概要
丸山くがねが小説投稿サイト「Arcadia」(むちむちぷりん名義)と「小説家になろう」で投稿しているweb小説。
後にKADOKAWAエンターブレインの目にとまり書籍化するも、内容はWEB版を下地に、世界観、登場人物・舞台設定などを一新。基礎設定は同じながら、いわゆる並行世界の出来事と言うスタイルを取っている。
WEBはWEB、書籍は書籍の世界観があり、別ストーリーとしてのファン層を獲得している。だが、2014年12月24日を最後に更新が止まっており(時期的には書籍版八巻発売二日前)、書籍版は第10巻をもって『脱・WEB版』を宣言し、WEBとは完全に異なるストーリーを歩んでいる。
以降、2019年までにWEB版の最新情報は無いが、作者本人も絶筆の予定は無いとの事。
書籍版ファンにとっては、書籍では明らかにされていない設定があるので、書籍・WEB双方のデータを照らし合わせての考査・二次創作が盛んである。
ただし、WEB版はあくまでオリジナルである為、今後、書籍版と情報が食い違う事があるので要注意。
あらすじ
時は2138年。高卒のサラリーマン《鈴木悟》は一世を風靡した仮想実体感型オンラインゲーム《ユグドラシル》のサービス終了日をゲームの中で過ごそうとしていた。
仲間達は様々なリアルの都合で去り、で全員との再会を叶えられずに、とうとう日付変更の時刻が迫る。
一人で《ナザリック大地下墳墓》の最奥部に行き、楽しかった過去を振り返りながら最後の時を待つ。
今日が消えても明日が来る。明日の思いと共に目を瞑り、やがて強制ログアウトの瞬間が…
「如何いたしましたか、モモンガ様」
モモンガとは、鈴木悟のアバター名。
鈴木悟が目を開く。
そこにあったのはリアルの自分の部屋では無く、消えたはずの《ナザリック大地下墳墓》と、何故か流暢にしゃべり出す執事長《セバス・チャン》。
混乱する鈴木悟だったか、混乱を更に極めたのは、自分とナザリックが異世界らしき場所に転移し、さらに自分の体がアバター《モモンガ》に変化している事実だった。
登場人物・《ナザリック大地下墳墓》
至高の四十一人
モモンガ-アインズ/ギルド長・ナザリック支配者・バハルス帝国辺境候/
たっち・みー/ギルド創設者/
ペロロンチーノ/下僕という名の弟/
ブルー・プラネス/大自然愛好家/
ぶくぶく茶釜/最強の姉/
ウルベルト・アレイン・オードル/くたばれたっち/
やまいこ/優しい姉/
タブラ・スマラグディナ/謎の人/
ヘロヘロ/病院が来い/
るし★ふぁー//
『大学助教授で痛い人』『メイド服が俺のジャスティス』と幾人かの情報が出ているが、正式に名前が解っているのは上記のみ。
階層守護者
シャルティア・ブラッドフォールン/第一・第二・第三階層《墳墓》守護者/
ガルガンチュア/第四階層《地底湖》守護者/
コキュートス/第五階層《氷河》守護者/
アウラ・ベラ・フィオーラ/第六階層《大森林》守護者/
デミウルゴス/第七階層《溶岩》守護者・非常時におけるNPC防衛指揮官/
戦闘メイド
セバス・チャン/執事長・戦闘メイド指揮官/
ユリ・アルファ/戦闘メイド副指揮官・六人姉妹長女/
ルプスレギナ・ベータ/戦闘メイドの一員・六人姉妹次女/
ナーベラル・ガンマ-冒険者モモン/戦闘メイドの一員・六人姉妹三女/
ソリュシャン・イプシロン/戦闘メイドの一員・六人姉妹四女/
シズ・デルタ(CZ2128・Δ)/戦闘メイドの一員・六人姉妹五女/
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ/戦闘メイドの一員・六人姉妹六女/
メイド
ペストーニャ・S・ワンコ/メイド長/
一般メイド38名/第九・第十階層の清掃・維持担当/
人間の女性七名/(おそらく)メイド/
領域守護者
パンドラズ・アクター/《宝物殿》守護者/《宝物殿》管理責任者領域守護者/
一般NPC
ニューロニスト・ペインキル/特別情報収集官(拷問官)/
プルチネッラ/道化師/
料理長/第九階層食堂の長/
副料理長/料理長の部下・ショットバーのマスター/
ティトゥス・アンナエウス・セクンドゥス/《最古図書館》司書長/
司書J/《最古図書館》司書の一人/
楽師?/SECRET/
シルバーゴーレム・コックローチ/恐怖公のペット/
その他
八肢刀の暗殺蟲/身辺警護モンスター/
ピニスン・ポール・ペルリア/移住者/
リッチ/対蜥蜴人戦現場指揮官モンスター/
ブレイン・アングラウス/元人間のヴァンパイア/
アルシェ・イーブ・リリッツ・フルト/元貴族令嬢/
クーデリカ/元貴族令嬢/
ウレイリカ/元貴族令嬢/
登場人物・リ・エスティーゼ王国
人数が多い為、主だった者を記載する。
王族・貴族
ランポッサIII世/国王/
ガゼフ・ストロノーフ/戦士長/
ブレイン・アングラウス/剣士/
ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ/王子/
ラナー・ティエール・シャルドロン・ランツ・ヴァイセルフ/第三王女/
クライム/第三王女付きの騎士/
エリアス・ブラント・デイル・レエブン/六大貴族・侯爵/
ボウロロープ/六大貴族・侯爵/
リットン/六大貴族・伯爵/
ブルムラシュー/六大貴族・侯爵/
ペスペア/六大貴族・侯爵/
ウロヴァーナ/六大貴族/辺境伯/
[[ザック]/御者/
ブルム・ヘーウィッシュ/巡回使/
アルチェル・ニズン・エイク・フォンドール/貴族派閥所属/儀典官/
クロード・ラウナレス・ロキア・クルベルク/貴族派閥所属/儀典官の護衛担当戦士/
エ・ランテル
プルトン・アインザック/冒険者組合長/
テオ・ラケシル/魔術師組合長/
冒険者
バニアラ/冒険者/
蒼の薔薇
ラキュース・アルベイン・フィア・アインドラ/リーダー・神官戦士・厨二病/
イビルアイ/魔法詠唱者及び吸血姫・ノーマル/
ガガーラン/戦士・童貞食い/
ティア/忍者・ショタ好き/
ティナ/忍者・レズ/
旋風の斧
ペテル・モーク/リーダー・戦士/
ルクルット・ボルブ/レンジャー/
ニニャ/魔法詠唱者/
ダイン・ウッドワンダー/森祭司/
カルネ村
エンリ・エモット/村娘/→村長・覇王炎莉/
ネム・エモット/村娘・エンリの妹/
リィジー・バレアレ/薬師/
フェイ・バレアレ/薬師・リィジーの孫娘/
ゴブリン・トループ/《小鬼ゴブリン将軍の角笛》で呼び出したゴブリン達。
八本指
ゼロ/警備部門長/
サキュロント/暗殺者/
登場人物・バハルス帝国
人数が多い為、主だった者を記載する。
皇帝・軍部
フールーダ・パラダイン/主席魔法使い/
バジウッド・ペシュメル/帝国四騎士の一人・雷光/
ニンブル・アーク・ディル・アノック/帝国四騎士の一人・激風/
レイナース・ロックブルズ/帝国四騎士の一人・重爆/
ナザミ・エネック/帝国四騎士の一人・不動/
ロウネ・ヴァミリネン/秘書官/
ナテル・イニエム・デイル・カーベイン/帝国第二軍の将軍/
一般貴族・元貴族
フルト夫妻/フルト家当主とその妻・元貴族
クーデリカ/元貴族令嬢/
ウレイリカ/元貴族令嬢/
ジエット・テスタニア/魔法学院生・魔法学科所属/
ネメル・グラン/魔法学院生・魔法学科所属/
ランゴバルト・エック・ワライア・ロベルバド/魔法学院生・貴族家三男/
フリアーネ・ワエリア・ラン・グシモンド/魔法学院生・生徒会長/
オーネスティ・エイゼル/魔法学院生・建築学科所属/
ワーカー
グリンガム/ヘビーマッシャー・リーダー/
パルパトラ・オグリオン/元オリハルコン級冒険者・『龍狩り』リーダー/
エルヤー・ウズルス/『天武』リーダー/
フォーサイト
ヘッケラン・ターマイト/リーダー・戦士/
イミーナ/サブリーダー・盗賊/
ロバーデイク・ゴルトロン/神官/
アルシェ・イーブ・リリッツ・フルト/元貴族令嬢・魔法詠唱者/
登場人物・スレイン法国
人数が以下略
最高執行機関
最高神官長/スレイン法国最高指導者/
ベレニス・ナグア・サンティニ/火の神官長/
ジネディーヌ・デラン・グェルフィ/水の神官長/
ドミニク・イーレ・パルトゥーシュ/風の神官長/
レイモン・ザーグ・ローランサン/土の神官長/
イヴォン・ジャスナ・ドラクロワ/光の神官長/
マクシミリアン・オレイオ・ラギエ/闇の神官長/
六色聖典
ニグン・グリッド・ルーイン/陽光聖典隊長/
番外席次/漆黒聖典番外席次/
隊長/漆黒聖典第一席次/
クアイエッセ・ハゼイア・クインティア/漆黒聖典第五席次/
神々
《六大神》/600年前に降臨したとされる神々/
スルシャーナ/《六大神》の一人・上位の神/
アーラ・アラフ/《六大神》の一人・上位の神/
スルシャーナの従属神/スルシャーナのシモベ・現役/
登場人物・その他
以下割愛
蜥蜴人
ザリュース・シャシャ/「緑爪(グリーン・クロー)」/旅人/
クルシュ・ルールー/「朱の瞳(レッド・アイ)」/族長代理/
ゼンベル・ググー/「竜牙(ドラゴン・タスク)」/族長/
シャースーリュー・シャシャ/「緑爪(グリーン・クロー)」/族長/
スーキュ・ジュジュ/「小さき牙(スモール・ファング)」/族長/
キュクー・ズーズー/「鋭き尻尾(レイザー・テイル)」/族長/
ロロロ/4本頭の多頭水蛇(ヒュドラ)/ザリュースのペット/
アーグランド評議国
ツァインドルクス=ヴァイシオン/白金の竜王・永久評議員にして十三英雄の一人/
ズーラーノーン
クレマンティーヌ/十二高弟の一人・元漆黒聖典第九席次/
カジット・ノーライフ/十二高弟の一人/
伝説の存在
リグリット・ベルスー・カウラウ/十三英雄の一人/
《MASS FOR THE DEAD》
オーバーロード初の単独アプリゲーム。
キャラクター設定などは書籍版に準じるが、その他の詳細事項・ストーリー設定などにWEB版の要素が強く反映されている。
・アインズがナザリックの外に出てこない。
・【白い衣装を身につけた、聖属性と思われる魔法を使用する、ショートヘアーで赤紫系の瞳を持つ、白い肌と金髪の女性(仮名)】が、WEB版で存在が判明している『聖王国の聖女クレマンティーヌ』の可能性がある。
・恐怖公がプレイヤー化した際、彼は『銀色に輝く、恐怖公の身長の倍はあるアレ』に乗って登場した。
・六大神の一人がWEB版名。