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刃牙シリーズ

ばきしりーず

『刃牙シリーズ』とは、『グラップラー刃牙』をはじめとする、板垣恵介による日本の漫画作品シリーズの正式名称である。

作品解説

『刃牙シリーズ』は、1991年に『週刊少年チャンピオン』に掲載された格闘漫画『グラップラー刃牙』から始まるシリーズ。続編として、『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』があり、2023年時点では第6シリーズの『刃牙らへん』が連載されている。また、外伝として板垣恵介が原作を担当している『バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-』、『バキ外伝 創面』、『バキ外伝 拳刃』などがある。

週チャン連載分の『刃牙シリーズ』は作品によっては連載終了から次の連載の間の途中空白期間はあるものの、現在連載されている作品の中で連載開始が一番古い。

第1部にあたる『グラップラー刃牙』は、1994年に東映ビデオにてOVA化(原作から神心会空手トーナメントでの末堂厚戦、地下闘技場での鎬昂昇戦をピックアップ)、のち2001年にTVアニメ化されテレビ東京系列局で深夜に放送(幼年編→地下闘技場編→最大トーナメント編と時間軸通りの流れで展開)、第2部にあたる『バキ』も2018年と2020年にTVアニメ化されTOKYOMXサンテレビKBS京都に加えてテレビ愛知TVQ九州放送(この2局は『グラップラー刃牙』アニメ版の放送実績あり)、さらには北海道テレビ放送にて深夜に放送(このほかNETFLIXで地上波に先駆け先行配信)。またバンダイナムコエンターテインメントにて、スマートフォン用ゲーム『グラップラー刃牙 アルティメットチャンピオンシップ』の配信が2017年8月から2019年3月まで行われた。

2020年に第3部にあたる『範馬刃牙』のアニメ制作が決定した。2021年9月にNETFLIXにて配信が行われた後、2022年1月から3月にかけてTV放映を実施した。なお、これまでのネット局に加えてBS11でも放送を実施している。さらに第2シリーズも存在しており、しかも前後編の二部構成となっている。2023年の7月と8月にそれぞれNETFLIXにて配信されており、そのうちの前編である「外伝ピクル+野人戦争編」が2023年10月から放送される予定だが、衛星波での放送局がBS11からBS日テレに変更されている。

  • 第2部アニメPV「地下闘技場戦士紹介」

 

地下闘技場の最年少チャンピオン範馬刃牙と、刃牙の父で地上最強の生物と謳われる範馬勇次郎を中心とし、様々な格闘家との闘いが織り成す長編格闘漫画。通常の格闘技の試合のみならず、色々な条件下での死闘が数多く描かれており、本作の持つ「『地上最強』は誰か?『地上最強』とは何か?」のテーマに深みを持たせている。

長期連載のため、世相を反映して作中年代が変わる。例えば作中で明らかになっている歴代総理大臣は中曽根(幼年編)→波斗山征夫(ピクル編)→神崎尚人(親子喧嘩編)→野田(親子喧嘩編)→安倍(クローン武蔵編)という順。ただし、キャラクターの年齢は進まないサザエさん時空である。

バキ特有の表現

バキから特有の表現方法として有名なのが、戦闘の合間に挟まるインタビューである。

これはキャラの戦闘中に突然戦闘とは無関係なキャラが何者かにインタビューを受け、それに答えると言う内容であり、大抵の場合は通りすがりの一般人がこのインタビューを受けているが、場合によっては作中のメインキャラクターがこのインタビューを受けることもある。

この、読者でもキャラ同士の視点からでもない、無関係な第三者の視点から見た時にどう見えたのかを伝える。と言う技法は、戦闘だけのある意味でダレた状況の中で緩急をつけることができる。と言う意味で効果的な表現である為、バキシリーズ以降の作品ではパロディ的に使われる。

シリーズ全体における主要人物

主な登場人物

その他

※声優について、複数表記は2001年度/2018年度~の順。最凶死刑囚編以降の登場人物は2018年度~版のキャスト。

最大トーナメント

地上最強の親子喧嘩編

刃牙道

シリーズ一覧

本編および各部限定の外伝作品一覧

第3部

第4部

第5部

第6部

その他外伝作品一覧

小説作品一覧

コラボ短編作品一覧

※「刃牙シリーズ」連載25周年を記念して、「トリビュートマンガ」として週刊少年チャンピオンにて掲載された。

出典

『刃牙シリーズ』の名称については、下記のサイトの『週刊少年チャンピオン』の表紙絵と内容紹介ページを参照してもらいたい。また、本誌においても多くの執筆者が『刃牙シリーズ』と公式に表記している。

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