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パラドックスポケモンの編集履歴

2023-12-16 18:22:56 バージョン

パラドックスポケモン

ぱらどっくすぽけもん

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの分類の一つ。

エリアゼロには 不思議な

ポケモンが 生息している。


下に 行くにつれて ポケモンか

どうかも 分からないような


巨大で   凶暴な

小型で   残酷な


生物が その姿を 見せ始める。


彼らの猛攻を 受けたことで

隊員が 致命傷を 負い

一時 退却することと なった


概要

キバとワダチ / Tusk and TreadsSlither Wing and Iron Moth

パラドックスポケモンとは、『ポケモンSV』にて現代の世界に出現した、本来この時代にいない筈な遥か古代/未来のポケモンを指す名称。

いずれも現代のポケモンの特定種と酷似した姿を持つが、その性質と能力は等しく異質にして強力であり、ウルトラビースト同様の危険未確認生命体として扱われている。


パルデア地方に伝わる冒険が記された奇書・スカーレットブック/バイオレットブックには、パルデアの大穴内部で目撃したこれらの存在を記した情報が記録されている。

他にもアカデミーの図書館やコサジ灯台の研究所にあるオカルト雑誌「月刊オーカルチャー」にも、これらのポケモンについて(珍説を交えながらも)記載した記事がある。


一方、肝心のポケモン図鑑の方は、とにかく確認例が少なく情報が不足しているため内容がかなり乏しい。「目撃情報や捕獲例はほとんどない」「生態は一切不明、データ不足」「古い探検記や怪しいオカルト雑誌に載っている生物や物体に似ている」といった空虚な記述ばかりで、それがより不気味さを際立たせている。尚、登場しないバージョンでの図鑑説明文は「オーカルチャー」の文章を抜粋したものになっている。

公式サイトで開帳された紹介文も、揃いも揃って「※アカデミーに所蔵されているオカルト雑誌で紹介されている内容です。真偽のほどは明らかではありません」という注意書きが補足で記載されている程。

💤💤💤

今作の伝説ポケモンたるコライドンミライドンも、実はこの「パラドックスポケモン」に分類される存在であった。


いずれも当時の筆者達が見た目の印象から名付けた安直な仮称を持ち、コライドン・ミライドン以外は改められず、そのまま現代のポケモン名として使われている(似た例としては前作の剣盾姉弟が近い)。

これは種族名を英語と同じ綴りにしているイタリア語・スペイン語も同様で、それぞれの母国語のままであり、このような例はタイプ:ヌル以来となる。


現代のポケモンと近しい容姿だが、リージョンフォームのような姿が違う同種ではなく、現代種とは別のポケモンとして扱われ図鑑ナンバーも違っている。

これは両者の正確な関連性は不明なためで、研究どころか目撃情報すら胡乱な事から祖先や子孫であるとの断定は出来ず、ウミディグダのようにただ姿形が類似しているだけの可能性も無視出来ない。


仮に先祖/子孫であっても、悠久の年月を経てサル→人間→機械化人類レベルにまで変わってしまい、生物学的に最早別種となっているのもあるだろう。

実際に唯一遺伝子検査まで行えたコライドン/ミライドンだけは、「モトトカゲの古代/未来の姿である」という識別結果が判明しているが、やはり別種として扱われている。


パラドックスポケモン一覧

※それぞれの詳細は専用記事を参照。


こだいのすがた

古代。コライドンウネルミナモ FAタケルライコ

「スカーレット」バージョンのみで登場する古代の時代のポケモンたち。


みらいのすがた

未来。ミライドンテツノイサハテツノカシラ

「バイオレット」バージョンのみで登場する未来の時代のポケモンたち。


ゲーム上の特徴

上記の通り、皆我々のよく知るポケモンを思わせる姿をしているが、タイプは一つだけ共通した別の複合となっており、種族値も大幅に上昇している(600族など、現代種より合計種族値が下がるポケモンも一部存在する)。


生息地はエリアゼロ内だが、同エリアはマップに対応していないが故、生息不明扱いになっている。


「スカーレット」ではこだいのすがた、「バイオレット」ではみらいのすがたしか登場せず、すべてコンプリートするには通信交換やマルチプレイが必須。

ユニオンサークル中は別バージョンの他プレイヤーの近くにいると、相手側のポケモンも出現する。ただし他プレイヤーの姿は見えないので意思疎通は必須。


全てタマゴ未発見かつ準伝説並の高い種族値を持つ一方、制限のない多数が普通にフィールドを徘徊しており個体値のV保証も無い事から、全員を伝説級のポケモンと扱うのか否かはかなり解釈が分かれていた。

これについては『ポケモンHOME』の実装によって一応の回答が為され、コライドン・ミライドンが禁止級、ウネルミナモら古代聖獣竜やテツノイサハら未来聖剣士が準伝説、それ以外は一般ポケモンとして扱われている


上記の通りウルトラビーストとは異なり、フィールドに出没する非伝説の個体は個体値のV保証がない(後述するイベントレイドは例外)上、全員タマゴ孵化厳選も不可能なので、基本的に実戦で使えるようにするにはすごいとっくんが不可欠。

とっくんに不可欠なおうかんを含む育成用アイテムも全て店舗で購入できる等、過去作と比べると対戦用の個体を育成・調整する敷居が低く、パラドックスポケモンもそうした大きな転換があったからこそ初めて出すことができたグループであると言えなくもない。


対戦において

初回のランクマッチでは準伝説の四災・禁止級のコラミラ(及びパルデア図鑑に登録されないリザードンヌオー等)共々参加不可能となっていたため、彼らと同様に伝説のポケモンであるという説の根拠となっていた。

しかし2月のシーズン3よりパラドックスポケモンのみ先んじて解禁される事が発表されたため、あくまでネタバレ防止のための対応であった可能性が高い。


元から高い能力値が特性により更に向上するため、解禁後はハバタクカミテツノツツミを筆頭とした過半数が、早々に使用率上位をほしいままにしている。

一方特性は固定であるため、逆に言えばブーストエナジーを持たせるか、場をはれ状態/エレキフィールド状態にしない限り実質特性無しになってしまうのが弱点。

特性を活かす為に場を整える戦略は、相手のパラドックスポケモンにタダ乗りされるリスクがある為扱いが難しく、現状使い勝手のいい始動役も居ない為主流では無い様だ。


テラレイドバトルにおいて

手持ちのポケモンが1体のみしか使えず、かつアイテムも一切使えないテラレイドバトルにおいては「いかに相手の猛攻を耐えて攻略するか」が極めて重要な戦略となる。そのため、攻撃しつつ相手から受けたダメージを回復できる吸収技を持つアタッカーや、バリア展開後もバリアを貫通してデバフ効果を与えられるサポーターが重宝されやすい。

パラドックスポケモンの場合、前者はテツノカイナが、後者はテツノドクガがそれぞれ該当し、特に前者はオンラインにおいても目にする機会が多い。


ただし、どちらもバイオレット版限定のポケモンであることから、スカーレット版をプレイしているユーザーからは「レイド攻略に有用なキャラがバイオレット版ばかりに偏っていて不公平だ」という意見も見受けられた(発売から日が経った現在では、レイド攻略も研究が進んだことで上記のパラドックスポケモン以外でも十分攻略できることが判明していることや、マジカル交換などでパラドックスポケモンを含むバージョン限定のポケモンを入手できたプレイヤーも増えているため、このような意見はほとんど聞かれなくなっている)。


一方、パラドックスポケモン自身はその特殊な生い立ち(後述)もあってか、長らくレイドボスとしての登場はなかったが、2023年5月19日~22日に第1弾としてイダイナキバ/テツノワダチのイベントレイドの開催が発表され、期間限定ではあるがパラドックスポケモンが遂にテラレイドバトルに進出することが決定した


しかし、このイベントレイド、終了後にエラーが発生する不具合が確認されたために開始からわずか数時間で配信を一時中止せざるを得なくなるという事件が発生した(しかも、同時に配信された最強ブリガロンレイドの2週目もとばっちりを喰らう形で配信停止に追い込まれている)。

この不具合の原因は、レイド報酬に「なし」という謎のアイテム欄があったことが関係していると言われている。恐らく、通常のレイドではポケモンのドロップアイテムが宛がわれる部分であったはずが、パラドックスポケモンはドロップアイテムが存在しないために「なし」と表示されてしまい、その結果エラーが発生してしまったのではないかという見方が有力視されている。

その後、無事不具合修正の目途が立ち、6月16日~19日にイダイナキバ/テツノワダチのイベントレイドが改めて実施された(最強レイドもこれに併せて再開)。


その後しばらくパラドックスポケモンのレイドは実施されなかったが、DLC前編の「碧の仮面」配信直後の9/22~24にチヲハウハネテツノドクガのイベントレイドが実施された。


なお、後述の特殊な事情故か、パラドックスポケモンのレイドはパルデア地域内でのみ発生し、キタカミの里等のパルデア外の地域では一切発生しないので注意。


ストーリーにおいて

その正体は、現代の時代にオーリム博士/フトゥー博士タイムマシンで呼び出した、古代/未来の世界のポケモン達。


2000年前にパルデア帝国が隣国への対抗策として、パルデアの大穴に眠ると伝えられていた財宝を入手する為にエリアゼロに探索隊を送り出した際に遭遇したのが発見の始まりとされる。

しかしその強大な生態系を前に冒険者たちは長年撤退を余儀なくされ、そうして国財をすり減らしたパルデア帝国は崩壊した。


その後は200年前の「エリアゼロ観測隊」だけが唯一最深部にたどり着くも、内一人のヘザーが記した探検記「スカーレットブック」/「バイオレットブック」はあまりに荒唐無稽な内容から、大穴の怪物たちもまたUMA、オカルト的な存在と見做され、長らくその存在は表側には信じられる事はなかった。


しかし10年ほど前、「スカーレットブック」/「バイオレットブック」を読んだオーリム博士/フトゥー博士がこれらのポケモンの存在にたどり着き、最深部を開拓して最新の研究施設を建造する事に成功。パルデアの大穴に満ちる膨大なテラスタルエネルギーにより実現できたタイムマシンで、なんと異なる時空から彼らを捕獲し呼び出すという狂気の実験に着手したのである。


博士は古代/未来のポケモンが現代のポケモンと共存する「楽園」を望んでいたが、やがて呼び寄せたパラドックスポケモンのいずれかの手によって博士は殺害されてしまい、博士の死後、残されたAIは、その強大な力が現代の時間軸のポケモンたちの生態系を脅かす時空を超えた侵略的外来種となる事を懸念し、博士の研究を中止することを決断。


AIはパラドックスポケモンが外部に出ないようエリアゼロ周辺をバリアで囲っていたが、イダイナキバ及びテツノワダチはそれから抜け出して外部に進出し「土震のヌシ」として君臨、その影響力の高さを知らしめていた(その他のパラドックスポケモンたちも外部に少ないながらも進出していたようで、稀に目撃情報が上がっている)。


紆余曲折あって何とかタイムマシンの暴走は止まり、パラドックスポケモンの増加を止めることには成功したが、彼らは現在ウルトラホールの様な元の時空に帰る手段を失っており、現代のエリアゼロ内で活動を続けている。


クリア前はエリアゼロ中層以下にのみ生息していたパラドックスポケモンだが、クリア後はエリアゼロ全域に出現。

元々生息している既存種との共演が見られるものの、エリアゼロの既存種は強豪揃いなのに加え、地上に出現したパラドックスポケモンは既存種とタイプ相性が悪い者も見られるため、バリア内の生態系ならバランスは取れているのかもしれない。


パラドックス矛盾)ポケモン」という名に違わず、彼らの存在は既存の設定や描写と辻褄の合わない点が散見され、ファンの間でも学会よろしく関連性や解釈による議論・論争が絶えない状態が続いている。


まず上記の通り、彼らはタイムマシンが出来るずっと前からエリアゼロ内で存在が確認されている

だが、何かしらの方法で生き残っていても不自然ではない古代のポケモンたちはともかく、未来のポケモンたちが居るのは明らかにおかしい(この矛盾点は作中でもペパーに指摘されている)。

当の博士本人も「あの本が現実になる時は近い」と残しており、すなわち博士が大穴を踏破した段階では、彼らが確認できなかったらしい事実があったことが推察できる。


現代で書かれた胡乱なオカルト誌の情報を抜きにしても、明確に"違和感のある"設定がてんこ盛りな為、この世界の古代・未来における本来の姿ではないのではという推測も一部でなされている。


上記の通り一部のパラドックスポケモンはモチーフのポケモンが別バージョン限定であり、言い換えればそのバージョンのパルデア地方には棲息していない。

このため、「何らかの理由で過去・未来に飛ばされていたポケモンが独自の変化を遂げた姿」とする説や、「この世界と前提が大きく異なるパラレルワールドに生息していた過去・未来のポケモン」ではないかとする説など、さまざまな憶測が唱えられている。


タイムマシンについては「ボールを別の時間軸に転送し、転送先の時代で捕獲したポケモンを現代に呼び出す」システムであることが明言しているが転送先の時代の様子は描写されていない。そのため明言だけで「別の時間軸で実際に生息していた生物であることは間違いない」と断言するのは早計であった。

だが藍の円盤あるイベントにて時間転移が可能なことはほぼ確定したため、別の時間軸のポケモンである可能性はかなり高まった。

なおコライドン・ミライドンがモトトカゲの血縁であったり、秘伝スパイスによる滋養効能が他のポケモンと同等に働いたり等、生きた時代は違えど彼らがあくまで通常の生物であることを裏付けている。


後に特別なレイドバトルにて、期間限定ながらエリアゼロ以外のパルデア地方各地の結晶でパラドックスポケモンを入手可能になったことから、図鑑説明や月刊オーカルチャーでも見られるエリアゼロとは無関係な場所での説明についても一応は筋が通るようになった。

ただしこれはゲームシステム的な都合も強く、世界観上の考察に含めてよいのかという意見もある(なにせ他地方の御三家ミュウツーですら出現するのである)。

少なくともエリアゼロ、タイムマシン、テラレイドバトルのいずれの場合においても、パラドックスポケモンの存在にテラスタルの結晶が関わっている点は疑いようのない事実のようだ。


すべてのパラドックスポケモンが性別不明タマゴ未発見グループに分類されているため(したがって、あのメタモンと交配させることも不可能)、繁殖させることができないことがごく一部で指摘されている。繁殖が行えなければ、ある意味で生物の究極の生存目的である自身の遺伝子の継承並びに種の存続が行えず、遅かれ早かれ絶滅してしまうことは言うまでもないからである。

尤もこれは他のタマゴ未発見のポケモン(伝説のポケモンなど)にも言える事であり、そもそもタマゴ未発見というのは文字通りタマゴが人間の観測下で発見されていないだけであって、必ずしも繁殖が不可能とは限らないという点には留意したい。


単純に古代/未来の環境下でなければ繁殖ができないか、現在のポケモンとは形態的にも生態的にも隔たりが大きすぎるために繁殖の方法や雌雄の判別方法が明確になっていない(≒現在のポケモンとは異なった方法で繁殖している)ためとも考えることもできる。

人間の管理下ではタマゴを発見できないだけで野生の世界では普通に繁殖している可能性もあるが、それではストーリー上でタイムマシンを止めた理由が無くなってしまうため、こちらはあくまでゲーム的な都合と考えるべきか。


準伝説か否か

登場してからよく議論されているが、今の所は準伝説には含まれない意見が多い。

理由としては、やはり複数匹入手可能な点や個体値の3Vの最低保証がない、公式から伝説ポケモンという呼称で呼ばれていないなどが挙げられる。

似たような分類である『ウルトラビースト』は図鑑登録の際の枠がカプ神と同じであったことから内部データ的には準伝説と同等の扱いになっている。


ただ、パラドックスポケモンの中にも例外で古代の三犬と未来の三闘の6匹は準伝説と見なす考えが多い。

これらは元のポケモン達がそもそも準伝説であり、さらに専用技を持ち、作品内で1匹しか入手出来ないという希少性を持ち合わせているからであろう(ウネルミナモテツノイサハに関しては期間限定レイド報酬なのでブルーベリー図鑑完成に必須ではない幻のポケモン扱いになっている)。


もっとも、準伝説の分類はあくまでユーザー間の取り決めに過ぎず、公式の意見ではないことには留意するべきだろう。


なお、ウネルミナモとテツノイサハ以外の準伝説枠のパラドックスポケモンは、個体値が全箇所「かなりいい」で確定で、性格も固定であり、厳選が不可能である。厳選できないことを嘆くか、手間が省けて助かると捉えるかはユーザー次第だろう。


余談

「図書館のスカーレット/バイオレットブックにある謎のポケモン」及びウネルミナモ/テツノイサハの元となったと思われるスイクン/ビリジオン(Suicune/Virizion)の頭文字はSVにかかっている。


結果的にはポケモンだったが「ポケモンかどうかもわからない生物」という意見も存在していたという点では、ウルトラビーストに近い分類の存在といえる。

どちらも作中基準や我々の価値観では不気味な異物だが、元の時空では普通に生息するありふれた生物という部分も共通している。


また、こだいのすがたは凶暴で獰猛、みらいのすがたは冷酷で残忍とされており、実際そうした設定に違わず、作中では博士を手にかけたことが示唆されているが、一方で、信頼したトレーナーに対してはきちんと指示を聞いてくれるし、ピクニックなどでは他のポケモン同様くだけた表情も見せてくれる。

確かに潜在的には危険な存在ではあるし、通常のポケモンと比較すると色々と異質な面もあるものの、彼らもあくまでポケモンという生命体の範疇の1つであり、決して意思疎通や相互理解が不可能な怪物ではないということなのだろう。


シリーズ内では過去にも時空の歪みによる過去・未来のポケモンの無差別なタイムスリップが生じた例がある。

レホール先生のヒスイ史の授業

この例では少なくとも1億年前の生物である化石ポケモンや当時未開発だった人工ポケモンのタイムスリップが生じており、下手をすればヒスイ地方にパラドックスポケモンが出現していた可能性もあったかもしれない。

ただし時空の歪みは一時的なものであり、歪みが収まればタイムスリップしたポケモンたちは周囲の時空ごと元の時空に帰還していた(と思われる)ため、当時の生態系に直接的な影響を及ぼすことはなかった(主人公が捕獲することで結果的にその時代に留まることになった個体もいた)。


今作にも当然バージョン限定ポケモンがいるが、ハバタクカミとトドロクツキが登場しているスカーレットではムウマとボーマンダが登場せず、テツノコウベとテツノイバラが登場するバイオレットではサザンドラとバンギラスが登場しない。


特性がこだいかっせいのポケモンは種族値がそれぞれ奇数で、クォークチャージは偶数である。(合計値は除く。)


2000年前にあったパルデア帝国が『隣国』へ対抗しようとしていた記述があるが、パルデア地方の北東部分が不自然に切れている事から『隣国』とはカロス地方の事ではないかと推測されている(元のスペインがフランスの南西にあるため)。


これまでのポケモン本編のゲームタイトルはいずれも、パッケージの伝説のポケモンたちは向かい合う構図だったが、今回のバージョン(SV)ではお互いを背負う構図をしている。これに対しては本作の主題である過去と未来はお互いに直面できないからだという解釈がある。


パラドックスポケモンのタイプはノーマルタイプ以外すべて揃っている。一番多いのは5種類あるかくとうタイプで、次に4種類のでんきタイプ、ドラゴンタイプである。後はじめんタイプ、フェアリータイプ、あくタイプが3種類ある。

また、分類が全てパラドックスポケモンで統一されているため仕方ない面もあるが、ポケモン全種の中で最も多くの種類のポケモンがこの分類に属することとなった


関連イラスト

スカーレット&バイオレットnew paradox pkmn


関連タグ

ポケモンSV こだいのすがた みらいのすがた コライドン ミライドン

過去 未来 タイムパラドックス UMA


思弁進化 :生物のもしもの姿を描く思考実験的な創作ジャンルの一つ。


ミュウツー:おぞましさも感じるSF要素の元祖であり、本作はある意味初代に近い。


ウルトラビースト:上記で述べたように共通点が多く、特性の傾向も似通っている。パッケージを飾るポケモンのみ禁止級伝説として扱われる点も同じ。また、アクジキングの住まうウルトラビルディングは「未来の世界のアローラではないか」という説がある。


ゲノセクト:太古の化石が最先端の科学で機械的な姿になったという、古代種と未来種のハイブリッドじみた存在。同じく性別不明でタマゴ未発見。DLCで「古代で生きていた時の本来の姿が出るのではないか」と言われている。


カセキメラ:太古の化石を組み合わせて復元されたポケモン。同じく性別不明でタマゴ未発見。


ウミディグダ/ウミトリオ/ノノクラゲ/リククラゲ/チャデス/ヤバソチャ:見た目が別のポケモンにそっくりだが、同種(リージョンフォーム)ではなく完全な別種であることが判明している。


ガラル三鳥:こちらはリージョンフォーム扱いであるが、「本当に同種なのか確証が得られていない」という点ではパラドックスと同じ。


にほんばれエレキフィールド:肝となる場の効果。


オリジナルパラドックス:ファンによる創作

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