スタートは正しいはずなのに、ゴールがあらぬ方向に。人(は)、それを「ゼンカイ脳」と呼ぶ…
「ゼンカイ脳」とは…足し算ばかりして、引き算ができない壊れた電卓。全力で突っ走り、落とし穴に落ちてもそのまま走っていく馬車馬。
「ゼンカイ脳」。それは全力全開のあまり、自分たちの内なるヨホホイに気づかない悲しいオツム。
(東映オフィシャルサイトより)
セッちゃん「またカオスな事になってるチュン!」
概要
『機界戦隊ゼンカイジャー』のトンチキな(ギャグテイスト全開の)雰囲気に、脳内や作風が侵食されてしまった様をいう。
···最近は現実世界にまで侵食してきている。
しかも、恐ろしい事にコラボ先であっても容赦なく侵食して行く。
「頭平成」の様にファンから生まれたネットスラングの様に見えるが、公式の東映オフィシャルサイトで初めて記述された用語である。
言い出しっぺは、本作にてセカンドパイロットを担当する田崎竜太。
由来
初出は「次回のあらすじ第14カイ!」で、第13カイ!の撮影秘話が描かれた『ゼンカイ備忘録』のコーナー。第13カイ!では、ゼンカイジャーのメンバーがサンバカーニバルの様に大量の羽ボウキを身に纏った姿になり、リサイクルワルドが生み出したリサイクルクダックをくすぐると言う奇策を実行した。
このシーンは前週の次回予告で流れており、『獣電戦隊キョウリュウジャー』が変身や獣電竜合体時にサンバを用いていることから「次回使うセンタイギアはキョウリュウジャーに違いない」と予想する視聴者が多く見られたが、結局この回でキョウリュウジャーギアは使用されなかった。
センタイギアは スーパー戦隊を「イメージ」して再現された力であり、武器を召喚したり、特殊能力を発動する場合が多いが、能力というより特定の人物が持ついわばただの概念を発動させた前例があったことが、こうした事態を招いた原因と考えられる。
これに対し公式サイトでは、
そもそも「キョウリュウジャーの力を借りたらサンバが出来るようになる」などという風にお考えになれる皆さまにおかれましては、もう順調に“ゼンカイ脳”に浸食されております。このまま一緒にゼンカイ脳を育てていきましょうね。(十大獣電竜を召喚するとか、ケントロスパイカーをカッコよく使うなど、そういう方向が普通のはずなのです) |
と丁寧に突っ込んでいる。
(もっと言うと脚本時点では「猫じゃらしや羽箒等を取り出し、一斉にクダックをくすぐりに行く」としか指定されておらず、サンバ調の衣装になったのは加藤弘之監督の仕業)
だったのだが···(第39カイ!を参照)
それにもかかわらず、この回以降センタイギアは
果ては
などが確認されている為、そう思われても仕方がない。
センタイギアの製作者は直接各戦隊と顔を会わせて作った訳では無く、セッちゃんから度々「各戦隊をイメージした技チュン」と言われているあたり、何が起きても不思議ではないのである。
そもそもゼンカイザーのモチーフにしてシリーズの始祖たる秘密戦隊ゴレンジャーからして負けず劣らずのギャグ戦隊だったので、ある意味初代リスペクトと言える……のか?
声優無法地帯の再来
本作は初期メンバーが1人の「人間」と4人の「機械生命体」で構成されている。 『動物戦隊ジュウオウジャー』のジューマンや騎士竜戦隊リュウソウジャーのリュウソウ族の様な、メンバーの過半数が人外・亜人で構成された戦隊に前例はあるが、「メンバーの過半数に(本編で)人間態が存在せず、声優&スーツアクターのみ」と言うパターンは本作が初である。
物語が進むにつれて、特に歴代戦隊に詳しいジュラン役の浅沼晋太郎氏や他のメンバーの担当声優達によって、ワンパターンになりやすい名乗り口上や、無声になりやすいロボの合体シーンでは、令和のチビっ子には分からない歴代戦隊の細かいネタやお笑い芸人のギャグ、時事ネタを挿入する等、矢継早にアドリブが挟まれる様になった。
その為、嘗て声優無法地帯と呼ばれた『ビーストウォーズ』や『ボボボーボ・ボーボボ』等の再来ではないか!?と騒がれる現象が起きている。
特撮ファンなら、キャラ構成が似ているこちらの作品を思い浮かべた方が分かりやすいかもしれない。
浅沼封じ
上記の通り、特に浅沼氏による大量のアドリブを受けて、スタッフが事前にセリフをきっちり台本に書いておくようになった現象。次回のあらすじ第36カイ!では、以下のように定義されている。
ジュラン役の浅沼晋太郎さんがあまりにも華麗で多彩で含蓄あるアドリブを繰り出してくるので悔しくなった制作陣がなんとか浅沼さんのアドリブを阻止せよ!!と様々に弄する策のこと。尚、上手くいった試しはない。 |
要は製作陣の個人的な嫉妬である。
初出は次回のあらすじ第26カイ!。
「もうこういうのは先にセリフとして台本に書いてやろう。でないと浅沼さん辺りにまたアドリブられてしまう」
「なるほど浅沼封じですね」
しかし、この程度では全く浅沼封じにはなっていないのもまた事実である。
更に、後半に差し掛かるにつれて梶裕貴氏や宮本侑芽女史のアドリブが増えて来ている事もあってか浅沼封じは更に難易度の高い物になっている。
ゼンカイ空間
似たような用語として、ゼンカイ空間と言う用語が用いられている。これは、ゼンカイジャーの名乗り時や敵との戦闘シーンで爆発がそのまま静止し、生じている白い空間のこと。グリーンバックでのアクション撮影を、ロケシーンに挿入してしまう大胆不敵な方法で、ワイヤーを用いたり、カメラアングルに捉われない縦横無尽なアクションが可能になっている。初出は「次回のあらすじ第2カイ!」で、第1カイ!の撮影秘話が描かれた 『ゼンカイ備忘録』のコーナー。
TV本編のゼンカイ脳作成時にあたってのお願い(必読)
「ゼンカイ脳」の用語が登場したのは第14カイ!の次回予告であるが、この項では、それ以前のストーリーで「ゼンカイ脳」に該当すると思われるネタについても記載する。当てはまるネタが見つかり次第、適宜追加して頂きたい。
※注意点
項目の作成、追加については、マナー・モラルを重視し、公式での登場のアナウンス(テレビ本編での登場後)・公式ツイッターや公式サイトでの情報解禁後にする様お願いします。
本編未視聴の人や情報を知らない人にとっては初見での楽しみが失われる迷惑行為になります。ネットマナーを留意して編集をお願いします。
また、放送中の内容についても無闇に項目の作成・更新せずに内容が確定してからの作成をお願いします。誤表記・誤情報の原因となります。
電子音声は二十括弧にすると作品名と混同する為、また括弧無しでは台詞と見分け辛くなる為<>内に記述でお願いします。
⇒記事が重くなった為本編でのゼンカイ脳へ移動しました
番外編その1 仮面ライダーセイバー特別章「界賊来たりて、交わる世界。」
何時ものセイバーよりギャグテイストが強かった事と、ゼンカイジャーとのコラボ回の為便宜上ここに記載。
- 飛羽真の顔面崩壊レベルの顔芸
ゾックスの話から小説のアイデアが浮かび、それをメモしようと須藤芽依に「紙」を要求し、彼女が咄嗟に差し出したのが、新たに生み出されたオリヒメワルドが落とした短冊だった。
そうとは知らず短冊に「大事なお宝が全部なくなってしまう」と書いたところ、短冊の力(オリヒメワルドの能力)で剣士達の宝(?)であるワンダーライドブックが消失。
その後ゾックスがノーザンベースに侵入、神代玲花達に捕らえられ、当初はゾックスがブックを盗んだと思われていたが、芽依の説明で真相が発覚。
自分が戦犯(本当は芽依も含まれるが実行犯は結果的に飛羽真なので間違ってはいない)だと言う事に気づいた飛羽真は「俺のせい…!? うわあぁ~~っ!」と口をあんぐり開けて絶叫。
- 倫太郎の疑問
ゾックスの変身ダンスに対し、「えっ、何故踊るんですか?」と大真面目に尋ねるも、飛羽真からは「邪魔だよ…」賢人からは「止めろ、おい」と止められた。
- 七夕の配役
ゾックスに七夕の話をする飛羽真。飛羽真達による回想の七夕の劇のシーンが流れたが、配役は飛羽真が織姫、賢人が彦星、天の神が芽依、倫太郎にいたっては牛と言う、ゼンカイ脳に侵されかけているとしか思えない配役。視聴者からは「織姫は芽依ちゃんだろ」等とツッコミが相次いだ。因みに今回より前の章で「銀河鉄道の夜」や「桃太郎」等の寸劇が行われている為、「この七夕の劇はゼンカイ脳の影響による物では無い!」と見なす視聴者もいる。
……いや劇自体は問題無いんだけど配役だよ配役。
- CM明けのアイキャッチ
普段はワンダーライドブックとそのブックの朗読文及び解説が出るのだが、今回はゼンカイジュウギアの解説が出た(ジャンルは「怪獣」)。
……が、解説文が「カイジュウ…カイジュウ…カイジュウ…カイジュウ…ヨホホーイ!」
と言う、もはや解説を諦めたかの様な語彙力の無い物だった(御丁寧に、ライダー文字でも書かれていた)。
アイキャッチまで侵食するとは、ゼンカイ脳恐るべし…。
- 倫太郎の疑問2と踊る芽依
ゾックスの変身ダンスに「どうしても踊らなきゃいけないんですか?」と相も変わらず問い詰める倫太郎、後ろでノリノリに踊る芽依。
倫太郎、お前EDで踊ってるやろ。
(この回も平常通りセイバーのEDは流れた)
- 3人のやりとり
倫太郎「変身できないのは厄介です。ブックを取り返さないと……」
飛羽真「取り返したよ」
倫太郎「取り返した…取り返したよ!?どこに?」
賢人「ここにさ」(飛羽真と賢人、空っぽの両手を差し出す)
倫太郎「えっ……えっ?2人とも、おかしくなっちゃったんですか?」
飛羽真「そう。おかしくなっちゃったんだ」
倫太郎「おかしくなっちゃった……」
飛羽真「あいつのせいでね」
実際はオリヒメワルドが心理(真理では無い)に働きかけていただけ(ワンダーライドブックが消えたと思い込まされていただけ)で実際に消えた訳では無いのだが、それにしたって会話が頓珍漢過ぎる…。
- ツーカイザーとオリヒメワルドの追っかけっこ
遊園地のアトラクションのゴーカートで追っかけっこする2人。
オリヒメワルドの乗ったゴーカートに自らのゴーカートをぶつけて吹っ飛ばすツーカイザー。
番外編その2 スーパーロボット大戦DDコラボ「激突、王と王の戦い」
- そもそもの経緯
今回のコラボの初報が流れたのは2021年7月11日に配信された動画イベント「鋼の超感謝祭 2021」に。介人役の駒木根葵汰氏が突如登場し、ファンを驚かせた。
- 顔アイコンが…
コラボ開催前日にゼンカイオージュラガオーンの戦闘アニメがスパロボDDの公式ツイッターで公開されたが、その際のジュランとガオーンの顔アイコンがジュラガオーンの胸部部分であった。
普通なら2人の顔をアイコンにする物だが…。なお、後日2人の顔アイコンも公開された。
- 共演相手は勇者王
ストーリーイベントでの共演相手はあの勇者王ガオガイガー。
ゼンカイオーと勇者王で「王」繋がりなのと、ガオガイガーにはゼンカイオーと同じ合体機構を持つ勇者ロボもいる為、ナイスな人選とも言える。
- 常時変身状態
戦闘パート後のストーリーパートに移行しても、何故か変身解除演出が無く常時変身状態のままであった。これは前作に先輩方が参戦した時と同様の処置である。
介人は肖像権の都合上仕方ないとして、キカイノイド組は変身解除状態を出しても良かったのでは……。
- マジーヌとブルーンは…
今回参戦しているのがジュラガオーンである都合上、マジーヌとブルーンはNPCとしての扱いである。
- 機界四天王と機界戦隊
戦闘中、ゴルディーマーグと入れ違う形でESウィンドウから出現したジュラガオーンを見た機界四天王のピッツァはGGG打倒のためにゼンカイジャーを利用しようとする。ゼンカイジャー側もジュランが「こいつ(ピッツァ)は人間じゃなくて俺達寄り」と薄々ながら感づき、更にEI-25が並行世界への門を開く力を持っている事を聞かされて、敢えてその口車に乗る事に。
尚、介人はピッツァの名を「ピザ」と聞き間違え、かつて食べた「ピザすき焼き」の事を思い出していた。
- 情報収集の手段
紆余曲折があってピッツァと決裂状態になり、マジーヌとブルーンを人質にされ
一時撤退を余儀無くされる介人達。ガオガイガーと合流するべく情報収集を開始するのだが
その方法が「情報提供者にカラフルの無料券をプレゼント」と言う物だった。
- 超竜神ブラザーのシンメトリカルアドバイス
マジーヌとブルーンを奪還して元の世界へ戻る為、ゾンダーとの決戦に臨むGGGとゼンカイジャー。
当初戦いは順当に進んでいたが、突然の強襲を受けたジュラガオーンが真っ二つにされてしまう。
本当にやられてしまったのか……と思ったら、それは敵を欺くための策略だったのである。
以前ダイキノコワルドとの戦いで使った分離回避を使用し、煙幕の中に紛れていたのだ。
戦闘前、超竜神は彼らに上述のアドバイスを送るのであった。
そしてその際にシンメトリカルアドバイスなる謎の造語を披露。超竜神もゼンカイ脳に染まった瞬間である。
因みに「超竜神ブラザー」とは、ジュランが付けた愛称である。
- ゴルディーマーグINゼンカイジャーワールド
戦闘終了後、EI-25が開いたESウィンドウを通ってゼンカイジャーは元の世界へ帰還し、ゴルディーマーグを送り返す事に成功した。
どうやらゴルディーマーグの方も大変だった様で、ゼンカイジャーの世界にいた間は
トジテンドから手出しをされていたらしい。あちらで起きた騒動なども気になる所である。
CMでのゼンカイ脳
ギアダリンガー
- 玩具でもノリノリなゾックス
キカイノイドのバックダンサー2人を従え、本編ままのダンスを披露するゾックス。まあ、それがゾックスの拘りだから倫太郎のように突っ込んではいけない。
…が舵輪を叩く所だけ一々アップで映される上に、バックダンサーまで居る。玩具の宣伝に加えて、踊ってみろと挑発している様にも受け取れる。難し過ぎて子供絶対踊れんやろ…。
しかも、上述のアップの時にゾックスの顔もアップになるのだが、若干ドヤ顔に見えるのが悔しい。
ゼンカイジュウギア
- スーパーゼンカイザーとスーパーツーカイザーの出番の取り合い
それぞれお互いを押しのける様にして変身。
2人「ゼンカイジュウギア!」
後ろ「(解読不能)」
2人「センタイギアシリーズ!」
息が合う時は合うなおまえら。
シアターGロッソ 公演CM (第3弾)
- 世界初、ジェットコースター独り占め?
CMの最中、何故か「ちょあーっ!」と叫びながら、ジェットコースターを楽しむ介人のシーンが流れる。
しかも最前列に1人乗りで。
完全貸し切り状態である。
ちなみに介人が乗っているのは東京ドームシティ名物「サンダードルフィン」。
シアターGロッソ 公演CM (第4弾)
- ゾックスの返事(?)
介人「ゾックス!準備はいい?」
ゾックス「ヨホホーイ!」
直前の介人がゾックスに対する問いかけをしているので、「ヨホホーイ」がもはや返事にしか聞こえない。
「わかった!」「よし!」の意か。
映画でのゼンカイ脳
赤い戦い!オール戦隊大集会!!
- トジルギアの無いトジテンド兵士達の扱い
時系列上第6~7カイ!の中間に位置する当作冒頭で、クダックの大部隊を率いるクダイターが街で暴れるも、駆け付けたゼンカイジャーに短時間で返り討ちにあってクダック1人しか逃げ帰ってこない大敗を喫する。
世界改変で毎度不利な状況に陥るのを、センタイギア等を駆使して切り抜けて来たゼンカイジャーにとって、単純に武力を行使するしか出来ないトジテンドの兵士達は最早数が多いだけの雑魚と化していたのだった。名乗りが決まった際に物陰から応援する民間人へ、ヒーローショーよろしくフレンドリーな挨拶を返す余裕をかますゼンカイジャー、それを目の前で見せられてブチ切れるクダイターのやり取りが印象的。
介人「ゼンカイジャー、でぇ~すっ♪」(その場で回る)
ジュラン「よろしこよろしこ~!」
クダイター「愛想振りまいてんじゃねぇ!!」
- スーパー悪者ワルドの実力・戦績
スーパー戦隊シリーズの対存在たる、スーパー悪者トピアから生み出される破格のパワーを行使するスーパー悪者ワルドだったが、スーパー悪者トピアの詳細を知っている我々戦隊視聴者及びファンからすれば、“パワーをまるで使いこなせてない”との厳しい評価を下せてしまう実力と戦績であった。
- 開放して貰った事へ感謝を表すスーパーな悪者達
バスコ・タ・ジョロキア「俺たちの世界もトジテンドから解放されたんだよね~♪」
バングレイ「これからは、また元の世界で、バリバリ悪いことができるぜ!!」
ザミーゴ・デルマ「また会ったら、本気の勝負をしてやってもいいぜ?」
尚、悪者達が去った後、「ひょっとして、全部の悪者を開放した、世界初の戦隊になっちゃった!?」と気付いて頭を抱える介人達だったが、それにセッちゃんは「まあ、別の世界には別のスーパー戦隊がいるから、大丈夫チュン」と言って励ますのだった。
スーパーヒーロー戦記
- まさかの非公認戦隊
何時の間にか持っていた非公認戦隊アキバレンジャーのギアで、メタにメタを張り返して逆襲。アキバレンジャーギアの音声の存在は既に玩具解析で判明していたが、玩具限定、あるいは音声のみだと大半の視聴者が思っていた所に、まさかの劇場版へ登場。
ゴーレムメギド「冥途の土産に教えてやろう!」
ハリガネ邪面「お前は先に行け!なぁに、すぐ追いついてやる!」
スペースイカデビル「俺この戦いが終わったら、結婚するんだ!」
セッちゃん「あぁー!それは非公認のギアチュン!敵が死亡フラグを立てたんだチュン!」
3人は突然の死亡フラグ発言を滑らせたことに南無三。そしてそれぞれマジーヌのおしりパンチ、ブルーンとガオーンの猫じゃらし攻撃、ジュランのデコピンというへなちょこ攻撃で倒された。
しかし、五色田夫妻はどうして「良い子は見ちゃダメだぞ!」と念を押される程の、
「痛さは強さ!」な非公認戦隊の世界を観測し、センタイギアにしようと思ったのか・・・。
機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー
- 「煌輝焼肉」「焼肉全開」
ゼンカイジャー最終話のラストにて、「スーパー戦隊VSシリーズ」の公開が発表された。前作と同じくVシネクストとして製作される。
特報ではゼンカイジャーとキラメイジャーが揃って焼肉を食べるシーンが公開された。
YouTubeでのゼンカイ脳
ひみつゼンカイファイル1
- ギアトリンガー使い方講座(視聴者編)
この動画ではギアトリンガーの使い方を視聴者に向けて解説している…のはいいが、なんと視聴者も変身し、2人ゼンカイザーが爆誕。当然初対面のジュランも一時困惑気味だった。
その後ゼンカイフィニッシュバスターを何もない空に向けて撃ったり、巨大化したりと(危害を加えない程度に)やりたい放題だった。
ひみつゼンカイファイル2
- キカイノイド、矮小化
キックボクシングワルドのミニミニ攻撃を受け、ジュランとガオーンが小さくなってしまう。ピンチを脱する為マジーヌはインターバル魔法を発動し活動を一時停止させ、カラフルに撤退する。
その後セッちゃんの「ゼンカイオーは巨大ロボ=合体させれば巨大本能でミニミニ攻撃を無効化する」と言う理屈の良く分からないアドバイスで2体を手動で合体。すると本当に元に戻る…所かそのまま巨大戦に突入した。
ひみつゼンカイファイル3
- キカイノイド、矮小化その2
プレスキワルドのプレス能力でキカイノイドらを縮小。尚確実に成功させる為「あれは何でプレス?」と言う超卑怯&古い手を使っていた。何故介人も小さくしなかったとか言ってはいけない。
そして元に戻る為の方法がタイムオーバーになる事が判明。
(尚、介人がゼンカイオーを手動で合体するのにハマっている内にタイムオーバーに。)
セッちゃん「プレスキワルドも完璧では無かったんだチュン!」
ひみつゼンカイファイル5
- ゼンカイジュウギアの奪い合い
カイトウワルドとの戦闘で、1匹のゼンカイジュウギアが逃げ出してしまう。外見の区別が全く付かないので、介人とゾックスがもう1匹がどっちの物かで喧嘩を始めてしまった。
この時、2人は本編では見せないような顔芸全開で大ゲンカ。
ゾックス「俺がスーパーになったほうが強いんだよ。そもそも俺は界賊だ。奪ってやる!」
介人「やぁーだよぉーっだ!(ゾックスの)ゼンカイジュウギアもそう言う強引なゾックスがイヤんなって逃げちゃったんじゃなーいぬぉっ!?」
ゾックス「何だと!?」
介人「んーだっ!んーだっ!」
と思いきや直ぐにジュランによって問題のゼンカイジュウギアが見付かるが、曰く「カラフルの前のタライで涼んでた」との事。そのギアの腹には「名前 ごしきだ かいと」とシールが貼ってあった。良い心掛けだが何故平仮名…?
- 介人のツーカイダンス
ダイカイトウワルドが出現、仲直りした二人はスーパーゼンカイザー、スーパーツーカイザーに変身、ゼンカイジュウオーになるためスーパーチェンジ。
ゾックスのキレッキレのダンスを踊る一方で介人が全力全開でモノマネ。
ギアダリンガー<スーパー!> 介人「Ah……!」
介人「フィ!」ゾックス「ハッ!」
ギアダリンガー<セイ!>
介人「ヘイ!」(カメラ目線で顔芸)
ギアダリンガー<セイ!>
介人「フッハヘイ!」
ギアダリンガー<セイ!>
介人「踊っちゃうぜヘイ!」
よく見ると、撃つ時ゾックス同様片足立ち。
それでも介人を気にしないゾックスすげえよ。
キカイノイドたちが大暴れ!ガオーンちゅわんの(!?)ガオガオ!ゼンカイ座談会 『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』特別インタビュー
書籍でのゼンカイ脳
機界戦隊ゼンカイジャーとあそぼう!
- ちょ、まてよ!オレの写真ボロボロじゃん!ぶっちゃけ、元通りにしてくれ写真あわせ!!
巨大化したゼンカイジュランにより真っ二つになった写真を合わせるコーナー。各人物のコメントは以下の通り。
ゼンカイザー「タイトルながいよ!」
ガオーン「態度もでかいぞ!」
クダイテスト「自分でやぶいたんじゃねえか!」
- トジテンドをうち、市民をまもれ!!
市民のキカイノイドに紛れたトジテンドの集合イラストから、ターゲットであるトジテンドのメンバーに×をつけて倒すコーナー。ゼンカイガオーンのコメントが以下の通り。
- ブルーンのおしえて秘密クイズ!!
何でも知りたがるブルーンがゼンカイジャーについて色々な質問をするので、それに答えてあげるコーナー。全て三択クイズになっているが、特に1つの回答はボケているので、実質二択である。一部を以下に記載する。
Q:この人はだれなんですか?
- 夏のおじょうさん
- 冬のおばあさん
- 介人のおばあさん
Q:「ぶっちゃけ」ってどういう意味なんですか?
- すべてはなすこと。
- ぶっかけうどん
- ぶつこと。
Q:ひたいの数字はなんですか?なんで30なんですか?
- 年齢
- ボウケンジャーのセンタイナンバー
- 「30」じゃなくて「ヨロ」!
機界戦隊ゼンカイジャーとあそぼう!2
- 特上全開ずしシルエットクイズ!!
ダイスシワルドに握られお寿司にされてしまったゼンカイジャーのメンバー。シルエットからお品書きのどれかを当てて仲間を助けるコーナー。お品書きは以下の通り。
- ブルーンのおしえて秘密クイズ!!
何でも知りたがるブルーンの好奇心が歴代スーパー戦隊に向けられブルンブルンし始めたので、それに答えてあげるコーナー。全て三択クイズになっているが、例によってボケている回答がある。一部を以下に記載する。
Q:初代戦隊のこの人たちの名前は?
- ゴレンジャー
- ゴニンジャー
- ゴメンジャー
Q:ツーカイザーがデザインをパクった戦士は?
「パクったっていうんじゃねえ!」
- わたるめいろはオニばかり!激烈オニゴッコバトル!!
バクダンを付けられオニになったジュラガオーン。バクダンが付いていないダイオニゴッコワルドのマスを進める事でタッチしてバクダンをつけ返すコーナー。枠外のコメントは以下の通り。
ステイシーザー「ぼくの出番はこれだけか!?」
リッキー・カッタナー「オレたちの活躍はなしかよ!」
そして国境を越え…
- 韓本語全開のコンセプト
お隣の韓国の파워레인저(パワーレンジャー)シリーズでも放送が決定…まではいいのだが、何と本作より1つ前でセンタイギアに収録されている筈の魔進戦隊キラメイジャーを通り越している。
そしてその名前は、「파워레인저 젠카이저」(パワーレンジャー・ゼンカイジャー)。何とパワーレンジャー・ゴーバスターズ以来の直訳どころか日本語そのまんまである。
その中でも、人間戦士名は젠카이저、투카이저、스테이시저、하카이저と全員が日本語名。
ポスターが公開された当初は「コラ画像か?」と言う声が相次いだが、韓国の公式アニメアカウントが発信している以上、公式である事が明白。コンセプトまでもが異常な翻訳版に対しては、当然の如く一部から「子供達に『ゼンカイジャー』と言う言葉は通じるのか」、「キラメイジャーの部分はどう説明するのか」と反対の声もあった様だ。後者は第8カイ!で問題の名前が判明したが、何と「44번!키라메이저!(44番!キラメイジャー!)」と音声が鳴った。つまり、「魔進戦隊キラメイジャー=パワーレンジャー・キラメイジャー」、日本語そのまんまの精神を引き継いでしまったのである。シンケンジャー=ブレイドフォースと訳した努力はいずこへ…
まさかの韓国スタッフまでもがゼンカイ脳化した。
- グダグダすぎるパフォーマンス
玩具においても一応翻訳されてはいるが、パッケージのタイトルだけ。
もう1度言う、パッケージのタイトルだけ。
中にある説明書、音声は全部日本語と言う手抜き全開過ぎる作り。売る相手子供なんだからもうちょっとどうにかならなかったのか。
ゼンカイジュウオーに至っては、玩具で"젠카이쥬킹"(ゼンカイジュウキング)と言う名前で発売していたのに本編では"젠카이무적킹"(ゼンカイ無敵キング)と変わっている。
젠카이무적は既にゼンカイジュランのことを指すため、明らかに既にお株が被っているジュランを侵食しにかかっている。
なおゼンカイジュウギアに関してはそのまま(젠카이쥬기어)。
しかし、日本で作られた作品が海外で放送されるとキャラクターの名前が変えられてしまう風潮の中、一部のキャラクター・アイテム名を原作のまま引き継いだのはいい意味でお約束を裏切ったともいえよう。
…が、果たして「本当に」いい意味で裏切ったのか、韓国スタッフの謎は深まるばかりである…
関連タグ
聖鼻毛領域(ボーボボワールド) キバハゲデュエル ハジケリスト
カーレン時空 こちらもギャグ戦隊の世界観を表すタグ。但し非公式の名称である。
遊戯王SEVENS:何故か日曜日の朝に引っ越してきた結果、ニチアサの順番で見る場合カオス作品の一番手。狂ったキャラと論理的なトンチキ展開を毎回繰り広げる。
仮面ライダーリバイス:主人公の相棒がはっちゃけまくるので必ずどこかギャグっぽくなっており、30分後にはトンチキ全開のゼンカイジャーがある為「リバイスのあとにこれで疲れそう」等と言う意見が相次いだ。
だが、意外とバイスもシリアスな時は空気に合わせてくれる。
小林オペラ(探偵オペラミルキィホームズ):その場にいるだけでシリアスにするというゼンカイ脳とは真逆の性質を持つキャラクター。
ゼンカイ脳は終わらない
以前から視聴者にて「ドンブラ脳」なる記事がフライングで作成されており、公式が言及するまで白紙化というお預けをくらっていたが『ゼンカイジャー』第43カイ!のゼンカイ備忘録にてそれを匂わす発言が公式がしたため、ついにほぼ公式のものとなった。
詳しくはドンブラ脳へ。