剣と魔法の世界
けんとまほうのせかい
概要
英語で言うと「ソード&ソーサリー(Sword & Sorcery)」。であるが、これは特定ゲームのタイトルを指す場合もあり、pixivでもそのゲームを意味するタグとして使われている(勿論のこと、このゲームもここでいう世界観である)。
西洋風の騎士や王子様、お姫様が出る中世ヨーロッパ風の世界と、精霊や魔法使いの出るお伽話風の世界をミックスした架空世界。RPG作品でよく舞台になる。
中世ヨーロッパの世界に酷似しているが、中世ヨーロッパや歴史とは深い関わりはなく、「現実ではない世界」「本やテレビの中のような世界」の象徴で使われることが多い。
必ずしも中世ヨーロッパ風とは限らず、現代風のもの、東洋ファンタジー風のもの、中華風ファンタジー風のもの、SF(機械、未来都市、宇宙)や学園ものや日常系やホームドラマの要素をミックスしたものなど、様々である。史実は参考にしていないが、実在の人物、歴史上の人物をモデルにした人物が登場することはある。
マイナーな時代、マイナーな国の言語、文化、民族衣装を参考にしたものなどもある(モチーフにしているだけなので、アレンジが加えられている)。
さらに、高橋邦子作品のように「剣と魔法の世界」と謳いながら、魔法はともかく剣を全く使用しない作品も存在する。
ドラゴン(翼竜)、焚火、薬草、石版、世界を球体(地球)ではなく平面(地図)と捉える概念など、原始時代の影響が強く見られるのも特徴である(作品にもよるが、宇宙や科学や機械が出ると「作品世界に合っていない」と批判されることが多い)。
寓話、哲学、暗喩、社会風刺の要素を織り交ぜた作品も存在する。
作品にもよるが、自然が人間並に存在があるものとして描かれていることが多い。
「剣と魔法の世界」を舞台にした作品群を「剣と魔法のファンタジー」と呼ぶことが多い。
「剣と魔法のファンタジー」には、最初からこの世界が舞台のハイファンタジーと、現代の主人公がこの世界に飛ばされるトリップもの(VRMMORPGなど)の二種類がある。メタ発言が出ることもある。
「剣だけを扱った世界」と「魔法だけを扱った世界」もあり、前者は男性向け、後者は女性向けで多く見られる。
男性向けのマップはジオラマ風、女性向けのマップはドールハウス風に描かれる傾向があり、男女兼用になると、戦国、恋愛、脳トレなどの要素が入ってくる。
剣と魔法の世界と関連深いタグ
人物…勇者 魔王 旅人 架空の王族一覧 ファンタジー職業 エルフ 獣人 亜人 町人 村人 商人
生き物…モンスター/スライム 架空動物 幻獣/ドラゴン 妖精 精霊
武器…武器の記事参照
防具…防具の記事参照
乗り物…乗り物の記事の「架空の乗り物」参照
アイテム…古紙 金貨 紙袋 石版 薬草 ポーション 地図 宝箱 羽根ペン オーブ 魔導具
服…サークレット チュニック マント ローブ ファンタジー衣装
場所…村 町 街 城 国/王国/帝国/公国/共和国/亡国/独立国 フィールド 毒沼 ダンジョン 洞窟 祠 神殿 塔 魔界 魔法学校
概念…魔法/魔方陣/魔導書 召喚術 錬金術 呪文 属性 エーテル HP MP LP ダメージ レベル EXP / 経験値 ステータス画面 セーブポイント 攻撃力/防御力(※作品によってはパワーインフレを起こさないものもある)
別名・表記ゆれ
対義語・反語
関連タグ
上記以外の関連用語
ヒロイックファンタジー ハイファンタジー ダークファンタジー RPG TRPG ゲーム
ボードゲーム ビデオゲーム TCG ネットゲーム 漫画 アニメ 小説