概要
2016年10月にレギュラー放送開始。顔出しNGの様々な一般人をゲストに呼んでトークする番組。出演者からスタッフに至るまですべての人間が人形に変身してトークする。
強いて言うならばEテレが培ってきた子ども番組最高峰の制作ノウハウや素晴らしい人形劇の技術を大人向けのために盛大かつ最大限に無駄遣いした番組。
番組構成は先にトークを収録してから、後でそれに合わせた人形劇を演じるアフレコならぬビフォレコで制作される。NHKでありながら社名もバンバン登場し、トーク内容もかなりゲスかつ生々しい。ゲスト豚の人形は複数のパターンがありゲストの実際の衣装に合わせて豚の衣装も作られるが、本人の服装とは全く同じにはしていないらしい。
インタビュー映像や再現VTRもすべて豚による人形劇である。豚化する必要のない有名人や専門家でさえ豚に変身させられてしまうこともある。公式サイトはかなりふざけている。この番組がなぜNHK、しかもEテレで放送されているのか謎でしかない。
なお人形の動きは、しっかり再現されており、飲み物を飲んだりする動きも、ちゃんと人形もやる。
レギュラー化前は『ねほりんはほりん』という番組名だったが、同名の番組『ブラックマヨネーズのネホりん!ハホりん!』があることが発覚したため現在の番組名となった。ロゴは「ねほりんはほりん」の頃と変わっていない。
次回予告は『ねほりんぱほりん人間予報』というタイトルで、どこかで聴いたことのある歌によく似た歌が流れる。
ちなみに「NHKどうかしちゃった」というのはこの番組に対する山里亮太のコメント。
番組にゲスト出演した占い師の予言通り2017年3月で終了。9月には総合テレビで特番として放送。さらに占い師の予言通り2017年秋にシーズン2の放送を開始。テレビ事情を考えれば占わなくてもだいたい想像がつく。それ以降は年度の後半に放送する形式に落ち着いた。
番組制作が大変らしく、シーズン2以降は毎月1週目と2週目を新作を残りの週に再放送枠として放送する形式を取るようになった。なお最低でも1つの回にだいたい4ヶ月くらいかかる。
シーズン3以降から本放送に先駆けて「今年もやるよ~!ねほりんぱほりん」として予告編が流れ、顔出しで山里とYOUの他、番組のファンを公言するカンニング竹山等を迎えて前シーズンの振り返りや新作の予告を行い、出演した「ブタ」のゲストのその後が手紙や電話などで伝えられる。
大晦日の深夜から元旦の未明にかけて「あけましてねほりんぱほりん」として一挙放送を行い、放送の合間に出演したゲストからの手紙を朗読し、その後の様子が伝えられていく。
例として
演出
ゲストにちなんだダシャレや、既存の社名や商品名を豚やモグラにちなんだものに変えたりといった演出が随所に仕込まれている。気付いた方は追記お願いします。
例えば、
パロディ小道具
- 純情ロマンチカ→純豚ロマンチカ
- 抱かれたい男1位に脅されています。→抱かれたい豚1位に脅されています。
- テンカウント→トンカウント
- LOTTEのガム→HOTTEのガム
- ザ・テレビジョン→ザ・ブタビジョン
- うたばん→ぶたばん
- となりのトトロ→となりのトントロ
ゲストにちなんだダジャレ
- 麩と助詞、そして富士吉田市の看板→腐女子
- 平和島と蒲田の駅名標→どちらも大田区の駅→オオタク→オタク
- 5組の「くどう」さんの写真→ごくどう→極道
- 2枚のアリウ・シセ監督の写真→しせつー→施設
- 10頭の鹿→とうしか→投資家
- 下條アトム→し”もじょ”うあとむ→喪女
- 大手町の駅名標→王手、醤油と大霊界→奨励会、成駒屋→成金(プロになれなかった奨励会員の回)
- ぺ、ぺ、ぺ、ぺ、→「ぺ、」が4つでペテン師
- 逆さの「体」と泣く僧→虐待なくそう
- 星野源と横浜流星とスターにしきのの似顔絵→名前に星→三ツ星
- 2時を指している時計の捜索願のポスター→二次創作 ブロンズカラーの「人」の字→同人
- 蝶の上にばつ印→蝶バツ→懲罰
- 「ね」とサボテンと松尾芭蕉→ねトゲ俳人→ネトゲ廃人
- 甲斐よしひろとブライアン・メイ→改名 貝殻と5月のカレンダー→貝May→改名
- 「えき」と彫られた印鑑→駅員
- ホースが巻きついた、将棋の「と」→ホスト
- 釣竿を上に振り上げる写真→キャスト
- 平泉成と桜庭和志と宅麻伸と柴咲コウ→制作進行
- シャチと羊皮紙と余貴美子→社長秘書 助さんと「る」が10個→スケジュール
公式サイトの悪ふざけの数々
番組本編以上に世相や流行に敏感で、レギュラー放送休止中の4月~9月でも更新している場合がある。Twitterアカウントはもっと敏感。しかし元ネタが一部の人にしか知られていないものだったり、元ネタをアレンジしすぎていることも少なくないため、調べないと何のことだかさっぱりわからないというネタもある。
印刷して使えるものが多い。
- 大人の絵描き歌 歌手に八代亜紀を起用
- 偽装キラキラ女子になれるキラキラ女子メーカー
- ねほりんぱほりん よいこのぬりえ
- 印刷すれば本当に使えるオリジナル出生届
- ネトゲ廃句を募集
- 「六法豚書」などの擬態ブックカバー
- ねほぱほキャラで架空のBL作品タイトルを考えるねほぱほ妄想CPグランプリ
- パリピがノッていますステッカー
- ねほりんぱほりん、だーいすき
- ブタンクシー先生が描いた買い物依存啓発ポスター
- 100億人に100B儲かりそうな待ち受けをプレゼント
- ネホパホ四天王お守り待ち受け
- 闇堕ち!アナ金ウシザワくん ブログの文章を縦読みすると「フォースの名のもとに」となっているのだが改行位置にかなり無理がある。
- ねほりんぱほりんSeason5開始迄あと???日みんなのRTで成功させよう
出演動物
ねほりん:山里亮太
ぱほりん:YOU
ナレーション:ウシ澤典夫(石澤典夫)
カエルD
ブタ その回のゲスト…何故ブタなのかというと、「ブタ」をひっくり返すと「タブ」=「タブー」であるかららしい。
シーズン毎の主なゲスト
パイロット版
シーズン1(2016年10月から2017年3月まで)
水曜日の夜に放送開始
- 偽装キラキラ女子
- 元国会議員秘書
- 元薬物中毒者
- 2次元しか本気で愛せない女たち
- ハイスペ婚の女
- 保育士
- 宝くじ1億円当せん者
- 痴漢冤罪経験者
- 占い師
- 養子
- 億り人(すご腕投資家)
- ナンパ教室に通う男
- 地下アイドル・前編後編
- 整形する女
- 最終回スペシャル(パリピ・本人の代わりに本を書く人)
シーズン2(2017年10月から2018年3月まで)
シーズン3(2018年10月から2019年3月まで)
- マッチングアプリにハマる人
- 買い物依存症の女
- 元極道
- 児童養護施設で育った人
- LGBTのカップル
- 喪女
- 仮想通貨投資家
- あるコスプレイヤー
- プロになれなかった元奨励会員
- 戸籍のない人
- 羽生結弦で人生変わった人
- その後を知りたい女たちスペシャル(パパ活女子・腐女子・芸能スクープ記者)
シーズン4(2019年10月から2020年3月まで)
- 元詐欺師
- 不妊治療をやめた人
- インフルエンサー・前編後編
- わが子を虐待した人
- 元メンヘラ製造機
- バ美肉おじさん
- 元ヤミ金
- マッチングアプリで真剣に婚活する人
- ギャンブル依存症
- あの人は今 その後を知りたいスペシャル(パパ活女子・トップオタ・元薬物中毒者)
- 震災で家族が行方不明の人
シーズン5(2020年10月から2021年3月まで)
- “世界一”のグルメガイド本調査員
- 同人漫画家(特別出演に赤松健と田中圭一)
- レンタルの彼女
- ウィキペディアン
- 元談合屋
- 2020の港区女子
- LGBTカップルの子供
- あるこたつ記事ライター
- ライバー
- 児童相談所職員
- 派遣型風俗のドライバー
- あの人は今 その後を知りたいスペシャル(羽生結弦で人生変わった人・元薬物中毒者・わが子を虐待した人)
シーズン6(2021年10月から2022年3月まで)
このシーズンから金曜日の夜に枠が移動
- 女子刑務所にいた人・前編後編
- 香港のデモに参加していた人
- 親が“神様”を名乗る人
- サレ妻・サレ夫(不倫をされた側の妻・夫)
- 記憶をなくした人
- 売れないホスト
- 駅員
- 特定が得意な人
- リストラ担当者
- 復興活動から離れた人
- あの人は今 その後を知りたいスペシャル(港区女子・派遣型風俗のドライバー・児童養護施設で育った人)
シーズン7(2022年10月から2023年3月まで)
- ギリギリFIRE
- ボディーガード
- ある手配師
- 元刑務官
- 転売ヤー
- シングル里親
- Twitterで婚活する人・前編後編
- 元K-POPアイドル練習生
- コンカフェのキャストと経営者
- 友情結婚した人
- あの人は今 その後を知りたいスペシャル(羽生結弦で人生変わった人・元薬物依存症・プロになれなかった元奨励会員)
シーズン8(2023年10月から2024年3月まで)
- 投げ銭にハマった人・前編後編
- 元チーター
- ヤバい職場の採用担当者
- 夢女子
- 在留資格がないまま育った人
- アフィリエイター
- 保健室の先生
- 女性黒服
- 元マル暴
- 葬儀会社の人(演大村崑)
- あの人は今 その後を知りたいスペシャル(ギリギリFIRE・駅員・Twitterで婚活する人)
シーズン9(2024年10月から放送開始)
余談
人形劇としての再現シーンもあるが、かわいらしい動物の人形である反面やはり生々しさは隠しきれていなかったりする
元薬物中毒者の回は、初回放送はCHAGE&ASKAとおぼしきブタがYAHYAHYAHのBGMで登場するシーンがあるも、再放送では差し替えられている。
シーズン4で「今だからこそ薬物の恐ろしさをお伝えすることが大事だと」判断し、当初の予定を変更して再放送された。
LGBTカップルの子供の回では、以前番組に出演していた子供のいるLGBTカップルが別室でモニタリングする風景が同時進行で放送され、親と子供達それぞれの目線で『家族の将来や在り方』について語られた。
2019年1月に放送された「Eテレ♪ココロの大冒険」にもちょっとだけだがねほりんとぱほりんが登場したのだが、流石に番組が番組だけなのか声付きはアカンかったか・・・と思ったら中の人本人が出ちゃった・・・・・
脚本家の野木亜紀子氏が大ファンだった縁から、TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」からコラボオファー希望の連絡が届き、新春スペシャルでスタジオを借り切っての全のっかりパロディが放送された。
そっくりさん
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