基礎データ
他言語版の名称
英語 | Braixen |
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イタリア語 | Braixen |
スペイン語 | Braixen |
フランス語 | Roussil |
ドイツ語 | Rutena |
進化
フォッコ → テールナー(Lv.16) → マフォクシー(Lv.36)
概要
フォッコが進化した姿の狐ポケモン。進化前と比べると、手足が細く長く伸び、胴体の毛がスカートのような形になり二足歩行になったという変化が一番目立つだろう。また耳から生えた赤い毛の量が増えており、目も鋭くなった。
ワンピーススカートのような体毛やツインテールのような耳の毛、英語での名称もおそらくvixen(雌狐)から来ている等、全体的に女性的なイメージのポケモンであるが、他の御三家の例に漏れず♂の割合のほうが高い。
尻尾には木の枝を挿せる場所があり、まるで魔女の箒をモチーフにしているかのよう。
名前の由来は、「テール(尻尾)」とフランス語「renard ルナール(狐)」だと思われる。
進化前は木の枝を好んで食べていたが、テールナーは食べる代わりに尻尾に木の枝を挿していると落ち着く。戦闘時はこれ引き抜き、その際の摩擦で発火させ松明のようにして戦うという。だが技のモーションを見る限り、武器として使うというよりはどう見ても魔法の杖である。他にサイケこうせんも木の枝の先から出る。エスパータイプの技「サイコショック」なども覚え、同じように木の枝の先から攻撃する。
ちなみに、ほのおタイプの御三家ポケモンで2進化めにかくとうタイプが追加されないのは、マグマラシ以来じつに13年ぶり。最終進化系のマフォクシーも炎・エスパータイプであるため、炎格闘路線からようやく離れた。
発売前のCMではフォッコが「グロウパンチ」という新技を使用していたため「これはまた炎格闘か!?」などと騒がれたこともあったが、そんなことはなかった。というかそんなものより「きあいだま」をあげてくださいゲーフリさん。
その魔法少女のような愛らしい容姿から多くのファンを獲得しており、ケモナーたちからも大人気。
また、ポケパルレにおける非常に可愛らしい動作は、多くのゲーマーたちを悶えさせたほどである。
使用トレーナー
ゲーム版
※1 フォッコを選んで進化させた場合
※2 主人公がケロマツを選んだ場合
※3 ポケモンマスターズでのバディー
※4 主人公がフォッコを選んだ場合
アニメ版
漫画版
番外作品
『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』
進化後を差し置いてのプレイアブル参戦を決め、2016年3月発売のWiiU版にて登場。2016年7月にアーケード版のアップデートにより無条件解禁となった。
魔法少女のような非常に愛くるしいモーションでバトルを行う。
・タイプ:スタンダード
・バーストアタック:マジカルファイアータクト
スタンダードキャラであるがスピードは速め。攻撃を振ったり構え(デュエルフェイズ中に上入れっぱなし)によりサポートゲージが上昇するのが特徴。また、サポートポケモンの呼び出しによるキャンセル行動が多いため、サポートを絡めた行動が必要になるややテクニカル寄りなキャラとなっている。
だいもんじやサイドシュート→ポケコンボ2など遠距離攻撃のバリエーションは豊富な反面、近距離戦では切り返しとなるわざが少なく不得意で、単体の技の火力と体力も控えめ。接近を妨害するような立ち回りが必要となる。
にほんばれを使用すると一度だけ技が強化されると同時に共鳴ゲージが増加するのが特徴。共鳴バースト中は常時強化状態となる。にほんばれやサポートポケモンを上手く立ち回りに絡めつつ共鳴バーストを発動する機会や強化状態の時間を増やすことが勝利のキモとなる。
バーストアタックは、「マジカルファイアータクト」。
杖から光線を放って当たった相手を超能力で空中に拘束し、自分の周囲に♡や♪や☆が描かれた多数の魔法弾を生成。
それらを杖を振るって拘束中の相手に一斉に誘導発射し、着弾と同時に花火のような爆発が発生する。
なお、ヒット時はサポートゲージが増加する。
同キャラ(ミラー)戦では、2Pカラーは黄色の部分が明るい緑色へと変化する。
『超ポケダン』
今作から新たに追加された「えだ」があるが(風来のシレンで言う杖)
敵として出たテールナーとマフォクシーはこのえだを振ってくる、金縛りや混乱はまだ可愛い
それがもろは(HPを1にする)やクォーター(HPを1/4にする)だと目も当てられない。
対峙するときはガイコツまどうやガラ魔導士系の様に細心の注意を払うようにすること。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- エルのテールナー
- 声: 寺崎裕香
- 性別は♀。初登場の21話ではフォッコだったが、39話の回想では既にテールナーに進化していた。
- 46話では、トライポカロン・ラーグン大会のエキシビションで登場。炎がついた木の枝をバトンのように自在に操り、多彩な炎技とエルとの抜群のコンビネーションパフォーマンスで観客を魅了した。愛らしい容姿と華麗な演技から、シトロンのハリマロンに惚れられている。
- なお、64話の時点ではマフォクシーに進化している。
- ポケモンバトルの実力も相当であり、持ち技マジカルフレイムとかえんほうしゃでセレナのフォッコとヤンチャムを圧倒した。
- 今まで使用した技:ほのおのうず(XY46) だいもんじ(XY46) マジカルフレイム(XY64) かえんほうしゃ(XY64)
セレナのテールナー
- CV:林原めぐみ
- 使用技:かえんほうしゃ・めざめるパワー・だいもんじ
- 性別は♀。64話にテールナーに進化したが、オープニングでは61話の時点でテールナーが一足先に登場している。第85話で練習中に木の枝が破損し、セレナとの約束が込められていた事からその枝に拘っていたもののセレナ達の説得により赤いリボンが付いた新しい枝に新調した。
- 偶然かもしれないがバトルの最中にだいもんじを披露して、サトシやシトロンを驚かせた。このだいもんじは後々バトルやトライポカロンのフィニッシュ技として度々披露されている。
- XY&Z編16話のフレイ大会・1次審査ではヤンチャムやほかのポケモン達がサイホーン集めに躍起になる中、唯一セレナのサイホーンレーサーとして醸し出す能力に気付いている様子で、あえて手出しはせず静かに傍観していた。
- ちなみにトライポカロンにおけるテールナーの衣装は第60話にてセレナがフォッコに施したドレスアップのスタイルを受け継いでおり、セレナのイメチェンに伴って通常ハットから中折れ帽に変更されている。
- XY&Z第19話ではマスタークラス・グロリオ大会に出場し、炎のパフォーマンスでセレナの1回戦突破に貢献している。第20話の決勝戦では、フィニッシュ技としてお馴染みだった星形のだいもんじを巨大な炎の花として咲かせ、仲間たちとの大技を成功させた。因みにこの仕様の木の枝はエンディングの時点では本編85話より一足先に登場している。
- 新無印では既にマフォクシーに進化している。
- SM34話:モブで登場。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
フレア団No.2のテールナー
※リンク先XYクリア後ネタバレあり。
性別は♀️。元はプラターヌ博士がトロバ達に送った中の1匹だったフォッコがゼルネアス・イベルタルの戦いではぐれ、フレア団に連れて行かれてしまう。
そして、フレア団のNo.2に育てられ、あのカルネのメガサーナイトに勝利する程の飛び抜けた実力を身に付け、冷酷な性格へと化し残忍な眼光を浮かべていた。
「大樹(ゼルネアス)」を基地に運ぶまでの時間稼ぎ・カルネをNo.2自らの手でなぶり殺しにするため、カルネとサーナイトをマジックルームの結界に閉じ込め、地下に沈めてカルネを連れ去っている。なお、No.2はその際のバトルもカルネをじわじわと嬲ることが目的であり、全く本気を出していないことが窺える。後にマフォクシーに進化している。
関連イラスト
関連タグ
0653.フォッコ→0654.テールナー→0655.マフォクシー
カロス御三家・中間形態
炎御三家・中間形態
ポケモン | 該当地方 |
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リザード | カントー御三家 |
マグマラシ | ジョウト御三家(ヒスイ御三家) |
ワカシャモ | ホウエン御三家 |
モウカザル | シンオウ御三家 |
チャオブー | イッシュ御三家 |
テールナー | カロス御三家 |
ニャヒート | アローラ御三家 |
ラビフット | ガラル御三家 |
アチゲータ | パルデア御三家 |