ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ダイケンキの編集履歴

2023-08-26 11:17:48 バージョン

ダイケンキ

だいけんき

ダイケンキは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.0503
イッシュ図鑑No.009
ヒスイ図鑑No.009
英語名Samurott
ぶんるいかんろくポケモン
タイプみず
たかさ1.5m
おもさ94.6kg
とくせいげきりゅう / シェルアーマー(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう

他言語版の名称

英語Samurott
イタリア語Samurott
スペイン語Samurott
フランス語Clamiral
ドイツ語Admurai
韓国語대검귀
中国語大劍鬼

進化

■水武者

ミジュマル(Lv.17) → フタチマル(Lv.36) → ダイケンキ


リージョンフォーム

【0503】ダイケンキの日【2022】

タイプみず / あく
たかさ1.5m
おもさ58.2kg

ポケモンLEGENDS』に登場する、ヒスイ地方と呼ばれしかつてのシンオウ地方に影響されたダイケンキのヒスイのすがた

ヒスイダイケンキ


概要

ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)から登場した、ミジュマルの最終進化系。


進化した事でそれまでのモデルだったラッコの面影は見事に無くなり、アシカまたはオットセイはたまたオオカワウソに近い色々な海獣(鰭脚類)の意匠を組み合わせた姿となった。

2足歩行から4足歩行になっているのも特徴的で、これは進化という観点的にはやや特異である。


立派な白ひげを蓄えた頭部には法螺貝のようなを被っており、そこからイッカクを思わせる鋭い一本角が伸びている他、のような装甲()が脚部に付いた。


ミジュマルからの変わり様に初見の中には「誰だお前」と思ったプレイヤーもいるかもしれない。

ただし、デザイン担当のインタビューによると、元々ダイケンキのイメージの方が先に出来上がり、そこからミジュマルに繋がっていったという。

実際、ダイケンキのデザイン自体は非常に評判が良いのだが、ミジュマルの進化系として見るとあまりにもぶっ飛んだ変化をしている為、割とネタにされやすい。特に二足歩行化が進む炎御三家に対してダイケンキ(四足歩行化)が槍玉に挙げられたりしている。

また、イメージは「和風」とのこと。


ダイケンキダイケンキのシェルブレード!

ミジュマル・フタチマル時の武器「ホタチ」は無くなったが、前足の鎧の一部が大きなアシガタナ」となっており、突起を手に持って抜刀し一振りで相手を倒す。その斬撃速度は、斬りつけて納刀するまでを、敵が瞬きする間に済ませてしまう程。

短時間なら後ろ足での直立歩行や、ジャンプで飛びかかる事も出来るため、両手にアシガタナを構えた二刀流をとったりもする。


また「貫禄ポケモン」と云うだけに、一睨みで敵を黙らせたり、吠えるだけで相手を威圧する。

一応ポケモン図鑑では、「ほえる」を使えるようになっているが、実際はわざマシンで覚えることは出来ない。


名前の由来はおそらく「大剣剣鬼 or 軒騎」と推測される。

英語名はSamurottで、前半がサムライ由来なのは分かりやすいが、後半のottはおそらくotter(カワウソ)だと思われる。…カワウソ?(オタリアから来ている可能性もある)


ゲーム上の特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
95100851087070528

御三家らしくそこそこの耐久とそこそこの火力とそこそこの速さを併せ持つ。

物理・特殊どちらにも適性がありどちらの技もそれなりに覚えるため対応範囲も広い。

基本的にストーリー進行する際は大いに役立ってくれる。

みずタイプ御三家の伝統であるほとんどのひでんマシンを覚えてくれる上、みねうちまで覚えられる点も嬉しい所である。


ただしBW2はみずタイプが増えた上にジム戦がハードモードになってしまうため、違うポケモンも使っておくように。特にドラゴンタイプに有効なれいとうビームが使えるのはシャガと戦った後になり、くさむすびに至っては殿堂入りした後になるのでシズイのポケモンとは有利に戦えない事には注意。


見た目的にははがねタイプが入っていても不思議ではないが、タイプはみず単タイプ。

全体的にステータスは高く、その上でバランスも良い。

具体的にいえば、「とくこう」が"108"で、「こうげき」が"100"という種族値で、次いで高い「HP」が"95"である。やや鈍足かつそれ程硬いとは言えないが、流し性能も優れているので起点にされにくい。


鈍足とはいえ一応「すばやさ」は"70"あるので、最速スカーフで使うのも一つの手かもしれない。

上記のステータスの為、物理型も特殊型も可能で、二刀流も可能である。

その上覚えるタイプ攻撃技は豊富で、みずタイプでもトップレベルの範囲をカバーできる。かなりの広範囲をカバー出来てしまう器用さを兼ね備えている。


物理技の候補としては、タイプ一致であり、げきりゅうと相性の良い先制技アクアジェットや水物理最高威力のアクアテールを自力で習得可能。

また、見た目通り(?)むしタイプの最高物理威力技メガホーンを進化後に思い出させることができる。これはストーリー攻略時にも有効で、エスパー、ひいてはラスボスのサザンドラにも対抗できる結構重要な差別化要素である。


その他、「つばめがえし」、「シザークロス」、「つじぎり」、「ドラゴンテール」、「せいなるつるぎ」なども覚えることができる。

特殊技の候補としては、タイプ一致の「なみのり」・「ハイドロポンプ」を筆頭に、「れいとうビーム」、「ふぶき」、「くさむすび」、「エアスラッシュ」などが挙げられる。


ここまで多いと、組み合わせ次第で大半の相手の弱点を突けるため以上の技を自分のパーティの編成に合わせて組み合わせるのが最適。

補助技も「アンコール」、「ちょうはつ」で相手の動きを封じ込める他、「つるぎのまい」で上記の技を高火力で打ち出すことも出来る。


ただ、冒険用としてはこの上なく便利なポケモンなのだが対人戦となると話は別である。

まず器用すぎる故に何をやらせても中途半端になりがち、言ってみれば器用貧乏になりやすい。

他のみずタイプ御三家と比較しても、物理特化した場合はオーダイルに劣り、特殊特化した場合はアシレーヌに劣ってしまう。

かといってトリパ要員にしようとすれば、ラグラージエンペルトより素早さが高くやや不適。また肝心の器用さも、カメックスゲッコウガには遠く及ばないので優位点になっていない。


実際のところ言うほど珍しい技を覚えるわけでもなければ補助技も特別器用という程でもない。悲しいが単に貧乏というのが現状。

メガホーンエアスラッシュせいなるつるぎ等、単みずとしては珍しい技を覚えるが、珍しいだけで特に優れた範囲というわけでもなく元の凡庸なスペックとタイプ不一致が祟り、結局他の水複合タイプに劣る威力しか出せないのが現状。

更にリージョンフォームのヒスイダイケンキがタイプ面でも特性面でも圧倒的に優秀になってしまったので原種のダイケンキの立場は更に苦しくなってしまった。あっちはあらゆる主力技を強化してくれるきれあじ、こっちは特に用途が見つからないシェルアーマー。リージョンは片方が優秀である場合もう片方がパーティに入り難くなってしまう問題も同時にのしかかってしまう事になる。唯一のメリットだったタイプ的弱点が少ない点もテラスタルによって追いつかれてしまう。タダでさえ御三家内ですら器用貧乏状態だったのに同名の上位互換の存在はつらいの一言。

一応、「ダイケンキ」という種族としては他の水ポケモンと比べると桁違いに強化されてはいるのだが、結局原種のダイケンキ自体は据え置きなのは歯痒い点であろう。尤もダイケンキに限らずリージョンフォーム全般に言える問題ではあるのだが。


ただ、逆転の発想としてその特化させづらさから相手にとってはどの型が来るか看破することは非常に困難である上、攻撃範囲の広さから読み違えれば即座に弱点を突けるため、そこを生かしたい。イメージ上も「たつじんのおび」がよく似合うポケモンである。最も型が豊富で何してくるかわからないみずタイプのポケモンとしてはカメックスの方が圧倒的に選択肢や爆発力が高く、ダイケンキならではの戦術には繋がりにくいのだが…なんとか上手く技を組み合わせて活路を見出したいところだ。


隠れ特性は相手の攻撃が急所に当たらない「シェルアーマー」。

正直な話でいうと、ダイケンキとの相性は非常に悪い

本来シェルアーマーは相手の攻撃または特攻を下げる自身の防御または特防を上げる事で初めて有効に活用できる特性である。一応、急所事故を防げるという利点こそあるが、ダイケンキ自体は急所込みでも耐えてしまうこともあるため、正直げきりゅうの方が使い勝手が良い。

しかしダイケンキが使える上記の効果を持つ技は何とないしょばなし」のみ。(しかもこの技は第6世代から)

他のポケモンからバトンタッチでもすれば活きるかもしれないが、そもそもがアタッカー気質のダイケンキでそこまでする理由は……

将来、ダイマックスが可能になれば覚える技にじめんタイプはがねタイプがあるおかげでダイマックスわざで耐久面を上げることが出来るので、単体でも活かせる…が結局のところガラルへは入国できなかったので、将来的にダイマックスが復活でもしない限り活かすことはできないだろう。

ただし、後述するヒスイダイケンキ(リージョンフォルム)の隠れ特性は一転して非常に優秀なものになるため、それを踏まえればこの隠れ特性持ちの個体も厳選の元手として入手しておいて損はないと言える。もっとも、現状では第9世代の作品内でどのようにしてヒスイのすがたへと進化させることができるかまだはっきりしていないのだが…。


第6世代

第6世代では、急所の仕様が変更になり、「きあいだめ」からの確定急所(無論ピントレンズ所持)を狙うという、他の水御三家に出来ない戦法が出来るようになった。

御三家全体ならバシャーモも出来る芸当ではあるが、あちらと違い弱点も少なく耐久もあるので幾分か狙いやすいのが利点。

ただ足が中途半端な上にすばやさを上げる手段がなく、しかも同タイプのライバルまでいる。火力も特性の関係であちらの方が上という。耐性と先制技が使えるところが差別化点か。


第7世代

第7世代『USUM』では「せいなるつるぎ」と「アクアブレイク」という有用な二つの技を習得。とくに前者は貴重な個性だが、両者を同時に使うとなるとやや噛み合わせが悪いのが難点。

特にアクアブレイクはオーダイルも取得する為、りゅうのまいと併せて使えるオーダイルと比べると見劣りしてしまう。

差別化点は十分あるため、独自の戦い方を模索していく事が必要である。


第9世代

内部データは存在していた為、当初はHOMEの解禁待ちかと思われたが、

2023年3月下旬~4月上旬にかけて開催の最強テラレイドバトルにおいて『ポケモンSV』での入手が解禁された。

レイドの詳細や攻略法については『最強のダイケンキ』の記事を参照のこと。


一世代まるごとお休みをもらったと言う事もあり、多数の新技に恵まれた。

特に嬉しいのは、安定じめん技となるドリルライナー

今までじめん技は「あなをほる」程度しかなく、第7世代ではそれすら奪われていた事もありこの習得は非常に大きいと言える。「じしん」は相変わらず習得不可だが贅沢も言えないだろう。

しかし、新規習得技のほとんどが物理技とダイケンキとの相性は悪くはないのだが恐らく後から解禁されるであろう過去の姿の影がちらつくのは気のせいだろうか?


ちなみにマスカーニャの登場によってむしテラスタル+シェルアーマーでトリックフラワーを受けきり、メガホーンで対処するという使い方が考察されている。実用性があるかどうかは別として、使い道0だったシェルアーマーにも漸く光が見えてきた。一応、HPに努力値を204振っていればテラスタル無しでも確定で耐えられる。

また、テラレイドバトルでもこの急所無効という効果により活躍できる機会があり、なんならとある最強レイドでは最強テラレイドバトルに登場したポケモンの中で唯一活躍できるポケモンとして扱われると、今までと比べると恵まれていると言えるだろう。


対戦においては、ヒスイの姿専用技で活躍し使用率で押されている一方、現状トップメタに君臨する連撃ウーラオスに対しすいりゅうれんだを半減かつシェルアーマーで急所無効にすることで受けるという活躍の道が見出され、自身も躍進を遂げている


一方で、シェルアーマーが生かせる技だったないしょばなしは第8世代からわざマシンから外されてベロバー系統の専用技のままが継続した代わりに、この世代では攻撃力を下げる特殊技のひやみずを習得した。



使用トレーナー

ゲーム版

※1 最初に選んだミジュマルを進化させた場合

※2 ポケモンマスターズのバディー

※3 主人公がツタージャを選んだ場合

※4 主人公がミジュマルを選んだ場合


アニメ版


漫画版


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • コテツのダイケンキ
    • BW94話でコテツのポケモンとして初登場。コテツのエース的存在、ベルのエンブオーのメロメロの餌食にされてしまったことから恐らく♀だと思われる。
    • シズイとのジム戦で2匹目として登場しマンタインと戦って勝利。イッシュリーグの1回戦ではベルのシュバルゴを倒したが、エンブオーに敗れた。4回戦ではサトシのチャオブーを倒したが、ピカチュウに倒された。

その他

めざポケ3話(幻覚)
劇場版ビクティニと黒き英雄ゼクロム・白き英雄レシラム

『BW2紹介スペシャルムービー』

  • ヒュウの手持ちとして登場する。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • アララギパパのダイケンキ
    • 10章から1年前、ブラック達に渡したのとは別のイッシュ御三家をアララギパパが研究していたが、研究所に侵入したNの手に逃がされてしまう。ツタージャはNに着いていき、ポカブはホワイトに保護されBWエージェンシーの女優・ぶぶちゃんに。そしてミジュマルはアララギパパに保護され育てられた。
    • 10章本編でNがアデクに勝利した現場にダイケンキに進化した姿で現れ、ブラックのブオウ、ホワイトのあまんだ(Nに着いていった後ホワイトの手持ちとなった)と共に攻撃を仕掛け、Nを捕らえようとするが逃してしまい、アララギパパが持っていた図鑑を破壊される。
    • 第11章では墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上するNの城にいるポケモン達を守るためにホワイトのあまんだ・チェレンのジャノビー・ヒュウのツタージャ・ブラックのブオウ・バンジロウのチャオブー・N(代理ファイツ)のぶぶちゃん・ラクツのフタチマル・ベルのミジュマルによる「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。

なお、図鑑所有者こと主人公でミジュマル系統を持ってるのはラクツであるが、彼のは国際警察出身の個体で始終フタチマルのままであった(更にミジュマル時代でもない為、異質な存在と言えるだろう)。


余談

緊急クエスト!「突然変異」

一部では雷狼竜に似ているとの声も。


関連イラスト

ダイケンキなんとなく描いたウチのダイケンキ

海獣武将スタイルダイケンキ


関連項目

ポケモン一覧 みずタイプ イッシュ御三家

ポケモンBW ポケモンBW2 ミジュマル フタチマル


0502.フタチマル0503.ダイケンキ/ヒスイのすがた→0504.ミネズミ


イッシュ御三家・最終形態


水御三家・最終形態


海獣系ポケモンの仲間

パウワウ ジュゴン

タマザラシ トドグラー トドゼルガ

アシマリ オシャマリ アシレーヌ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました