基礎データ
全国図鑑 | No.0031 |
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ジョウト図鑑 | No.097 |
コーストカロス図鑑 | No.106 |
カンムリ雪原図鑑 | No.067 |
英語名 | Nidoqueen |
ぶんるい | ドリルポケモン |
タイプ | どく/じめん |
たかさ | 1.3m |
おもさ | 60.0kg |
とくせい | どくのトゲ/とうそうしん(第4世代から)/ちからずく(隠れ特性) |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
進化
ニドラン♀→ニドリーナ(Lv.16)→ニドクイン(つきのいし)
概要
名前の由来は「Needle(針)+Queen(女王)」と思われる。
怪獣型のポケモンの中では旦那ポジションのニドキング共々結構な人気。
数あるポケモンの中でもけしからん体を持つポケモンのうちの一匹とされる。
色違いは緑色。だがしかしニドリーナまでは紫だったりする。どうして?
メスの個体だという事がわかるように胸には乳房のような部分が確認できる。また、背中のトゲの隙間に子供をオンブする事であやすという母親らしい生態が確認されており、その時だけ毒は出ない仕組みになっている。
ゲームの中では卵を産めない(正確にはニドリーナの頃から卵を産めない体になっている)。
図鑑には「子供を守る」と記載されているが、アニメ版のように野生で存在する個体はニドラン♀の時に子供を産み、ニドリーナからさらに進化したと個体と考えるほかない。これなら、ニドクイン進化後に産めないとしても矛盾はしない。
▲お母さんは右のほう。娘をダッコしているのは色違いのお父さん。
ちなみに、アニポケに登場したニドクインには子供がいたりする。(子供と言ったが、ニドランではない。文字通りニドクインの子供。)といってもコイツはミュウツーの逆襲でミュウツーに作られたコピーなのでまあ、仕方ないね。そんなこと言ったら同じタマゴ未発見グループでアニポケで子供が登場したルギアに怒られます。
分類は「ドリルポケモン」となっているが、旦那と異なりドリルのようなツノを活かした技は覚えられない時期があった。(初代限定でつのドリル、6世代からドリルライナーを習得したのでその間の期間)
ちなみに初代のポケモンずかんでは体重が6.0㎏と誤植されていた。
外見に反したあまりの軽量級だったが、その後はキチンと「60.0㎏」に修正されている。
重くなることで「けたぐり」「くさむすび」のダメージは増えるが、「ヘビーボンバー」「ヒートスタンプ」のダメージが減るので一長一短といったところ。
ゲーム中での性能
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
90 | 92 | 87 | 75 | 85 | 76 | 505 |
ミスター技のデパートと言われるニドキング程ではないが使用できる技は多い。
種族値はニドキングよりも耐久型寄りになっており、ニドキングよりもサイクル戦に向いている。第6世代でこうげきが強化されたとはいえ単純なフルアタだと劣化になりかねない。
ただしニドキングが覚えない技がいくつかあり、例えば「かみくだく」「どくどくのキバ」「あまえる」等がある。逆にニドキングのみが「メガホーン」や「もろはのずつき」等を覚える。
素早さはニドキングより遅いが耐久が高いので努力値を耐久に割きやすく、型が読みにくいのが利点。
「どくのトゲ」は受動的な特性であり、非接触技で攻撃されやすいニドクインには使いやすいとは言い難い。サポート型では自ずとこれになるだろうか。
「とうそうしん」は、相手パーティに左右されてしまうが、努力値全振り・いのちのたま持ち個体の「ばかぢから」で、不一致だがメガガルーラとハピナスを確1にできる。
隠れ特性は同じ「ちからずく」だが、PDWから連れてきた個体は今まで覚える事が出来なかった「ふいうち」を覚えていることがあった。
だが自力習得はおろか遺伝技にも存在せず(♂の方にならある)、過去作の教え技でも習得しない。
従って「ふいうち」を覚えたニドクインは第7世代現在PDWから連れてきた個体のみという大変に貴重な存在となっている。もし持っていたら大事にしてあげよう。
余談だが、ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018マスターカテゴリー決勝でニドクインが活躍した、カイリキー、パチリスといい、公式大会ダブルバトルでは意外なポケモンが活躍し、結果をだしている。
使用トレーナー
ゲーム版
- サカキ:ジムリーダー(カントー)/ロケット団ボス
- アンズ:ジムリーダー(カントー)
- カスミ:ジムリーダー(カントー)※1
- ベル:ポケモントレーナー
- ツネカズ:ニドクインマスター
- シエラ:GOロケット団リーダー
※1 ポケモンスタジアム金銀
アニメ版
- オーキド・シゲル
- ダン(無印93話)
- アンドリュー(AG72話)
- ウミオ(ミュウツーの逆襲)
漫画版
番外作品
ポケモンGO
- ニドラン♀の出現率はそこそこなので、比較的簡単に手に入れることができる。
- 本編同様のステータスを持ち、攻撃力は旦那と比べると幾分低いが耐久面がやや高いといったところ。技は本編ほど器用ではなく、タイプ一致の2つのうちどちらかを覚えさせるのが基本となる。何気にじめんタイプにしては入手難易度が低めなので、じめんタイプ枠が足りない時の助っ人にもなる。そのため、旦那ほどではないが、サンダースやライコウのレイドで目にする機会も比較的多かった。
- なお、ニドキングとは習得できるわざがやや異なり、どく・じめん技の他にあく技やいわ技が紛れ込むことがある。
- ゲージ技に「ストーンエッジ」がありでんきを半減できることから、サンダーのレイドでピンチヒッターとして使われることもあった。
- また、トレーナーバトルの実装後は、元々高かった耐久性の高さに加え、ゲージ回収に優れた「どくづき」と、発動コストが少なく相手に確定で防御デパフを掛けられる「どくどくのキバ」を与えられたことで一気に覚醒。主にスーパーリーグやハイパーリーグにおいて強ポケの一角に数えられるほどの大躍進を見せている。もちろん、GOロケット団とのバトルでも活躍できるので、攻略用に1体育成しておくのも悪くはない。
- レイドボス
- 2017年11月5日から何とニドキング共々レイドボスに抜擢された。難易度は一般最高の★★★★。……なのだが、(ニドクイン自身はともかく)進化元のニドラン♀がそこまで珍しくないポケモンであり、わざわざレイドバトルを利用する必要性が薄いため、何とも微妙な選定ではある。そうした稀少性の低さに反して無駄に攻略難易度が高いことなどもあって、残念ながらレイドでの人気は旦那共々ぶっちぎりで低い。
- 旦那の方は攻撃力の高さでまだ活路が見いだせるのだが、コイツの場合は耐久寄りの性能になっているため、火力が重視される本作においてはさらに需要が狭まってしまっているのも難点である。
アニメ版
『アニポケ』
- ダンのニドクイン
- 無印93話でネーブルジムリーダー・ダンの手持ちとして登場。1回戦の「間欠泉のお湯をどちらが先に凍らせられるかの勝負」ではサトシのラプラス相手にお互い間欠泉にれいとうビームを撃ち、パワーの差で勝利している。
- シゲルのニドクイン
- 無印117話から登場したシゲルのカメックスに次ぐ戦力。圧倒的なパワーで研究所を襲ってきたロケット団を「かいりき」で撃退した。シロガネ大会では突進してきたサトシのケンタロスを受け止め難なく「はかいこうせん」で倒すが、カビゴンの「れいとうパンチ」に敗れる。
- アンドリューのニドクイン
- AG72話で異様な格好とテンションのカップルトレーナーの女性アンドリューの手持ちとして登場。相方の男性オスカーのニドキングと息の合った攻撃でサトシ達とロケット団に勝利する。
- ウミオのニドクイン
- 劇場版『ミュウツーの逆襲』のゲストキャラ・ウミオの手持ちで唯一みずタイプではないポケモン。ミュウツーにすぐ捕まるが、サトシのおかげでミュウツーボールから脱出。その後はコピーを相手に戦うが…?
その他
『ユメノツボミ』
恐らくツボミと一緒に来たニドラン♂の母親と思われ…
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
ブルーのニドちゃん
第1章ではニドラン♀️で、イエローの叔父のヒデノリが持つニドラン♂と仲良くなり、バタフリーとビードルの交換を持ちかける口実に利用されたが、レッドにより未遂に終わる。第2章では既にニドリーナに進化して登場。スオウ島での四天王カンナ戦ではナツメのモルフォンと共に攻撃を仕掛けるが、カンナのパルシェンのふぶきによってモルフォンのねむりごながかかってしまいねむり状態になってしまった。第5章のトレーナータワーでの激戦でカメちゃん(カメックス)が水の究極技「ハイドロカノン」を発射したものの反動が凄まじくカメちゃん自身の体を支えきれずにいた為、状況打破の為にブルーがつきのいしを使って最終進化し他のブルーの手持ちと共にカメちゃんの背中を支える。
- 第1章からサカキの手持ちがレッド戦で切り札として登場。ピカ(ピカチュウ)相手にどくばりで攻めるが、コンマ1秒の差で10まんボルトを決められて敗れる。第2章のワタル戦ではギャラドスのバブルこうせんを破壊し、本体を覆うバブルも割ろうとしたが失敗、はかいこうせんで反撃を受けてしまう。
関連イラスト
関連タグ
0030.ニドリーナ→0031.ニドクイン→0032.ニドラン♂