概要
「?」と書かれた青いパズルのピース。ステージ上の特定の地点に落ちている。集めていくと本編シリーズを題材にした「メモリアルイラスト」が完成する。イラストギャラリーで完成したイラストを見ることもでき、BGMもそのイラストに応じた曲に変化する。
また、各ステージに1つずつ虹色の「レアイラストピース」がある(全部で40個)。入手するとイラストの赤い部分が埋まる。一度獲得したレアイラストピースは白黒になり、再度獲得するとイラストピース3個分に換算される。
ピースの数は非常に多く何度も周回する必要があるが、クリア率に反映されるのはレアイラストピースのみで、全てのイラストを完成させる必要はない。
イラストギャラリーで完成したイラストを表示させることもでき、BGMもその絵に対応したものに変化する。
獲得方法
通常のピースは被ることもあるが、無料アップデート第2弾以降は一度にたくさん入手すると未入手のものが出やすくなる仕様になった。
- ステージ内で拾う(クリアするまで中身は分からない)
- 一度押した大スイッチをもう一度押す(「星の○○○○」も同様)
- ゴールゲームで1位を取ったご褒美
- カービィシリーズのキャラのamiiboを使用
- Theアルティメットチョイスの休憩所にある宝箱から入手(難易度に応じて宝箱の数が増えていく)
メモリアルイラスト一覧
初期実装
BGMは原曲を使用(特記ない場合は原作と同じ作品から出典)。全てゲストによる描きおろしとなっている。
- はじまりのライバル
作者は青木俊直、原作は『星のカービィ』。
画風は『初代』に近く、奥には同作の敵キャラ達も小さく描かれている。ただしカブーラーは『ウルトラスーパーデラックス』のデザイン。
BGMは「星のカービィ:タイトル」。
- くものうえドリーム
作者はカナヘイ、原作は『星のカービィ2』と『星のカービィ3』。
クラウディパークで昼寝するカービィと仲間達のほのぼのとしたイラスト。ワドルディ×5(うち1人はパラソルワドルディ)・クラッコ・ウィスピーウッズ・スターロッドも描かれているが、何故かナゴのみハブられている。
BGMは「グラスランド(1)」。
- スーパーウルトラバトル!
作者はlack、原作は『スーパーデラックス』と『ウルトラスーパーデラックス』。
ファイターカービィ・デデデ・メタナイト・ギャラクティックナイトが戦っている。このうちギャラクティックナイトは『ウルトラスーパーデラックス』の公式立ち絵同様青色で描かれている。
なお、本イラストは2019年に発売された「lack画集2 RPG」にも掲載された。
- おいしいピクニック
作者は大山功一、原作は『星のカービィ64』。
原作のゴールゲーム同様、カービィ・デデデ・ワドルディ・アドレーヌ・リボンがピクニックをしている。遠景にはリップルスターの建物・ウィスピーウッズ・モブ妖精×2・ビラも映っている。
BGMは「スタッフ」。
- 御宝争奪大迷宮
作者は伊藤あしゅら紅丸、原作は『鏡の大迷宮』と『参上!ドロッチェ団』。
左半分には『参上!ドロッチェ団』の、右半分には『鏡の大迷宮』の登場コピー能力やキャラが和風に描かれている。ポーズは全員原作の公式立ち絵と同じ。
BGMは「ドロッチェ団のテーマ」。
- FIGHT FOR THE CROWN!
作者は伊藤あしゅら紅丸、原作は『星のカービィWii』。
中央にウルトラソードを持ったカービィが描かれ、周りには原作の様々なステージやカットシーンがアメコミ風に描かれている。このうち中央のカービィのポーズは海外版パッケージと同じ。
内訳は左上から時計回りに「全てキエテ 〜 それぞれの世界へ」、マホロア第二形態戦、カービィ・バンダナワドルディ・デデデ・メタナイト、異空間、「決戦!異空間ロード」、クッキーカントリー、ローア&マホロア戦、レーズンルインズ。
BGMは「支配してアゲルヨォ」。
- 空へと続くきせき
作者は青木俊直、原作は『トリプルデラックス』。
同作のプロローグ「目覚めるとフロラルド〜大王ピンチ!」がモチーフ。
デデデをさらっているタランザとワールドツリーを見て驚くカービィ。空には薄いがクィン・セクトニアも描かれている。
BGMは「きせきの1つ」。
- ロボボメモリーズ
原作終盤を彷彿とさせる、プレジデント・ハルトマンと星の夢に立ち向かうカービィとロボボアーマーのイラスト。横ではムービー「おねがい…アイツを…」を意識してか、秘書スージーが祈っている。
BGMは「VS.スタードリーム」。
アップデートで追加
初期実装されたイラストの後に並ぶ。タイトルに付いているカッコ内の数字は当該イラストが追加されたアップデートの弾数。イラストの完成にレアイラストピースは必要ない。
BGMは既存楽曲の新規アレンジが流れる(曲名は原則イラスト名と同じ)。イラストはHAL研究所のスタッフが担当しているが、イニシャルで表記されている。
アップデート第3弾で追加された6種類のイラストは、「星のカービィポータル」でサウンドトラックを購入するとラフスケッチ付きのカードが特典として貰えた。
- フレンズ ホリデイズ(2)
作者はT.K.(上武理志)、原作は『夢の泉の物語』。原作の発売順故か、ギャラリーでの並び順はこの位置となっている。
夢の泉でバカンスしているカービィ一行のイラスト。カービィはサングラスをかけてフロートを飲んでおり、バンダナワドルディはアイスクリームを食べている。デデデはメタナイトに補助されながら泳いでいるが、この元ネタは原作のプロローグにてデデデが水遊びをしていたシーン。
BGMの原曲は「夢と寒冷地の面」と「LEVEL7のレベルマップセレクト」(編曲者:小笠原雄太)。
- 星空のいたずらパニック(1)
作者はR.F.(ファーマン・力)、原作は『星のカービィ2』・『スーパーデラックス』・『星のカービィ3』。
宇宙を背景にカービィ・リック・カイン・クー・マルク・グーイが遊んでいる。
BGMの原曲は「激突!グルメレース」と『星のカービィ2』の「タイトル」(編曲者:安藤浩和)。『カービィファイターズ2』ではグルメレースステージの表曲として流用された。
- ゆめをかなえに しゅっぱつ!(2)
作者はH.M.(三浦光理)、原作は『星のカービィ64』。
ドリームロッドを構えるカービィと筆を構えるアドレーヌに、デデデ・ワドルディ・リボンがしがみ付いている。クリスタル・カード・回復アイテム・アイススパークの能力星といった原作の各種アイテム類も描かれているほか、コンセや0²もいる。
- 影なる共闘(2)
作者はS.O.(小野早央里))、原作は『鏡の大迷宮』と『参上!ドロッチェ団』。
ジャマハルダの軍勢(トゥーフェイス・ジャハルビリーバ・ジャハルビート)を迎え撃つダークメタナイトとドロッチェのイラスト。
「御宝争奪大迷宮」にも言えることだが、これら2作品はフラグシップ制作作品繋がりでもある。
BGMの原曲は「ステージ:雷雲」と「深海エリア」(編曲者:小笠原雄太)。
- ココロノスガタ(3)
作者はK.K.(北健一郎)、原作は『星のカービィWii』。
中央にマホロアとマホロア第二形態、周囲にはエナジースフィア・ローア・ランディアが壁画風に描かれている。
BGMの原曲は「彼方からの旅人マホロア」(編曲者:安藤浩和)。『Wiiデラックス』ではマホロアエピローグのリザルト画面の曲として流用された。
- 虫ケラが鳴くロカビリー(3)
作者はM.Y(吉越実)、原作は『トリプルデラックス』。
原作の終盤や裏設定をイメージしたイラスト。ディメンションミラーを見つめるタランザ、心配そうに見上げるカービィとデデデ。背景にはクィン・セクトニアとワールドツリーが描かれている。
なおディメンションミラーの中をよく見ると、とある存在の姿も見える。
BGMの原曲は「月影の帝都セクトラトア」(編曲者:石川淳)。
- ブレイクタイム・ブレイクダウン(3)
作者はS.K.(熊崎信也)、原作は『ロボボプラネット』。
リレインバーを修理中のスージー。彼女が持っているタブレット端末を見るに、どうやら脚を取り付ける改造に難儀している様子。作業台にはアイスクリームが置いてある。
BGMの原曲は「マイハッピー☆スイーツタイム♪」(編曲者:安藤浩和)。
- 「幸せ」だと伝えて(3)
作者はT.F.(藤田剛志)、原作は『スターアライズ』。これ以下の3つのイラストは全てアナザーディメンションヒーローズをグッドエンドクリアで追加される。
海にバカンスに来た三魔官シスターズ。ザン・パルルティザーヌが視線を向ける手前側にはハイネスのシルエットも見える。
設定資料集によると、「三魔官のその後」をコンセプトとしたイラストだという。熊崎氏はどこまでを描くべきかをすごく悩んだが、最終的に藤田氏の描きたいという気持ちを優先した。ちなみに奥のフラン・ルージュがコナーを指差して「ねえねえ、カニカニ!」と無邪気に話し、それに対してフラン・キッスが「カ二じゃないわよ」と言っているシチュエーションらしい。
BGMの原曲は「Prayer song to God」と「La Follia d'amore」(編曲者:小笠原雄太)。
なお、本作発売3周年となる2021年3月16日に公式Twitterで本イラストの続編が投稿された。素顔のハイネスや、フレンズスターに乗っているカービィとソウルオブニルも描かれている。
- バッドボスブラザーズ(3)
作者はA.K.(菅野晃宏)、原作は歴代作品全て。
ポップスターを取り囲む歴代ラスボス達をデデデが不服そうに見つめている。このためかデデデ関連(派生)が描かれていない。
BGMの原曲は「VS.ゼロ」(編曲者:石川淳)。
- さよならカービィ(3)
作者はS.K.(熊崎信也)、原作は『星のカービィ』。
夕日の中、涙を浮かべながら旅に出るカービィ。蝶とアレも描かれている、何とも意味深なイラストである。
これのみ曲名がイラスト名と若干異なり、曲名は「さよならカービィ:未来行く星のひと」となる。BGMの原曲は「ティンクル☆スターズ」(編曲者:小笠原雄太)。
イラストやBGMの詳細は項目参照。
BGM
正式曲名:「いきなりハッピーエンディング」
作曲者:安藤浩和
イラストギャラリーでどのイラストも選択していないとこのBGMが流れる。
「クライマックス オブ キャッスルデデデ」や「星の○○○○」の偽エンディングでも使用された曲。そちらではすぐに逆再生・早送りバージョンの「そうはとんやが…」に移行してしまうため、フルバージョンが聴けるのはここかサウンドテストのみ。
サウンドトラックによると本来はステージ曲として作られていた。開発段階中の仮称は「あかるい」。
偽エンディングに使われることが決まったことで、真のエンディング曲「ずっと、君を見ていると。」も同じフレーズで作られることになったという。さらにそこからフレンズスターの曲「ティンクル☆トラベラー」及びそのアレンジ曲へと発展していった。