概要
漫画のうち「ヒーロー」を描くことを主題とした作品、ないし「ヒーローもの」のうち漫画を媒体とした作品を指す。
漫画の黎明期より古くから見られ、特にアメリカの漫画市場ではヒーローコミックが多くを占めることから、「アメコミ=ヒーローもの」の印象が定着している。
日本では1970年代に起こった第二次怪獣ブーム(変身ブーム)以降、世間的に「変身ヒーロー」のイメージが流布しており、そうしたイメージを踏まえた王道ヒーローのみならず、それらのお約束を踏まえたギャグ・パロディ・恋愛作品なども多数存在する。
非変身ヒーローを扱った漫画としては手塚治虫の『鉄腕アトム』、石ノ森章太郎の『サイボーグ009』などが知名度が高い。
その他、世間一般には「バトル漫画」として認識されている作品の中には、「主人公が戦闘の際に容姿を変化させる」「悪役を退治することで平和を維持する」といった「ヒーローもの」と同じ特徴を持つ作品も少なくなく、どこからがヒーロー漫画でどこからがヒーロー漫画でないかの境界は曖昧である。
日本のヒーロー漫画
- ここでは日本の作品について扱う。アメリカのヒーローについてはアメコミの項を参照。
- 特撮・アニメなど多媒体のコミカライズ・派生作品、非ヒーロー漫画のスピンオフ、海外コミックの日本ローカライズ作品などは除く。
- pixivにタグが存在する作品に限る。
ヒーロー漫画のクロスオーバー企画
- ヒーロークロスライン
- ジエンド / スタジオ秘密基地劇場 / セイル / 亡装遺体ネクロマン / ALCBANE
※ピクシブ百科事典に記事のある作品
ヒーロー漫画を扱った雑誌
- 月刊ヒーローズ(ヒーローズ)
- コミックヴァルキリー(キルタイムコミュニケーション)
関連タグ
ヒーロー / スーパーヒーロー・スーパーヒロイン / 変身ヒーロー・変身ヒロイン / ダークヒーロー / アンチヒーロー
漫画 / 少年漫画 / バトル漫画 / SF漫画 / ファンタジー漫画 / ロボット漫画