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バタフリーの編集履歴

2024-09-04 22:14:05 バージョン

バタフリー

ばたふりー

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。

基礎データ

全国図鑑No.0012
カントー図鑑No.012
ジョウト図鑑No.026
セントラルカロス図鑑No.025
アローラ図鑑No.019
ガラル図鑑No.015
ローマ字表記Butterfree
ぶんるいちょうちょポケモン
タイプむし / ひこう
たかさ1.1m
おもさ32.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいふくがん/いろめがね隠れ特性
タマゴグループむし

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語バタフリーbutterfly(英語で蝶)+free(英語で自由な)
英語・スペイン語・イタリア語Butterfreebutterfly(蝶)+free(自由な)
ドイツ語SmettboSchmetterling(蝶)+Bö(突風)
フランス語Papilusionpapillon(蝶)+illusion(幻影、幻覚、イリュージョン)
韓国語버터플버터플라이("butterfly"の音写)
中国語(簡体字・繁体字)巴大蝶日本語名の音写+蝴蝶(húdié、蝶)
中国語(大陸・香港)巴大蝴日本語名の音写+蝴蝶(húdié、蝶)
中国語(台湾)巴他蝶日本語名の音写+蝴蝶(húdié、蝶)
ロシア語Баттерфри英語名の音写
ブルガリア語Батърфри英語名の音写
ヒンズー語बटरफ्री英語名の音写
タイ語บัตเตอร์ฟรี日本語名の音写
ハンガリー語Csodalepkecsodálat(驚き)+lepke(蝶)
ヘブライ語בטרפרי英語名の音写
リトアニア語Drugelaisvisdrugys(蝶)+laisvas(自由な)

進化

No.010~No.012

初期中間最終
キャタピートランセル(Lv.7)バタフリー(Lv.10)

キョダイマックス

012バタフリー(キョダイマックスのすがた)

タイプむし・ひこう
たかさ17.0m~
おもさ???.?kg

ちょうちょポケモン・バタフリーがキョダイマックスした姿。詳細は「キョダイマックスバタフリー」の記事を参照。



概要

第1世代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場するポケモンで、モンシロチョウをモデルにしていると思われる(幼虫はまんまアゲハチョウなんだけど)。顔がコンパンに少し似ている気がするが、多分気のせいであろう。


見た目通り、花の蜜を好んで花畑を飛び回る。僅かな花粉だけで花畑の場所を探り出すなど感覚器官が非常に発達しており、翅を覆う鱗粉により、雨の日でも飛び回れるようになっている。

蝶にしては珍しく自分の巣があるらしく、足の産毛に蜜を付着させて持ち帰るというミツバチめいた生態を有し、特にアブリーとは蜜をめぐってのライバル関係にある。


天敵はやはり鳥ポケモンであるが、非力であった進化前と比べて、毒鱗粉という強い武器を手に入れたことで、仲間の危機にも駆け付けられるようになった。

尚、♂と♀では下羽の根本の色が異なり、下羽根本が黒い方が♀。


ゲームでの特徴

初代FRLGピカブイ

  • 第1世代においてニビシティジム攻略の際お世話になったプレイヤーも多いであろう。特にヒトカゲを選んだ場合は岩タイプに対してまともな攻撃手段がない(リザードに進化させてひのこでゴリ押しという手があるにはある)ので、キャタピーより地道に育てて「ねんりき」を習得させた人もいるであろう。

  • だがリメイク版ファイアレッド・リーフグリーンではタケシのポケモンが「がんせきふうじ」を使用して来るように仕様変更されているのでバタフリーでの対策は出来なくなった。

  • ストーリー序盤を乗り切るための戦力としては申し分ない性能だが、逆にいえば敵に回すと非常に厄介な存在となり得るポケモンである。クチバシティ手前の虫取り少年が使って来るバタフリーの強さに絶望したプレイヤーも多数いるのではないであろうか。ヒトカゲがいるなら多少はマシかもしれなかったが……。最も強制のトレーナーではないため、最悪リセットして避ければ済む話ではある。

  • 『ピカブイ』では『ピカチュウ版』のみ野生で出現する。

金銀クリスタルHGSS

  • 『金』では広範囲に生息したが、『クリスタル』『ハートゴールド』では少し狭まっており、『銀』『ソウルシルバー』では自然公園のむしとり大会でしか出現しない。

RSEORAS


DPtBDSP


BWBW2

  • 『ホワイト』12ばんどうろの濃い草むら、『ホワイト2』ではヤグルマの森にある隠し穴で生息する。なお、キャタピーが野生で出現しないため、タマゴを生ませよう。

XY

  • 進化前が序盤で捕獲可能。なおバタフリー自体は殿堂入り後のフレンドサファリ(むし)に出現する。

SMUSUM


ソード・シールド


スカーレット・バイオレット

  • 未内定。

性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代6045508070305
第5世代まで604550808070385
第6世代から604550908070395

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


  • 合計種族値こそ低いものの、対人戦においては中々侮れないポケモンであり、特性「ふくがん」+「ねむりごな」のおかげで97%という高い命中率で眠り状態にできる(それでも外れる時は外れるのだが)他、ちょうのまいによる能力値上昇からいろめがねで高威力のぼうふうを押し付ける(実はぼうふうの火力だけ見れば平均程度はある)、バトンタッチで上昇分のステータスを味方に渡す等、数値以上に器用な動きが可能。

  • 上記の通り「ふくがん」で命中率をあげられるので、「きあいだま」などもっと命中率の低い技を覚えて欲しいものだが、そんなことをすると気の塊をぶっ放してくる蝶々が花畑に溢れるという構図が出来てしまうので、世界観的に難しいか。

第6世代

  • 特攻種族値が上昇されるテコ入れがあるも、睡眠の仕様変更により催眠吹き飛ばしが不可能になった他、特性「ぼうじん」や「ぼうじんゴーグル」といった粉技を無効化する手段の登場、また同じ特性ふくがん+ねむりごなに加えて一致「ぼうふう」を覚え素早さで大きく上回る上位互換に等しい新たな蝶ポケモンビビヨンの存在など、上記テコ入れがあっても尚採用に結び付かないほどの大きな向かい風に見舞われた。

  • XY時代は過去作の教え技で一応の差別化は出来ていたが、ORASでその大半をビビヨンも習得可能になってしまい不遇入り。

第7世代

  • 新たにエアスラッシュ」を習得し、タイプ一致技でのビビヨンとの差別化が一応可能となった。しかし同じ虫・飛行の複合であるポケモンに目を向けると、メガヤンマの存在が痛く不遇卒業とはならなかった。

第8世代

  • 念願だったぼうふうを獲得しただけでなく、キョダイマックスも会得して差別化成功。幸いなことにビビヨンは互換切りで未登場であったのも大きく、新たな地位を築き上げた。仮にビビヨンがいたとしても、かふんだんごバトンタッチ等の小技、後述のキョダイマックスで差別化はできるため問題ないであろう。

第9世代

  • 発売時点で残念ながら未登場。一方でビビヨンは登場しており、今後は地方ごとにキャタピー系とコフキムシ系のどちらかしか出なくなるのかもしれない。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版


漫画版


番外作品

ピカチュウげんきでちゅう

トキワのもりにて5匹のキャタピーの子守りを頼まれる。バタフリーが戻って来た際に1匹もキャタピーのお腹が減っていないと礼にルビーがプレゼントされる。


ポケモン不思議のダンジョン

『救助隊』ではキャタピーの母親として登場。不思議のダンジョンである「小さな森(ちいさな もり)」に落ちてしまったキャタピーの救出を主人公達に依頼する。


ポケパーク

ポケパークWiiではキャタピーと仲良くなるとグリーンゾーンに遊びに来る。おいかけっこに勝つと友達となってくれる。


ポケモンマスターズ

  • 主人公&バタフリー

報酬で貰えるタマゴからキャタピーが孵化する事があり、バディーにして進化させる事が可能。


ポケモンスリープ

初期から実装されている虫タイプの1体。きのみを多く持ってくる、リリース時点では唯一の虫タイプきのみ得意である。


特筆すべきは進化レベルの早さ。なんとレベル8でトランセルから進化させることが可能であり、2進化目の必要レベルとしては異様に低い(1進化ですら大半のポケモンはレベル10以上から)。かといっておてつだい時間が他の最終進化系と比べて見劣りすると言う事もなく、キャタピーから育てれば一度に食材を11個持ってくるメインスキル「食材ゲットS」の存在もあって、序盤は食材確保ときのみによるエナジー稼ぎの両面で八面六臂の活躍してくれる。一方虫タイプの持ってくるラムのみの基礎エナジーがシーヤのみと並んで最低値である事、1周年時点ではラムのみを好むカビゴンがワカクサ本島にしかおらず、キャタピー系統自体も序盤フィールドの「ワカクサ本島」と「シアンの砂浜」にしか出現しない事などが合わさり、ある程度他のポケモンが育ち始めた中盤以降はエナジー稼ぎの面で一気に影が薄くなる。やはり本家同様、序盤の進行を助ける早熟型ポケモンとしての役割を与えられているのだろう。


基本的に浮いているポケモンはカビゴンのお腹の上で寝ている「おなかのうえ寝」が存在しないが、バタフリーは例外的におなかのうえ寝が存在し、その時の寝姿は「りんぷんだし寝」のものが流用されている。お腹の上で猛毒の鱗粉をまき散らされるカビゴンの運命やいかに


アニメ版

アニポケ第1~7シリーズ

レギュラーの手持ち

ピカチュウと初めての友達。【ポケモンキミにきめたイラコン】

CV(愛河里花子)、詳しくは当記事にて


CV.愛河里花子

新無印6話にて、桜の木の上に乗っていたところをゴウに狙われゴウ達が近付いたのを感じてその場を離れようとしたが、ゴウがうっかり手に持っていたボールを落とし、それをヒバニーがバタフリー目がけて蹴ったことでゲットされる。ゴウ初のひこうタイプ。

第15話ではカラカラの骨を探すために協力し、3体いたマンキーの内の1体を「しびれごな」で痺れさせた。

良くモルフォンと一緒におり、ポケモンフーズが無くなった事件や29話ででメッソンの居場所を発見した際にも「しびれごな」を使用している。

第107話ではケロマツにかつての住処を譲ったベトベターの新しい住処を作るために、スピアーディグダカラカラアリアドスナックラーガントルアイアント・ケロマツ・ナゲツケサルと共に作業をしていた。


無印編

ピンクバタフリーちゃんとサトシのバタフリーバタフリー ♂♀

CV.西村ちなみ

アニメ版では、ゲームには登場しない色が異なる「体色がピンク色」のバタフリーが登場。詳細は当記事にて

 

  • アキラのバタフリー

第8話でアキラの手持ちとして登場。アキラのリュックを運んだり、同じ手持ちのスピアーと特訓をしていた。


CV:愛河里花子

セキエイ大会で登場。ねむりごなを主軸に戦うが、まだバトルルールがはっきり定まっていないカントー編では状態異常は即戦闘不能と見なされていたので、ねむりごなが一撃必殺技となる極悪技と化していた。サトシのゼニガメには勝利するが、力を振り絞ったピカチュウにより敗北する。


大量の野生のトランセルが一斉に進化してバタフリーとなるシーンがあった。


  • リンのバタフリー

劇場版『結晶塔の帝王ENTEI』のゲストキャラクター・リンの手持ちとして登場。サトシのフシギダネをねむりごなで眠らせ、かぜおこしによる砂煙の爆風で勝利している。


  • その他

3話(イメージ)・21話・81話・83話・94話

劇場版『幻のポケモン ルギア爆誕

劇場版『水の都の護神ラティアスとラティオス


アドバンスジェネレーション

  • AG142話

ゼンキチのキャタピーが進化。「かなりふしぎなアメ」で巨大化していたため、サトシ達を乗せてロケット団に拐われた発明家ゴードンを救出し、ロケット団を撃退した。ゼンキチはまだ10歳ではないためボールに入れられていない。


  • オガタのバタフリー

151話ではコーディネーター・オガタのポケモンとして登場。第1次審査でしびれ粉やどくの粉を吹き飛ばして、しんぴのまもりで華麗に決めた。


  • 182話

サオリのポケモンとして登場。


CV:半場友恵

カントーグランドフェスティバル後のAG187話より登場。フェンネル谷で行った模擬戦で相性の悪いハルカのアゲハントとワカシャモを相手に勝利を収めた。


  • その他

33話・180話

劇場版『七夜の願い星ジラーチ

劇場版『裂空の訪問者デオキシス


ダイヤモンド&パール

  • 64話・99話(回想)

ベストウイッシュ

  • 130話:野生の群れが登場。

XY

  • 77話・86話・121話(回想)

サン&ムーン

  • 第8話

リーリエの部屋に野生個体がやって来ている。


  • その他

1話・8話・18話・20話・27話・29話・40話・42話・59話(回想+ニャースの変装)・81話・82話・83話・102話・129話・134話・140話


新無印

  • 第135話

野生のトランセルの群れがバタフリーへと孵化。雨の中での旅立ちであったため、サトシは心配していたが、ゴウが「羽は水を弾くりんぷんに守られている」と図鑑に説明されていた事を伝え、これが2人の仲直りのきっかけとなっている。


  • その他

1話・2話・3話・20話(映像)・21話・28話・46話・50話・62話(画面)・70話・112話・120話・136話・特別編「遥かなる青い空

劇場版「ココ


めざせポケモンマスター

  • 1話:野生で登場。
  • 第11話(サトシの旅シリーズ最終話):野生の個体が登場。サトシとピカチュウが雨宿りしている木の枝に腰を掛けていた。

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

リコとロイの旅立ち

  • 1話:野生で登場

薄明の翼

  • 第5話「秘書」でキョダイマックスバタフリーが映像で映っていた。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • イエローのピーすけ
    • 性別:♂・特性:ふくがん
    • 性格:ゆうかん・個性:おっちょこちょい
    • タマムシシティで助けてくれたイエローを慕ってグリーンとの特訓場所まで追いかけて来た。しかし、捕獲の苦手なイエローは1人で1日掛けても捕獲できず、グリーンの指導の下、さらに朝から夜までかかってようやく捕獲。
    • キャタピー時代は糸がギプスや浮き輪にと非常に重宝したが、ワタルとの決戦でトランセルに進化してイエローをワタルのプテラより守り、さらに連続でバタフリーに進化。イエローの背中にくっついてワタルのプテラと激突。
    • 進化前にバブルこうせんで骨折したイエローに作ったギプスが解れたことでレッド・グリーン・ブルーよりエネルギーが送られ、ワタル戦を制した切っ掛けを作る。
イエローの手持ち
ラッちゃん(コラッタラッタ♂️)
ドドすけ (ドードードードリオ♂️)
オムすけ (オムナイトオムスター♂️)
ゴロすけ (ゴローンゴローニャ♂️)
ピーすけ (キャタピートランセル→バタフリー♂️)
チュチュ(ピカチュウ♀️)
ピカ

  • 第1章:ヒデノリの手持ちが登場。第9回ポケモンリーグでブルーにバタフリーとビードルを交換して欲しいと頼まれるも、未遂に終わる。なお、このヒデノリはイエローの伯父である

関連イラスト

バタフリーをすこれ よ!いつかまた君が見る世界

道に迷ってThumbelina


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE

ポケモン一覧 むしタイプ ひこうタイプ

キャタピー トランセル


0011.トランセル0012.バタフリー(キョダイマックスバタフリー)→0013.ビードル


同複合タイプ


関連ポケモン等


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