モグラ
もぐら
概要
大きなシャベル状の手で地下にトンネルを掘り、その中で生活することで有名な生物。
全身がビロード状の毛に覆われているため地中に適している。かつては毛皮が重宝された。
ミミズなどの地中動物を食べる鼻がとがっているため、鼻先にものが当たるとそれが食えるか食えないかを0.02秒で判別し、0.1秒で食う。
上記の通り肉食性で、数時間餌を抜くだけで餓死してしまうほどエネルギー消耗が激しく食欲が強い。植物には目もくれないものの、畑に入ると土を掘り荒らして穴ぼこだらけにしてしまい、ネズミが通るので、農家では害獣扱いされ駆除の対象となる。それでもコガネムシやヤガの幼虫といった害虫の天敵である。
ラオスでは食用にされることもある。
実は飼育が非常に難しく、無断でモグラの捕獲・飼育はできない。
平成15年よりモグラは「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」の対象に追加され
鳥獣保護法に指定されている野生鳥獣は、無断で捕獲(殺傷を含む)したり
飼育することが禁止されている。
ただし許可を取れば後述のように研究所などで飼育は可能である
誤解
漫画などでは見る間見る間にボコボコモグラ塚が出来たりするがアレは嘘っぱちであり、実際のモグラの地中掘削速度はカタツムリの歩みより遅い。反面、一度作った穴での移動速度は人間が反応できない速さで前後に動く。
昔は「土の中で暮らしているため、太陽の光に当たると死ぬ」などと言われており、モグラの絵には必ずと言っていいほどサングラスが描かれていたりしたものだが、今では迷信だと断定されている。
モグラは長い地中生活に慣れて目が退化してしまったため、いくら光を当てていても眩しいとすら感じない。さすがに浴び続ければ日射病で死ぬが、光を浴びただけで死ぬというのは間違いらしく、まして『烈車戦隊トッキュウジャー』でやっていたようにトンネルにライトを当てれば眩しすぎて地上に出てくるなどということはありえない。実際研究所等では観察のしやすさから金網でできた宙吊りのトンネルで飼育されており、幼児向けの本にも載っている。
日光に当たって死んだと思われている姿は、実は縄張り争いに負け巣を追い出された結果、餓死してしまったというのが、本当の所だとされている。
主な種類
- ミズラモグラ
- コウベモグラ
- アズマモグラ
- サドモグラ
- センカクモグラ
- ヨーロッパモグラ
- ニオイモグラ
モグラをモチーフとしたキャラクター
スーパー戦隊シリーズ
仮面ライダー
その他特撮
ゲーム
- チョロプー(スーパーマリオ)
- コブロン(マリオストーリー)
- ディグダ/ダグトリオ・モグリュー/ドリュウズ(ポケットモンスター)
- スーパーモグー(ポップンミュージック)
- かいぞうモグラ/やんちゃなモグラ/きょだいモグラ/あなのぬし/わるぶるモグラ(MOTHERシリーズ)
- リセットさん、ラケットさん(どうぶつの森シリーズ)
- いたずらもぐら/キラースコップ/キラーピッケル/モグラの子分/ドン・モグーラ(ドラゴンクエスト)
- あなほりモグ蔵(妖怪ウォッチ)
- フランマール・ザ・モルロイド(ロックマンゼクス)
- サムライモール(魔導物語/ぷよぷよ)
- モール族(ロマンシングサガ2)
- ドリモゲモン(デジタルモンスター)
- ビッグモール(メタルサーガ)
- ボトルズ(バンジョーとカズーイの大冒険)
- モグラ~ニャ