カムイ(FEif)
かむい
「僕は本気だ!」 「わたしは本気です!」
「僕は、白夜の側で戦う。そう決めたんだ。」
「私はもう選んだのです……マークス兄さんたちと共に行く道を!」
海外版では“Corrin”という名称。
マイユニットが単独で主人公を務めるのはシリーズ初である。
名前・性別・顔・体型・髪・口調・誕生日を選択可。髪型はゲーム中でも変更できる(色は変えられない)。瞳の色と尖った耳は固定となっている。そして常に裸足。
なおプレイヤーが好きな名前や顔を設定できるマイユニットである以上、ムービー等で名前を呼ばれる事はなく(「おまえ」「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」等と呼ばれる)、顔も映らないようになっている。
白夜王国の王族だが、幼少期に暗夜王国にさらわれ、暗夜王家の一員として育てられる。そしてある偶然から本当の家族との再会を果たし、生まれた国と育った国、どちらに与するかの選択を迫られることになる。
主人公と対照的な境遇が、暗夜王国の王女でありながら対の人質として誘拐され、白夜王国の王女として育てられたヒロイン・アクアである。
王族の中では特に神祖竜の血を色濃く受け継いでおり、その姿を竜に変化させる事が出来る。
竜の力の兆候はシナリオ内でも見受けられたが、母親であるミコトの死を受けて完全覚醒・暴走してしまった。
その後はアクアの手ほどきを受け「竜石」で力を制御するようになる。
スキル「竜穿」が発動すると、頭部と左手が竜形態のそれに変化する。
たとえ非力な設定でも小柄であろうと「竜石」を用いて変化すれば(ムービーで見た限り)比較的長身なリョウマより明らかに巨大になり、身からほとばしる水しぶきで威圧する等とても強そうな印象が持てるが謎が多く、竜石による変身ではブレスを吐かない代わりに体当たりや突きによる接近戦が主だったり果てはアングルのせいで顔よりも大きいまるで枝分かれしたような角(よく見ればひとつにつながっている)の方が目立つなど、よく言えばその力を用いて敵を薙ぎ払っていると言える。
竜というより鹿に見えるというのは言わないお約束。
キャラクターデザインを担当したコザキユースケ氏曰く天寿を全うした竜を素材とした鎧とのこともあり、初期兵種の衣装がどことなくこの竜の姿をイメージした独特のデザインになっている。クラスに関係なく基本的に裸足なのは「暗夜王国に囚われている」即ち捕虜をイメージしているという。ちなみに女性のカムイおよびカムイの娘がなれる『ダークプリンセス』系統の服装は、内ももも露出したデザインになっているが、後述するスマブラにおいては対象年齢層の違いゆえか露出していないデザインに変更されている。(カムイに限らず全体的に暗夜の女性装備は太もも、特に内ももの露出がすごく、姉のカミラもスマブラでは布が増えた)
攫われる以前やサイラスとの交流を忘れているなど幼少期の記憶に不明なところがある。暗夜ではずっと閉ざされた場所で育ったために世間知らずで、お人好しと言われるほど心優しい性格。人を惹きつける魅力を持ち、誰からも愛される人物で、どちらの兄弟からも大切に思われている。
その人柄や魅力は独特な感性を持つガルーにも通じ、暗夜王国篇では迷子になったフランネルからも「人が良さそう」という第一印象から真っ先に道を聞かれている。白夜王国の忍であるスズカゼも、カムイが敵対する暗夜王国側についたとしても付き従ってくるほど。
透魔王国篇では不本意ながら結果的に両国を敵に回してしまい、その上、黒幕のことを誰にも話すことができない状況だったのにもかかわらず、持ち前の人徳と高いカリスマ性で乗りきっている。ちなみにアシュラ曰く、「伝説の刀を持ち逃げした挙句、白夜と暗夜両方を敵に回して戦っている」という噂が各所で広まっていた模様。だいたいあってる。
趣味は読書……というより元が幽閉の身であったのでそれしか無いといえる。その賜物か、知識や教養は人に教えられる程度には備えている。
反面、生活力にはかなり乏しい。十中八九コイツが全部やるせいである。
ただし家庭を持つと流石に家事をしている描写があり、家族の反応からするとそれなりのようである。またフランネルとの支援会話から察するに、ぬいぐるみの綿を詰め直す程度なら裁縫もできる様子。
なお、カムイに料理を教えたのは世話役のギュンター。
しかし彼から受け継いだその味はマイユニ恒例ともいえる鋼の味で、効果は守備が上がるというもの。しかもその味は娘(息子)にもしっかりと受け継がれる。
但し本作においては「鋼の味」はまずくないらしい。どういうことなの……
なお、ジョーカーやカミラなどが果樹の前にいるとカムイはパイや焼き菓子を好きだという話を聞くことができる。
星界(いわゆるパラレルワールド)の中に「マイキャッスル」を持っており、ルート分岐後はそこを拠点にしている。
マイキャッスルにある「温泉」は一つの大浴場を時間帯で区切って男湯・女湯に切り替えているらしく、カムイはしばしば間違えて異性の時間に入ってしまう。
このとき(当然ながら?)男湯に入ってしまった女カムイよりも、女湯に入ってしまった男カムイのほうがひどく怒られ、追いかけられたりしている。
なお、男女いずれも自分の結婚相手とは混浴が可能となっている。
また戦場に於いては自ら指揮を執っているらしく、王子(王女)でありながら優れた戦術眼を持っている事が示唆されている。
その腕前はDLCにおける『覚醒』世界においてリズから高評価を受けると共に、彼女の兄クロムの自警団に軍師がいない事を嘆かれてしまう程(一応『FE』シリーズはプレイヤー=軍師であり、本作ではプレイヤー=カムイである為軍師としての役割も請け負っていると言うメタな理由もあると思われる)。
だが戦場の特性や敵情判断については大体がアクアに助言される形で、大局的な戦略面でもアクアの言に素直に従う場面が多い。
直属の臣下は、北の城塞でずっと共に暮らしてきた執事のジョーカー、メイドのフェリシアとフローラ、世話役である老騎士・ギュンターの4人。
ちなみにジョーカーとフェリシアはどのルートでも必ず、フローラとギュンターは白夜篇以外で仲間に加入する。
物語の途中で新たに直属の臣下に加わる共通仲間ユニットに白夜王国の忍のスズカゼ、暗夜王国のソシアルナイトのサイラスが居る。白夜の忍と暗夜のソシアルナイトは隠し素質同士になっており、和風・洋風の共存が窺われる。
公式TCGファイアーエムブレム0においてはシンボル「白夜」のカムイ(男)とシンボル「暗夜」のカムイ(女)、あるいは「暗夜」のカムイ(男)と「白夜」のカムイ(女)というように、男女で対になるように登場している。他方、コミカライズ版のカムイ(女)を描いたプロモーションカードと20弾のカムイ(男女とも)は白夜と暗夜の両シンボルを持つユニットとなっている。
透魔王のカムイはサインの有無で性別が変わる初のカードとなっており、異性のカムイからクラスチェンジできたり神速回避が特定のカードでも使用可能だったりと特別な扱いとなっている。特にカムイ(女)の方はサイン入り限定で多くのトレカショップでは2万近くの凄まじい価格で取引されている。
DLC『絆の白夜祭』にてカンナ以外の子どもの母親(ないし父親)になった場合、特別に受け継がれるところはほかの親と比べるとあまりない。
しかし、「興奮して竜になってしまいそうだ」(エポニーヌ)「竜を口説く夢を見た」(ソレイユ)と竜の血を受け継いだならではのセリフがあったり、「敵をパッと見て大体の強さを見破れるようになった」(シノノメ)と優れた観察眼を受け継いだと思われる描写があったりする。
今までの作品における『ロード』に近い兵種であり、能力傾向は従来の『ロード』同様バランス型であり、魔防が低めなのも過去作同様である。敵の魔法には注意が必要。
プレイ開始時に決める「主人公の長所・短所」に応じてステータスに多少の補正がつくものの、どれを選んでもプレイが困難になるほど難易度が上がることはないと思われる。
ただし後述のとおり終盤では専用武器の夜刀神が必須になるので力が短所だとやや不利か。
性別によるカムイ自身の性能差はない(ただし結婚できる相手は当然のこと、ジョーカーとフェリシアが加入する順番がカムイの性別によって変わる。そのためカムイの性別によって攻略方針は若干変わる)。
最大の違いは歴代主人公の中で唯一「竜石」が使える事。その為『ロード』に『マムクート』の性能がくっついたものと言える。
但しこの影響で職種に関係なく竜属性が付きまとい、竜特効を持つ武器によって大ダメージを受けてしまう。そのため、「ドラゴンキラー」や「龍神・辰」を持った敵にはくれぐれも注意。
上級職はルートによって異なり、白夜篇は剣(刀)・竜石に加え杖(祓串)が使えるようになる『白の血族』。
暗夜篇は剣(刀)・竜石に加え魔道書(呪)が使えるようになる『ダークブラッド』。
なお物理火力は『白の血族』、魔法火力は『ダークブラッド』に軍配が上がる。
なお透魔篇は両方にクラスチェンジできる。クラスチェンジ先は好みで問題ないが、終盤のボスには「夜刀神(やとのかみ)」での攻撃しかほぼ通用しないため、力で勝る『白の血族』が有利か。
『ダークプリン(セ)ス』・『白の血族』・『ダークブラッド』でしか取れないスキルはどれも強力。
特に全スキル発動率+10%の「白夜」・後衛の確率発動スキルを共有できる「暗夜」は強烈な性能を持つ。但しどちらも(特に「暗夜」は)前衛でこそ光るスキルであり、固有スキルとの兼ね合いがあまり良くないが。
この辺りは前衛も支援もこなせる主人公らしいユニット特性といえるだろう。
また『ダークブラッド』のスキル「竜呪」は戦闘後、相手の全能力を4下げるという強烈なデバフ。ジョーカーとの防陣や「守備隊形」などと併用すれば、敵陣に放り込むだけで敵戦力を大幅に削いてくれることになるだろう。
無論、守備力や魔防にも依存するので過信は禁物だが。
あらゆる兵種への転職が可能だった前作のマイユニットとは異なり、カムイはプレイ開始時に素質を一つだけ選択するようになっている。とはいえカムイは結婚相手や同性の支援相手から素質を獲得できるので多彩なクラスチェンジも可能となっている。
固有スキルは「不思議な魅力」。
支援C以上で防陣を組み、味方の後衛にいると、さらに味方の能力を補強する効果がある。
強敵と戦う際、リョウマやマークスなど主力となりうるキャラクターのサポートに回すという選択肢もある。その際、「戦闘指揮」や「カリスマ」もつけておくと、さらにサポート能力を特化できる。
専用武器として前述の「竜石」と「夜刀神」が存在する。
「竜石」による竜変身は威力が高めで守備力が上昇する代わりに、過去作と異なり魔法攻撃かつ追加攻撃ができない仕様となっている。また射程も1となり前作より弱体化したとするむきもある。
「夜刀神」は安定した威力の刀。中盤以降、選んだ物語によって異なる追加効果が加わる。最終盤で変化する最終形態は刀としては破格の性能を持つ(なお、イベント発生後に一旦マイキャッスルに戻ればその後も使える)。
明記されていないが刀なので装備時に速さが+1、防御・魔防-1がされている点に注意。
これらの装備で剣士的能力とアーマー的能力を使い分けることができ、臨機応変に戦うことができる。魔力も高いため、白夜篇では数少ない「サンダーソード」を有効活用できるキャラでもある。
主人公だけあって支援は仲間全員と組める。またバディプルフの仕様も少々異なり彼(彼女)のみ同性と支援Aの状態で相手の職を選択する事ができる。
勿論結婚も自身の子供以外の異性キャラ全員が対象で、結婚すると子供のカンナが生まれる。性別はカムイと反対になる。
また、とある同性の仲間1人(男女で対象が変わるので実質二人)と結婚が可能。同性結婚が可能なのは歴代『FE』の登場人物でも初めてである。
但し同性婚をすると(当たり前だが)子供は生まれない。特に暗夜・透魔で男カムイの場合、子供が2人も生まれなくなってしまう。注意。
ちなみに、主人公を男にした場合(主人公と関係者以外しか支援を組めないキャラを除く)女性全員を結婚させると男が一人あぶれて子供が一人生まれなくなってしまう。
これを避けるには主人公としか支援の発生しないクリムゾン・ユウギリ・フローラの内誰か、他はDLCのアンナもしくは子世代と結婚するしかない。
なお、主人公が女の場合は子世代をしっかり全員出せるのでご安心を。
通常の運用もさることながら、闘技場では紛れもなくトップクラスの強さを誇る一人。
前述の「白夜」・「暗夜」を活かし、さらに相方のスキルを月光や大盾などの確率発動系で固めれば、勝率も跳ね上がる。加えて自身も「竜穿」など戦闘に役立つスキルを所持しているし、「暗夜」は前線向きでもあるため自身が前線に立っても強い。
ただし自発的に現れることはないので、相方として選ばれる必要があるのが難点か。
錬成のために大量の鉱石が必要な人は、結婚相手や特に組ませたい相方に「闘技場の証」を装備させて荒稼ぎしよう。
「他の人のマイキャッスルに乗り込めばいい」は禁句である。
ちなみに、『ダークプリン(セ)ス』のスキル「竜穿」は、他の奥義と違い「剣(刀)で発動した場合」・「剣(刀)で発動し、更に必殺が出た場合」でそれぞれバリエーションがある。
「ダークブラッド」の場合これに「魔導書(呪)で発動した場合」が加わる。
また、外れた場合にも専用の演出になる(連撃を敵がガードするモーションになる)。
その他、他のユニットと違って奥義ごとに違うアクションがある(「太陽」「月光」で動きが違うなど)。
男主人公の場合は「竜の血を色濃く受け継ぎ、人を惹きつける不思議な魅力を放つ、赤い瞳のダークプリンス」という点が、4作目『聖戦の系譜』のラスボスと共通している。
第3ルート『インビジブルキングダム』に関するネタバレ
表向きは白夜王スメラギとミコトの間に生まれた子とされているが、実はスメラギとの血の繋がりはない。
スメラギの再婚相手であるミコトの実子がカムイのみであることは兄弟や臣下たちにとって周知であったが、父親も違う事を知っていたのは長兄のリョウマのみである。ちなみに他の兄弟も支援をSまで上げるとその事実を知ることになる。
母親であるミコトは両大国家の裏に隠された幻の国である透魔王国の出身。そして実の父親は本作の真の黒幕であるラスボス・透魔竜ハイドラである。つまりカムイは透魔王国の王族筋にあたる。
しかし厳密に言えば竜のハイドラの子でなく、彼が獣に堕ちる直前に切り離した善の心、いわば人のハイドラとミコトの間に授かった子である。
とはいえハイドラは白夜・暗夜の原点とも言える存在なので、白夜・暗夜兄弟と全く無関係の存在と言うわけでもない。
そして竜のハイドラの実子であるリリスは実の妹に当たる。しかしカムイがそれを知ることはない。
またカムイの伯母に当たるミコトの姉はアクアの母・シェンメイである。つまりカムイとアクアは血筋を辿るといとこ同士ということになる。
しかし、本編及び支援会話では語られない。
また透魔王国を追われることとなった際にカムイが生まれたばかりなのに対して、アクアには一定の記憶があったため、従姉弟ないし従姉妹となると思われる。
アクアとは4親等なので、結婚しても『ファイアーエムブレム』で稀にあるアレとは日本の法律を元にするなら(※)言えない。
アクアの息子シグレは従甥に当たり、彼はカムイの子とはとこ同士になる。
- ※:世界的には実は4親等以内の婚姻は認められない場合が多い。アメリカ合衆国も大半の州で禁止である。
透魔編でハイドラを打倒した時点での主人公の最終的なきょうだい関係を纏めると白夜・暗夜の4兄姉弟妹とアクアとリリスを含めた11人の兄姉弟妹の第六子(三男あるいは四女)と、『FE』シリーズ最大のきょうだいの人数となる。
またアクアとは白夜・暗夜双方で義姉弟ないし義姉妹関係に相当する。
第三ルートを踏まえると家族構成は下記のようになる。
透魔王国 | 白夜王国 | 暗夜王国 | |
---|---|---|---|
国 | 生まれた国 | 育った国その1 | 育った国その2 |
父 | ハイドラ(実父) | スメラギ(継父=母の再婚相手) | ガロン(養父=養子縁組の父親) |
母 | ミコト(実母) | 同左 | |
兄 | リョウマ(義兄=継父の子) | マークス(義兄=養父の子) | |
姉 | ヒノカ(義姉=継父の子) | カミラ(義姉=養父の子) | |
弟 | タクミ(義弟=継父の子) | レオン(義弟=養父の子) | |
妹 | リリス(異母妹) | サクラ(義妹=継父の子) | エリーゼ(義妹=養父の子) |
アクア(母方の従姉) | *アクア(義姉=母の養子) | アクア(義姉=養父の継子) |
ちなみに上記の理由ゆえに事実上の義兄弟に当たる暗夜兄弟だけではなく、白夜兄弟とも異性であれば結婚する事が可能で、子供も出来る。
但し「王族の子も竜脈を使える」と言う仕様上王族相手に結婚をすると、王族の血を継承する子供が減るのが難点といえば難点。
一応白夜・暗夜篇では最低10人、透魔篇では最低16人確保できるのだがやはり竜脈を扱えるキャラクターは多いにこした事はない。特にクラシックでプレイする場合はこれが意外と響く。
が、2015/8/20解禁のDLCで入手できる「神祖竜の血」を使うと王族でなくても竜脈が使えるようになってしまった(ただ該当DLCは難易度が高い為、大量に集めるのは非現実的)。
一応王族は能力が高くなりやすいので、初期値を高める為には有効ではある。
しかし育成の環境が限られてしまう暗夜篇(主にハード以上)ではともかく、育成も金稼ぎも自由な白夜・透魔篇ではその限りではない。勿論、誰を結婚相手に選ぶかはプレイヤーの裁量次第である。
ルフレと同じように男女がほぼ半々の割合で登場しており、2人を合わせた時のバリエーションはダントツの最多を誇る。
男性版は白夜王国、女性版は暗夜王国として区別されている。
男性カムイ
未来を選びし王子 カムイ
「僕はカムイ。
白夜で生まれ、暗夜で育てられた者だよ。
竜と夜刀神の力で、君の役に立ってみせる。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 夜刀神(専用) |
奥義 | 竜穿 |
A | 守備3 |
B | 進軍阻止3 |
初期から登場。
ステータスは魔防を除いてバランスが良い
専用武器の「夜刀神」自分から攻撃すると戦闘中、速さ+4するの「飛燕の一撃2」を内蔵した効果。自身周囲1マスを進行不可にする「進軍阻止」のスキルも自身のそこそこ高い防御性能と合わせて機能しやすくなっている。
また、原作と同じく「竜穿」を使える。
何かに特化しているわけではないので弱点らしい弱点もなく、総じて扱いやすいユニットといえる。
ちなみに、原作のように竜特効を受けることはない。
2018年5月のアップデートで武器錬成対象に。「飛燕の一撃2」の効果が無くなった代わりに全ステータス+2になる。特殊錬成効果は周囲2マスの味方で自分と支援を組んでいる相手は戦闘中、全ステータス+4。これで支援相手限定ではあるが、強力なサポート効果を付加する個性を得た。
ちなみに効果は重複するためカムイ×3+支援先のような編成も出来ない事はないが手間を考えるとやや現実味に欠ける……
しかし支援で追加効果が発動するレイラや専用武器の実装でカムイと少し似た効果のマチルダとクレーベが実装された事により使用率が上がり、「夜刀神」の錬成効果を発揮するようになっている。
2022年7月から神装英雄に選ばれた。リョウマと同じアスク王国の衣装で神々しくなった。
白夜で年越し カムイ
「あけましておめでとう!
僕の名前はカムイ。
今年は君と過ごすことに決めたよ。」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 弓/歩行 |
武器 | 破魔矢+ |
補助 | 守備魔防の応援 |
A | 攻撃守備2 |
C | 守備魔防の紋章2 |
2018年1月で登場。戦渦の連戦のスコア報酬で実装。
武器の破魔矢は周囲の味方の守備と魔防を強化し、補助スキルと紋章を含め味方の守備魔防の大きく上げることができる。
ステータスは魔防は低いがそのぶん守備が高めになっている。
その守備の高さを活かして、「遠距離防御の弓+」と「遠距離防御」聖印、そして「切り返し」を持たせた遠距離受け型のビルドも存在している。
夢境の王子 カムイ
「僕の名前はカムイ。
アクアを笑顔にするため
僕はここまでやってきたんだ。」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 水の飛沫(専用) |
奥義 | 竜穿 |
A | 攻撃守備の絆3 |
B | 見切り・追撃効果3 |
C | 竜刃の鼓舞 |
2018年11月から登場した新バージョン。
専用武器の「水の飛沫」は奥義カウントの短縮に加え、自身の周囲2マス以内にいる自身以外の味方の数が戦闘相手以外の敵の数より多い場合、戦闘中の攻撃と速さが+5される効果がある。
Bスキルの「見切り・追撃効果」は敵の絶対追撃・自身の追撃不可を無効化する。
スキルだけ見れば珍しい物を持ってるだけでそこら辺の『マムクート』と変わりないように見えるが、実は子供マムクートと同じような総合値の補正が入っておりステータスが非常に高い。その高さは初期に実装された重装ユニットレベル。
更にアップデートでステータスを強化できる「神竜の花」と言うアイテムが追加、追加以前に実装された歩行ユニットには通常の5個ではなく10個与えられる仕様だったため通常より総合値の高いこのカムイと同時実装された女版カムイがどうなるかやや注目されていたが、結果例外なく10個与えられる対象に。
これによって歩行でありながら初期の重装ユニットを越える圧倒的ステータスで戦えるようになり、まさに「固い、強い、速い」を地で往く強力な存在と化した。
しかし伝承マルスには反撃(追撃)出来ない事や近年、無属性で有利不利ががなく、火力と固さと速さ持ち、竜特効を持つ闇チキや超火力でほぼ一撃で倒せる総選挙アルムなど実装時頃よりは安心できなくなっている。
2022年1月のアップデートで錬成武器対象に。人数条件がなくなり、自分から攻撃した時か周囲二マス以内に味方がいる時に変更。そして守備魔防も加わって、全ステータス+4と数値は下がってしまうが対応力は増えた。さらに戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減する効果も追加。
特殊錬成効果は自身のHPが25%以上なら戦闘中、更に全ステータス+4かつ自身の奥義発動カウント変動量+1の効果。これにより、ステータスの強化やダメージの軽減、奥義発動カウントの加速の個性を得た。
このカムイは同時に実装されたミコトやカミラと同じく、幼きアクアが見た夢をロキが具現化した存在のようであるが、おそらく透魔王国にずっといたカムイとも考察が出来る。
その血に眠る獣 カムイ
「僕は…カムイ…。僕の中には
禍々しい衝動が眠っている。
自分でも…抑えきれない力が…」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 獣乱のブレス(専用) |
奥義 | 凶星 |
A | 攻撃速さの孤軍4 |
B | 見切り・追撃効果3 |
C | 速さ守備の奮起3 |
2020年5月に登場した、物語序盤でミコトを失った嘆きから暴走してしまった時の姿。
後述の女性からは1年遅れての登場。女性版とステータスを比べると速さは上がってそれ以外は変化はない。
武器効果も似ているが上昇値が1低くなった代わりに、近くに味方が1人以内だと相手の奥義減速する「キャンセル」効果が追加。
スキル構成も武器同様、離れると強くなるタイプ。見切り追撃を持っているので絶対追撃もブロックできるが、単独運用を考えると「遠距離反撃」をつけるのも手。
ただ無属性ではないので緑属性の相手には弱い。また緑属性かつ竜特効のナギにはかなり弱くなってしまっている。竜相手には反撃を受けない伝承マルスや竜特効を付与するナーガには気をつけたい。
2024年3月のアップデートで錬成武器対象に。
周囲1マス以内に緩和され、全ステータスが最大11まで上がるようになり、3体時にステータスが上がらなくなる条件は消えて(1体時は+9、2体時は+7、3体なら+5、4体以上は+4)戦闘後にHP7回復が追加。
特殊錬成効果はターン開始時、周囲1マス以内の味方が2体以下の時は攻撃速さ+6かつ回避と敵のバフ無効付与。もう一つは敵から攻撃される敵のHPが75%以上の時は戦闘中、全ステータス+4かつ速さの20%ダメージに加算。これで条件が緩くなったことでステータスが上がりやすく、回避やバフ無効の耐久面強化する新たな個性を得た。
白夜の忍者見習? カムイ
「僕はカムイ。
これは白夜王国の隠密……忍者の装束だよ。
一緒にお祭りを楽しもう。」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/歩行 |
武器 | 忍の薙刀+ |
奥義 | 竜裂 |
A | 鬼神飛燕の一撃2 |
B | 奥義の螺旋3 |
2021年11月に登場。約3年ぶりの超英雄で★4からも排出される。
通常版とステータスを比べると速さがかなり上がった。
「忍の薙刀」は勇者系同様に自分から攻撃した時2回攻撃する武器だが速さではなく、守備魔防-4とちょっと特殊な効果。そしてもう一つは速さが敵より高ければ敵との速さの差の50%(最大4)をダメージに上乗せする。二回攻撃で仕留めようとする戦法になっている。
しかし特筆すべきはレアスキルである「奥義の螺旋」(3は★5で習得)が★4で入手可能になる点。これには召喚師達も驚愕である。
星の夜の預言者 カムイ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 星夜の魔術師の竜石(専用) |
奥義 | 月虹 |
A | 遠反・明鏡の構え |
B | 竜の逆鱗4 |
2022年10月からの超英雄で引き続き登場。二年ぶりに竜の姿でやって来た。
今までのカムイとステータスを比べると攻撃、守備、魔防は劇的に上がったが今まで得意だった速さはたったの21とカムイ(男)の中でワースト1位。
星夜の魔術師の竜石はキラー武器効果と錬成ブレス効果に加え、敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上の時は戦闘中、攻撃+6と敵の攻撃-6かつキャンセル効果、そして攻撃でダメージを与えた時、HPが7回復する効果。もう一つは敵が追撃可能なら最初に受けるダメージを75%軽減で海賊スルトの効果と同じ。
初めての守備型のカムイ(男)で暴走カムイをも上回る攻撃と防御を備え持つ。遠距離からの攻撃も問題なし。
代わりに鈍足のせいで追撃を封じる手段はなく相手からの追撃はほぼ確実に貰う。回避効果も最大%まで入るため、相手のダメージ軽減にも弱い。竜特効の弱点はもちろんだが不利属性の赤属性で尚かつファルシオン持ちからは大ダメージを喰らってしまう。他には軽減を消される伝承ベレトにも注意。
眩き光竜の神子 カムイ(伝承英雄)
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 白の血族のブレス(専用) |
奥義 | 竜穿射(専用) |
A | 速さ魔防の秘奥4 |
B | 竜鱗障壁・対転移 |
C | 攻撃魔防の謀策3 |
2024年5月から火の伝承英雄でようやく登場。こちらは専用上級職「白の血族」で奥義も女性版同様スマブラから逆輸入されている。
専用武器はキラー武器、錬成ブレス、遠距離反撃に加えてターン開始時、自分のHPが25%以上の時は奥義カウントが最大値ならカウント-1。HP条件が満たせていると戦闘後でも発動する始まりの鼓動4に似た効果が内蔵している。
もう一つはHP条件がそのままで戦闘中、全ステータスが周囲3マス以内の味方の数×3+%分増加して(最大14)最初の攻撃か二回攻撃のダメージを-7減少しつつ敵が攻撃時奥義装備時、魔防が敵より5以上高いと戦闘中敵の最初の攻撃時、敵の奥義カウント+1。奥義カウント操作に徹底した効果で奥義を出させない構成。
専用奥義「竜穿射」は魔防の40%分、奥義ダメージに加算して魔防が敵より高いと範囲奥義と受けるダメージを魔防の差×(4-現在の奥義カウント×10)%分減少(最大40-(現在の奥義カウント×10)%)
もう一つは戦闘中、奥義発動可能状態か発動済みの場合、奥義以外のダメージ軽減を半分無効。
さらに奥義発動した戦闘後、戦った敵とその周囲2マス以内のマスに【天脈・水】を付与。
このマスは遠距離武器の敵は移動する際、移動+1消費するようになり、移動力を削る。そのマスにいる敵は戦闘中、速さ-5かつ奥義以外のダメージ軽減を半分無効。
竜鱗障壁のグレードアップ版が登場。効果自体に変化はないが新たに魔防の差を比較するスキル装備時、自分の魔防+5扱いになる虚勢効果と戦闘中、敵の速さ魔防-4が追加。そして敵が遠距離武器の時、周囲4マス以内へのワープ移動が不可能になる。遠距離武器のワープ対策を引き下げてきた。
女性カムイ
未来を選びし王女 カムイ
「私はカムイ。
白夜で生まれ、暗夜で育てられました。
竜と夜刀神の力で、君の役に立ってみせます。」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 闇のブレス+→冥輝のブレス(専用) |
奥義 | 竜裂 |
B | 魔防封じ3 |
C | 守備の鼓舞3 |
こちらも初期で登場。
ステータスは速さ、守備は高いが攻撃、魔防は低い。
武器スキルの「闇のブレス」は自分から攻撃した戦闘後に、周囲2マスの攻撃と速さを-5する効果がある。それ以外のスキルは戦闘後に敵に魔防を下げる「魔防封じ」と、ターン開始時に隣接する味方の攻撃を上げる「攻撃の鼓舞」、攻撃の30%をダメージに加算する奥義スキル「竜裂」を持っている。
自身の攻撃はそこまで高くないので、守備の高さと合わせてデバフを広範囲にばら撒いていく支援寄りのユニットといえる。
しかし、前述の通り魔防が低いため、魔法には要注意。また、男性の方と違って竜特効を持つユニットにも注意が必要。特に、この両方を併せ持ち、なおかつ属性でも不利なユリアやディアドラの攻撃など受けた日には目も当てられないダメージを叩き出されることだろう。
2020年7月のアップデートで専用武器に冥輝のブレスが登場。お馴染みの錬成ブレスに加え、「攻撃速さの威嚇」と攻撃していると戦闘後に攻撃した敵と周囲二マス以内の敵の攻撃速さ-7と暗器に似た複合スキルとなった。特殊錬成効果は「サイゾウの爆炎針」と同じ敵が全ステータスが受けているデバフの数値だけ上昇の効果。
これで耐久面が上昇して近くにいれば常にデバフはかかり続け、自らも戦闘前にデバフを撒けるようになるだけでなく、敵がデバフを受けていると強くなる個性を得るようになった。
2023年1月にから神装英雄に選ばれた。スヴァルトアルフの衣装で暗夜王国らしい雰囲気となった。
はじめての夏休み カムイ
「私はカムイ。
南国にいたら、誰かに呼ばれた気がして…
あなたが声の主ですか?」
属性 | 青 |
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兵種 | 青魔/飛行 |
武器 | 熱帯魚の本+ |
奥義 | 竜穿 |
A | 飛燕明鏡の一撃2 |
C | 飛盾の鼓舞3 |
2017年8月から超英雄で登場。こちらはドラゴンに乗った青の魔道使いになっている。4月に登場したバニーカミラ以来となる飛行魔道ユニット。通常版と違い竜特効はないがそのかわり弓特効は受けるため注意。
飛盾の鼓舞により味方の飛行ユニットを強化できる。武器の熱帯魚の本は周囲の味方の能力を上げることができるなどサポート面に優れている。
長い間ライバルが存在しなかったが、翌年の水着ガチャでカミラが似たような配分のほぼ上位互換的存在として登場以降はやや微妙なポジションに甘んじている。
夢想の王女 カムイ
「私の名前はカムイ。
大丈夫、もう泣かないで。
あなたのそばには私がいるから…」
属性 | 緑 |
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兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 水の飛沫(専用) |
補助 | 攻撃速さの応援+ |
奥義 | 竜裂 |
A | 攻撃速さの絆3 |
C | 竜盾の鼓舞 |
2018年11月から登場。
同時実装の男カムイと同じく、幼きアクアが見た夢をロキが具現化した存在のようである。専用武器は男の『夢境の王子 カムイ』と同じ。
ステータスの高さに関しても男と同様だが、こちらは少々ライバルが多いのが気になる所。
とは言え方向性が異なるファはともかく似たようなカンナにはほぼ全てのステータスで勝っており、やはり圧倒的なステータスの高さが強みになっているのは間違いない。
2022年1月のアップデートで錬成武器対象に。効果は男版と同じでそちらを参照。
禍つ魂の慟哭 カムイ
「私は…カムイ…
血に宿る禍々しい力が目覚めれば、
この地に災いを呼んでしまうでしょう…」
属性 | 無 |
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兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 暴乱のブレス(専用) |
奥義 | 竜穿 |
A | 攻撃速さの孤軍3 |
B | 恐慌の惑乱3 |
2019年5月から登場。
物語序盤でミコトを失った嘆きから暴走してしまったカムイ。SDキャラは尻尾が生えた半竜姿になっている。レギュラーでは初の無属性竜。通常版と透魔カムイと比べると中途半端だった攻撃は上がっている。暴乱のブレスは攻撃+3かつ周囲2マス以内に味方が少ないほど全ステータスが上昇。最大+6まで味方1体につき2ずつ減少していくと他の受け型だったカムイとは違い、攻めも守りも強い孤立タイプの性能になっている。
Bスキルの恐慌の惑乱は敵同士で隣接している敵にHPの相対条件でパニック(強化反転)を付与するもので、特定のバフに頼る編成に刺さるがカムイとの相性はいまいち。
夢カムイと同じように総合値が高いだけでなく無属性故にすくみによる不利を取られない。当然有利も取れないが、高ステータスに暴乱のブレスの強力な補正を入れれる以上大したデメリットにならないだろう。
加えて重装ではなく歩行であるため竜以外の特効は受けないし自力で2マス動く事も可能。「見切り」系のスキルも当然装備可能で高ステータスを封じ込めようとする絶対追撃や追撃不可、反撃不可すら対策してしまえる。
速さも相当なもので追撃を取られにくいとはいえ、超火力のラインハルトやオフェリア、竜特効の伝承マルスやナーガなどスキルを駆使されると一発で倒される事も。
近年、超火力で竜特効を持つ総選挙アルムや伝承ユリア、レイヴン効果に竜特効を持つナギなどがどんどん増えてきているので登場した頃よりも安心はできなくなってきている。
2022年11月のアップデートで錬成武器対象に。発動条件に変化はないが最大+7まで上がるようになった。もう一つは周囲二マス以内の味方が一人以下の場合、デバフ無効が追加。
特殊錬成効果は自分のHPが25%以上あると戦闘中、全ステータス+4かつ最初に受けるダメージを30-(周囲二マス以内の味方の数×10%)軽減。もう一つは同条件かつ攻撃が敵の魔防より高いと最初に与えるダメージが(攻撃-敵の魔防)〇%分加算。〇に入るのは30-(周囲二マス以内の味方の数×10)でつまりニフルとムスペルとやや同じ効果。
これで複雑になってしまうが味方のマス次第でデバフ無効にダメージの増減が可能になる新たな個性を得た。
昏き闇竜の神子 カムイ(伝承英雄)
「私は一つの道を選び…戦争を終わらせました。
犠牲は少なくありませんでしたが…
より良い未来のため、この道を歩み続けます。」
属性 | 無 |
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兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 神祖竜のブレス(専用) |
奥義 | 反竜穿(専用)→反竜穿・承(専用) |
A | 遠距離反撃 |
B | 盾の鼓動3→キャンセル4 |
C | 攻撃の相互大紋章 |
2020年8月から風の伝承英雄でアクア以来ifからの登場。原作の専用上級職業『ダークブラッド』の姿で奥義はスマブラにある下必殺ワザの技名で竜の姿も黒に合わせる等スマブラから逆輸入されていることが分かる。
闇堕ち版とステータスを比べると速さが僅かに上がっただけでさほど変化はない。
専用武器はキラー武器効果と錬成ブレスの複合スキル。そして攻撃された時か敵のHPが満タンだと戦闘中全ステータス+5かつ自身の攻撃で奥義カウントを進める効果になっている。
専用奥義の「反竜穿」は戦闘中のみ、距離関係なく発動。ダメージを30%軽減しつつ次の自分の攻撃+自分の攻撃の30%を加えて攻撃する反撃型のスキル。
盾の鼓動3で最初から奥義発動させれるので今までのカムイとは違って反撃型に特化した立ち回り方になる。Bスキルで見切り系か回復系を持たせるのもアリ。
竜特効が弱点なのはどれも共通。反撃不可or追撃不可にさせる伝承マルスやレイヴン効果+竜特効のナギには気をつけたい。
2024年1月のアップデートで上方修正が実施。
専用奥義は「反竜穿・承」へ。軽減値と攻撃の加算値が40%に上がり、敵が2回攻撃の時は各最初の戦闘の奥義発動後に奥義カウント-2が追加。
Bスキルは「キャンセル4」へ。奥義を遅らせるようになり、攻撃デバフと軽減で守備面が強化。
同時に錬成武器対象に。敵のHP条件が75%以上に緩和して最初と二回攻撃のダメージを-7下げる効果が追加。特殊錬成効果は敵から攻撃を受ける時に発動する奥義を装備時、1ターン目開始時のみ奥義発動カウント-2。もう一つは自分のHPが25%以上の時は戦闘中さらに全ステータス+4かつキャンセル無効と受けるダメージを30軽減して戦闘後、HP7回復。これで条件の緩和に加えて即座に奥義が発動可能になり、大幅にダメージを減少する新たな個性を得た。
暗夜の忍者姉妹? カムイ
「私はカムイ。
こちらはエリーゼさんです。
え……はい、今は忍者になっています。」
属性 | 緑 |
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兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | 双風忍法帳(専用) |
補助 | 守備の大応援+ |
A | 攻撃速さの渾身4 |
B | 速さ魔防の遠影3 |
C | 攻撃の相互大紋章 |
2021年11月から登場。超英雄では4年ぶりの実装。今回は妹であるエリーゼとの比翼英雄で登場。ifの比翼英雄は同年8月に登場した海賊ヒノカで2組目。
ちなみにエリーゼの衣装はサイファのカードで登場している。
今までのカムイ(女)とステータスを比べると速さが大幅に上がったのに対して守備と魔防はスキル込みで水着版を下回るワースト1位。
専用武器「双風忍法帳」は忍者リンと同じ、自分から攻撃した時、2回攻撃で速さ+4と守備魔防が-4と同じ。しかしあちらはキラー系効果が無い代わりに速さが敵より高ければ敵との速さの差の70%(最大7)をダメージに加算する。
比翼スキルも忍者リン同様に自分だけ再行動にする。地上での機動力は上なので別の敵を攻撃しに行くも良し、退避するも良しとヒットアンドアウェイ戦法が得意。そうでなくても遠影のスキルを持つので攻撃後、移動力を残していれば再移動での退避も可能。
だがHP守備魔防は紙耐久で一回の戦闘か反撃だけで必ず撃墜されるのは確実。風薙ぎでも良いがヒットアンドアウェイ戦法が弱くなると一長一短。渾身で体力を削られると相性がやや悪い。
ダメージ軽減効果の舞踏祭シグルドや総選挙アイクとは相性最悪で倒し切れないパターンも。もちろん騎馬特効にも弱く、受け性能は皆無で攻められるとお終い。一回の戦闘で倒すか倒し切れなかったら味方に任せるかで動くしかない。
夜の星空の魔女 カムイ
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 月夜の魔女の竜石(専用) |
奥義 | 反竜穿(専用) |
A | 攻撃速さの秘奥4 |
B | 竜の魔鱗4 |
C | 攻撃の相互大紋章 |
2022年10月からの超英雄でこちらも引き続き登場。男性版同様に二年ぶりの竜の姿。
ハロウィン祭で魔女の衣装での参戦であるが元ネタはサイファのプロモーションカードに魔女姿のカムイのカードが存在していたがデザインはやや異なる。
伝承版とステータスを比べるとHP以外は上回り、高速兼バランス型。
星夜の魔術師の竜石はキラー武器効果と錬成ブレス効果に加え、敵から攻撃を受ける際に発動する奥義を装備してると1ターン目開始時に奥義発動カウント-2になる。そのため、反竜穿と噛み合う。
もう一つは敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上の時は戦闘中、全ステータス+5かつ奥義カウント変動量+1&キャンセル効果。さらに敵から攻撃を受ける際に発動する祈り奥義の発動時に受けるダメージを8減少と盾の鼓動を内蔵。
伝承版同様「反竜穿」を奥義に持つが、武器効果で奥義カウントを加速させて即発動可能な状態にし、発動時にはダメージの固定減と竜の魔鱗のスキルと併せてしっかり攻撃を耐え、更には秘奥のスキルで反撃時のさらなる威力増加と回復も行うなど、伝承版以上に反竜穿を活用することに特化した構成といえる。
弱点はもちろん竜特効だが、赤属性以外の総選挙エリウッドや総選挙チキは軽減が発動しても刺さりやすい。奥義操作のメランコリーやエリミーヌなどの開始時効果を封じる相手は奥義が発動せず、倒されやすく、戦力が落ちる。魔防も中途半端なので魔法相手にはやや不利。
白夜、暗夜、透魔 カムイ
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 竜/重装 |
武器 | 透魔の竜石(専用) |
奥義 | 重装の聖氷 |
A | 白夜と暗夜と共に(専用) |
B | 反撃の咆哮4 |
C | 刃の護り手・遠間3 |
第七回英雄総選挙で女性部門第二位を獲得したことで2023年8月から登場。透魔王国からの時系列で透魔王風にアレンジした姿。
伝承版とステータスを比べると全て上回り、HP以外は高水準で隙も無い。
専用武器は錬成ブレス効果とキラー武器効果に加えて行動後、自分のマスとその周囲二マス以内のマスに天脈・護を付与。このマスにいる味方は「範囲奥義ダメージを50%軽減」「戦闘中、守備魔防+6かつ奥義の攻撃ダメージを-10」が発動する。味方を護って戦うカムイらしい効果となっている。もう一つは自分のHPが25%以上の時は戦闘中、敵の全ステータス-5かつ見切り追撃効果と受けるダメージを30%軽減。
専用Aスキル「白夜と暗夜と共に」は遠距離反撃と敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上の時は戦闘中、敵の全ステータス-7かつ最初の攻撃と二回攻撃のダメージを-7で遠距離武器にも対応。
新たなBスキル「反撃の咆哮」は最初の攻撃と二回攻撃のダメージを30%軽減し、軽減前のダメージ30%分、次の攻撃ダメージに加算するカウンター効果で戦闘後はHP7回復。もう一つは戦闘中、敵の攻撃速さ-4。
重装の聖氷と刃の護り手・遠間も両方レギュラー入り。
竜特攻、重装特攻、レイヴン効果と弱点は目立つがほぼ要塞に近い効果だらけでまず落とすことが困難。有効打は反撃不可、固定ダメージ、近接武器+軽減無効で倒すしかない。
これでサーリャに続いて全兵種コンプリートした。
ファイアーエムブレム無双
2017年のE3で公開されたトレーラーにてリョウマ、マークスとともに参戦が発表された。男女両方のカムイを使用できるが、ストーリーモードでは女性のカムイがメインキャラとして登場する。
ストーリーモードを進めるとまず女性の方だけが解禁され、その後ヒストリーモード「その手が拓く未来」をクリアすることで男性の方も解禁される。性別は衣装変更から変更させられる。
クラスは男性のカムイは『ダークプリンス』→『白の血族』、女性のカムイは『ダークプリンセス』→『ダークブラッド』。DLC第一弾を購入すると男性の方には『ダークブラッド』、女性の方には『白の血族』の衣装を選べるようになる。
武器は剣だが、スマブラと同じように竜穿による攻撃や足技を交えたトリッキーな動きが特徴的。原作では『白の血族』にクラスチェンジすると祓串(杖)を使うことができたが、本作では上記の仕様からクラスチェンジすれば『ダークブラッド』の衣装でも杖を使えるようになる。
専用武器は「夜刀神」。一切の強化を受けていない夜刀神だが、無双奥義やデュアル奥義では一時的に原作の透魔編における最終形態「夜刀神・終夜」に変化している。
またカムイ自身に竜特効が効いてしまうので、ファルシオンなどの竜特効には注意する必要がある。
大乱闘スマッシュブラザーズ
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
武器は「夜刀神」の最終形態の一つ「終夜」だが、体の一部を竜に変える「竜穿」による攻撃がメインになっており、他の『FE』剣士達とは全く異なる戦闘スタイルが特徴。各種必殺ワザも全て「竜穿」の派生技になっている。
他の剣士ファイター同様、少々ワザの発生が遅いという弱点はあるが、そこまで気になる程ではなく、ワザも使いやすい物が揃っておりバランスの良い性能になっている。
横スマッシュ攻撃や後空中攻撃、横必殺ワザなど、癖はあるが使いこなせれば強力なワザも持ち合わせており、トリッキーに立ち回る事も可能。
特に横スマッシュ攻撃は近接攻撃という括りとしては全キャラ中最長のリーチを誇る。
また、FE剣士としては珍しく飛び道具も備えている為、竜穿での長リーチですら届かない距離でもある程度対応出来るのも強み。
詳しい解説はカムイ(ファイター)を参照。