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もしかして・・・・デジモンテイマーズ


概要編集

デジモンテイマーもしくはテイマーとはデジモンを育成、使役する人間の事。


『デジモンアドベンチャー』シリーズの『選ばれし子供たち』の方が印象が深い、あるいはよく聞くことも多いという人もいるとは思われるが、いわゆるポケモンで言うところのポケモントレーナーと同義に近いのはデジモンテイマーの方である。


デジモンは作品を越えた設定は基本的に存在しないのでそもそも使われないことや使われたとしても作品ごとに定義のブレはある。

また、ファンが本ページのようにパートナーデジモンがいる人間キャラの総称として使ったり、自分たちのことを指して使用している。

さらには公式がデジモンファンのことをデジモンテイマーあるいはテイマーと呼ぶ時もある(更にはテイマーズのファンだけを指してテイマーと呼ばれるケースもある)。

つまり、厳密な定義は公式、ファン共にない。


概ねデジモンを育成もしくは扱うならばデジモンテイマーであり、『選ばれし子供たち』のような各作品のキャラクター達も、おもちゃやゲームに触れる我々も、さらにはデジモンの命を軽視あるいは道具と見ていてもデジモンを利用する人間なら敵キャラたち(というよりデジモンにはハッカーの道具的な一面もある)ですら広義で考えるならテイマーに分類されると言える。

デジモンカードゲームにはカテゴリーである「テイマーカード」にはテイマーとパートナーデジモン枠のデジモンがほぼ同一の存在である『デジモンフロンティア』の子供達や特定のデジモンと心を通わせたような関係でもない悪役の倉田明宏、厳密には人間ではない栗原ヒナもカウントされており、さらにはプレイヤーのこともテイマーと呼ぶ場合があるなど公式での総称としての利用がわかりやすい例だろう。


基本的にキャラクターとしては人間一人でパートナーデジモン1匹であり彼らとの絆が描写され、さらに踏み込むと表裏一体、一心同体といったより深い繋がりという解釈まで行われる作品もある。

RPG寄りゲーム作品(『デジモンストーリー』シリーズ等)の主人公は数体のデジモンと共に戦い、それこそ前述のポケモントレーナーに近いスタイルを取っている。

また、『デジモンクロスウォーズ』や『デジモンユニバースアプリモンスターズ』のようにパートナーデジモンにあたる存在を持ちながら複数のデジモン(アプモン)と仲間関係になるというパターンもある。


前述のようにデジモンテイマーと作中では呼ばれず、デジアドシリーズの『選ばれし子供たち』、XWでの『ジェネラル』や『ハンター』、アプモンの『アプリドライヴァー』など独自の名称及び何らかの条件、特にデジヴァイス的アイテムとの関係がつけられているのが主流。


テイマーの呼称が初めて出たのはデジモン初のコンシューマゲーム『デジタルモンスターVer.S ~デジモンテイマーズ~』(1998年)らしい。

代表的な呼称であり、初の連載漫画作品『デジモンアドベンチャーVテイマー01』、秋山遼を主人公としたゲーム作品『アノードテイマー/カソードテイマー』を始めとしたテイマーシリーズ、アニメ3作目の『デジモンテイマーズ』とテイマーを冠したタイトルが複数存在した。

なお、テイマーという呼称がアニメで使われているのは『デジモンテイマーズ』。


アニメでの課題点と変遷編集

デジモンアドベンチャー』シリーズでは端的に言ってしまえば、子供達はデジモン達を進化させる事が役割のようなものであり、バトルの際にはポケモントレーナーのように常に指示を送っているわけではない。

なので、「パートナーが戦っている間、子供達は見ているだけなのか?」という疑問点も初期の頃から存在していた(※1)。

その疑問点を解消するためにシリーズ間では以下のような創意工夫をしてきた事が窺える。


2001年放送の『デジモンテイマーズ』ではディーアークに『デジタルモンスターカードゲーム』のカードを読み込ませる「カードスラッシュ」という方法が取られた。これにより、戦略性が大幅に広がっただけでなく、任意のタイミングで進化させられるようになり(※2)、テイマーが一種の指揮官として戦闘に参加しやすくなった。

物語の後期ではマトリックスエボリューションという融合進化を採用した事でより『テイマーもデジモン達と一緒に戦っている』という構図がわかりやすくなった。


2002年放送の『デジモンフロンティア』ではスピリットを使う事でデジモンに変身=進化する『スピリットエボリューション』が導入され、子供達が直接戦闘に参加するという方式が取られた。

ただし、ディースキャナやスピリットを奪われてしまうとその間は戦闘には参加できないという弱点が出来てしまい、物語後半で登場したハイパースピリットエボリューションは主役二人にスピリットを集結させる為に他メンバーが戦闘に参加できなくなるシーンが散見された(とはいえ、敵デジモンを煽って注意を逸らしたり、カタパルトで雪玉を飛ばして抵抗するなど子供達なりにサポートする意思は見せていた)。

最終回で全員がスサノオモンとして融合し、一応問題は解決した事になる。


2006年放送の『デジモンセイバーズ』ではとうとう生身の人間が巨大デジモン相手に戦うという型破りな主人公大門大兄貴が登場。

究極体の牙を折ったり、盾を砕いたりと凄まじい活躍を見せているが、彼一強というわけではなく、主人公である彼だけが『デジモンを殴らないとデジモンを進化させられない』というデバフを背負わされてバランスを取っている。

逆を言えば『デジモンを進化させられるデジソウルが発現できれば、任意のタイミングで進化できる』という事。

大以外のメンバーはデジモンを殴るような強さを持っていないが、準主人公であるトーマに関しては天才的な頭脳で構築されたプランでパートナーに指示を送っていた。


2010年放送の『デジモンクロスウォーズ』ではテイマーが同義の指揮官『ジェネラル』が存在する。

こちらはデジクロスというデジモン達を合体させる方法や作戦立案・指示を与えるなどして戦闘に参加している。味方にデジモンが多ければ多いほど戦略が広がるというシステムであった為に必然的にジェネラル側に使いこなすだけの素養が求められた。デジクロスもまた自由に合体や解除が可能なシステムであった。


一応、『デジメモリ』という召喚システムもあるが、1度使用すると現在訪れているゾーンでは使用できないというデメリットがあり、2期ではあまり使用されていない。


2021年放送の『デジモンゴーストゲーム』ではそれまでとほぼ役割は変わらないが、デジヴァイスVを使ってパートナーデジモンに指示を送ったり(※3)、擬似デジタルワールドに戦闘フィールドを変えるなどして戦闘に参加している。


一方でゲームでは指示を送らないと進展しない=従来のRPGに近い方式の為、必然的に上記のような問題は起こりにくい。


(※1)子供達の成長が進化を左右するなど、テイマーの素養に関する設定はこの頃から出来上がっていた。とはいえ、スーパーマサラ人のような頑強な人間ではなく、巻き込まれる形で冒険に出た子供達にもっと戦闘に積極的に参加しろというのは酷な話だが…。


(※2)任意のタイミングで進化した事をわかりやすくする演出自体は前作の『デジメンタルアップ』が既にある。


(※3)基本的にパートナーデジモンではなく、テイマーが技名を呼称する。


アニメ版編集

デジモンアドベンチャーシリーズ編集

デジモンアドベンチャーから始まるシリーズ作品であり、この作品のテイマーは選ばれし子供と呼ばれている。無印やアドコロでは7~8人であったがデジモンアドベンチャー02では大輔達メインキャラを始め、外国の選ばれし子供たちが登場したため、選ばれし子供達が一気に増えた。triラスエボのキャラはここに記載する。


『02』から登場


『tri』から登場


『LASTEVOLUTION絆』から登場



デジモンテイマーズ編集

アニメ作品で初めてテイマーと言う呼称がある作品。



デジモンセイバーズ編集

本作のテイマーは基本的にDATS所属だが、そうでない者も登場する。デジソウルでパートナーデジモンを進化させることができる。アナザーミッションのキャラはここに記載する。


『アナザーミッション』



デジモンゴーストゲーム編集


ゲーム版編集

デジモンワールドシリーズ編集

  • 主人公
  • アキラ
  • アツシ

デジモンクロニクル編集


デジモンストーリー編集

  • 主人公

デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト編集


デジモンストーリーロストエボリューション編集


デジモンストーリーサイバースルゥースシリーズ編集

本作の世界観では基本的にデジモンを道具として扱うため使役するのはハッカーだが生命と認識したノキアは自分たちをテイマーと呼んでいる。


リ:デジタイズ編集


デジモンリアライズ編集


デジモンサヴァイブ編集


漫画版編集

デジモンアドベンチャーVテイマー01編集


デジモンネクスト編集


デジモンドリーマーズ編集

鼓動リツ


関連タグ編集

デジタルモンスター デジモン デジモンシリーズ テイマー DATS 選ばれし子供達 パートナーデジモン デジヴァイス


ポケモントレーナーポケモンを使役する人間。

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