FAIRYTAIL
ふぇありーている
概要
魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属するナツを中心に、様々な依頼が来る中での彼らの活躍を描く物語。
作者が以前連載していた『RAVE』でも使われていた用語がいくつも出てくるが、設定は異なっている。
元々のアイディアは乗り物に弱い少年が様々なものを届ける運び屋として成長していくというものであったが、そこから「様々な仕事を請け負う魔法使い」というアイデアに派生し、連載案を読みきりとして発表した「MP(マジックパーティー)」の一部設定を引き継いだ作品となった。
主人公ナツは初期の段階では読み切りの「FAIRY TALE」の主人公と同一デザインの予定であり、その後主人公を人間にするに当たって角が取られ、幾多の髪型と服装のデザイン変更を行い現在のナツが完成した。
真島ヒロ作品の中ではお色気シーンが多め。
また、13巻以降にはカバーをはずすと設定資料や没カットなどが描かれている。
あらすじ
世界中に幾多も存在する魔導士ギルド。そこは、魔導士達に仕事の仲介等をする組合。
立派な魔導士を目指す少女・ルーシィは、ひょんな事から炎を食べ、吐き、そして纏う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)ナツと出会う。
彼の仲介によりナツの所属するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入することになるのだが・・・
なんとそこは、ルーシィの想像を超えた荒くれ者達が集まるギルドだった!
問題児だらけの「妖精の尻尾」だが、様々な依頼をこなして行くなかで、彼らは次第に魔導士としても人間としても成長していく。
登場人物
妖精の尻尾(フェアリーテイル)
ガジル・レッドフォックス(CV:羽多野渉)
ミラジェーン・ストラウス(CV:小野涼子)
エルフマン・ストラウス(CV:安元洋貴)
リサーナ・ストラウス(CV:櫻井浩美)
レビィ・マクガーデン(CV:伊瀬茉莉也 / 葉山いくみ)
悪魔の心臓(グリモアハート)
ブルーノート・スティンガー(CV:斎藤志郎)
冥府の門(タルタロス)
END
アルバレス帝国
アニメ
TVアニメ第1期は2009年10月から2013年3月まで放送。原作第1話から大魔闘演武中盤までが描かれた。
それから1年の休止期間を経て2014年4月から2016年3月まで第2期が放送され、大魔闘演武の続きから、妖精の尻尾復活の旅の始まりの開始前まで描かれた。
原作完結後の2018年10月から2019年9月までファイナルシーズンが放送され、妖精の尻尾復活編から最終回までが描かれた。
累計6年半、328話の長期シリーズである。
映画は2012年に第1作『鳳凰の巫女』、2017年に第2作『DRAGONCRY』が公開。
OVAも単行本特典として9本制作され、6作目ではRAVEとのコラボ(『フェアリーテイルSD』収録のショート漫画のアニメ化)が行われた。
どの媒体においても概ね原作通りの展開だが、原作以上にエピソードが掘り下げられていたり、オリジナルエピソードが製作されたりした。
ゲーム
- 『FAIRY TAIL PORTABLE GUILD』(フェアリーテイル ポータブルギルド)
- 『TVアニメ FAIRY TAIL 激闘!魔道士決戦』
2010年7月22日にハドソンよりニンテンドーDS用ゲームとして発売。
- 『FAIRY TAIL PORTABLE GUILD 2』(フェアリーテイル ポータブルギルド 2)
2011年3月10日にコナミからPSP用ゲームとして発売。
- 『Original story from FAIRY TAIL 激突!カルディア大聖堂』
2011年4月21日にハドソンよりニンテンドーDS用ゲームとして発売。
- 『FAIRY TAIL』
2020年7月30日にコーエーテクモゲームス(開発:ガスト)よりプレイステーション4及びニンテンドースイッチ用ゲームとして発売された(因みに2度延期している)。ジャンルはRPG。