6年経っても、やっぱりバカ。×最高!!
※本作のキャッチコピー
(厳密には、バカがバツ印で上書きされている)
概要
2022年7月8日から公開された『おそ松さん』の劇場版(第2作目)のサブタイトルで、正式名称は『おそ松さん 〜ヒピポ族と輝く果実〜』。2021年6月6日に開催された『フェス松さん'21』で新作アニメ第1弾として制作決定し、詳細は2022年3月10日に発表された。
なお、BDとDVDも公開日から対象の映画館で鑑賞者限定で発売されている。
ストーリー
ある日、6つ子たちはダラダラと続く冴えない日常に終止符を打つべく、食べるとどんな願いでも叶うという伝説の果実を探す旅に出掛ける。
その名は「キラキラフルーツ」。
偶然、ある島に辿り着いた6つ子たちが出会ったのは、奇妙な姿の「ヒピポ族」。
そこで彼らによって大切に育てられていた果実は、
6つ子たちが探し求めていたキラキラフルーツだった!?
はたして、「おそ松さん」史上最大のスケールで
描かれる、欲望と波乱が渦巻く大冒険の行方は―――!
※本作の公式サイトから引用
登場人物
メインキャラクター
6つ子の長男で、小学生の頃から殆ど変わらないまま成長した奇跡のバカ。お金や女子への欲深さが目立つものの、時には兄らしい一面を発揮する事もある。
6つ子の次男で、イタい一面を持つナルシスト。不憫な目に遭っても常にクールを気取って格好を付けているが、時々メンタルが弱い一面が垣間見える事もある。
6つ子の三男で、生真面目なアイドルオタク。彼らの中では特に就職への意識は強いが、優柔不断や自意識過剰な性格で苦労人になる事が多い。
6つ子の四男で、猫好きなのんびり屋。ネガティブ思考で毒舌になりがちだが、その裏には彼なりの思いが隠されている事もある。
また、SM両方の一面も持っている。
6つ子の五男で、非常にフリーダムな天然系のバカ。非常に人間離れした体力や野球のセンスなどを持っているが、実際には純粋で優しい。
6つ子の末弟で、女子力が高い世渡り上手。彼らの中では特に男友達や女性との交流に恵まれているが、5人の兄達に対して計略的な作戦やドライな一言などで腹黒な本性が露わになる事もある。
サブキャラクター
6つ子達の腐れ縁で、かつての昭和の大スター。嫌味でうさんくさい性格は健在だが、本作では比較的に常識人の方でツッコミに回る事も多い。
6つ子達の腐れ縁で、べらんめぇ口調が特徴的な青年。彼の大好物であるおでんの屋台を経営しているが、常連客として来るその6人がいつも食い逃げをする影響でツケ代が溜まり続けている。
本作のヒロインで、『魚忠』という魚屋の娘。幼馴染みである6つ子達からいつもチヤホヤされており、時々アイドル活動をする事もある。
いつも大きなパンツだけを愛用している科学者。彼の研究所では様々な薬品や発明品を取り扱っており、本編ではこれらが何度か大きな出来事のきっかけになる事が多い。
"THE 怪人"と称される程正体不明のおじさん。インパクトのある大きな口は、時に何でも吸い込む程の驚異的な吸引力を持つ。
6つ子達の幼馴染みで、頭に旗が刺さった青年。普段は純粋でマイペースだが、時々切れ者な一面が垣間見える事もある。
かつて、デカパンが開発した気持ち薬の効果で一時的に人間の本音を喋れた猫。現在はただの猫に戻ってしまったものの、一松との仲の良さは一応健在している。
双子のAIロボット。元々は第3セクターのNPOから送られて来たサポートAIだったが、紆余曲折を経て現在は松野家で家族の一員としてのんびり過ごしている。
そんな中、今回の6つ子達の波乱万丈な冒険で彼らも様々な出来事に巻き込まれるが・・・・・・?
ゲストキャラクター
6つ子達が辿り着いた島で住んでいるどんぐりの頭が特徴的な少数民族。狩りや独自の特産物で生計を立てている。
とある事がきっかけで彼らに好意を持つが・・・・・・?
スタッフ
原作 | 『おそ松くん』 赤塚不二夫 |
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監督 | 小高義規 |
脚本 | 松原秀 |
キャラクターデザイン | 安彦英二 |
美術監督 | 田村せいき |
色彩設計 | 垣田由紀子 |
編集 | 坂本久美子 |
撮影監督 | 福士享、佐藤陽一郎 |
音楽 | 橋本由香利 |
音響監督 | 菊田浩巳 |
音響制作 | 楽音舎 |
アニメーション制作 | studioぴえろ |
音楽制作・配給 | エイベックス・ピクチャーズ |
番外編
6つ子達が冒険系動画配信に挑む様子を描いた『まつのけチャンネル』が週替わり先付けスペシャル映像として公開。前作の『前説劇場』に該当する。
楽曲
作詞:あさき
作曲:96
編曲:渡辺拓也
歌:A応P
作詞・作曲・編曲・歌:PUNPEE
合いの手:6つ子&エスパーニャンコ&イヤミ&デカパン&ダヨーン&ハタ坊&ヒピポ族
イベント
先行上映会
2022年6月25日に東京で『「おそ松さん~ヒピポ族と輝く果実~」完成披露 キラキラ舞台挨拶付き上映会』が開催された。上映後には制作スタッフの松原秀と富永禎彦、MCの柳原哲也によるトークが行われ、更にスペシャルゲストではDJ KOOと着ぐるみのおそ松も登場した。
因みに、前者のゲストは60周年を迎えた原作とほぼ同学年(ただし、厳密には彼の方が1つ年上)&キラキラ枠で選ばれた事が本人のツイートで明かされている。また、入場者特典ではヒピポ族のお面が配布された。
舞台挨拶
現時点では3種類が東京で開催予定となっている。
祝・封切り!一緒に公開初日を迎えよう登壇(東京)/7月8日 |
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小高義規、松原秀、6つ子 |
祝・公開2日目記念舞台挨拶(東京)/7月9日 |
櫻井孝宏、入野自由、松原秀 |
6つ子キャスト 全員集合!2週目突入記念舞台挨拶(東京&ライブビューイング)/7月16日 |
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由 |
余談
- 本作の監督を担当する小高義規は、アニメ版で1期3話『こぼれ話集』や2期18話『イヤミはひとり風の中』などの演出を務めている。
- 目的の材料を探す為に大冒険に出る回は2期4話『松造と松代』で前例があるが、厳密には作中で挙げられているのは花である。
- 本作はアドベンチャーがテーマという指針から『グーニーズ』や『スタンド・バイ・ミー』を参考にして制作した事が先行上映会の舞台挨拶で判明した。
- 2022年6月26日〜同年8月27日に開催する『十勝 飲むヨーグルト』とのコラボ企画の期間中に、本作に登場する『キラキラフルーツ』をオマージュした輝く果実(サマーエンジェル)味が同年7月5日から期間限定で発売された。
関連動画
メイン
- 『「おそ松さん」新作アニメ解禁映像』
- 特報
- 本予告
楽曲
- 『はなまるぴっぴはよいこだけ 令和ver. (OVA Version)』
- 『はなまるぴっぴはよいこだけ 令和ver. (Full Version)』
- 『【エンディング主題歌PV】「おそ松さん~ヒピポ族と輝く果実~」』
関連タグ
メインタグ
グーニーズ スタンド・バイ・ミー:本作の元ネタ
前作:『えいがのおそ松さん』
おそ松さん(実写版):同年に公開された実写映画版
関連エピソード
話数 | サブタイトル |
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1期7話Bパート | 『北へ』 |
1期16話Aパート | 『松野松楠』 |
1期23話Bパート | 『ダヨーン族』 |
2期4話 | 『松造と松代』 |
2期7話Bパート | 『三国志さん』 |
2期12話Cパート | 『返すだス』 |
2期14話Bパート&15話・17話アバン | 『UMA探検隊①〜③』 |
2期22話 | 『海外旅行』 |
3期8話Bパート | 『高尾山』 |
3期17話 | 『芋煮』 |