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編集者:十津川烏
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始めに

概要の通り、クッパ軍団はクッパ率いるいわゆるマリオシリーズにおける「敵キャラ」の総称。最近では使われないが「カメ一族」とも言われることも。

マリオルイージが最終的にクッパと対決する作品にて、様々なキャラクターが登場し、マリオシリーズが回を重ねるごとに軍団に所属する敵のバリエーションが増えている。

基本的にマリオシリーズ内での敵キャラはクッパ軍団の一員であることが多いが、例えば「クリボー」でも、キノコ王国を裏切ってクッパ軍団に属する者もいれば、裏切る事無くキノコ王国で平穏に暮らす者、何処にも属さないでフリーで活動する者もおり、時にはマリオと共闘する事もある。

また恐竜ランドドラボンライタ(チビライタ)ブイブイの様に、地元をクッパ軍団に制圧された事で無理矢理従わされている者もいれば、ノコブロスノコノコ)のように、かつて一般住民だった者が自分達からクッパ軍団に加入した経緯が描かれているキャラ、逆にポコピージュゲム)みたいに自らの意思でクッパ軍団から離反したキャラも存在している。

また、同じ種族の敵キャラでもクッパ陣営に就く個体もあれば、「マムー軍団」などの第3勢力に就く個体もいる(例:ヘイホー)。

マリオ&ルイージRPGシリーズ」に登場する「マメボー」「ゲドンコ星人」等一部のキャラクターはクッパ軍団に属する個体が一切おらず、他の敵勢力の一員・あるいは何処にも属さないフリーとして襲ってくるケースもある。

マリオのライバルを長い事つとめるがカジオー軍団の襲来時はマリオ以外との戦いの経験が少なかったためか軍団は離散する羽目になってしまう。

また、「クリボー」「ヘイホー」「ノコノコ」「パックンフラワー」等、いわゆる「ザコ」に相当する敵には「ヤミクリボー」「竹馬ヘイホー」「ウラノコノコ」「ファイアパックン」等の多種多様な亜種が多数存在するが、本項ではそれら亜種の大元となる「広義での種族」かつ「クッパ軍団員」のキャラを紹介する。

主な構成員

クッパ

カメ一族の大魔王として君臨する、クッパ軍団の総長。マリオの永遠のライバルであり作品ごとに様々な悪事の首謀者として登場。アジトに巨大な城を構えており、飛行船を使って大規模な悪事を働くが時にはマリオと共闘する事も。

ちなみに「Koopa」は英語圏だとカメ一族全体を指す種族名になっており、クッパ個人の英名は「Bowser」(正式名「King Bowser Koopa」)。

クッパJr.

スーパーマリオサンシャイン』で初登場したクッパの1人息子(カメ帝国の王子)。父親同様、傍若無人かつワガママな性格だが頭が良く部下思い。そして未来の大魔王。機械に強くマシンやクラウンを使いこなす。

クッパ7人衆(旧名:コクッパ)

スーパーマリオブラザーズ3』で初登場。ラリーモートンウェンディイギーロイレミールドウィッグの7人で構成されている。

7人兄弟であり、長兄はルドウィッグ、末弟はラリーであることは判明しているが、その他の兄弟順は不明。『スーパーマリオワールド』の一部被りを除き、それぞれ個性的で誰1人として同じ戦法を取らない(しかも作品によって変わる)ため注意が必要。

元々は「クッパの子供達・コクッパ7兄弟」とされていたが、正式な息子であるクッパJr.の登場で一時期は設定が曖昧になっていた。その後、Jr.との共演に伴い幹部クラスの手下である「クッパ7人衆」と正式に変更され、かつ性格や言葉遣いもRPG系作品に出るにあたって改めて設定し直された。

現行作品ではクッパを「クッパ様」、クッパJr.を「ぼっちゃん」や「クッパJr.様」と呼んでいる。子供設定が消えて以降もクッパ親子と同様にステージボス等として登場することが多く、軍団の重要ポジションに就いている模様。

カメック

魔法使いのカメ族。『スーパーマリオワールド』に初登場。

雑魚敵として多数登場する作品もあるが、『ヨッシーのロードハンティング』ではボスキャラ格に昇格し、『ヨッシーアイランドシリーズ』や『NewスーパーマリオブラザーズWii』等では、クッパの側近及び参謀格として扱われる事も多い。

先代の頃から仕え、クッパには幼い頃からこき使われているが、同時に彼に対する忠誠心も非常に強く、クッパが多くの部下達に慕われている事について理解している者の一人。神経質で嫌味な性格をしている。

なお、日本ではどちらも「カメック」の名称で通しているが、英語圏では種族としての主に雑魚敵は「Magikoopa」、ボス格の側近個人の固有名詞としては「Kamek」という名前で分けられている。

ブンブン/プンプン

カメックやクッパ7人衆に次ぐ実力者。ブンブンは『スーパーマリオブラザーズ3』で、プンプンは『スーパーマリオ3Dランド』にて初登場。

クッパ軍団の中では前線部隊の指揮官的存在となっており、主に砦のボスとして登場。他にも艦隊や戦闘機部隊の指揮官を務める事もある。

『3』以降は忘れられていったキャラクターだったが、『3Dランド』で復活して以降は存在感を見せる様になり、ブンブンが『マリオテニスエース』にて、プンプンが『スーパーマリオパーティ』でプレイアブル化も果たしている。

ブンブンは基本的に両腕を振り回しながらの体当たり攻撃が中心であるが、両腕を羽根に変化させて飛翔したり、マリオ以上の高いジャンプ力も発揮する。『NewスーパーマリオブラザーズU』ではカメックの魔法によるサポートを受けて巨大化する等、更にパワーアップしている。

一方、プンプンの方はパワー重視のブンブンと対照的にスピード重視の戦法を得意としており、複数に分身したり、ブーメラン手裏剣による投擲攻撃を得意とする。

ブロス隊長

クッパ軍団内で上級兵となるブロス系の団員をまとめ上げる隊長。『スーパープリンセスピーチ』に初登場。

ハンマーブロス達の甲羅やメットが緑であるのに対し、ブロス隊長の甲羅やメットは黒となっている。軍団内での地位はブンブンあたりと同格と思われ、登場した作品内では、クッパの側近的役割を務める事もあった。

ハンマーブロス達よりも上位だけあって戦闘力は高く、ハンマーを投げて跳躍し回りながら部下のハンマーブロス達をけしかけてくる。また、知略にも長けており、元・キノコ王国の住人であったクリボーを利用してキドアイラックの杖でピーチ城内を混乱させ、その隙にハンマーブロス達を大量に突入させる作戦指揮を執り、マリオやルイージを捕縛するという成果を挙げている。

何気に、クッパ軍団内ではマリオとルイージに初の黒星を出したと言える。

代表的な団員

ここから紹介するのは、初期のマリオシリーズ作品(スーパーマリオワールド以前)より複数の作品に登場してきた敵キャラに限定する。

ノコノコ/パタパタ

クッパ達同様カメ一族で、クッパ軍団の兵士達の中では最古参の存在。

羽の生えたノコノコは、パタパタという名称で呼ばれている。また、キノコワールドの様々な場所で生息し、踏むと球体状の爆弾となって爆発するノコボンといった近縁種も存在する。

マリオにいくら踏まれてもヒビ一つ入らない頑丈な甲羅を身にまとっているが、ファイア攻撃やスピンジャンプにはさすがに耐えられない。また、逆にその頑丈さをザコ敵にぶつける武器等に利用される事も多かったりする。また、甲羅の色も様々で、その影響で甲羅を口に含んだヨッシーに様々な能力を与える事もある。

当初は4足歩行であったが、現在は2足歩行となっており、身長はキノピオとほぼ同じである。

劇場版作品『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では多くのノコノコが兜と槍を装備したクッパ軍団衛兵として登場し中には隊長クラスと思われる眼帯をした赤いノコノコとノコノコ部隊を率いる人物としてマリオカートシリーズのトゲゾーこうらに似た甲羅と青いヘルムを纏っているノコノコ大将が登場している。

クリボー

キノコ王国を裏切ったキノコ族。通称「キング・オブ・ザコ」。

羽の生えたパタクリボーや近縁種と思われるチビボーカキボークリボン等も存在する。

自らの保身に走って裏切ったに過ぎない為か、大して強くはなく、また他の元からのクッパ軍団のメンバーからは「信用のおけない存在」と見なされる事も少なくない。特にコクッパからはぞんざいな扱いを受ける事が多かったりする。

ヘイホー/ムーチョ

恥ずかしがり屋な性格から、お面と頭巾で素顔を隠しているのが特徴。

派生種として頭にプロペラを生やして飛行するプロペラヘイホーや槍と盾で武装し戦闘民族のような恰好をしたヤリホー、肥満体のグルメヘイホー等が存在している。また、近縁種では口の部分から弾丸を放つムーチョや羽を生やし槍を持ったトンダリヤ、プレイヤーから物を盗んでいくボロドー等が存在する。

ちなみに、マリオシリーズに初登場した『スーパーマリオUSA』は、『スーパーマリオワールド』よりも後の作品であるが、元々は『夢工場ドキドキパニック』という『スーパーマリオブラザーズ3』よりも前に発売された作品に登場するザコ敵に過ぎなかった。が、『ヨッシーアイランド』以降の作品ではクッパ軍団の一員としてノコノコやクリボーに引けを取らない多種多様な派生種や近縁種が追加されていく形で登場していく様になり、やがてコクッパ直属の部下として扱われるようにもなる等、出世していった。

連携プレイが得意でありトーテムヘイホービッグたけうまヘイホー等、ヘイホー達が集団で挑んで来る場合もある。

個人のボス枠としてはしょうぐんヘイホーがいる。

パックンフラワー

主に土管に潜んでいる植物の怪物。

火を放つファイアパックンや、冷気を放つアイスパックン、シューリンガンというトゲ付鉄球を吹いているフーフーパックンといった派生種もかなりおり、踏みつけで倒せる事は殆ど無く、ファイアといった特殊な攻撃で無いと倒せない。他にも、地上を刎ね回りながら移動するプチパックンや、弱点であるはずのファイアを始めとする殆どの攻撃が効かないブラックパックンといった近縁種も存在する。

『ヨッシーアイランド』にて初のボスキャラクターのパックンであるビッグパックンが登場。それ以降も『スーパーマリオRPG』ではクィーンフラワー、『スーパーマリオサンシャイン』以降はボスパックン、『スーパーマリオギャラクシー』以降は恐竜状の姿をしたディノパックン等、ザコキャラの中でも数多くのボス系が登場している。

プクプク/ブクブク

の姿をしたクッパ軍団の水中戦要員。

水中眼鏡を付けて一直線に進んでくるブクブクといった派生種や全身にトゲの生えたトゲプクやそれが更に大型化したかの様な存在であるフグマンネンといった近縁種もかなりいる。

左右を一定的に動き回ったり、海から勢いよく地上にジャンプして体当たりする。一方、大きく成長すると、海中内では小さなプクプクを吐き出す程度だが、水面下の状態となると狂暴で泳ぐスピードも速くなり、マリオやルイージに襲い掛かって丸飲みしてしまう事もある。

ゲッソー

イカの姿をしたプクプク等と同様の水中戦要員。

小さなゲッソーを従えて放つ子連れゲッソーといった派生種もいる。

主に下から斜め上に移動してマリオの行く前を妨害し、プクプク等と比べると避けるのが難しい。また、空中を飛ぶように移動するタイプも存在する。

ビリビリゲッソービッグゲッソーボスゲッソー等ボス枠が豊富でもある。

メット

ファイアの利かないノコノコ以上に頑丈な甲羅で全身を覆っており、主に地底エリアで活動する。

羽根を生やしたパタメットや甲羅の上部にトゲを生やしたトゲメット、怪力で特殊なブロックを投げ飛ばすリフトメット、ノコボンと同様に踏むと爆弾になるノコボンメットといった近縁種もかなり存在する。

地上だけでなく天井に這いつくばっている者もおり、特に天井に這いつくばっている方は、地上にマリオの存在を感知すると、自ら回転しながら体当たりを仕掛けてくる。

スーパーマリオくんではオリジナルのボス枠である

ヒゲメットが出ている。

ジュゲム

雲に乗ってパイポというトゲ付のボールを空中から投下してくる厄介な存在。甲羅がある為、一応カメである。

アイテムを付けた釣竿を使ってマリオをおびき寄せようとするタイプや土管の中に入ってハイポを投げつけてくるタイプも存在する。

ボス枠としてはキングジュゲムがいる。

トゲゾー

メットと近縁種と思われる存在で、甲羅の上に沢山のトゲを付けているのが特徴。主に、ジュゲムがパイポとして投げつけてくる。メットと同様に地を這いずり回ったり、天井に這いつくばって行動しており、特に天上タイプの場合は回転しながら体当たりを仕掛ける。

当然、踏みつけでは倒せないどころか逆にダメージを受けてしまう事になるのだが、ファイア攻撃には弱いという欠点もある。また、回転体当たりの際は、腹の部分が上に向いている為、踏みつけて動きを止める事が可能。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーでは本作オリジナルとしてノコノコ大将がトゲゾー族のボスも兼任している。

ハンマーブロス

クッパ軍団の中では上級の兵士。主にハンマーを投げつけた攻撃を得意とする。

ブーメランを投げるブーメランブロスや火の玉を放つファイアブロス、氷の玉を放つアイスブロス、巨大でハンマーの他に地震も起こすメガブロス(ヒマンブロス)等、多種多様な派生種が存在する。

耐久力はノコノコに比べると低いが、武器を投げつけながら跳躍しまわる等、攻撃面に関しては非常に厄介で、場合によっては2体で攻撃したり、そのまま前進してくる場合も。

その攻撃パターンからジャンプで倒すのは難しい。

キラー

キラー砲台と呼ばれる砲台から発射される弾丸の姿をした一員。

巨大な姿をしたマグナムキラーといった派生種や、水中で活動するトーピードーといった近縁種も存在する。

基本的には一直線に突っ込んでくるだけだが、反転して戻って来たり、マリオを追尾して追ってくる厄介な存在も存在する。また、砲台が複数あると更に倒すのが厄介になり、砲台自体が障害物となって進みにくくなる事も。

ワンワン

鎖に繋がれた鉄球の姿をした一員。

通常の攻撃が殆ど利かない上に、非情に狂暴ですぐ噛み付いてくる為、素早く対応しないと容赦無くダメージを受ける事になる。

巨大なタイプも存在し、何処までも追いかけてくる場合もある。

バブル

溶岩の中から飛び出してくる火の玉の姿をした敵。

蛇の様に炎をまとって異常を這うファイアスネークや、蠟燭の火に擬態してマリオの背後を迫ってくるウォークといった近縁種も存在する。

登場する作品での役割は殆ど変わらないが、殆どの攻撃が利かないのが特徴で、ハンマーやアイスといった特殊な攻撃で無いと倒せない厄介な存在。

カロン

ノコノコが骨になってしまった存在。

踏みつけるとバラバラになってしまうが、一定時間が過ぎると元の姿に再生する。サイズの大きな大カロンや羽を生やして空を飛ぶパタカロンといった派生種の他に、メットが骨化したホネメットといった近縁種も存在する。

当初は4足歩行であったが、後にノコノコと同様2足歩行で歩くようになり、また自らの骨を投げつけてくる者も稀にいる。

ドッスン

石の顔面像のような姿をした一員。

普段は高所に潜み、マリオの存在を感知すると、勢いよく落下してくる。潜んでいる場所によっては、避けるのがかなり難しくなる事もあり、連続で続く形で潜んでいる場合も。

また、左右に移動するタイプも存在する。

テレサ

オバケの姿をした一員。

大型のアトミックテレサやブロックに変身するブロックテレサボムテレサプープーテレサといった派生種が数多く存在する。

基本的に憶病で恥ずかしがり屋の為、正面を向かれると顔を隠して動けなくなってしまうが、背中を向けると何処までも追ってくる。

これを克服しためかくしテレサというのもいる。

近年になってテレサの中でも抜きん出た力を持ったキングテレサが登場し、ルイージマンションシリーズのラスボスを務めている。

キングテレサはクッパ軍団の中では地位がかなり高い方らしく、ボス枠で唯一手下を率いての単独行動がクッパに許されている

ボム兵

その名前の通り爆弾の姿をした一員。

炎をまといながら空を飛んで追尾してくるケロンパといった近縁種も存在する。

踏みつけると動かなくなるが、しばらくすると爆発して周囲の敵・味方を見境なく吹き飛ばす。また、作品によっては一定時間を過ぎただけで自動的に爆発する事も。

スーパーマリオ64では赤いボム兵の姿をした赤ボム、『マリオストーリー』ではピンクのボム兵であるピンキーといった派生種も登場しているが、これらはマリオに対して味方をしている。

ハナチャン

頭につけた花と大きな鼻が特徴の黄色いイモムシのキャラクター(作品によっては蝶の姿になっている)。

普段は穏やかな性格だが、踏むなどして頭の花が取れると怒って暴れだし、体の色が赤色に変化する。更に歩くスピードも2倍になり、踏んだものを追いかける。

しかし踏むとジャンプ台並にジャンプでき、毒沼や溶岩にも浮かんだり潜ったりできることから、プレイヤーからは専ら足場として利用されている

作品によってはマリオの味方サイドだったりクッパ軍団所属となっている。

一応明確なクッパ軍団所属としてクッパJr.の手下であるボスハナチャンポイハナチュウハナがいる。

サンボ

サボテンの姿をした敵キャラ。

球体が何段も重なった体で構成し、最上段が頭になっていて、主に砂漠に出現する。自分の胴体を投げてくるものや、花に擬態して近づいてきたマリオに襲いかかる種族もある。全身にトゲが生えているため、基本的に踏んで倒すことはできない。ただし、作品によっては頭の上に乗る事が可能で、倒し方も作品によって異なる事がある。

ガボン

頭にモヒカン状の髪を生やしたカメの姿をした上級兵士。

口の中からシューリンガンという鉄球を吐き出し、それを投げつけて攻撃する。上から落としてくるものもいれば、横から転がしてくるものもいる。基本的に踏めば倒せる。

雪玉を投げてくるアイスガボンや、岩を投げてくるロックガボンなどの派生種もいて、大きさもシリーズによって異なる。

ポンキー

パックンフラワーと同様に花の姿をした敵キャラ。

上空に向けて複数の火の玉を放つが、パックンフラワーと異なってファイアボールによる攻撃が効かないのが最大の特徴。倒すならヨッシーに食べさせるか、マントや甲羅で倒すしかない。『スーパーマリオブラザーズ3』では、スイチューカという水中ステージ専用の派生種も登場。こちらもハンマーや地蔵で無い限り倒すのは不可能である(リメイク版である『アドバンス4』では、地蔵でも倒せなくなった)。

マリオシリーズで初登場したのは『スーパーマリオワールド』からであるが、『スーパーアリオUSA』及びその原点である『夢工場ドキドキパニック』ではデザインの大きく異なる形でポンキーが先駆けで初登場している。こちらは2連続でしか火の玉を放たないが、プレイヤーに目掛けて放ったり、移動しながら放つ等、厄介なタイプも存在している。その後、『スーパーマリオワールド』で登場したタイプが『スーパープリンセスピーチ』にて久々に登場している。

主なボスキャラ

クリボーの王様。図体はでかいが、所詮クリボーはクリボーの為かボスとしては役不足。ノコブロスカメックババからも、図体がデカいだけでザコと変わらないと酷評されている。近縁種にボスクリボーがいるが、こちらは本当にクリボーをでかくしただけの容姿となっている。

ボム兵の王様。「フォッフォッフォッ」と某宇宙人のような笑い声を発する。大きな白いヒゲを生やしている。スーパーマリオ64ではマリオに場内でのフェアプレーを謳っておきながら場外に投げ出すなど、素性がよくわからないキャラ。『マリオパーティシリーズ』でも大活躍。

バッタンの王様。こちらもクリキング同様に図体がでかいだけで普通の個体と何ら違いはなく、背中をヒップドロップするだけで撃沈する。『スーパーマリオギャラクシー2』にも登場し、地震を起こす、パタンを発生させるなど『スーパーマリオ64』との違いはあったが、やはり弱点は変わらなかった。

テレサの王様。頭はキレるが戦い方が卑怯な面がある。部下を率いての単独行動がクッパから許されており、ボスキャラの中では一番地位が高いと見られる。『ルイージマンションシリーズ』のラスボスも務めており、ルイージマンションシリーズとそれ以外で容姿が変わる。ボステレサという近縁種もいる。ルイージとは「マリオとクッパ」のような因縁の敵同士の関係。

パックンフラワーの親玉。『スーパーマリオサンシャイン』ではマリオに威嚇するのはいいがそのせいで足場が壊れて転落してしまうなどのポンコツさが垣間見える。水を飲みすぎてしまうとお腹が膨れて身動きが取れなくなり、その間に出べそを踏むと倒せる。よくキングテレサと組むことがあるが、接点は何一つない。近縁種にはビッグパックン等がいる。

アイスどんけつの王様。3回場外に突き落とすと倒せる。ちなみにどんけつの親玉はボスどんけつ

ジュゲムの王様。パイポ(トゲゾー)を落としてくるだけのただのジュゲムと違い、雷雲で雷攻撃もしてくる。図体がでかいからか踏みに行くことはできず、パイポを当てて倒すことができる。スーパーマリオギャラクシー2のみの登場だが、『Newスーパーマリオブラザーズ』にボスジュゲムという近縁種が登場する。

サンボの親玉。サンボの図体をでかくしただけの容姿。サンボの親玉かは不明だが『Newスーパーマリオブラザーズ』にサンボワームというキャラクターがボスとして登場する。

その他軍団員一覧

や行

ヤプー

ら行

ライタ

関連イラスト

編集者:十津川烏
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