基礎データ
他言語版の名称
英語 | Grookey |
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イタリア語 | Grookey |
スペイン語 | Grookey |
フランス語 | Ouistempo |
ドイツ語 | Chimpep |
韓国語 | 흥나숭 |
中国語(繁体字 / 簡体字) | 敲音猴 / 敲音猴 |
進化
サルノリ → バチンキー(Lv16)→ゴリランダー(Lv35)
鳴き声
「コンゴン!」 | ハロンタウンの主人公の家でのストーリー中の会話 |
概要
最新作『ポケットモンスター ソード・シールド』において、主人公のパートナーとなる御三家の1体。
モチーフは名前の通り猿で、腕の色合いからするにリスザルあたりと思われる。
草御三家では第5世代のツタージャから4代連続で最初から二足歩行である。
猿らしく素早い動作が得意で、やんちゃかつ好奇心旺盛な性格。
特徴的な頭髪に取り外し可能な短い木の棒(スティック)を刺しており、これは彼らの群れが暮らす森に生えている木の枝が独自の変化を遂げたもの。
気になったものはその棒を使っていじってみる習性があり、公開された映像でも手先の器用さがアピールされていた。
物をコンコン叩いて遊んだり、戦闘の際の武器として用いており、そうして凄いスピードで連打するうちに、どんどんリズム感が出てテンションが上がってゆく。
緑色の体毛も太陽の光からエネルギーを作り出すことができ、手持ちの棒はそのエネルギーを浴び続けることで、特殊な効果を発揮するようになる模様。
事実、手持ちの棒で何かを叩きリズムを刻むと、草花を元気にするパワーが音波になって広がってゆき、近くの枯れていた花が色づいたり、葉っぱが青みを増したりしてゆく。
また、その効果はくさタイプのポケモンに対しても有効であり、弱った者を能力を使い助ける事もあるようだ。
名前の由来は「猿」と、PVでのリズミカルな動きから「ノリ」、また(前述の気性から)「悪ノリ」と予想されている。
英名は「groove(グルーヴ。ノリ、一体感、型など)+monkey(モンキー)」と思われる。
植物のモチーフがあるとすれば「糊の木」だろうか。また「サルスベリ」「サルナシ」など猿の名前がつく植物もあるので、由来かもしれない。
使用トレーナー
ゲーム版
- マサル/ソード・シールド男主※1
- ユウリ/ソード・シールド女主※1
- ホップ/ライバル※2
- ダンデ/ガラルチャンピオン※3
※1 ヒバニー・メッソンの三択
※2 主人公がヒバニーを選んだ場合
※3 主人公がメッソンを選んだ場合
アニメ版
漫画版
アニメ版
ゴウのサルノリ
「ルキー!」
新無印第59話で初登場。性格はやんちゃでとにかく食いしん坊。ところ構わずスティックで叩く。
サクラギ研究所の部屋でいつの間にかゴウの隣で寝ており、既にトレーナー登録されている事がわかったため親トレーナー探しをしたところ、ロケット団に支給されたものがペリッパーのミスで逃走したポケモンだと判明。一旦はムコニャに回収されたが、その時点でゴウを気に入っていたため脱走し、ムコニャに回収された時に落とした大切なスティックを返された事に恩義を感じ、ゴウの手持ちとなる。そのため、新無印においてはガラル御三家全員がゴウの手持ちとなった。
なお、ガラル御三家は既に第4話で初登場したヒバニーがラビフットを経てエースバーンに、第27話で初登場したメッソンもゴウのマスコットポケモンとして登場しているにもかかわらずサルノリは第46話冒頭で顔見せした程度(一応、OPにて他の御三家と登場している)であり、ゲット回に至るまで本編には一切登場していなかった(後にバチンキーは第101話、ゴリランダーは第99話で初登場)。加えて歴代御三家では最も登場が遅い(59話分:481日間)ポケモンとなっている。
また、サルノリがゴウにゲットされる前には、自らロケット団のモンスターボールを破壊して逃した扱いにする(=他の人に捕まえられる状況になる)描写があったが、類例として過去にもムサシがドクケイルを逃がす際にもモンスターボールを壊していた。
鳴き声はおそらく海外の名称「Grookey(グルーキー)」から採用されていると推測できる稀なケースで、サルのイメージにピッタリ当て嵌まっている。なお、「ル」は巻き舌で発音している。
その他
- 新無印101話に登場したバチンキーの子供が登場。
新無印 | 44話(冒頭) |
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漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
剣創人のスティックン
名前はバチ状の「スティック」に由来。
スティックを打つドラミングの単調なリズムの反復に焦れた相手が距離を詰めてきたところに反撃する戦法が得意で防御力の高い相手にはスピードを活かしたヒットアンドアウェイを使う。また、スティックを少し曲げる工夫を施しており、"えだづき"で投げてブーメランのように飛ばすこともできる。
妨害に現れたエール団を巣穴に誘導するためにトレーナーに向かってスティックを振り回したこともある。
バウタウンのジム戦前にバチンキーに進化。
余談
「くさタイプ」「猿モチーフ」という共通点から、『BW』で第2の御三家的存在だったヤナップを思い出したファンも多かったとか。(サルノリの色味はハリマロンに似るが)
また、御三家の猿モチーフとしてはヒコザル系統が既にいる。
先輩たちとの相違点としては、進化するとゴリラになってしまう点。
関連イラスト
関連タグ
0809.メルメタル→0810.サルノリ→0811.バチンキー
ヒコザル:猿モチーフの御三家で分類も同じ「こざるポケモン」だが、タイプ相性ではサルノリが不利となる。
ガラル御三家・初期形態
草御三家・初期形態
ポケモン | 該当地方 |
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フシギダネ | カントー御三家 |
チコリータ | ジョウト御三家 |
キモリ | ホウエン御三家 |
ナエトル | シンオウ御三家 |
ツタージャ | イッシュ御三家 |
ハリマロン | カロス御三家 |
モクロー | アローラ御三家(ヒスイ御三家) |
サルノリ | ガラル御三家 |
ニャオハ | パルデア御三家 |