前置き
本タグの同義語に「ポケモン無印」・「アニポケ無印」などがある。
これ以降のシリーズ続編には副題(『アドバンスジェネレーション』『ダイヤモンド&パール』など)が付くようになったため、遡って初代アニポケを『無印』と呼称する文化が生まれた。
勿論、上記のタグ達もその文化に倣って存在している。
しかしアニポケシリーズが長年続く現在、次第に第1作目と同じ副題がない「ポケットモンスター」表記の作品が発表される機会が幾つかでてきた。
同じタイトル表記であるため、同タグのpixiv内の関連作品も次第に新旧が混在し、棲み分けが難しくなっているという問題が出てきている。
以上の理由から、シリーズを重ねても第1作目タイトル表記に関連するタグをこれ以上増やさないことを目的とし、他のアニポケタグと被らない「初代」表記の本タグが誕生することとなった。
誘導
- 本家(ゲーム)やイラスト検索→『ポケモン(ポケットモンスター)』
- ポケモンのアニメ作品全般→『アニポケ』
- テレビシリーズ「ポケットモンスター」全般→『ポケットモンスター(アニポケ)』
…をそれぞれ参照。
概要
『ポケットモンスター』とは、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするテレビアニメである。
1997年4月1日から2002年11月14日までテレビ東京系列で放送された、アニメ版ポケットモンスター(通称アニポケ)の第1作にあたるシリーズのことを示す。
以降20年以上に渡って放送されることとなる、ポケモンTVアニメシリーズの原点である。全275話。
続編はアドバンスジェネレーション。
制作はOLM TEAM OTA。
監督は湯山邦彦。
初期のシリーズ構成は首藤剛志。途中から体調不良などもあって降板し、以降はアドバンスジェネレーションまでシリーズ構成不在となった。
首藤氏は、『シナリオえーだば創作術』にてポケモンの没プロットをはじめアニメを作るにあたっての構想や裏話を明かしている。
ストーリー
この世界に住んでいる不思議な生き物、ポケットモンスター、縮めてポケモン。カントー地方の小さな町マサラタウンに住んでいるポケモン大好き少年・サトシは、10歳の誕生日の日に新米トレーナーとして旅立つこととなっていた。この世界の子どもは10歳の誕生日になるとポケモン取り扱い免許が許され、ポケモン研究者のオーキド博士から最初のパートナーポケモンヒトカゲ、フシギダネ、ゼニガメのいずれか一匹を貰って旅立つことができる。しかし出発の朝、サトシは大寝坊してしまい、3匹は全てライバル達に持って行かれた後だった。そんなサトシに博士が差し出したのは、ねずみポケモンピカチュウ。ピカチュウはモンスターボールには入らず、さらにパートナーのサトシにも心を開かず、博士曰く問題ありきのポケモンだった。ところがふとした事で起きたオニスズメの大群との戦いで、サトシとピカチュウはお互いを思うパートナーとなる。出会いと別れを繰り返しながらサトシは世界一のポケモンマスターを目指して、相棒ピカチュウと仲間と共に旅を続ける。
カントー地方編
『ポケットモンスター 赤・緑』を基本とした、カントー地方を舞台に行く先々での出会い・発見等を描く。サトシの目的はジムリーダーと戦ってバッジを8つ集め、ポケモンリーグ・セキエイ大会に出場すること。
オレンジ諸島編
ゲームには登場しないオレンジ諸島を舞台にしたオリジナルストーリー。サトシの目標はオレンジ諸島にある各ジムのバッジを集め、オレンジリーグに出場を目指すこと。
金銀編
『ポケットモンスター 金・銀』がベースとなる。『金・銀』発売に先駆けて放送開始された。オレンジ諸島編はこの話に至るまでの繋ぎの役割を持っていた。ポケモンリーグ・シロガネ大会に出場するため、サトシはジョウト地方のバッジを集める。
最終話でカスミ、タケシと別れたサトシはホウエン地方に到着し、次作『アドバンスジェネレーション』に繋がる。
登場人物
サトシと旅仲間
ロケット団
コジロウファミリー
ライバルトレーナー
サトシのライバル
ポケモン研究家
レギュラーの家族
サトシの家族
タケシの家族
カスミの家族
ポケモンセンター、警察
ジムリーダー
四天王
オレンジ諸島のジムリーダー
ジョウト地方のジムリーダー
その他
「アニポケ無印ゲスト」も参照。
- セイヨ(CV:冬馬由美)
- アヤ(CV:篠原恵美)
- トオル(CV:山口勝平)
- ジーク(CV:玉川紗己子)
- ガンテツ(CV:広瀬正志)
- クルミ(CV:榎本温子)
- ミナキ(CV:川田紳司)
- ナナコ(CV:熊谷ニーナ)
- ナレーション(CV:石塚運昇)
各話サブタイトル
主題歌
オープニングテーマ
- 「めざせポケモンマスター」(第1話 - 第80話)
歌:松本梨香 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「ライバル!」(第81話 - 第116話)
歌:松本梨香 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「OK!」(第117話 - 第191話)
歌:松本梨香 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「めざせポケモンマスター (Whiteberry)」(第192話 - 第238話)
歌:Whiteberry 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「Ready Go!」(第239話 - 第274話)
歌:田村直美 作詞:田村直美、川村久仁美 作曲:たなかひろかず
エンディングテーマ
- 「ひゃくごじゅういち」(第1話 - 第27話)
歌:オーキド博士とポケモンキッズ 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「ニャースのうた」(第28話 - 第37話・第65話 - 第68話)
歌:ニャース 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「ポケットにファンタジー」(第38話 - 第53話)
- 「ポケモン音頭」(第54話 - 第64話・第104話)
歌:ガルーラ小林 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「タイプ:ワイルド」(第69話 - 第104話)
歌:松本梨香 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「ラプラスにのって」(第105話 - 第116話)
歌:飯塚雅弓(コーラス:ラプラス=愛河里花子) 作詞:川村久仁美 作曲:たなかひろかず
- 「ニャースのパーティ」(第117話 - 第141話)
歌:ニャース 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「ポケモンはらはらリレー」(第142話 - 第151話・第163話 - 第172話)
歌:愛河里花子 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「ポケモンはらはら×2リレー」(第152話 - 第156話)
歌:愛河里花子 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「タケシのパラダイス」(第157話 - 第162話)
歌:タケシ 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「ぼくのベストフレンドへ」(第173話 - 第191話)
歌:岩崎宏美 作詞:川村久仁美 作曲:たなかひろかず
- 「前向きロケット団!」(第192話 - 第238話)
歌:ロケット団(ムサシ・コジロウ・ニャース) 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
- 「ポケッターリ モンスターリ」(第239話 - 第274話)
歌:可名 作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
ポケモンショック
1997年12月16日に放送された第38話「でんのうせんしポリゴン」にて、後にポケモンショックと呼ばれる一部の視聴者がけいれんを起こして病院に運ばれる放送事故が起こった。原因結果と報告が出るまでアニメ放送が一時休止となり、1998年4月16日から放送を再開した。その後「でんのうせんしポリゴン」は欠番となりビデオ・DVDにも収録されず、再放送もされない。
一方この話のお陰で、赤と青の連続点滅が光過敏性を起こすことが発見され、医学的貢献になり、以後様々な番組で「テレビを見るときは部屋を明るくして画面から離れて見てね」のようなテロップが表示されるようになった。またポケモンショック以前に製作されたポケモンを含むアニメも映像を編集するなどして放送し、現在に至っている。
関連イラスト
関連タグ
任天堂 テレビ東京 ポケモン RGBP→GSC ポケモントレーナー
サトシの旅シリーズ
ポケットモンスター無印(このページ)→アドバンスジェネレーション→ダイヤモンド&パール→ベストウイッシュ→XY(アニポケ)→サン&ムーン→ポケットモンスター新無印
劇場版ポケットモンスター
ミュウツーの逆襲→ルギア爆誕→結晶塔の帝王→時を超えた遭遇→水の都の護神
ミュウツーの逆襲→ミュウツー我ハココニ在リ
他
- 愛天使伝説ウェディングピーチ - OLM TEAM OTAによる前作であり本作発注の直接の要因となった作品。
- 海外展開する際にポケットモンスターの名称では下品かつ不適切な為、Pokémon/(ポケモン)にタイトル変更された。