最後で流れた「なんだ、新入りか」という台詞は誰のものなのか、という点である。
      • 声質から男性なのはほぼ確定なので、マスターの間ではデイビットかテスカトリポカという説が有力。デイビットであれば主人公に対して「カルデアのマスターとして」という意味での「新入り」、テスカであればカルデア陣営に対して「南米異聞帯へ初めて足を踏み入れた来訪者として」という意味での「新入り」といったところだろうか?
      • この「新入り」というのはアステカ神話における生贄文化としての「生贄」の「新入り」という可能性もある。また、デイビットは作業的な殺傷を行なっていたという言葉から、(結果的に)生贄にする意味で作業的な殺傷だったという可能性もある。
    • また、PVの内容ではないが、奈須氏からのコメントにあった「インフレの極致」という言葉を受け、グランドサーヴァントvsORTvsアーキタイプ:アースvs異星の神という三つ巴ならぬ四つ巴のインフレ大激闘が繰り広げられるのではという期待の込められた熱い考察もある。
    • アーキタイプ:アースに関連する情報として、月姫リメイクにおいて急膨張(インフレーション)と例えられた現象の真名もアーキタイプ:アースであることが、彼女のFGO実装とほぼ同時期に発売された型月稿本で判明している。上述のインフレの極致とは、パワーインフレではなくそちらを指してのもの、或いはダブルミーニングとして、ストーリーのどこかで関わってくる可能性も考えられる。

  • 配信日時への反応
    • 2022年のクリスマス当日だと発表されたことで、デイビットをサンタクロース扱いしたり、アルクェイドの誕生日に合わせたと考えるユーザーが続出している。

登場サーヴァントについて

  • 1部7章「絶対魔獣戦線 バビロニア」では、バビロニアの地に南米鯖が登場したため、その逆として、同章には(直接)登場しなかったエルキドゥやフワワなどのメソポタミア神話勢が登場する可能性も考えられている。エルキドゥが幕間の物語にて「人類の脅威特攻」を会得した事もこの章で関わってくるのかもしれない。
  • また、上記で述べた「恐竜」以外に「7章」と縁がある要素といえば、「疑似サーヴァント」「staynight勢」、そして神霊サーヴァント」であろう。現に登場がほぼ確定している例の神父は、これら三つの要素を全て内包している。南米異聞帯においてもバビロニアと同じく、新たな疑似サーヴァントやstaynight勢の別側面、神霊サーヴァントが登場・実装されるのかもしれない。

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