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ホビアニの編集履歴

2020-12-22 19:44:00 バージョン

ホビアニ

ほびあに

ホビアニとは子供むけ玩具、ゲーム(ホビー)の販売促進向けに作成された子供向けアニメの事である。

概要

正式名称は「ホビーアニメ」

子供向け玩具ゲーム(ホビー)の販売促進の為に作成された本来は小学生~中学生向けに作られたアニメの事である。


俗にいう「ニチアサ」「ゴールデンタイムアニメ」「キッズアニメ」とほぼ同義の様に思われるが、


1女児向けは含めずに男児向けに限定して使用

2漫画のみのもの含めた子供向け作品全般


として使われる事も多く、どこまでがホビアニかと定義に差があるのが現状ではあるものの、「コロコロコミック系列や最強ジャンプ等で漫画が連載されているもの」が一応の線引きである。


具体例を挙げるとガンダムは「視聴層は大人の方が多い」という理由でホビアニではないという解釈が一般的だが、ガンダムビルドファイターズは「コロコロで連載されていた」もしくは「モビルスーツそのものではなく、ガンプラをメインに据えている」という事で一般にホビアニだという解釈となることが多い。

(掲載誌は違うが、SDガンダム三国伝ガンダムビルドダイバーズもホビアニに当てはまるだろう)


また、近年はおもちゃの数が増えてきているスーパー戦隊仮面ライダーシリーズウルトラシリーズ、女児向けのガールズ×ヒロイン!シリーズあたりもこれに分類されそうだが、こちらは特撮なので少し違う。


近年はYoutubeなどの動画配信サイトの普及に伴ってか、地上波やBSではなくインターネット上で公開されるケースも増えてきた。最初からWebアニメとして製作される作品や、シリーズの途中からWeb配信に切り替えたものでは「ベイブレードバースト ガチ」も存在する。これについては、視聴者が住んでいる地域や(公開されている間なら)時間帯を問わず見られるというメリットもある。


男児向け

原作の媒体で分類されることが多い。


「ゲーム型」

ex.ポケモン妖怪ウォッチイナズマイレブン

原作がゲームや電子ゲームであるアニメ。ゲームを原作としたテレビアニメも参照。

その他にロックマンエグゼ/流星のロックマンガイストクラッシャーヒーローバンクメダロットムシキング恐竜キングオレカバトル超速変形ジャイロゼッターダンボール戦機シリーズ、スナックワールドデジモンシリーズ/アプモン陰陽大戦記爆釣バーハンターニンジャボックス(Webアニメ)、けだまのゴンじろーモンスターファーム真・女神転生デビルチルドレン格闘料理伝説ビストロレシピ冒険遊記プラスターワールドマジンボーン探検ドリランドドラゴンコレクションなど。

パズドラシリーズの場合、「パズドラZ」や「パズドラクロス」は3DSで展開しているが、2018年の最新アニメではスマホ版の本家とeスポーツを題材にしている。

モンスターハンターシリーズでは、全年齢向けの外伝「モンスターハンターストーリーズ」がホビアニに当たる。

シャドウバース(アニメ)は元ゲームの世界観とは異なり、作風がホビアニテイストになっているのでこちらに該当。

ミリオンアーサー神撃のバハムートグランブルーファンタジーあたりもソーシャルゲームの販促アニメではあるものの、ターゲットの年齢層からするとホビアニ扱いになるのかどうかは微妙なところ。


「ホビー型」

ex.ベイブレードシリーズ、爆走兄弟レッツ&ゴー!!

玩具をメインに据えたアニメ。

その他に爆丸ビーダマンクラッシュギアゲキドライヴヘボット!カミワザ・ワンダレジェンズもじバケる(Webアニメ)、ポチっと発明ピカちんキットムシ忍(Webアニメ)、GetRide!アムドライバーガンダムビルドファイターズガンダムビルドダイバーズテンカイナイトモンスーノディスク・ウォーズ:アベンジャーズビーストサーガなど。

カブトボーグは特殊な例につき、当該記事を参照のこと。

グランダー武蔵は本物の釣りを題材にしている点で珍しい部類に入るが、ある意味ホビアニと言える。

武装神姫フレームアームズ・ガールは「高年齢層をターゲットとしている」のだが、テイスト的にはホビアニとの折衷案に近い。


「カードゲーム型」

ex.遊戯王デュエルマスターズバディファイト

カードゲームが基盤となっているアニメ。しかしアーケードゲームでカードを使う場合は、前述の「ゲーム型」に分類される(ムシキングやオレカバトルなど)。

その他に、バトルスピリッツカードファイト!!ヴァンガード六門天外モンコレナイトなど。

ビックリマン(シール)のように、対戦よりかは純粋なコレクションを目的としたコンテンツでも、背景の世界観を題材にしたアニメが制作されるケースもある。

selector(WIXOSS)やファンタジスタドールもカードゲーム型だが、「高年齢層をターゲットとしている」ため、ホビアニには該当しない。


「ロボット型」

ex.ガンダムシリーズZOIDSトランスフォーマー

いわゆるロボットアニメも、プラモデル超合金などの玩具を展開する作品がほとんどを占める。ジャンルとしては別物だが、商業的な展開においては近い。

その他にタイムボカンシリーズミクロマン超特急ヒカリアントミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATIONなど。

ガンダムビルドファイターズは「概要」の通り、ロボットそのものよりもガンプラがメインなので「ホビー型」に分類される。


女児向け

男児向けと比べ、「何をテーマにするか」によって分類される傾向が強い。


「魔法少女型」

ex.美少女戦士セーラームーンカードキャプターさくらおジャ魔女どれみプリキュアシリーズ

魔法少女変身ヒロインを題材にしたアニメ。変身アイテムのグッズ化がほとんどで、男児向けの「ホビー型」に相当する。オリジナルアニメのほか、原作がある作品ではアニメ化に伴ってグッズが追加されることも多い。

その他に、しゅごキャラ!夢のクレヨン王国ぴちぴちピッチ東京ミュウミュウふしぎ星の☆ふたご姫など。

赤ずきんチャチャはスポンサーの意向で原作から大幅に内容が変わり、魔法少女ものとしての性格が強くなったことが知られている。


「アイドル型」

ex.アイカツプリティーシリーズ

女児向けアーケードゲームの販促用のアイドルアニメ。前述の「魔法少女型」と異なり、アーケードのカードゲームを原作としているため、男児向けの「ゲーム型」に相当する。

その他にリルぷりっなど。

※なおオトカドールオシャレ魔女ラブandベリーは、アニメによるメディアミックスが行われていないためホビアニではないとする見方が一般的(ただし、後者は劇場版アニメが存在する)。


「マスコット型」

ex.ジュエルペットたまごっちここたまミュークルドリーミー

人間よりマスコットの方がメインであるアニメ。人間とマスコットの交流を描いたものも多いが、中には人間が一切出ない作品もある。男児向けにおけるモンスターの類を取り扱った作品に近く、分類上は概ね「ゲーム型」か「ホビー型」のどちらかになる。

その他にミルモでポン!リルリルフェアリルなど。海外アニメでは、マイリトルポニーズーブルズなどが挙げられる。


共通の特徴

とにかく量が多い

バックの大手玩具メーカーやらゲーム会社やらの資金力の高さもあってかなにせアニメの話数が膨大。52話は当たり前に存在し、うまくホビーが軌道に乗ってヒットするとまた52話単位で作成されるため当たり前のように2、3桁単位でアニメの話数が存在する例が多数。

さらにアニポケジュエルペットのように、舞台や設定を変えながらも長く続くアニメもある。

また、端役に豪華声優が投入されていたり(ex.ポケモンのジミー。cv.下野紘だが登場回数はたった1度の端役)レギュラーキャラに大物声優が何人も入っていたりする。


これが俺たちの絆の力だああッ!

子供向けに作られているため、基本難しすぎる話になることはほとんどない。

悪の組織を倒して世界を救ったりライバルを打ち負かして大会に勝ったり、アイドルになったりと単純明快。宇宙も世界も救う。

しかしそこには熱いバトルがあり、熱い友情があり、幼少時代の憧れや夢が詰まっているため、大人が見ても十分に面白いものとなっている。


グッズが出ない

当然子供のためのアニメなので、大人のお姉さんが欲しがるようなグッズは一切出ない。

しかし女児向けにおいては、ガチャプレバンなどで過去の名作のアイテムをモチーフにしたコスメグッズやアクセサリーの類が発売されるケースも増えてきている。


関連項目


メイン項目として

テレビアニメ ゲームを原作としたテレビアニメ


主なグッズ類

おもちゃ 玩具 食玩 変身アイテム

ゲーム TCG アーケードゲーム


よく見られるモチーフ

カード 武器 乗り物

変身ヒーロー 変身ヒロイン ロボット

魔法少女 アイドル ファッション

モンスター/モンスター物 ペット マスコット

動物 昆虫 恐竜


連載される雑誌

コロコロコミック 最強ジャンプ コミックボンボン

ちゃお りぼん なかよし


ホビアニを取り巻く様々なもの

大きいお友達 メディアミックス

プレミアムバンダイ 財団B

カードゲームではよくあること


外部リンク

玩具で世界征服とは - ニコニコ大百科

ホビーを取り扱った作品だと、実物に比べてかなりオーバーな表現がされがち。これはその極端な例である。


アニメで儲けろ!(こち亀) - アニヲタWiki(仮)

こち亀のアニメのエピソード(原作はコミックス97巻)。玩具やその他商品の販促により、作品の内容が大幅に改変されてしまう様子が描かれている。

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