「世界は可能性に満ちている!そう、真珠のような私みたいに!」
プロフィール
キャッチコピー | 挑めよ世界!不可能をパールにするお姉さん |
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誕生日 | 4月16日 |
身長 | 168cm |
体重 | 世界的に完璧 |
スリーサイズ | B91・W57・H87 |
靴のサイズ | 左右ともに24.5cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | パントマイム、プレゼン |
苦手なこと | うがい |
耳のこと | 様々な言語の意味を感覚で理解できる |
尻尾のこと | 海外で披露できるよう尻尾習字を習得済み |
家族のこと | 家族でお揃いのサングラスを持っている |
マイルール | お喋りは、視線を交わすところから |
スマホ壁紙 | ドーヴィルビーチに書いた『可能性』の文字 |
出走前は… | なぜかちょっとお腹がすく |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①天気が悪いとちょっとだけ声が小さくなる / ②駅弁の中身を見ただけでどこのものか当てられる |
自己紹介 | ほーっほっほっほ!シーキングザパールよ!知ってる?世界は可能性に満ちているの。私がそれを証明してみせるわ! |
CV | 福原綾香 |
小さくまとまることを嫌い、世界ではどんなことも起きうると体当たりで示す、アクティブお姉さん。
海外を転々としながら育ったゆえ、自信と表現力の塊。笑いを振りまきながらも結果を出す才女である。
英語は話せないが、ボディランゲージで悠々カバーする。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
自分の美貌とナイスバディ、そしてウマ娘としての実力に、絶大な自信を持っている。
目標は海外進出。
「私は国内に留まる器じゃないの!」と意識の高い言動をしており、日々、自分磨きに余念がない。
概要
シーキングザパールは、メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在の競走馬・繁殖牝馬「シーキングザパール」号をモチーフとする。
アプリゲーム版がリリースされた2021年2月時点では「うまよん」のみの登場でアニメやCDには一切登場しておらず、ゲーム内でも育成ウマ娘だけでなくサポートカードにも実装されず、エルコンドルパサーの育成やサポートカードのイベントが数少ない登場シーンだった。
当初はアメリカからの帰国子女でバイリンガルという設定で、「うまよん」ではビコーペガサスの英語の勉強を見てあげたりしていた。が、しかし…。(後述)
エルコンドルパサーの育成ストーリーのイベントでエアグルーヴが先輩と呼んでいることから、サイレンススズカやタイキシャトル等同年代の競走馬がモチーフのウマ娘達と違い、年長であることが示唆されている。
GⅠイラストでは、2019年と2020年のNHKマイルカップに登場(2020年はエルコンドルパサーと共演)。
なお彼女の名前の綴りは「Seeking The Pearl」で「真珠を探している」という意味となる。「Sea King The Pearl(海の王の真珠)」ではないので注意。
容姿・デザイン
鹿毛のロングヘアを腰まで垂らし、左耳に赤いシュシュ、両耳に名前の由来となった真珠の耳飾りをつけている。
厚い唇にタレ目、右目に泣きぼくろといった大人びた派手な顔立ちをしており、春になると新入生から教師と間違えられるらしい。
額にひっかけたサングラスはただの飾りなのか、ゲーム版で他のウマ娘が眼鏡やサングラスをかけるイベントがあると、サングラスを額につけたまま眼鏡やサングラスをかけてくる。
アプリゲーム版での名称は[Rocket☆Star]。
史実の馬主の勝負服(赤、白星散、赤袖)を反映した、胸元や両袖などに白い星をちりばめたレースクイーンのような赤く派手な勝負服。両耳以外にも胸元や手首足首腰など随所に真珠を身につけている。
2024年のゲーム版ストーリーイベント『スラップスティック・クラッシュ!』開催と共に実装された2着目の勝負服。
トレセン学園の秋の文化祭「聖蹄祭」参加の3ピースバンド「魔女娘」のボーカル&ギターで、魔女という設定で2匹の使い魔の猫(ドラムのマチカネフクキタル、ボーカル&ベースのマヤノトップガン)を従えている。ギターはギブソン社製レスポールカスタム。ギターケースは巨大なマグロで、これだけのために新規の3Dモデルが用意された。
- 私服
ストライプのシャツ、腰に青のカーディガンを巻き付け、下はタイトスカートといったオフィスカジュアルな格好。
アニメ版
RTTTシリーズ
新時代の扉
台詞は一切ないが、冒頭に歴代ウマ娘の1人として一瞬だけ登場する。
ゲーム版
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
前述した通り、エルコンドルパサーの育成ストーリーて初登場。2021年5月17日更新分にてサポートカードが初実装、2022年9月20日には育成ウマ娘として実装がされた。
設定のリニューアルでアメリカ出身ではあるものの、宝石商の父親の仕事の関係で世界中を転々としていたことにより母国語であるはずの英語は話せないが力技で乗り切るという真逆の設定になった。ゲーム版のホーム画面でのタイキシャトルとの掛け合いでは、タイキの英語を出川イングリッシュレベルの適当な英語でやり過ごしている様子を見ることが出来る。
世界各国を回りながら育ってきたという特異な生い立ちから、その国々に根付いた食事に強い興味を示しており、日本においては特に駅弁に関心を持っている。
イベントでいきなり登場しては短い出番ながらプレイヤーの記憶に残るインパクトのある言動を残していったりしている。
他にもあるイベントでは「ディス地球」と言いながら、地球の模型らしきものを取り出すなど更にインパクトのある行動に出ている。
一見すると色物枠に見えがちだが、同室のカワカミプリンセスが誹謗中傷に晒されて落ち込んでいた時などには気に掛けてフォローしたり、関係者にもフォローを促すなど優しい性格が見て取れる。
イベントストーリー第39弾『スラップスティック・クラッシュ!』でもメインキャラクターとして参戦。本作ではマチカネフクキタルやマヤノトップガンと共に聖蹄祭の出し物としてハッピーバンドチーム「魔女娘」を結成しており、マグロのギターケースを用意したり「トレセン音頭」を踊ってマヤノにドン引きされる場面もあった(なお、一応本人達はお笑い番組や漫画を研究してクオリティを上げようと至って真面目である)。
本作では独自にバンドシーンも製作されており、3人同時の演奏する場面も。3人の歌唱も相まってかなり気合の入った演出となっており、ファンには必見の電波ソングとなっている。
育成ウマ娘
- ☆3[Rocket☆Star]シーキングザパール
シーキングザパールの育成実装に伴う初回実装版。
詳細は当該項目を参照。
- 『I'm possible』
残り200m地点で先頭ではないとき、先頭から4バ身以内だと速度を上げる。2バ身以内にいる場合はすごく上げる
- ☆3[Be♪Witched]シーキングザパール
2024年9月30日、ストーリーイベント『スラップスティック・クラッシュ!』開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。
詳細は当該項目を参照。
サポートカード
- SR[世界の真珠、その名は]シーキングザパール
2021年5月17日、サクラチヨノオー(SSRサポート)、ナリタブライアン(☆3育成ウマ娘)と共に実装されたSRサポート。タイプは根性。
イベント「言葉はノンノン♪ボディで語るの!」は体力回復、やる気アップ、ステータス上昇が選択肢で選べるため腐ることが全くない。これ故野良のサポカイベントで出てきてほしいサポカとして真っ先に挙げられることが多い。
- SSR[そのエールは世界を変えた]シーキングザパール
2022年4月28日、ストーリーイベント「轟け、エール!トレセン学園応援団」の開催とともに実装されたSSRサポート。タイプはスピード。
競走馬『シーキングザパール』
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真珠のきらめき
誰も見たことない
輝きを探し出して
胸に飾ろう
たとえば海の底に眠る
人魚の涙
あるいは潮に流された
月のしずく
その光のかけらは
私の胸でこそ
明るくきらめくはずだ
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1994年にアメリカで生まれた鹿毛の牝馬、外国産馬(マル外)。
名前は「真珠を探している」という意味の「Seeking The Pearl」。父シーキングザゴールドからの連想とされている。
1996年にデビュー。デイリー杯3歳ステークス(当時GⅢ、現・デイリー杯2歳ステークス(GⅡ))を勝利するが、阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイルフィリーズ)はメジロドーベルの4着に敗れた。
1997年当時外国産馬は桜花賞と優駿牝馬(オークス)には出られなかったため、当時「マル外ダービー」と言われた第2回NHKマイルカップに出走し、武豊騎手を背に見事1着。
秋華賞のトライアルであるローズステークスでは桜花賞馬キョウエイマーチの3着に敗れた後は秋華賞に向けて調整されていたが、コンディション検査の際に気管の入口が皺によって塞がれる喉頭蓋エントラップメントの症状が発見されたため、秋華賞出走を断念。喉の手術が行われたのち休養に入った。
翌1998年の夏はフランスへ遠征し、武豊を背にフランスのGⅠモーリス・ド・ギース賞を優勝した。この勝利は日本調教馬による初の海外GⅠ制覇という偉業でもあった。
欧州の競馬メディアではこの大快挙が大きく取り上げられ、地元紙である「パリチュルフ」誌ではその走りを「ロケットランチャー」と例えられ、イギリスの「レーシング・ポスト」誌でも「日本の牝馬、歴史を作る」と称賛された。
ちなみに翌週行われたフランスGⅠジャック・ル・マロワ賞ではタイキシャトルが優勝。日本調教馬が揃って、しかも2週連続でのGⅠ勝利はフランス中に衝撃を与え、「日本馬がノルマンディーに歴史的な上陸を果たした」と大々的に報じられたという。
1999年に引退し、アメリカ・ケンタッキー州で繁殖入り。繁殖牝馬としては、日本のGⅠで9回の2着を記録し、引退後は南米チリで種牡馬として活躍しているシーキングザダイヤを産んでいる。
その後2頭の仔を産んだが、2005年6月10日、放牧中に倒れている所が見つかり、死亡が確認された。 体に外傷や暴れた痕跡はなかったため死因は不明で、落雷による感電死ではないかと推測されている。 11歳という若さだった。
史実で対戦経験のあるウマ娘
※強調はシーキングサパールが先着したレース。◎は勝ち鞍、☆はそのレースでの勝ち馬。※はアニメオリジナルウマ娘。
- シンコウウインディ…99年安田記念
97世代(同期)
- メジロドーベル…96年新潟2歳ステークス、96年阪神3歳牝馬ステークス☆
- メジロブライト…96年デイリー杯2歳ステークス◎
- タイキシャトル…98年安田記念(☆)、98年マイルチャンピオンシップ(☆)、98年スプリンターズステークス
※同期の内、サイレンススズカとマチカネフクキタルとは対戦経験無し。
余談
シーキングザパールと駅弁
ウマ娘のシーキングザパールは駅弁好きだが、これは史実の1996年の新潟3歳ステークス(現・新潟2歳ステークス)において、スタート直後に大きく外側に逸走したことが影響して3着に敗れた際、後日雑誌のインタビューで鞍上の武豊騎手がその敗因を「弁当を買いに行きよったんです」と答えたのが元ネタ。
キャラストーリーの横っ飛び3着、プロフィールの「出走前はなぜかちょっとお腹がすく」もこのレースが元ネタ。
シーキングザパールと牡蠣
(※5枚目のイラスト参照)
史実においてシーキングザパールがモーリス・ド・ギース賞を優勝したその夜に祝勝会が行われ、生牡蠣が振る舞われていた。しかし、当時のヨーロッパは熱波に見舞われ、牡蠣は相当に傷んでいた。結果、それを食べた武豊騎手、森秀行調教師など陣営の大半が強烈な腹痛に見舞われたらしい…(担当の富菜勇二厩務員だけは無事だったとのこと)。
なお、このエピソードは佐岳メイのイベントで再現されている。
関連イラスト
関連項目
勝鞍NHKマイルカップ繋がり
- エルコンドルパサー(ウマ娘):シーキングザパールの翌年に優勝している。
- ラインクラフト(ウマ娘)
血統繋がり
- マルゼンスキー(ウマ娘):同じ祖先(バックパサー(マルゼンスキーの場合は母父、シーキングザパールの場合は父母父))を持つ競走馬がモデルのウマ娘。「うまよん」やアプリゲーム版でも絡みがある。ちなみにスリーサイズもそれぞれ1cm違いである。
別ジャンル
- ヘレン:同じcygames社から出ているゲームとしては先輩格である「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するアイドル。「年齢不詳の不思議なハイテンションお姉さんという風情」「いつも根拠不明の自信に満ち溢れ、何かにつけて『世界』を口にする」「ストレートな黒髪ロングヘアのタレ目美女」「何事も否定から入らず肯定的に接し、昇華していく」「言動をよくみるとけっこう大雑把、細かいことは気にしない気質」、そして「頻出する大言壮語に恥じないだけの実力は備えている」など、パールとの共通点は非常に多い。ウマ娘のパールが「ウマ娘版ヘレン」「世界レベル」とよく呼ばれる一因。ちなみにシーキングザパールの中の人は渋谷凛を演じている。
- ゴー☆ジャス:サンミュージックに所属しているお笑い芸人。接点が無いように見えるがサポートカードにて持ちネタの「レボリューション!」などから元ネタではないかと噂されていたが実装当時のキャラストーリーにてもう一つの持ちネタ「地球(こっちは地球儀)を持ち出す」行動と一致したことでほぼ確定的となった。当人もTwitterで反応しており、Youtubeチャンネルではキャラストーリーを視聴した時は既視感あり気な表情をしており、当時出演していたサイレンススズカ役の高野麻里佳は「ダメでしょ持っちゃ」と反応している。