概要
新たなる敵の登場。そんな彼の前に現れた謎のライダー、その名を仮面ライダー3号!
原作者石ノ森章太郎、幻の仮面ライダーが今ここに蘇る!
白倉伸一郎プロデューサー曰く「ドライブがこの3号と出会う所からとんでもない物語がスタートします!」とのこと。
「GP」は「GRAND PRIX(グランプリ)」のことで、物語後半では最強・最速のライダーを決める究極のレース「仮面ライダーグランプリ」が舞台となる。
冒頭の1号2号の活躍シーンは、1973年に放送された初代「仮面ライダー」の実際の映像を再編集したものとなっている。
ED映像には、本作に登場するヒーローや怪人たちを石ノ森風に書いたイラストが使われている。
なお、「スーパーヒーロー大戦」と銘打っているがスーパー戦隊は現行作品が登場するのみに留まっている。
…今度も「仮面ライダー大戦」でよかったのではないだろうか、というのは禁句か。
あらすじ
1973年2月10日。1号と2号の活躍により、地獄の軍団ショッカーの大首領は葬られ、世界に平和が戻った。
だが基地を後にする二人の前に現れたのは、本来存在しなかったはずの「仮面ライダー3号」=黒井響一郎だった。3号の圧倒的な力を前に、二人は成す術もなく倒されてしまう。
時は流れて2014年。
警視庁特状課に所属する「ショッカーライダードライブ」こと泊進之介と詩島霧子は、ショッカーユーゲントを選抜するレース大会を潰そうとする悪の仮面ライダー・仮面ライダーBLACKを逮捕するため出動していた。それはいつもの日常のはずだったが、霧子はどうしても違和感を抑えられなかった。
だが、BLACKを誘き寄せるために子供を盾に使ったチーターカタツムリのやり口と、それを庇って力尽きたBLACKの様子を見て、進之介に迷いが生じる。やがて「仮面ライダードライブ」としての使命に目覚め、反逆者として追われる身になった進之介だったが、その窮地を救ったのは黒井だった。
黒井は、1号と2号はまだ死んでおらず、巨大な電子頭脳にその魂を写し生き延びていること、その電子頭脳を保管してある秘密の場所「ライダータウン」に、正義に目覚めた仮面ライダーが集結していることを告げる。
進之介はショッカーライダー達の追撃をかわしながら、ライダータウンに向けて走り出すが…。
登場人物
仮面ライダーサイド
仮面ライダードライブ / 泊進ノ介 (演:竹内涼真)- 16番目の平成ライダー、本作では悪の戦士「ショッカーライダードライブ」
仮面ライダーマッハ / 詩島剛(演:稲葉友)- ドライブをサポートする相棒ライダー
仮面ライダーブラック / 南光太郎(演:倉田てつを)
仮面ライダーギャレン / 橘朔也(演:天野浩成)
仮面ライダーゼロノス / 桜井侑斗(演:中村優一)&デネブ(CV:大塚芳忠)
仮面ライダーファイズ / 乾巧(演:半田健人)
仮面ライダーブレイド(CV:椿隆之)
仮面ライダーレンゲル(CV:北条隆博)
仮面ライダー3号 / 黒井響一郎(演:及川光博) - 今作における3人目の仮面ライダー
手裏剣戦隊ニンニンジャー
敵サイド
ショッカー首領(CV:関智一) - 1号、2号によって倒された。
ブラック将軍/ヒルカメレオン(演:高田延彦) - かつてゲルショッカーの幹部であった男だが…?
チーターカタツムリ - 今回の映画で登場するショッカー怪人(※)。ある意外な人物が変身する。
※ チーターとカタツムリの合成怪人であり、厳密にはゲルショッカー怪人に分類されると思われる。
☆はショッカーグランプリ参加者
その他ショッカー幹部
新型ショッカー怪人
映像ソフト化
2015年8月5日よりDVD&ブルーレイで発売される。
余談
ちなみに、スーパーヒーロー大戦やスーパーヒーロー大戦Z、仮面ライダー大戦とは異なり前作の主役ライダーのオリジナルキャストが出演していない。
「電子頭脳に意識を移した1号」「それを守る本郷家執事・立花藤兵衛」という要素は、石ノ森氏が執筆した萬画版仮面ライダーのオマージュとなっている。
関連タグ
レッツゴー仮面ライダー・・・・こちらもショッカーが世界征服に成功している。