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編集者:みくろ
編集内容:光と闇の異文録を太文字化、マルチェロをあの人表記

ドラゴンクエストライバルズ

どらごんくえすとらいばるず

ドラゴンクエストライバルズとは、ドラゴンクエストシリーズの派生作品の一つであるスマホ向けカードゲーム。

概要

スクウェア・エニックスから配信されているドラゴンクエストシリーズ初となるスマホ向けデジタルカードゲーム。開発はトーセによって行われている(参考)。

2017年6月9日~6月19日に行われたクローズドβテストを経て2017年11月2日に正式サービスが開始された。

略称はDQライバルズ(公式略称)、ドラクエライバルズDQRなど。

ドラゴンクエストシリーズ待望のスマホ向けデジタルカードゲームと公式サイトで宣伝されているだけあり、モンスターはもちろん呪文、武器、道具などドラゴンクエストシリーズに登場する様々なものが描きおろしイラストのカードとして出演している豪華な仕様が特徴。

ボイス付きのキャラクターも多数登場しており、中にはDQライバルズで初めてCVが設定されたキャラクターも存在している。

基本的なシステムは、他社のデジタルカードゲームに準拠している。ドラクエ版HearthstoneShadowverseといったところ。

2018年2月22日にはPC版となるYahoo!ゲーム版がリリースされた。

また、2019年2月14日にはNintendo Switch版がニンテンドーeショップにて配信開始された。

ゲームモード

バトル

このゲームにおけるメインのゲームモード。

30枚1組で構築した「デッキ」を用いて対戦が行える。全国のライバル(プレイヤー)達とランクを賭けたマッチングを行うランクマッチ、気軽にバトルを楽しめるフリーマッチ、特定のプレイヤーをバトルが行えるルームマッチ、特定の期間のみ開催されるイベントマッチがある。

ソロプレイ

練習などを行える一人用のゲームモード。

各職業の特徴を実戦形式で学べるトレーニングやAIを相手に腕試しが可能なAIバトルが存在。

カード

カードパックなどから入手したカードを用いてデッキを編成したり、所持しているカードの一覧を見るなどを行えるモード。

カードはパックから入手する他に「錬金石」というポイントを用いて「錬金」することで好きなカード(一部例外あり)を入手することができる。また逆に「分解」することでカードを錬金石に変換することもできる。そのためなかなかカードパックから入手することができないカードでも、根気よく分解を繰り返すことで揃えることができる。

2018年5月25日のアップデートにて各カードにフレーバーテキストが追加された。通常版とプレミアム版ではそれぞれ内容が異なる仕様となっている。

いざないの闘技場

前述のバトルとは異なる特殊なゲームモード。

ランダムで提示される3種類のカードから1枚をピックする行動を30回繰り返して作った即席のデッキで対戦を行う、所謂リミテッド形式のバトル。

「いざないの闘技場」の独自要素として「旅の扉」があり、5回ピックするごとに「扉」を選択し、選んだ扉によって「MP2のカードのみ出現」や「一定のタイミングでレジェンドレアが確定で出現」などのボーナスを受けることができるシステムがある。

また、新カードパックのリリース直前は「いざないの闘技場」に新カードが先行登場するのが定番である。

ショップ

様々なアイテムを購入できるモード。

ゲーム内通貨のGや課金通貨のジェム、ゲーム内で入手できるチケットを用いてカードパックを購入するカードパック購入、2018年4月26日のアップデートで実装された「ちいさなメダル」や錬金石などを用いてスリーブやアイコンなどのアイテムと交換できる交換所が存在する。

カードパックには1パックに6枚のカードが封入されており、その中から最低1枚はレア以上のカードが出ることが保証されている。一定の確率で「プレミアムカード」という通常とは演出が異なるカードが排出されることもある。

また、通常のカードパックには「レジェンドレア・チャージ」という所謂天井が設定されており、29パックまでにレジェンドレアが出なかった場合30パック目には必ずレジェンドレアが排出されるようになっている。

2019年5月末現在は、第1弾「スタンダードパック」、第2弾「解き放たれし力の咆哮」、第3弾「不死鳥と大地の鳴動」、第4弾「モンスターもりもり物語(ストーリー)」、第5弾「勇気の英雄譚」、第6弾「小さな希望のシンフォニー」、第7弾「光と闇の異聞録」が登場している。

ギルド

ギルドを作成、または参加することでプレイヤー間で交流を深めることができる。ギルドに参加することでフリーマッチで使用できるレンタルデッキを利用したり、ギルドメンバー同士でバトルの観戦を行うことが可能となる。

バトルチャンネル

2018年4月26日のアップデートで実装された、ランクマッチからピックアップされた最近の対戦のリプレイ観戦ができるゲームモード。対戦者が使用したデッキのコピーを行うことも可能。

バトルシステム

リーダー

プレイヤーの分身となって戦う7人のキャラクターのこと。

先に相手リーダーのHPを0にした方の勝利である。リーダーの初期HPは25。

アナザーリーダー

第4弾で初めて登場したシステム。

第4弾以降のカードパックで共通のレジェンドレアのプレミアムカードを当てると獲得することができる。

入手するとリーダーを職業に応じた別のキャラクターに変更することが可能になる。キャラクターが変わるのみで性能の差は無い。

また、コレとは別に水着や振り袖といった特殊な衣装を着たリーダーや、カットインイラストの変更なども存在する。いずれも見た目や演出以外に性能の差異はない。

職業

各リーダーとカードが属するグループ。

「戦士」「魔法使い」「武闘家」「僧侶」「商人」「占い師」「魔剣士」の7つが存在しており、デッキ構築の際は使用する職業に属したカードと、どの職業でも使えるカードである「共通」という分類の2種類から選んで構築する。

カードの種類

DQライバルズには大きく分けてユニット特技武器の3種類のカードが存在する。「勇気の英雄譚」では新たに英雄(ヒーロー)という種類のカードも登場した。

各カードには左上にMPコストという数字が設定されており、その数字分のMPを支払うことでプレイすることができる。

また各カードにはレアリティが存在し、下から順にノーマル(星0)、レア(星1)、スーパーレア(星2)、レジェンドレア(星3)に分類される。

ユニット

プレイし場に出すことでリーダーと共に戦うカード。

カードの左下には攻撃力が、右下にはHPが設定されており、HPが0になると退場する。

場に出したターンは基本的に攻撃することはできず、行動させるには1ターン待つ必要がある。

多くは通常のモンスター達が属しているが、上位のレアリティには各シリーズのボスモンスター、中には魔王系もユニットとして登場している。

一部のユニットには系統が設定されており、スライムなどが属する「スライム系」、くさった死体などが属する「ゾンビ系」、グレイトドラゴンなどが属する「ドラゴン系」、カミュなどの仲間キャラクターやアンルシアなどの各シリーズにおけるストーリー上の重要人物が属する「冒険者」の4種類の系統がある。

第7弾以降ではこれに加えて、りゅうおうゾーマなどの歴代のボスに「魔王」の系統が付加される。

特技

ゲームを補助する使い捨てのカード。所謂スペル。

プレイすることでカードに書かれてる能力が働き、使用後は破棄される。

ユニットとは違い攻撃力とHPは設定されていない。

今作では文字通りの特技の他に、メラゾーマなどの呪文いかずちの杖などの道具もまとめて特技として登場している。

武器

プレイすることでリーダーに装備させリーダー自身も戦闘が行えるようになるカード。

ユニットと同様左下には攻撃力が、右下には耐久力(HP)が設定されている。リーダーが攻撃すると耐久力が1下がり、0になると装備が壊れて自動的に外される。

ユニットと違い、どれもプレイしたターンにすぐ行動できるため即効性があるのが特徴。

登場するのはもっぱらはがねのつるぎなどの武器である。

英雄(ヒーロー)

歴代のドラゴンクエストシリーズの主人公やそれに準ずるキャラクターが属する特殊な分類のカード。

レアリティはどれもレジェンドレア。

プレイすることで、その試合中1ターンに一度「ヒーロースキル」を使用することができるようになる。

ヒーロースキルは一定数使用することで「レベルアップ」する。最大レベルは3。

デッキに投入していると最初のカード交換の段階で必ず手札に入っているという特徴を持つ。

ヒーローが居る状態で別のヒーローのカードを使うと付け替えが可能だが、レベルは1に戻る。

なお英雄カードは錬金石で錬金することは不可能である(英雄メダルなどの特殊なアイテム使って交換できるという救済措置は存在する)。

反英雄(アンチヒーロー)

歴代のラスボスやそれに準ずるキャラクターが属する特殊な分類のカード。

レアリティはどれもレジェンドレア。

上記の英雄(ヒーロー)と同様の効果をもっている。

デッキ

合計30枚のカードの組み合わせで構築した一束。

同じ名前のカードは2枚まで一緒に入れることができるが、レジェンドレアの同名カードは1枚のみしか入れられない。

いざないの闘技場に関してはこの限りではなく、どのカードも枚数の上限は無い。

MP

各ターンの始めに1ずつ増える数字。

カードはそのターンの最大MPの数以内のMPコストまで使用することができ、それを超える分のMPコストは使用できない(最大MPの範囲内なら何枚でもカードをプレイすることはできる)。

最大MPの上限は10までであり、それ以上増えることはない。

なお、カードの効果等でMPの値が一時的に上限を超える場合もある。

バトルには敵味方にそれぞれ縦3マス横2マスの場が存在する。つまり最大6体分のユニットを出すことが可能だが、そのユニットの配置の仕方により「ブロック」や「ウォール」という状態が発生する。

また、場は「地形」によって様々な影響を受けることがある。上手く活用することで試合を有利に進めることができる。

ブロック

ユニットを横の前後に並べることで、後ろ側のユニットが攻撃されなくなる状態。

相手は前側のユニットを優先的に攻撃しなければならなくなる。

ウォール

ユニットを縦に3体配置することでリーダーは攻撃されなくなる状態。縦に3体さえいれば横の配置は関係ない。

相手は縦3体のいずれかのユニットを倒さないとリーダーに攻撃できなくなる。

地形

「不死鳥と大地の鳴動」で初めて登場した概念。

カードの効果により、場のマスを特殊な効果を持つ「地形」に変えることができる。

地形の種類は各職業毎で異なる。

・刃の紋章

戦士の職業のカードがこれに関する効果を持つ。

ユニットが上に乗っている間リーダーは武器の攻撃力+1の効果を得る。

何も武器を装備していない状態だと効果は得られない。テンションスキルなどの攻撃力を得る効果では発動しない点は注意。

・魔法陣

魔法使いの職業のカードがこれに関する効果を持つ。

ユニットが上に乗っている間リーダーは特技ダメージ+1の効果を得る。

テンションスキルには適用されず、ダメージを持たない特技カードにも恩恵は無い。

場の6マス全部で魔法陣の効果を受けるとメラがメラゾーマ並みのダメージになる

・すべる床

武道家の職業のカードがこれに関する効果を持つ。

読んで字のごとく、上にユニットが乗ると前列にユニットを押し出して移動させる効果を持つ。

前にユニットがいる場合は効果を発揮せず、

前にいるユニットがいなくなれば前列に押し出される。

相手の場に敷いて強制的に前列配置を強いることも可能。

・祝福の聖域

僧侶の職業のカードがこれに関する効果を持つ。

ユニットが上に乗っている間そのユニットの攻撃力がHPと同じ値になる。

高HPのユニットを置いたり、乗っているユニットのHPを底上げすればあっという間に強力なユニットになるが、ダメージを受けるとその分攻撃力も下がっていく。

また、もともと高攻撃力、低HPのユニットは攻撃力がHPに引っ張られ下がってしまう他、効果で攻撃力が上がっても、地形効果でHPと同じ値に攻撃力が戻ってしまうデメリットもある。

・宝箱

商人の職業のカードがこれに関する効果を持つ。

ユニットが上に乗った時に、「商人」の武器カード、または特技カードを手札に1枚加える効果を持つ。

一度効果が発動すると宝箱は消えてしまう。また条件が「ユニットが乗った時」なので、すでに場にいるユニットのマスを宝箱に変えても効果は発動しない。

手にはいるカードはランダムなので、デッキに入れていないカードでも入手することがある。

・天啓の神域

占い師の職業のカードがこれに関する効果を持つ。

上に乗っているユニットが死亡した際、そのユニットよりもコストが1高いカードをデッキから手札に加える効果を持つ癖の強い地形。

上手くデッキのコストを調整すれば、狙ったカードをドローすることができる。

・バリア床

魔剣士の職業のカードがこれに関する効果を持つ。

ユニットが上に乗った時、そのユニットに1ダメージを与える効果を持つ。

効果によっては相手の場に設置する事もできるが、自分の場に設置した際はデメリット効果しか持たず、それを生かして効果を組み合わせなければならないので非常に癖の強い地形。

HP1のユニットがこの地形の上に乗ると、ダメージで即死する。

他には6マスすべてそろえる事で強制的に勝利する「ラーミア」の「オーブ」や、乗っている間そのユニットは攻撃できなくなる「ジャミラス」だけが持つ、「しあわせの国」が存在する。

テンション

各ターンに1回のみ、1MPを消費することでテンションというゲージを溜めることができる。

テンションゲージの最大値は3で、最大まで溜めるとMP0で発動できるテンションスキルを使用することが可能となる(使用した場合0から溜め直し)。

テンションゲージの初期値は、先攻プレイヤーは0だが後攻の場合最初から2溜まった状態でスタートする。これにより先攻よりも不利とされる後攻側のプレイヤーでも、ある程度序盤を巻き返しやすくなっている。

テンションスキルは各職業により異なるため、それぞれのテンションスキルを活かしたデッキ構築も必要となる。

また、テンションゲージを3消費することが使用条件となる必殺技という特技カードが存在するほか、カードの効果によってテンションスキルの内容が変化する場合もある。

キャラクター

テリー(戦士)

「さあ構えろ、俺が相手してやる。」

CV:神谷浩史

テンションスキル:稲妻の加護(このターン中、味方リーダーは攻撃力+3と貫通を得る)

ドラゴンクエストⅥで登場したさすらいの剣士。

DQライバルズでは戦士という職業に属している。

テンションスキルや武器による直接攻撃に長けており、武器と組み合わせることで強力となるカードや、武器をサポートするカードが多数存在する。自リーダーの被ダメージを低下させたり、リーダーの攻撃に連動して効果が発動するカードが存在するなどリーダーの直接戦闘に関することが得意な職業である。

ジゴスパーク

おなじみテリーの大技。今回は必殺技として登場。すべての敵ユニットにダメージを与える大技で、試合中に自身が攻撃した回数分威力がアップする。上手く敵ユニットを倒せばウォールやブロックが無くなるため、強力な武器を相手リーダーに叩き込むことができるようになる。しかし、第七弾実装時に行われたスタン落ちでグランプリルールでは使えなくなってしまった。かわりに攻撃された時に自動で反撃する「やいばのボディ」と対象をユニット一体に絞り込んだかわりにコストをさげ回復もすることができる「ミラクルブレード」が実装された。なおジゴスパークもマスターズルールでなら使用可能。

ゼシカ(魔法使い)

センシティブな作品

「もしやりすぎちゃったら…ごめんね!」

CV:竹達彩奈

テンションスキル:紅蓮の火球(敵1体に3ダメージを与える)

ドラゴンクエストⅧで登場したアルバート家の令嬢である魔法使い。

DQライバルズでは魔法使いという職業に属している。

メラやヒャドなどの攻撃呪文(特技)の扱いが得意であり、固有のカードも特技に関する能力を持ったものがかなりを占める。じっくり戦うこともアグレッシブに攻めることも得意であるオールマイティーな職業。

マダンテ

ゼシカの必殺技。テリーと同じくすべての敵にダメージを与える大技。ジゴスパークのような特殊効果は無いが、素のダメージは此方のほうが高く、更に敵リーダーも同時に攻撃できる点が魅力。しかし、第七弾実装時に行われたスタン落ちでグランプリルールでは使えなくなってしまった。かわりにスキルブーストを大幅に加速させる「スキルチャージ」と相手ユニット全員にダメージを与えて、そのダメージで相手を倒せば代わりに消滅させる「メドローア」が実装された。なおマダンテもマスターズルールでなら使用可能。

アリーナ(武闘家)

「さあ、かかってらっしゃい!」

CV:中川翔子

テンションスキル:おてんば姫(カードを1枚引く 武術カード1枚を手札に加える)

ドラゴンクエストⅣで登場したサントハイムの王女であるおてんば姫。

DQライバルズでは武闘家という職業に属している。

様々な固有カードから入手できる「武術カード」という低コストの特技カード群を扱うのが特徴であり、それらを駆使したコンボ系の戦い方を得意とする職業。テンションスキルや一部の武術カードでデッキからカードをドロー出来るのでデッキの回転も速い。

閃光烈火拳

アリーナの必殺技。敵に1体にダメージを与える技で、同じターン中に自分が特技を使う度に威力がアップする。武術カードなどのコストの低い特技カードと組み合わせることで大ダメージが狙える。しかし、第七弾実装時に行われたスタン落ちでグランプリルールでは使えなくなってしまった。かわりに特技のコストを下げつつカードをドローできる「心頭滅却」とお互いのプレイヤーに大量ドローさせる「ベストスマイル」が実装された。なお閃光烈火拳もマスターズルールでなら使用可能。

ククール(僧侶)

「まっ、適当に頑張るとするか。」

CV:細谷佳正

テンションスキル:いやしの波動(味方全体のHPを3回復する)

ドラゴンクエストⅧで登場した聖堂騎士団員。

DQライバルズでは僧侶という職業に属している。

味方を回復することが能力発動の条件となるカードや、攻撃力をHPと同じにする効果を持つカードなど、HP関係のカードが多い。更にスカラやホイミといったお馴染みの補助呪文も特技カードとして使えるため、味方のHP管理が重要かつ得意な職業である。

グランドクロス

ククールの必殺技。敵の後列中央を中心に、敵リーダーを含めた十字型の範囲に攻撃するという一風変わった攻撃範囲の必殺技。職業の特性上守りに硬いククールが「攻め」に転じる時に戦線を切り開くことが出来る。しかし、第七弾実装時に行われたスタン落ちでグランプリルールでは使えなくなってしまった。かわりに攻撃力が低いユニットを一撃で倒せる「ニードルショット」と味方ユニットが回復する度相手にダメージを与えるようにする「シャイニングボウ」が実装された。ちなみにグランドクロスはあの人が引き継いでいる。なおグランドクロスもマスターズルールでなら使用可能。

トルネコ(商人)

「そろばん捌きをお目にかけましょう。」

CV:茶風林

テンションスキル:お宝発見(道具カード3枚を手札に加える)

ドラゴンクエストⅣで登場した武器屋の商人。

DQライバルズでは商人という職業に属している。

テンションスキルなどから入手できる「道具カード」という低コストの特技カードなどを用いて味方ユニットを強化しながら戦うのが得意である。ユニットも特技カード使用に連動した効果や、自分の手札枚数によって発動するカードがあるなど、味方と敵双方の盤面や、手札の把握・管理が重要と言える職業。

あらくれ呼び

今回はトルネコの必殺技として登場。ドラゴンクエストシリーズでお馴染みの「あらくれ」を3体呼び出す必殺技。あらくれ1体1体は脆いが、攻撃力がそこそこな上に速攻能力を持っているため、使用して呼び出したそのターンに一斉攻撃を仕掛けることが出来る。しかし、第七弾実装時に行われたスタン落ちでグランプリルールでは使えなくなってしまった。かわりに味方ユニットをコストが高い(その分強い)別のユニットに変身させる「超しあわえのつえ」と対象のカードを複製できる「分裂のツボ」が実装された。なおあらくれ呼びもマスターズルールでなら使用可能。

ミネア(占い師)

「いざ、運命に導かれるままに!」

CV:日笠陽子

テンションスキル:水晶占い(自分のデッキから特技カードを1枚引く そのカードのコストを-1)

ドラゴンクエストⅣで登場したモンバーバラの姉妹の妹である占い師。

DQライバルズでは占い師という職業に属している。

「占い」という2つの選択肢からランダムで能力が発動するカード群が最大の特徴。一部のカードを使用することで「占い」の選択肢をコントロールすることも可能。他のカードも全体的に、ランダム性が強い代わりにコストに対して強力なカードが多く、上手く効果がハマれば強力な立ち回りが出来るテクニカルな職業。

天変地異

ミネアの必殺技。空から隕石が降ってくる。ランダムな敵ユニットに合計4回ダメージを与える必殺技。ダメージはランダム要素が絡むものの、使用後は常時占い効果が両方発動する「超必中モード」へと移行することが出来る。しかし、第七弾実装時に行われたスタン落ちでグランプリルールでは使えなくなってしまった。かわりにユニットを展開しつつそのユニットがいる間超必中モードになる「神託の門」と占いカードをドローしつつそのカードのコストを下げつつ超必中モードに移行する「ゾディアックコード」が実装された。なお天変地異もマスターズルールでなら使用可能。

ピサロ(魔剣士)

「地獄の苦しみを与えてやろう!」

CV:小野大輔

テンションスキル:魔族の騎士(3/2のピサロナイトを出す)

ドラゴンクエストⅣで登場した魔族の王。

DQライバルズでは魔剣士という職業に属している。

ターン開始時以外で自身の最大MPを増やすことができる効果のカードを持つ唯一の職業。相手に対する妨害や自分側のバフも強力な効果を持つカードがあり、強力なカードパワーで相手を圧倒する戦いが得意な職業。

進化の秘法

ピサロの必殺技。バトルロードで使用していた「ダークマター」ではなく、本作ではこちらが採用されている。

なんとその場でデスピサロ(しかも最終形態)に変身できる。変身時には一定量のHPが回復し、更に強力な武器を装備する、テンションスキルが強力な物に変化するといった強力な必殺技。なお変身後は試合終了まで元に戻ることはない。また、変身中は何をしても「ぐおお」しか喋れなくなる

カードの効果などで他のリーダーが「進化の秘法」を手札から使用した際もデスピサロになる。しかし、第七弾実装時に行われたスタン落ちでグランプリルールでは使えなくなってしまった。かわりに相手ユニットを除去しつつユニットを展開できる「魔剣一閃」と相手ユニット全員を毒にしつつその毒のダメージを上げる「嘆きの霧」が実装された。なお進化の秘法もマスターズルールでなら使用可能。

第7弾以降は、エビルプリースト召喚時にも変身する。

アナザーリーダーキャラクター

マルティナ(武闘家)

「負けられない…絶対に!」

CV:小清水亜美

ドラゴンクエストⅪで登場したデルカダールの王女である女武闘家。

第4弾「モンスターもりもり物語」にて武闘家のアナザーリーダーとしても参戦した。

リッカ(商人)

「さあ!張り切っていくわよ!」

CV:潘めぐみ

ドラゴンクエストⅨで登場した宿屋を営む少女。

第5弾「勇気の英雄譚」にて商人のアナザーリーダーとしても参戦した。

ミレーユ(占い師)

「夢占いのチカラ、見せてあげるわ!」

CV:田中理恵

ドラゴンクエストⅥで登場した夢占い師。

第6弾「小さな希望のシンフォニー」にて占い師のアナザーリーダーとしても参戦した。

魔勇者アンルシア(魔剣士)

「さあ・・・始めようか」

CV:早見沙織

ドラゴンクエストⅩで登場した偽りの勇者。

第7弾「光と闇の異聞録」にて魔剣士のアナザーリーダーとして参戦。

ピサロ同様、通常時は人間体だが「進化の秘法」またはエビルプリーストの効果で戦闘時の姿(第2形態以降の黄色)に変化する。

ユニットキャラクター

様々な能力でバトルを支えるユニットカードのキャラクター。

全てのユニットを書いた場合膨大な量となるため、レジェンドレアのカードのキャラクターのみ以下、各カードパック順に記す。

歴代DQの仲間キャラクターおよび重要人物にはいずれもボイスがあてられているが、ボス系のキャラには無い場合が多い(ただし、登場時に特別な演出がある)。歴代の魔王に関しては、今まではボイス無しだったが第7弾にて解禁されており、今後もボイス付きの魔王が増えていくと思われる。

また、原作で関わりのあるキャラクター同士を同じ場に召喚すると掛け合いが発生することがあり、ファンサービスの一環となっている。

スタンダードパック(第1弾)

キャラクター(及びCV)登場作職業備考
クリフト緑川光DQ4僧侶
パパス玄田哲章DQ5戦士死亡時の台詞はやっぱりコレ
ハッサン安元洋貴DQ6武闘家ハッサンの日にちなんで公式Twitterでプレミアム版フレーバーテキストが公開されたことがある
ミレーユ田中理恵DQ6占い師第6弾においてアナザーリーダーとしても登場
マリベル悠木碧DQ7魔法使い
ガボ田村睦心DQ7共通
ドルマゲス子安武人DQ8魔剣士
リッカ潘めぐみDQ9商人第5弾においてアナザーリーダーとしても登場
ラヴィエル新谷良子DQ9共通
アンルシア早見沙織DQ10共通Switch版の連動特典でDQ10のデータがある場合イラストとフレーバーテキスト違いのカードが入手できる
ヒューザ島﨑信長DQ10共通
カミュ内山昂輝DQ11共通公式生放送で内山氏本人によるDQ11の生アフレコが行われたことがある
マルティナ小清水亜美DQ11共通第4弾においてアナザーリーダーとしても登場。また、公式生放送で小清水氏本人によるDQ11のアフレコ映像が公開されたことがある
りゅうおうDQ1共通公式ガイドブック特典で藤原カムイ氏による絵柄違いのカードが入手できる(両形態)
ドラゴンDQ1共通
ハーゴンDQ2共通
シドーDQ2共通Switch版の連動特典でDQB2のデータがある場合イラストとフレーバーテキスト違いのカードが入手できる
アトラスDQ2戦士
バズズDQ2魔法使い
ベリアルDQ2僧侶
バラモスDQ3共通
ゾーマDQ3共通後に全プレイヤーに配布されるようになった
やまたのおろちDQ3共通
キングレオDQ4武闘家
バルザックDQ4共通
エスタークDQ4共通姿はDQ5のもの
グラコスDQ6共通演出はDQ10基準
キラーマジンガDQ6商人
ドラゴンガイアDQ10共通
妖魔ジュリアンテDQ10占い師
魔元帥ゼルドラドDQ10魔剣士
わたぼうDQM共通現在は初期からデフォルトで所持するようになっている
ゴールデンスライムDQM共通

解き放たれし力の咆哮(第2弾)

キャラクター(及びCV)登場作職業備考
ビアンカ井上麻里奈DQ5共通
フローラ花澤香菜DQ5共通勇者杯記念のEXカードが存在する
デボラ朴璐美DQ5共通
トロデ岩崎ひろしDQ8商人
モリー中田譲治DQ8武闘家
ベロニカ内田真礼DQ11魔法使い勇者杯記念のEXカードが存在する
セーニャ雨宮天DQ11僧侶
シルビア小野坂昌也DQ11共通後に召喚時の演出が短縮されボイスも一部カットされた
ロウ麦人DQ11占い師
ゲマDQ5魔剣士
デュランDQ6戦士
冥王ネルゲルDQ10共通一形態のみ登場。後に全プレイヤーに配布されたほか、勇者杯記念のEXカードが存在する

不死鳥と大地の命動(第3弾)

キャラクター(及びCV)登場作職業備考
マーニャ沢城みゆきDQ4占い師
バーバラ三森すずこDQ6魔法使い
キーファ宮野真守DQ7商人
サンディ喜多村英梨DQ9共通
マイユ遠藤綾DQ10武闘家
グレイグ小山力也DQ11戦士
ホメロス櫻井孝宏DQ11魔剣士一周年記念の人気投票では1位を獲得しEXカードが実装された
ラーミアDQ3共通姿はリメイク版のもの。後に全プレイヤーに配布された。現在特殊勝利可能な唯一のカード
ジャミラスDQ6共通
デスタムーアDQ6共通一形態のみ登場
ダークドレアムDQ6共通姿はリメイク版のもの
魔道士ウルノーガDQ11僧侶魔道士形態のみ登場

モンスターもりもり物語(第4弾)

キャラクター(及びCV)登場作職業備考
エステラ伊藤静DQ10共通
ホミロン軍曹釘宮理恵DQH2共通姿はDQH2基準だがDQHのみのキャラクターとも掛け合いがある
しんりゅうDQ3占い師
オルゴ・デミーラDQ7共通
黒騎士レオコーンDQ9戦士
グレイナルDQ9僧侶老年期の姿で登場
暗黒皇帝ガナサダイDQ9魔剣士二形態のみ登場
屍騎軍王ゾルデDQ11共通
妖魔軍王ブギーDQ11共通マルティナを召喚時効果で味方に引き入れると…?
グランスライムDQM2武闘家
ダークキングDQMCH魔法使い設定はおそらくDQ10基準
ダイヤモンドスライムDQMJ2P商人

勇気の英雄譚(第5弾)

キャラクター(及びCV)登場作職業備考
ロトの血を引く者DQ1英雄勇者杯記念のEXカードが存在する
勇者ソロDQ4英雄
ライアン杉田智和DQ4戦士ホイミンも同時に登場(こちらはスーパーレア)
チャモロ高山みなみDQ6僧侶
勇者エイトDQ8英雄レベル3スキル使用時のみミーティアがゲスト出演
ゲルダ生天目仁美DQ8武闘家
ルイーダ甲斐田裕子DQ9商人
クロウズ福山潤DQ10占い師
ミルドラースDQ5共通一形態のみ登場
魔犬レオパルドDQ8魔法使い
魔女グレイツェルDQ10魔剣士
覇海軍王ジャコラDQ11共通

ちいさな希望のシンフォニー(第6弾)

キャラクター(及びCV)登場作職業備考
レックス内田彩DQ5英雄基本は金髪だが、青髪、黒髪版も登場している(効果は同じ)
タバサ内田彩DQ5英雄レックスと同じく髪色変更可能。それに応じてレベル2スキルのグラフィックもビアンカのほか、フローラ、デボラと変わる
妖精ベラ植田佳奈DQ5魔法使いデザイン、設定はDQ10基準
フォズ大神官高橋李依DQ7僧侶
ザンクローネ檜山修之DQ10共通サイズが他のキャラと比べ小さい
リゼロッタ&ルコリア(日高里菜DQ10占い師効果1はルコリア単体、効果2はリゼロッタ単体、超必中モードで二人とも登場する
少年テリー竹内順子DQM戦士スラぼうアントンドラまさという仲間モンスターが同時に登場
少年ヤンガス下野紘不思議のダンジョン商人
プチタークDQ5魔剣士
プオーンDQ5武闘家設定はDQ10基準
ラプソーンDQ8共通一形態のみ登場
ワルぼうDQM共通

光と闇の異聞録(第7弾)

今バージョンからスタンダードパックの使用制限が出るのに伴い、過去のパックで登場したキャラも新しい効果をもって再登場する。

再登場するキャラは太字で示している。

光の章

キャラクター(及びCV)登場作職業備考
アンルシア早見沙織DQ10英雄登場時はミシュアの姿。レベル2スキル使用時にアンルシアになる
神官クリフト緑川光DQ4武闘家
ネネ日高のり子DQ4商人
ロクサーヌ東山奈央DQ9商人
ブライチョーDQ4武闘家
ラグアス王子黒沢ともよDQ10占い師
マルチェロ諏訪部順一DQ8僧侶
グランマーズ(くじらDQ6占い師
ヤンガス立木文彦DQ8僧侶

闇の章

キャラクター(及びCV)登場作職業備考
大魔王ゾーマ大塚明夫DQ3反英雄
悪の化身りゅうおう大塚芳忠DQ1共通世界の半分を得るかどうかの選択を迫る。「はい」を選ぼうものなら…
邪神官ハーゴン鈴村健一DQ2共通
破壊神シドー鈴村健一DQ2共通
エビルプリースト島田敏DQ4魔剣士
ムドー塩屋浩三DQ6戦士
魔性の道化師ドルマゲス子安武人DQ8魔法使い

第7章追加

キャラクター登場作職業備考
エッグラ&チキーラDQ4魔剣士
キャプテン・クロウDQ8魔法使い
ギュメイ将軍DQ9戦士

その他キャラクターおよび用語

アメリア

DQライバルズのオリジナルキャラクター。プレイヤーを案内するナビゲーターを務めている。

プレイヤーがバトルを行う「バルカドの塔」と呼ばれる場所の管理人のような立場の人。

チュートリアルやトレーニングモードは彼女の案内に従ってプレイする。

多くの人間キャラクターにCVが設定されている本作だが、彼女のみ従来のドラゴンクエストでお馴染みのピピピ音でセリフを話す。

公式動画「レベルアップ!ライバレディオ!」では茅野愛衣がCVを担当している。

エンゼルスライム

モンスターズシリーズに登場する天使の羽と輪っかが付いたピンク色のスライム。

本作ではいつもアメリアの隣に一緒なマスコットキャラクター的存在となっている。

公式動画「レベルアップ!ライバレディオ!」では杉田智和がCVを担当している。

第4弾ではカードとしても登場した。

バルカドの塔

DQライバルズの舞台となる、選ばれし勇士のみが入場を許される塔。名前はカードバトルのもじりだと思われる。

ドラゴンクエストシリーズプレイヤーすべての「冒険の書」が保管されており、本作のプレイヤーはそれらに記された冒険者や魔物をカードを通して呼び出すことができる、という設定のようだ。

関連イラスト

衣装を入手することでリーダーの見た目を変更させることもできる。本作のお楽しみ要素の一つ。

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編集者:みくろ
編集内容:光と闇の異文録を太文字化、マルチェロをあの人表記