トーセンジョーダン(ウマ娘)
うまむすめのとーせんじょーだん
「ネイルとかさー。映え意識して色キメるのテッソクでしょ~。娘的に☆」
プロフィール
キャッチコピー | 泥臭いのはジョーダン!イマドキギャル☆ |
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誕生日 | 2月4日 |
身長 | 157cm |
体重 | ノーコメント |
スリーサイズ | B82/W56/H84 |
靴のサイズ | 左:23.0cm 右:22.5cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | ネイル、バスケットボール |
苦手なこと | 健康志向の食べ物、ぶどうの種 |
耳のこと | 両耳を畳んで写真撮影するのを流行らせたい |
尻尾のこと | 不器用で枝毛をチェックできないのが悩み |
家族のこと | 野菜から食べなさい、が1番怒られた思い出 |
マイルール | - |
スマホ壁紙 | - |
出走前は… | - |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①いつか自分のネイルブランドを立ち上げる野望がある / ②朝のテレビの星座占いをわりと真に受けている |
自己紹介 | あたしはトーセンジョーダン。 夢は……って感じの、固い話NGだからよろ~☆ とりまネイルみてよ?イケてるっしょ? |
CV | 鈴木絵理 |
おしゃれ好きでイミフな努力を嫌う、イマドキの都会っ子。
バカだからわかんないとよくかわすが、フマジメというわけでもない。
爪割れが理由でスランプに陥ったことがあり、それ以来、お手入れとカラーは欠かさない。
コミュ力が高いので、トモダチはかなり多い。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
都会的でイマドキなウマ娘。
トレーニングや努力が大嫌いでトレーナーに対してもヤル気のない態度で接してくる。
一見軽薄そうにも見えるが、実は負けず嫌いの熱い性格。
レースでは、普段の見せかけをかなぐり捨て、泥にまみれた勝利を掴みとる。
概要
トーセンジョーダンは、メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。モチーフは、実在の競走馬『トーセンジョーダン』号。
「イマドキのギャル」を地で行く、ツインテールのウマ娘。気が強く物怖じしない反面、誤解されやすい性格から生じる面倒を嫌って、他人にはなかなか本心を見せない。交友関係は他校に及ぶほど幅広く、ギャル仲間とはよく軽妙な会話を繰り広げている。大人しい妹がおり、趣味を真似ようとするなど慕われている様子。
トレセン学園入学前にはケンカやうっかり事故などの問題行動で2ヶ月に1回は反省文を書かされていたという問題児。そうした背景もあって、自分が唯一輝ける「レースでの活躍」を目指しており、トレセン学園への合格が決まった際は「初めて先生に褒められた」らしい。
名前にかけたものか「トーゼン(当然)」「ジョーダン(冗談)」が口癖で、バスケットボールが得意。
健康志向の母から受けた食育の反動でジャンクフードが大好きになっている。
頭の出来は育成ウマ娘たちの中でも一二を争うほどに残念な「アホの子」代表。勉強は大の苦手で補習・追試の常連であり、よく追加の課題を出されては成績優秀な友人のゴールドシチーに助けを求めている。漢字もろくに読めないため、そもそも問題文の内容が理解できないなど、その状況は深刻。
致命的な語彙の少なさはもはや一級品。「爪を磨く」の意味を文字通りに捉えてレースに向けてネイルをしてみたり、「完膚なきまでに」の意味を知らずライバルとの煽り合いが中断したりと、意図せず相手の毒気を抜いてしまう事もある。
教養や一般常識もあやしく、鯛焼きが本物の鯛であるというウソを本気で信じるなどかなり生々しいバカさ加減であり、あのゴールドシップが真顔で絶句するシーンも。
“ダメな自分”をよくよく自覚しているため、気持ちや考えを表現する事にどこか消極的で、誤解を生んでしまうことも日常茶飯事。面と向かって褒められる事に慣れておらず、はぐらかしてしまう事もしばしば。根気強くあれこれ教えてくれるトレーナーのことは非常に有難く思っていると同時に、「こんな頭の悪い自分にはもったいないくらいの人」と少しだけ引け目も感じている様子。内容や意図を理解できずとも、課されたトレーニングにはひたむきに取り組んでおり、その愚直さと素直さは最大の武器となっていく。
コンプレックスを乗り越えたシニア期にはバカなりに本気で向き合おうと奮起し、理論家で知られるビワハヤヒデに教えを乞うなど自分からも動くようになる。
ギャルウマ娘のダイタクヘリオス、メジロパーマー、ゴールドシチーらとはよくつるんでおり、休日は一緒にお出かけしたりとかなり親しい。
特にシチーにとっては数少ない気を許せる友人であり、ジョーダンもレースとモデルの最前線で活躍する彼女を尊敬・応援している。シチーに対する不本意な評判を見てしまった際には彼女に先んじて悲憤慷慨し、本人に伝わった際には泣き出してしまうなど、強い情を見せている。ちなみにシチーにはジョーダンの方から話しかけていったらしい。
また、ゴールドシップは「よく絡みに来る変なヤツ」としてジョーダンの日常を脅かしており、お互いの育成シナリオでもレースの前後に憎まれ口を叩きあっている。ジョーダンはゴルシのことを本気でバカだと思っているが、果たしてゴルシは……?
なお、史実ではトーセンジョーダン号が所属する池江泰寿厩舎(というか当時の栗東トレーニングセンター全体)のボス格であったため、若い馬の多かった須貝尚介厩舎に属するボス馬気質のゴールドシップ号にとっては気に入らない相手だったらしく、顔を合わせる度に蹴りかかられていたという。
寮での同室はトニービン号にゆかりのあるウイニングチケット(ウイニングチケット号の父で、トーセンジョーダン号にとっては父・ジャングルポケット号の父=祖父にあたる)。勉強が苦手な補習の常連同士として通じ合うところもあるようだが、感動や心配ですぐ泣くことには辟易している様子。
史実では父にあたるジャングルポケット(ポッケ)は気さくな関係の同級生。他の史実親子なウマ娘のように史実産駒が史実親に憧れたり積極的にアピールしたり一緒に行動したりということはなく、照れもあるのか淡々とした付き合いをしている。ポッケ主役の映画『新時代の扉』では、ポッケ産駒がモデルのウマ娘が3人登場しポッケに常にくっついているが、ジョーダンはそのグループからは距離を置いた感じで、ポッケに一言声を掛けるだけの登場となっている。一方でポッケ側からは気に入られており、なんだかんだ悪くない関係性である。
その他にも交友関係は広いようで、育成シナリオにはモブ含めかなりの人数のウマ娘が登場する。
爪の弱さ
走者としての素質に恵まれながらも、爪が割れやすい体質に幼少期から悩まされており、トレセン学園に入ってからも爪のケアと治療に時間をとられて練習もままならず、果てには周りから「やる気がない」と不本意な誤解までされている。表現の拙さや面倒くさがりな一面も合わさって弁明も諦めており、投げやりにも見える態度でさらに他者の心証を悪くしてしまうという悪循環に陥っていた。
流行を追ったり爪のケアをしたりする過程でネイル用品には詳しくなったらしく、マイナーな良品を探し当てて愛用するなど、装蹄師と付き合いのあるイクノディクタスからも一目置かれている。友人のネイルを手伝うこともしばしばで、本人としては「気分をアゲてくれる」勝負服のようなもの、とのこと。
ファン感謝祭ではスタッフとしてキッズレースの健康相談会に参加し、来場者にスポーツ用のマニキュアを薦めるなど、培った知識を惜しみなく伝えている。
なお誕生日にはゴルシからプレゼントと称して、バケツ一杯の納豆を100回かき混ぜて部屋へ送りつけられているのだが、実は納豆に含まれるポリアミンという成分は美肌効果に加えて爪の状態を良くする効果がある。もしかしたら嫌がらせではなく、ジョーダンの爪を心配している可能性も……?
容姿・デザイン
ウェーブのかかったふわふわの鹿毛を青いリボンでツインテールに結っており、右耳にはリボンの付いたバングル状のアクセサリー、左耳には青色と緑色のピアスが並んでいる。まんまるな瞳は明るいグレーで、眉の印象はやや強め。華のある顔立ちのため、表情の変化も非常にわかりやすい。
ネイルの色は固有スキル演出でも確認でき、親指側から青・黄・青紫・水色・橙。左手の人差し指にはリボン付きのリングをはめている。
- 勝負服(原案)
黒いセーラー服上着に青菱を模したタイと白スカート、足首までの白ソックスを身に着けて両太ももには細いベルトを各二本巻くというスタイルの上から、緑地に白のスカジャン状の上着をまとった、添えられた説明文を地でいく「いまどきのJK」チックなデザインだった。
「プライベートで盛り場に出るファッション」な現行の勝負服と比較してこちらは「ギャルっぽく改造した制服」といった風情だろうか。
- 勝負服(リニューアル版)
アプリゲーム版での名称は[ポップス☆ジョーカー]。ジョーダンが一生分の頭を使ってデザインしたと語るキラキラ衣装。ショートタンクトップの胸元に緑・青菱山形をあしらい、首周りにはチェーンに菱形のペンダントトップを下げたゴールドのアクセサリーと薄紫のベルト型チョーカー。スカジャンのデザインを取り入れたエナメルのショートジャケットも背中側に青菱が並んでおり、長袖の裏地で青袖が表現されている。右腕にはブレスレット、左腕にはメタルバンドの腕時計。 スリット部分にラメを散りばめたタイトミニスカートにオーバーパンツ、腰のベルトにはゴールドのチェーンが下がっており、尻尾穴も菱形。右脚には網ニーソとガーターリング、左脚の菱形模様の黒サイハイは膝裏がファスナーになっている。足元は左右色違いのスニーカーブーツ。
ストーリーイベント第27弾『#Summer #Besties』にて実装されたレジャー用の私服。ネイルのカラーは手足でお揃い。
- 私服(アプリゲーム版)
勝負服とは打ってかわって配色はシンプルだが、へそ出し&肩出し白シャツにデニムのショートパンツと、ウマ娘の私服の中でも露出度の高い攻めたファッション。
マンガ版
うまむすめし
『うまよん』などを除けば、ゲーム版のリリース以降初の漫画媒体への登場となる。こちらでは一度ナカヤマフェスタに誘われ屋台でモツ串を食べている。何気におかわりを50本頼み込むという隠れ大食いぶりも。
ウマ娘ピスピス☆スピスピゴルシちゃん
「ちゃんとやれし…!!今ので勝っても勝った気しないっての…!!」
第13話にて初登場。他園との交流会においてとりまきを連れてみどり幼稚園に来訪してきた…のだが、幼稚園児なのにほぼゲーム版の勝負服そのままの姿で来たのでまなみ先生には幼稚園児なのにギャルな点やヘソ出ししている点を驚かれていた。
幼稚園児という身でスマホを与えられているが、一応流石に制限だらけでカメラしか使えないらしい。この世界では一応ゴルシと初対面なのだがやっぱりなんだかんだ因縁の相手。こちらでもバスケが大好きなのは変わらない様子で、腕前はかなりのものである。
アニメ版
うまゆる
第12話「鎖威拒宇血夷武!波羅離螺!」で不良チーム「東京徒弐偉」リーダーとして、同じトニービン系のエアグルーヴとウイニングチケットを従えて登場。史実通りのボスっぷりを発揮しているが、外野からは産駒成績の悪さを突っ込まれている。
なおこのエンディングのクレジットで「トーゼンジョーダン」の誤記があったことから、後日修正され再投稿されている。
Season3
オープニングにちょっとだけ登場。実は『うまゆる』以外だと本家のアニメシリーズに漸く登場した。オープニングではいきなりゴルシから回し蹴りされたにもかかわらず、マトリックス避けで回避するという身体能力を見せつけている。流石はウマ娘…。
なお、第3話でもちょっとだけゲスト出演している。
ゲーム版
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
リリース当初よりNPCとしてリニューアルした勝負服姿で登場。
ゴールドシップのシナリオでは、史実での数少ないライバルキャラとしてエイシンフラッシュと共に登場。
ゴールドシチーのシナリオではシチーにとって貴重な気のおけない友人として関わっており、モデル業とレースの間で板挟みになりがちなシチーに対して時折フォローを入れたり、繊細な彼女の気質を心配してトレーナーに念押しするなど、シチーの精神的な支柱として活躍する。
2021年11月8日に☆3育成ウマ娘として実装。
爪先に抱えた脆さと壊滅的な学力とで、レースでも学業でも落ちこぼれ寸前の状態から這い上がるストーリーは、等身大の高校生と熱血トレーナーの二人三脚が織りなす青春成長物語として高い評価を受けている。
史実の“厩舎のボス”という一面を反映してか、「ギャルの星」としてトーセンジョーダンを慕うモブギャルウマ娘たちも登場する他、GⅠクラスのギャル仲間、学業を憂うクラス担任、大言壮語に興味を抱く記者、常道を外れたトレーニングに懐疑的な学園トレーナーなど、多くの人物が入れ替わりに現れる。
また、クラシック4月後半の固定イベントでは桐生院トレーナーとハッピーミークのコンビがメインシナリオ以外のイベントに初登場。異なる師弟のあり方を提示しつつ、ジョーダンとトレーナーの風変わりなスタイルを際立てる役回りを演じている。
ジョーダンがコスメショップでアルバイトしている様子も明かされたが、仕事上がりに狙っていた新商品が売り切れてしまった事にがっかりするという「やる気」低下イベントとなっている。
トレーナー
ジョーダンの模擬レースでの不調に目を留め、気にかけるようになる。早くから彼女の性格を察して積極的な関与を控えつつ、数日にわたって話をする機会を窺うなど、学園トレーナーの例に漏れず傍から見れば挙動不審。口下手なジョーダンの気持ちを引き出すために落ち着いて聞き役に徹する姿勢が目立ち、ジョーダン曰く「聞き上手」。
管理調教師や厩務員、騎乗経験のある騎手たちに総じて「非常に賢い馬」と評されたトーセンジョーダン号の、無駄な事は一切しないというクレバーな側面を反映したキャラクターとも言われ、“バカ”である事を自認するウマ娘ジョーダンを的確にサポートする無二のパートナーとなっている。
ジョーダンからは大抵「アンタ」「アイツ」と呼ばれており、人物評は「熱血」。知識や理論を噛み砕いて説明したり、細かい理屈は敢えて省いたり、ゲーム形式でレース勘を身につけさせたりと、ハンデを背負っているジョーダンに効率最優先のトレーニングを課していく。トレセン学園でお馴染みの日常の出来事をトレーニングに活かす閃きについてはジョーダンにツッコミを入れられている。
頭の回転が速く理知的かと思えば、気恥ずかしい台詞を言ってのけたり、連行されたカラオケで踊り狂ったりと、大胆な一面も。ジョーダンが知っている「イマドキのトレンド」には全くついていけない前時代的なオトナではあるが、本人もジョーダンも共にそのギャップを受け入れている。
ジョーダンのクラス担任とは、補習三昧の教え子について何かと相談し合っており、ジョーダンのお目付け役や窓口のように思われている節もある。
ウマ娘ストーリー
「 だから、さぁ。……アンタってー……担当ウマ娘いんの? 」
友人たちに祝福され、トレセン学園へと入学して数ヶ月。トーセンジョーダンは生来の体質から爪の不調に見舞われ、トレーニングの遅れと焦り、繰り返すケガへの恐怖から模擬レースでも満足な走りができないままでいた。
授業にもついていけず、補習に時間をとられては同期との差に気力を削がれていく日々の中で、人目を避けるように爪の手入れをする場面を目撃したというトレーナーに声を掛けられたジョーダンは、あまり接した事のないタイプを相手に調子を狂わせつつも、訥々と事情を打ち明ける。
苦手な事ばかりの中で、唯一誇れたはずのレースにまで臆病になってしまうほどの劣等感は、“勝ち”への執着の裏返し――彼女の内に燻ったままの闘志を信じるトレーナーに提案され、ジョーダンは爪への負担を抑えた指導を受けながら、種目別競技大会に向けたトレーニングを始める。出走を目指す芝2000mのレースにやがてその名が刻まれる未来を、二人はまだ知らない。
育成ストーリー
ようやく見つけた担当トレーナーと共にデビュー戦を目指すトーセンジョーダン。レースの知識もあやふやなまま、「ビッグになる」という漠然とした目標を掲げて駆け出したジョーダンを支えるべく、トレーナーは幾つものGⅠに挑む。
クラシック戦線を捨てて爪の治療に向き合い、シニア級相手の激戦へと進む二人は、無謀を勇気に変え、周囲の人々の助けを得て誰も越えられない「最強のバカ」という強さを突き詰めていく。
学業面では、なんとか無事に卒業させられるよう、レースと並行して勉強も頑張る彼女のためにトレーナーとクラス担任が協力することになる。ゴールドシチーをはじめとして友人たちも勉強をサポートしてくれており、ジョーダンの人望の厚さと衝撃的な成績を垣間見る事ができる。
また、理論が苦手なジョーダンのためにトレーナーが考案した実践形式の課題が多く登場し、非常に解像度の高いトレーニング風景が見られるのも特徴。
育成ウマ娘
- ☆3[ポップス☆ジョーカー]トーセンジョーダン
2021年11月より実装された☆3育成ウマ娘。
詳細は該当項目にて。
- YEAH☆VIVID TIME!
- 最終直線を走行中に好位置で追い抜く、または詰め寄られるとテンションを上げて速度を上げる
- 「好位置」というのは、追い抜いた時は1~2位、詰め寄られる時は2~3位になっている。先行・差しどちらでも発動する可能性がある。
- しかし前者の場合は追い抜く前に発動してほしいし、後者の場合はそもそも2位以下で追いつかれていると勝ちを狙うことが厳しいので、性能としてはまずまずか。
中距離・先行型のウマ娘。
成長率は根性を除いては優秀であり、「伏兵○」「中距離直線○」といった使いやすいスキルを初期から所持している。覚醒スキルでは、Lv3で終盤ランダム加速「乗り換え上手」、Lv5で有効な中盤回復「レースプランナー」のヒントを獲得可能。ただし前者は差し、後者は先行のスキルであるため進化スキルにしなければ同時に使うことができないのがネック。乗り換え上手を使いたいなら差し適性を上げた上で、スタミナや回復スキルも十分用意しておきたいところ。逆に先行では進化版乗り換え上手と同じランダム加速の「鍔迫り合い」を両積みできるため、短距離魔改造されることもある。
目標レースには有馬記念・天皇賞(春)・GⅡアルゼンチン共和国杯といった長距離レースも含まれるので、長距離適性は上げておきたい。
爪に問題を抱える彼女の特徴として、クラシック4月前半の皐月賞後から「良バ場でスピードが大きくダウンする」マイナススキル「凸凹ネイル」が付与されてしまう。スキルptを50pt使ってすぐに外すことができるので、レースへの影響を考えると早めの対処が望ましい。なお、このスキルが付いた状態で11月後半の目標を達成するとイベント内容が変化するため、ギャラリーコンプ目的のトレーナーは要注意。
育成中のレースにはエイシンフラッシュのシナリオと同様、同期のブエナビスタ(当時未登場)の代役として父親のスペシャルウィーク、誰かの代わりにエアグルーヴ…など様々なウマ娘が代理出走してくる。特にスぺは普通に強敵なので、ゴールドシップと並んで気を付けよう。
- ☆3[Aurore☆Vacances]トーセンジョーダン
2023年7月のストーリーイベント『#Summer_#Besties』と共に実装された☆3育成ウマ娘。
詳細は該当項目にて。
固有二つ名
負けず嫌いのギャル
ジャパンカップ、天皇賞(春)を勝利し、やる気「絶好調」で天皇賞(秋)を二連覇し、ゴールドシップに3回以上勝利する
- 史実でレコード勝ちした秋天を含む4レースを走る。JCとクラシック秋天は目標外のレースなので注意。ゴールドシップを強く意識した内容だが、普通に走っていればゴルシとは3回以上対戦するので特段気にする必要は無いだろう。
- 気を付けるのは「絶好調」で秋天二連覇だが、目標ターンにやる気ダウンイベントが来たら泣くしかない。
サポートカード
- SR[nail on Turf]トーセンジョーダン
2021/8/20にナイスネイチャ(SSRサポート)、エイシンフラッシュ(☆3育成ウマ娘)と共に実装されたSRサポート。タイプはスタミナ。
練習性能は並程度だが、中距離・先行で嬉しいスキルのヒントを複数持っている。2つの共通イベントはどちらも選択肢でやる気アップできるのも魅力。
イベントでは風紀委員長であるバンブーメモリーとのやり取りが見られる。
- SSR[In my way]トーセンジョーダン
2022/1/28に、ストーリーイベント「栄冠のパティスリー」の報酬サポートとして配布されたSSRサポート。タイプはスピード。
高い得意率と初期スピードアップ含めて配布の中では割と優秀な性能をしており、強いSR完凸にはさすがに劣るものの初心者には優しいカード。
優秀なヒントスキル・共通イベントはSRからそのままなので、スピードが揃っていてもヒント要員で採用を考えても良い、使える配布。レアスキルは中盤の直線で回復する「好転一息」だが、成功判定がある。
イベントではオトナになりたいニシノフラワーと、ネイルをイメージした和菓子作り体験に取り組む。
- SR[Time flies]トーセンジョーダン
リリース3周年となる2024/2/24に合わせて登場したスピードタイプのSRサポカ。
練習性能はSR内では優秀で、連続イベント1回目の選択肢で「幸運体質(バッドコンディション1回無効)」を取得できるのがセールスポイント。
中距離での性能は上記SSRを超えており、好転一息が不要であれば採用する価値は高い。
イベントでは3周年付近で追加されたヴィルシーナやウインバリアシオンなど対戦歴のある後輩との絡みが描かれている。いずれも栗東所属で良き先輩としてふるまっている。
因縁の敵であるゴールドシップが宣伝担当(自称)する「ぱかチューブっ!」では一度番組をジャックする形でバスケットボールチームの「ジョーダンジャパン」と称して5人のベストメンバーを発表。バスケへのかなりのコダワリを見せた。
2024年4月21日には突如ゴールド・シップリン監督作品のサイレント映画『ゴルシ・タイムス』に登場。概要欄ではシップリンと共に「友情出演∶トーセンジョーダン」と記載されており、全編に至ってモノクロ調となっている。
なお、本作の彼女は元ネタが元ネタだけに声はないが、一応字幕方式で喋ってはいる模様。
本作では作業場でふざけながら作業しているシップリンに説教をしていたのだが…?
競走馬『トーセンジョーダン』
そして極限へ
資質に満ちて
心身ともに絶好
さらに剛腕を迎え
かさねて気強いのは
滔々たる戦いの流れ
それらすべてが
最良のバランスで
絡み合ったとき
極限の爆発力は生まれ
雄叫びが響き渡る
2006年生まれ。名前はカリフォルニア産ワインの銘柄とマイケル・ジョーダンに掛けたもの。
父はジャングルポケット。
2008年の新馬戦では武豊を背にデビューするも6着。武豊が乗ったのはこの新馬戦だけだった。
しかし、未勝利戦から年末のホープフルステークス(現在行われているGⅠホープフルステークスとは別のレース)まで3連勝。
2009年2月の共同通信杯(GⅢ)では2着に入るも、右前肢の裂蹄を治療するため長期の休養でクラシック戦を見送る事となる。
古馬となってからも、2010年の上半期は一度も出ず、下半期に5回走る。
11月のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)で重賞初勝利。続く有馬記念は5着に終わった。
2011年はアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)を勝利するも阪神大賞典(GⅡ)は出走取消。
そして、イタリアから短期免許で参戦したニコラ・ピンナを鞍上に迎えた天皇賞(秋)では7番人気で出走。中団後方でレースを進め、最終直線で外へ抜け出すと怒濤の追い込みを決めて鞍上ともどもGⅠを初勝利。
このレースで記録したレコードタイム1分56秒1は2023年にイクイノックスに更新されるまでは全く破られておらず、最強牝馬アーモンドアイでもコンマ1秒届かなかった(2019)。
続くジャパンカップはブエナビスタの雪辱に屈し2着に敗れ、有馬記念は三冠馬オルフェーヴルに屈し5着。
2012年は産経大阪杯(現・大阪杯、当時GⅡ)から始動するが3着。
天皇賞(春)はビートブラックに敗れ2着(ちなみにオルフェーヴルは11着)。
連覇を狙った天皇賞(秋)はまさかの13着に沈んだ(1着エイシンフラッシュの鞍上を務めたミルコ・デムーロが天皇皇后両陛下に対し下馬して跪いた最敬礼は有名)。
ジャパンカップは三冠牝馬ジェンティルドンナがオルフェーヴルを破った陰で失速し6着。
7歳になった2013年は2年前に勝利した札幌記念からのスタートとなったが13着に惨敗。ここから加齢による衰えで2桁着順が増えてくる。
天皇賞(秋)はジャスタウェイの11着。ジャパンカップでは11番人気の低評価に発奮したのか3着に残ったが、これが最後の掲示板入りとなった。
有馬記念は、有終の美を飾ったオルフェーヴルから3秒も離された14着に惨敗。
8歳となった2014年も現役続行。初戦の鳴尾記念(GⅢ)は8着。宝塚記念はゴールドシップとコンビを組んでいた内田博幸を鞍上に迎えたが、横山典弘とゴールドシップに宝塚記念連覇を決められ10着に惨敗。
4度目の出走となった天皇賞(秋)は下から2番目の17着に終わる。そしてジャパンカップで14着に終わり、ついに引退となった。
引退後は種牡馬となり、初年度産駒となる2016年生まれの競走馬がデビューし始めている。
騎手の乗り代わりが激しく、全30戦で17人(うち8人が外国人騎手)がトーセンジョーダンに乗っている。以下は騎乗した騎手と騎乗回数。
武豊:1回
北村友一:1回/1勝
松岡正海:1回
クリストフ・スミヨン(ベルギー):4回
藤岡佑介:1回
内田博幸:5回+取消1回/2勝
三浦皇成:2回/1勝
ニコラ・ピンナ(イタリア):2回/1勝 ☆天皇賞(秋)
福永祐一:1回/1勝
クレイグ・ウィリアムズ(オーストラリア):2回
岩田康誠:2回
戸崎圭太:1回
イオリッツ・メンディザバル(スペイン、拠点はフランス):1回
ウィリアム・ビュイック(デンマーク国籍、拠点はイギリス):1回
ピエールシャルル・ブドー(フランス):2回
1歳年下のエイシンフラッシュとは、古馬王道路線で9度に渡って対戦し3勝6敗。
ゴールドシップは、トーセンジョーダンを見ると蹴りに行くという。対戦成績は1勝2敗。
ウマ娘では少々頭の足りない子として描写されているが、史実のジョーダンは非常に賢く、自分がいた厩舎のボスを5年も務めた威厳ある馬であった。
史実で対戦経験があるウマ娘
- 同世代(09世代)
- ナカヤマフェスタ(ウマ娘):'09中日新聞杯
- 1歳下(10世代)
- エイシンフラッシュ(ウマ娘):'10有馬記念、'11宝塚記念、'11天皇賞(秋)、'11ジャパンカップ、'11有馬記念、'12天皇賞(秋)☆、'12ジャパンカップ、'13天皇賞(秋)、'13ジャパンカップ
- 2歳下(11世代)
- オルフェーヴル(ウマ娘):'11有馬記念☆、'12天皇賞(春)、'12ジャパンカップ、'13有馬記念☆
- ウインバリアシオン(ウマ娘)'11ジャパンカップ、'12天皇賞(春)、'13有馬記念
- 3歳下(12世代)
- ゴールドシップ(ウマ娘):'13ジャパンカップ、'13有馬記念、'14宝塚記念☆
余談
ウマ娘と「裂蹄」
競走馬における「裂蹄」とは、読んで字のごとく蹄に亀裂が入ってしまう病気のことである。発症してしまうと装蹄師による治療を行ったり、痛み止めを注射したりなどの措置を行う必要があり、トーセンジョーダン号のような慢性的重症の場合は長期の休養が求められることもある。実際にジョーダン号はこの影響で、3・4歳時の大半を棒に振る事となってしまった。
『ウマ娘』での裂蹄は「爪が割れやすい」という体質で表現されており、マンハッタンカフェのシナリオでも「お友だち」による超常現象として登場している。
マチカネフクキタルやハルウララも裂蹄に悩まされたことでよく知られ、特にハルウララが勝負服姿で脚に貼っている複数の絆創膏は、タフな戦歴と併せて裂蹄のエピソードがモチーフにされていると思われる。
トーセンジョーダンのスピードSRサポカ【Time flies】では、後輩でこれまた裂蹄に悩まされたウインバリアシオンから爪のケアで相談を受けている。なお、二人は史実でも対戦経験があり、特に天皇賞(春)ではジョーダンが2着、バリアシオンが3着になる一幕もあった。
実はお嬢様?
ジョーダン曰く、母親は「健康オタク」で食事には厳しく、クリスマスのイベントでは鍋用の豪華食材が大量に寮へと送り付けられる様子が描かれている。それを見たトレーナーから「……君の家ってお金持ち?」と問われ、本人は「フツーだけど」と返しているが、自覚がない可能性もあり実際は果たして…?
実馬のトーセンジョーダン号は母系の従兄弟にカンパニー(GⅠ2勝)・甥にトーセンスターダム(GⅠ2勝)・従姪孫にタスティエーラ(東京優駿勝ち馬)がおり、その他にも半弟のトーセンホマレボシ(京都新聞杯勝ち馬で東京優駿3着、アプリのメイン画面で「妹」について言及することがある)をはじめJRAの重賞勝ち馬が複数いるという相当な良血で、1歳時セレクトセールで1億7000万円もの金額で取引された。
実際にはこれより高額な馬は何頭もいるが、高い馬が必ずしも活躍するとは限らず、GⅠ馬に成長した馬の中では高額な部類。流石にウマ娘化された競走馬の最高取引価格でもあるサトノダイヤモンドの2億3000万円には及ばないが、サンデーサイレンス産駒の三冠馬ディープインパクトが7000万円、ゼンノロブロイが9000万円、他のGⅠ馬も軒並みこの辺であることを考えると、億単位が付けられた取引額の高さが分かるだろうか。
ジャングルポケット産駒では最高額となる7億円超の賞金を稼ぎ、「トーセン」の冠名で知られる島川オーナーに所有馬初のGⅠタイトルをプレゼントし、競走の激しい芝2000mにおいて10年以上にわたりJRAレコードタイムを保持するなど、高い取引額を上回る馬主孝行は十分に果たしたといえる。
ちなみに、「母親が健康オタク」という設定についてはオーナーが健康食品会社の社長であることを意識したものと思われる。
なお、ウマ娘は全体的に、「モチーフ馬が良血である、あるいは取引額が高いほど実家が太い」とされる傾向がある。
メジロ家やキングヘイロー・サトノダイヤモンドなどがお嬢様として描写される一方で、タマモクロス(400-500万円)、ミホノブルボン(750万円)、テイエムオペラオー(1000万円)などは質素・庶民的な家庭の出身となっている。ジョーダンもこの法則に当てはめるならば、実家が「お金持ち」ということになるのだろうか?
関連項目
ジャングルポケット(ウマ娘):史実の父、トニービン産駒。
ウイニングチケット(ウマ娘):ルームメイト。トニービン初年度産駒。
エアグルーヴ(ウマ娘):トニービン産駒。天皇賞(秋)のほかにも札幌記念を制しており、共通の騎手が騎乗(武豊、オリビエ・ペリエ)。
ノースフライト(ウマ娘):トニービン初年度産駒。
同期(09世代)
ナカヤマフェスタ(ウマ娘):デビュー戦の鞍上が内田博幸騎手。
ブエナビスタ(ウマ娘):世代最強の二冠牝馬。
ワンダーアキュート(ウマ娘):ダート路線だったため対戦なし。両馬共に武豊騎乗経験あり。
トランセンド(ウマ娘):ダート路線だったため対戦なし。
ドリームジャー二ー(ウマ娘):史実では二世代上。2回対戦。
エイシンフラッシュ(ウマ娘):史実では一世代下。9回対戦。
オルフェーヴル(ウマ娘):史実では二世代下、池江泰寿厩舎の後輩。3回対戦。
ウインバリアシオン(ウマ娘):史実では二世代下。4回対戦。
ゴールドシップ(ウマ娘):史実では三世代下。3回対戦。
ジェンティルドンナ(ウマ娘):史実では三世代下。6回対戦。
ヴィルシーナ(ウマ娘):史実では三世代下。2回対戦。
史実勝ち鞍繋がり
- 天皇賞(秋)勝ち馬モデル繋がり
※フラッシュ、エアグルーヴを除く。
※◯:春秋制覇。
スペシャルウィーク(ウマ娘)◯:秋天を含む府中での勝ち鞍が多いほか、AJCCも制覇しており、共通の騎手が騎乗(武豊、オリビエ・ペリエ)。
ウオッカ(ウマ娘):秋天を含む府中での勝ち鞍が多いほか、共通の騎手が騎乗(武豊、岩田康誠)。
タマモクロス(ウマ娘)◯、ヤマニンゼファー(ウマ娘)、アグネスデジタル(ウマ娘):クラシック不出走組。
シンボリクリスエス(ウマ娘)、ゼンノロブロイ(ウマ娘):いずれも秋天が初GⅠ勝利で、共通の騎手が騎乗(武豊、オリビエ・ペリエ)。
スーパークリーク(ウマ娘)◯、キタサンブラック(ウマ娘)◯:両馬とも武豊騎手とのコンビで勝利している。
ミスターシービー(ウマ娘) ヤエノムテキ(ウマ娘) テイエムオペラオー(ウマ娘)◯
- その他重賞繋がり
<アルゼンチン共和国杯のみ>
シュヴァルグラン(ウマ娘):福永祐一元騎手とのコンビで重賞を勝利した経験があるほか、共通の騎手が騎乗(内田博幸、三浦皇成、クリストフ・スミヨン)。
<AJCCのみ>
※いずれも3歳(旧4歳)時の初出走レースが共同通信杯(ブライトのみ勝利)。
マチカネタンホイザ(ウマ娘):5歳(旧6歳)のときに制覇。デビュー時の鞍上が共に武豊騎手。
メジロブライト(ウマ娘):4歳(旧5歳)のときに制覇。
<札幌記念のみ>
メジロパーマー(ウマ娘):ギャルウマ娘仲間。史実では4歳(旧5歳)で重賞初勝利した繋がり。
マーベラスサンデー(ウマ娘):ケガが原因でクラシック期は全休していた繋がり。デビュー時の鞍上が共に武豊騎手。
ファインモーション(ウマ娘):デビュー時の鞍上が共に武豊騎手。
トーセンジョーダンとお揃いの服が着たい妹:同じ池江厩舎で同じ馬主(=同じ勝負服)の半弟トーセンホマレボシのことと思われる。ゴールドシップと同期(12世代)で、京都新聞杯を制した後、ゴールドシップ5着のダービーで3着に入ったが屈腱炎を発症し引退、種牡馬入りしている。ジョーダンSRサポートカード[Time Fries]のイベントにも、ヴィルシーナ(史実では12世代同期だが対戦なし)との会話内で登場する。