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大糸線の編集履歴2023/05/17 08:13:59 版
編集者:greenmover
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目次
ページ先頭
  • 1 データ
  • 2 路線概要
  • 2.1 観光路線
  • 2.2 廃止議論
  • 3 運行形態
  • 3.1 JR東日本管内(松本〜南小谷)
  • 3.1.1 特急
  • 3.1.2 快速・普通
  • 3.2 JR西日本管内(南小谷〜糸魚川)
  • 4 シュプール号
  • 4.1 急行白馬山麓スキー号
  • 4.1.1 逗子 → 南小谷/信濃森上 → 逗子
  • 4.2 急行シュプール白馬山麓
  • 4.2.1 逗子 - 南小谷
  • 4.3 急行シュプール白馬・アルペン白馬
  • 4.3.1 千葉・津田沼・横浜 - 信濃森上・南小谷
  • 4.4 急行シュプールゆう白馬
  • 4.4.1 平塚 → 南小谷/南小谷 → 横浜/品川 - 南小谷
  • 4.5 急行シュプールつがいけ・シュプール栂池・八方
  • 4.5.1 神戸・大垣・名古屋 - 信濃森上・南小谷
  • 4.6 急行・寝台急行シュプール白馬・栂池
  • 4.6.1 岡山・姫路・西明石・神戸・和歌山 - 南小谷・白馬
  • 4.7 急行シュプール白馬アルプス
  • 4.7.1 姫路 - 南小谷
  • 4.8 特急シュプール白馬アルプス
  • 4.8.1 白馬 → 大阪・西明石
  • 5 駅一覧
  • 5.1 廃止駅
  • 5.1.1 北松本臨時貨物積卸場
  • 5.1.2 青島停留場
  • 5.1.3 仏崎駅
  • 5.1.4 (臨)ヤナバスキー場前駅(17)
  • 6 現在の使用車両
  • 6.1 JR東日本所属(特急型)
  • 6.1.1 E353系
  • 6.1.2 HB-E300系
  • 6.2 JR東日本所属(一般車両)
  • 6.2.1 211系3000番台・1000番台
  • 6.2.2 E127系100番台
  • 6.3 JR東海所属
  • 6.3.1 383系
  • 6.4 JR西日本所属
  • 6.4.1 キハ120形300番台
  • 7 過去の使用車両
  • 7.1 JR東日本所属(特急・急行型)
  • 7.1.1 165系・169系
  • 7.1.2 183系・189系
  • 7.1.3 185系200番台
  • 7.1.4 485系リゾートエクスプレスゆう
  • 7.1.5 E257系0番台
  • 7.1.6 E351系
  • 7.2 JR東日本所属(一般車両)
  • 7.2.1 115系
  • 7.3 JR東海所属
  • 7.3.1 381系
  • 7.4 JR西日本所属(特急型電車)
  • 7.4.1 381系
  • 7.4.2 JR西日本所属(特急・急行型気動車)
  • 7.4.3 キハ181系
  • 7.4.4 キハ65系
  • 7.5 JR西日本所属(機関車・客車)
  • 7.5.1 DE10形
  • 7.5.2 14系・20系
  • 7.6 JR西日本所属(一般車両)
  • 7.6.1 キハ52形100番台・キハ58系
  • 7.7 JR貨物所属
  • 7.7.1 EF64形
  • 7.8 えちごトキめき鉄道所属
  • 7.8.1 ET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花」
  • 8 関連イラスト
  • 9 関連タグ
  • 10 外部リンク
  • データ

    路線名大糸線
    路線距離105.4km
    軌間1,067mm
    駅数41駅
    電化区間松本〜南小谷(直流1,500V)
    非電化区間南小谷〜糸魚川
    最高速度95km/h
    単線区間全線
    第一種鉄道事業者JR東日本(松本〜南小谷)/JR西日本(南小谷〜糸魚川)
    ラインカラー紫(JR東日本管内)
    開業年月日1915年1月6日

    路線概要

    松本駅(長野県松本市)から糸魚川駅(新潟県糸魚川市)までを結ぶJR東日本及びJR西日本の路線。

    JR西日本にとって唯一の長野県を通る路線であり、北陸本線の第三セクター転換後唯一の新潟県を通る在来線である。

    路線名の由来は信濃町及び魚川。松本〜信濃大町間は「信濃鉄道」(「しなの鉄道」とは別会社)によって建設され、残りの区間を国鉄が建設した。

    南小谷駅が営業上の境界であり、南小谷以南はJR東日本(電化)、以北はJR西日本(非電化)に分かれている。

    国鉄時代は両区間を直通する列車が設定されており、キハ58系を使用して新宿駅~糸魚川駅間を結んだ急行「白馬(初代)」や「アルプス」、金沢駅~松本駅間を結んだ急行「白馬(二代目)」といった優等列車や、JR化後も冬季に「シュプール」等の臨時列車が東日本・西日本各地から多数設定されていた。しかし1995年(平成7年)7月11日に発生した豪雨(7.11水害)により西日本管内で長期間の運休が発生。以降復旧後も両区間を直通する定期列車は設定されておらず、臨時列車も2002年(平成14年)を最後に設定されていない。

    また1999年(平成11年)3月31日までは松本〜信濃大町間はJR貨物が第二種鉄道事業者で、同社による貨物列車が運行されていた。

    観光路線

    乗鞍岳穂高岳など北アルプス(飛騨山脈)登山や黒部ダム観光、白馬八方屋根栂池高原などのスキー場、仁科三湖(青木湖中綱湖木崎湖)、翡翠で有名な姫川など観光地が多い路線である。特に信濃大町駅は黒部ダム・立山方面へのアクセスルート(立山黒部アルペンルート)の長野側起点として知られている。

    また、『おねがい☆ティーチャー』、『おねがい☆ツインズ』の聖地である木崎湖も沿線にあり、おねツイでは小野寺樺恋E127系に乗って木崎湖に向かうシーンが登場する。

    廃止議論

    1990年代以降高速バスやマイカー、北陸新幹線長野駅から大町・白馬方面を結ぶバスなどにより利用者の減少が著しい。中央東線からの需要は現在でもそれなりにあるものの、後述の特急「あずさ」の大糸線直通の定期列車は1往復にまで減少している。信濃大町以北で赤字になっているが、中でも南小谷以北に至っては最盛期だった1990年代初期と比べても乗降客が90%以上も減少。JR西日本と沿線自治体による存廃議論が行われている。

    運行形態

    JR東日本管内(松本〜南小谷)

    特急

    定期列車では「あずさ」が1往復設定されている。現在は新宿〜南小谷間の運行だが、2020年(令和2年)3月14日ダイヤ改正まで下りは千葉駅始発で運行区間は「あずさ」最長だった。過去には「スーパーあずさ」や臨時「あずさ」が乗り入れていた事もあるが、減便により現在の運行形態となった。

    この他に繁忙期にはJR東海中央本線(中央西線)名古屋駅から白馬駅まで「しなの」が運行される。

    快速普通

    定期列車のうち普通が下り3本・上り1本がJR東日本管内を全線走破するが、基本的には信濃大町で運行系統が分かれている。この他に松本駅〜穂高駅有明駅間の区間列車や、篠ノ井線中央東線へ直通する列車も存在する。

    松本〜信濃大町間は毎時1本程度設定されているが、信濃大町〜南小谷間は閑散区間の為3時間以上列車間隔が空く事もある。

    定期快速列車は上りのみの設定で、早朝に信濃大町発上諏訪行、夜間に南小谷発信濃大町行最終列車が設定されている。

    土休日や繁忙期には臨時快速「リゾートビューふるさと」が長野駅〜南小谷駅間で1往復設定されている。

    JR西日本管内(南小谷〜糸魚川)

    定期列車は普通のみで、全線通しが7往復、平岩駅〜糸魚川駅間の区間列車が朝夕に1往復ずつ設定されている。

    南小谷では松本方面の列車と接続する。

    シュプール号

    国鉄民営化直前から2000年代初頭まで、前述の通りスキーシーズンには「シュプール号」として東日本・西日本各地から多数運行され、中には南小谷を跨いで運転された列車も存在した。

    種別は基本的には「急行」(寝台車で構成された列車は「寝台急行」)だが、一部は「特急」として運行された。

    急行白馬山麓スキー号

    逗子 → 南小谷/信濃森上 → 逗子

    「シュプール」の名を冠する前に運行された列車。根岸線経由で運行された為使用車両の165系単独では運行できず、クモヤ143を連結して運行された。

    急行シュプール白馬山麓

    逗子 - 南小谷

    白馬山麓スキー号の後継列車。使用車両を183系に、経路を横須賀線経由に変更して運行された。

    急行シュプール白馬・アルペン白馬

    千葉津田沼横浜 - 信濃森上・南小谷

    元は千葉〜信濃森上間の列車だったが、「白馬山麓」と統合し最盛期は横浜発着と合わせて3往復運行された。

    「アルペン白馬」は運行最終年の名称。

    急行シュプールゆう白馬

    平塚 → 南小谷/南小谷 → 横浜/品川 - 南小谷

    485系ジョイフルトレインリゾートエクスプレスゆう」で運行された列車。

    初年度のみ平塚発・横浜着で翌年から品川発着に変更された。

    急行シュプールつがいけ・シュプール栂池・八方

    神戸大垣名古屋 - 信濃森上・南小谷

    運行開始当初は「つがいけ」として名古屋〜信濃森上間の運行。「栂池・八方」に改称後は大垣発着に変更、「7.11水害」による大糸北線不通区間発生後は救済措置として神戸発着に変更された。廃止時は名古屋発南小谷行の片道運行だった。

    急行・寝台急行シュプール白馬・栂池

    岡山姫路西明石・神戸・和歌山 - 南小谷・白馬

    大糸線系統シュプール号最大の運行系統を誇った列車。気動車及び客車で運行された。

    1988年(昭和63年)1〜3月運行分は「シュプール'88白馬・栂池」、同年12月〜1989年(平成元年)3月運行分は「シュプール'89白馬・栂池」という名称だった。

    余談だが、「シュプール白馬・栂池8号」(白馬発神戸行)は1995年(平成7年)1月17日兵庫県西宮市を走行中阪神淡路大震災が発生し被災。牽引機EF81形及び14系客車「シュプール&リゾート」編成が脱線した。

    急行シュプール白馬アルプス

    姫路 - 南小谷

    7.11水害による大糸北線不通区間発生時に「白馬・栂池」が本来のルートで運行出来なくなった為、救済措置として大糸南線経由で運行された電車急行。後述の特急とは別列車。

    特急シュプール白馬アルプス

    白馬 → 大阪・西明石

    シュプール最晩年に設定された列車。急行ではなく特急で、白馬発の片道運行だった。大阪行は運行最終年のみの設定。

    同列車の廃止により、南小谷を跨いで運行される列車が消滅した。

    駅一覧

    駅ナンバリングはJR東日本管内のみ設定されているが、番号は糸魚川からの通しで付けられている。

    ●:停車 ◎:「しなの」のみ停車 ◉:「リゾートビューふるさと」は冬季通過、定期快速は停車 ○:定期快速のみ停車 レ:通過

    駅名番号特急快速接続路線備考
    松本42
    北松本41
    島内40
    島高松39
    梓橋38
    一日市場37
    中萱36
    南豊科35
    豊科34
    柏矢町33
    穂高32当駅発着あり
    有明31急行停車駅。当駅発着あり
    安曇追分30
    細野29
    北細野28
    信濃松川27
    安曇沓掛26
    信濃常盤25
    南大町24
    信濃大町23松本方面と南小谷方面の乗換駅
    北大町22
    信濃木崎21
    稲尾20
    海ノ口19
    簗場18
    南神城16
    神城15
    飯森14
    白馬13「しなの」終点
    信濃森上12元急行終着駅
    白馬大池11
    千国10
    南小谷09JR東日本・西日本境界駅
    中土
    北小谷
    平岩当駅発着あり
    小滝
    根知
    頸城大野
    姫川
    糸魚川在来線駅はトキ鉄管理

    廃止駅

    ()は駅ナンバリング

    北松本臨時貨物積卸場

    松本〜北松本間。

    1936年(昭和11年)10月26日廃止。

    青島停留場

    北松本〜島内間。

    1937年(昭和12年)6月1日廃止。

    仏崎駅

    信濃常盤〜南大町間。初代信濃大町駅。

    1917年(大正6年)10月13日廃止。

    (臨)ヤナバスキー場前駅(17)

    簗場〜南神城間。臨時駅。

    2019年(平成31年)3月16日廃止。

    現在の使用車両

    JR東日本所属(特急型)

    E353系

    松本車両センター所属。特急「あずさ」で使用。

    HB-E300系

    長野総合車両センター所属。臨時快速「リゾートビューふるさと」で使用。

    JR東日本所属(一般車両)

    211系3000番台・1000番台

    長野総合車両センター所属。定期運用区間は松本〜信濃大町間。通常は3000番台が運用されるが、代走時等に1000番台が使用される事もある。

    E127系100番台

    松本車両センター所属。電化区間で使用。

    JR東海所属

    383系

    神領車両センター所属。臨時特急「しなの」で使用。

    JR西日本所属

    キハ120形300番台

    金沢総合車両所富山支所所属。非電化区間で使用。

    過去の使用車両

    かつては旧型国電等が使用され、京浜東北線阪和線の様にスカイブルーの塗装が施されていた。

    ここでは国鉄民営化後の車両のみ記載。

    JR東日本所属(特急・急行型)

    165系・169系

    長野総合車両所(現・長野総合車両センター)所属。

    国鉄時代は急行列車として入線していたが、民営化後は普通列車や臨時急行「白馬山麓スキー号」として使用された。

    183系・189系

    長野総合車両センター・旧・習志野電車区所属。

    長野車は特急「あずさ」、急行「アルプス」、臨時快速「ムーンライト信州」(189系のみ)で使用された。

    習志野車は長野車と共に臨時急行「シュプール白馬山麓」「シュプール白馬・アルペン白馬」で使用された。

    185系200番台

    田町電車区(現・東京総合車両センター田町センター)所属。

    臨時急行「シュプール白馬」で使用された。

    485系リゾートエクスプレスゆう

    勝田電車区(現・勝田車両センター)所属。

    臨時急行「シュプールゆう白馬」で使用された。

    E257系0番台

    松本車両センター所属。特急「あずさ」で使用された。

    E351系

    松本車両センター所属。特急「スーパーあずさ」で使用された。

    JR東日本所属(一般車両)

    115系

    長野総合車両センター所属。電化区間で使用された。

    JR東海所属

    381系

    神領車両区所属。臨時特急「しなの」、臨時急行「シュプールつがいけ・シュプール栂池・八方」で使用された。

    JR西日本所属(特急型電車)

    381系

    旧・日根野電車区・出雲鉄道部(現・後藤総合車両所出雲支所)所属。

    日根野車は特急「くろしお」用、出雲車は特急「やくも」用車両で、臨時急行「くろよん」(日根野車)「シュプール白馬アルプス」で使用された。

    JR西日本所属(特急・急行型気動車)

    キハ181系

    京都総合運転所(現・吹田総合車両所京都支所)所属。

    特急「はまかぜ」用車両で、臨時特急「シュプール白馬アルプス」、臨時急行「シュプール白馬・栂池」で使用された。

    キハ65系

    エーデル」「シュプール&リゾート」「ゆぅトピア」「ゴールデンエクスプレスアストル」等のジョイフルトレインが「「シュプール白馬・栂池」で運用された。

    JR西日本所属(機関車・客車)

    DE10形

    金沢総合車両所所属。大糸線内における臨時急行「シュプール白馬・栂池」牽引機

    14系・20系

    臨時急行「シュプール白馬・栂池」で使用。編成は運行年によって異なった。14系は座席車・寝台車の他に「シュプール&リゾート」編成や「サロンカーなにわ」や「ゆうゆうサロン岡山」等のジョイフルトレインも使用された。

    JR西日本所属(一般車両)

    キハ52形100番台・キハ58系

    旧・富山運転所及び富山地域鉄道部(現・金沢総合車両所富山支所)所属。

    非電化区間及び一部のJR東日本直通列車で使用された。

    JR貨物所属

    EF64形

    貨物列車牽引機。

    えちごトキめき鉄道所属

    ET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花」

    トキ鉄の観光列車。ツアー列車として大糸北線に乗り入れ、南小谷で臨時快速「リゾートビューふるさと」に接続する。

    大糸線の編集履歴2023/05/17 08:13:59 版
    編集者:greenmover
    編集内容:項目細分化、本文の内容を整理及び加筆。関連タグを整理。
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