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雅(彼岸島)の編集履歴

2020-08-06 05:09:53 バージョン

雅(彼岸島)

みやび

雅とは漫画「彼岸島」シリーズに登場する最強の吸血鬼である。「彼岸島」の作中で復活して以降は日本国本土を支配すべく、まずは蚊の繁殖の研究を開始した。

プロフィール

身長186cm
体重不明
特技脳波干渉、剥製作り、人体サッカー
好きなこと相手に屈辱を与えること
嫌いなこと傍若無人な人間
作中での主な呼称「雅」「雅様」「クソ雅」「救世主」「四号」
山本耕史(映画)、栗原類(テレビドラマ)
声優山寺宏一石田彰千葉繁(ショートアニメ版/彼岸島X)


「これは...いい概要だな」


「ようこそ 私の島へ」


彼岸島に巣食う吸血鬼の親玉にして、彼岸島で起きた悲劇の全ての元凶

主人公宮本明の前に幾度となく立ち塞がる正真正銘のラスボスである。


その見た目のイメージに反し、丁寧語などはほぼ使わずかなり砕けた口調で喋る。

(例外として、一人称はほぼ一貫して『』である)

かつて彼岸島の中で数百年に渡り、人間達と手を取り合って平和に過ごしてきた温厚な

吸血鬼の一族の長男であったが、その髪色が元で一族内で忌み嫌われ、白眼視されていた。

その経歴からか人間には厳しい......のだが、自身が生み出した吸血鬼達にはやや甘い。

(尤も、彼岸島作中世界の吸血鬼達の知性はかなり致命的に低くだいたいIQ2程度である。)

友情愛情を知らず孤独に生きてきたため、相手に対し尊大な口調で接することも多いのだが...

例外として、相手によってはたまにデレる


普段は唯の人間には微塵も興味を持たず、挑発などを行なってもほとんど相手にすることはない。

しかし自身に刃を向けて突撃してくるタイプの人間が大好きであり、自身の気に入った相手に対し

積極的に「私の仲間にならないか?」と勧誘を行うことが多い。

そして戦闘大好きな脳筋に思われがちだが、こう見えて頭を使った心理戦も大の得意である。

また、部下の能力を正当に評価し、秘められた才能を見抜く才能は作中の誰よりも並外れて高く、

作中では自身が陽動として前線で戦い部下達が作戦を遂行するまでの時間稼ぎさえ行なっている。

は一応「吸血鬼」ではあるが、相手の血を吸うよりは そのまま食べてしまうことが多い。

これは人間吸血鬼を食べれば食べるだけ新たな能力が開花するという、彼の身体が持つ不死身の秘密にも関係している。)


しかし...いざ日本本土を手中に収めた現在は彼の思うような強敵が一向に現れない...

そんな退屈な日々を、どこか疎ましく思っているようである。

いろいろな人間と戦ったけど、最後はやっぱり宮本明に一途な悩める吸血鬼さんである。




「クソゲーみてぇな能力しやがって...!!返しやがれ!俺たちの仲間達を返しやがれ!」



不老不死の肉体


「私の配下につけば お前の商店街周辺だけはそっくり見逃してやると言っているのだ」


後述の原因によりただでさえしぶとい吸血鬼達の中でただ一人、不死肉体を有する。

ありとあらゆる吸血鬼邪鬼を体内に取り込んだため、を斬り落とされてさえも決して死ぬことは無く太陽十字架ニンニク丸太日本刀薙刀弓矢拳銃爆撃マシンガン角材顕微鏡みかん、その他あらゆる手段でも決して死ぬことはない。

また日光に関して言えば彼は「日中、散歩や日光浴を楽しみ夜には寝る」という規則正しい生活を送る...非常に珍しいタイプ吸血鬼である。

つまり著名なフィクション作品における太陽を嫌う一般的な吸血鬼イメージ、例えば蠅のせいで身バレして死んだマヌケとはかなり性質が異なる吸血鬼であると言えるだろう。


彼の体は銃弾などの飛び道具(例えマシンガンであろうが)を全て吸収して撃った以上の速度で撃ち返すことができるため彼を傷つけるには重い近接武器、例えば丸太等を用いる必要がある。

(日本刀などの刀剣で斬り付けても斬ったそばから即座に再生してしまい、全く効果がない)

さらに下手に遠距離から狙撃しても発射元に正確に撃ち返せるだけの精密性も備えている。

ちなみに、自身曰く『再生能力の限界は私でも知らない』とのこと。

(...作中では、渋谷区をクレーターに変えるほどの爆撃でもピンピンしている。)

彼が死ぬ時は彼の不老不死を一時的にだけ解除する501ワクチンを使用する必要があるが、

当のワクチンは紆余曲折あって現在、なんと自身の手中にあるため今の彼は完全に無敵である。


(なお雅には501ワクチン以外のの類は一切効かず、万病を完全に無効化する事が出来...

そしてこれは雅だけに限らず彼の眷属となった吸血鬼にも同じ事が言える

彼の吸血鬼ウィルスは現代医療では治療困難な難病や間も無く死に至るほどの外傷、先天性の遺伝的疾患さえも癒すことが出来るのだ...が、その代償としてIQ3ほどの吸血鬼となる)


また、一見何の変哲も無い人型に見えるその身体は自身の意思で自在に変形可能。

例えば人間を頭から丸ごと喰らう際には骨格自体を完全に変え、口が耳元まで勢いよく裂ける。

その鋭く尖った細長く頑強な犬歯が大量に剥き出した姿は、一度見ればトラウマ必至である。

そして喰った吸血鬼の体質や能力を取り込むことが出来るが...元々彼の不老不死

それ自体も何十何百という同族を喰い散らかして獲得した包括的な能力であるため、こういった能力も彼の持つ真の能力のほんの片鱗に過ぎないのかもしれない。

の部下達すら「腕を増やす」「二人に分裂する」「全身をダイヤモンドのように硬化させる」

「全身に顔が5つある」「再生能力全振りトンデモ耐久」「糞を食う度に若返る(と信じてる) 」

などの...実に独創性の高い、個性豊かなクリエイティブな能力の数々が登場している。



近接での戦闘


『お前はもうすぐ心底絶望するはずだ』


その上は他の邪鬼アマルガム(突然変異種)を遥かに上回る身体能力、格闘術を有し、

作中で白兵戦を挑み見事勝利できたのは彼を封じた青山龍ノ介と序盤の宮本篤だけである。

(主人公である宮本明も不意打ちで頭部を切り落とすことに成功した...

切り落としたはいいが、尋常ではない再生能力の前に結果として敗北している。)

尤も、彼が本気で人間一人を殺しにくることは尋常ではないくらいに珍しく...大抵の場合、彼に出会った人間は彼に一矢報いることもできずに首を跳ね飛ばされ即死し、その後吸血鬼サイドの人員として再登場することとなる。

後述の理由で普通の人間が彼と戦い五体満足で「人間として」生還する事はほぼ不可能である。

現に宮本篤は最終的に雅との戦闘時ウィルス感染、結果死亡しており、主人公宮本明右腕を斬り飛ばされ、日本本土編の『48日後...』で登場した鮫島兄弟は彼ら兄弟のウィルス感染しない特殊体質に興味を抱いたの目の前で喰い殺され、眼球を失いながらもようやくその場から逃げることに成功している。



使用する武器


『私の鉄扇に捕まるのも時間の問題だな』


武器としては主に二刀流鉄扇を用いるが...その切れ味は金属であろうと問答無用で切断する事が可能であり、斬れば斬鉄剣開けば完全防御である。

作中鉄扇二刀流で使用したことは二度しかなく、またその両方とも宮本明との決戦時である。

(また、この鉄扇には彼を代表するシンボルマークである陰陽太極図が描かれている)

敵を斬る以外にも受け流す、敵の武器をはたき落として武装解除する、懐に入った状態から居合斬りを行うなどの多様な使用法を披露している他、作中では吸血鬼の彼が全力で鉄扇を振るった際

片手分の斬撃でその階全体の壁が一撃で両断されるという圧倒的な攻撃力を見せている。

(そして最終的に彼の放ったその斬撃は、彼らが戦っていた塔が崩壊を始めた原因の一つとなる)


そのため鉄扇を持った彼はまさに鬼に金棒ならぬ雅に鉄扇の近接戦無敵状態であり、彼と接近戦で戦うのは完全に無謀であるためなんとかして彼の鉄扇を奪う必要があるのだが、鉄扇が手元に無い場合の雅はその場の大木引っこ抜いて雑にブン投げるなどのアドリブも可能であり、その威力も人間が使う丸太の一撃とはまるで比較にならない。



なおアニメ版の雅は鉄扇を吸血鬼の腕力に物を言わせて凄まじい轟音とともにブン投げて

鉄扇を飛び道具としても使用し、その際の鉄扇の挙動は竜巻のように猛烈に高速回転し周囲の木々や人間を滅多斬りにした後、ふと思い出したかのように彼岸島世界名物神秘のエネルギー三原則に従った鉄扇は、「投げた瞬間と同じかそれ以上の超スピードで」本人の手元にブーメランのように綺麗に戻っていった。



血液による感染、そして脳波への干渉


『私の血液を体内に入れ...不老不死の下僕となれ』


また彼の血液自体も、戦場を汚染する設置型武器として凶悪な性能を持っている。

傷口から侵入した場合は、感染した本人すら自覚のないまま数分で彼と同じ吸血鬼へと変貌してしまう。それに伴い、感染者のIQももちろんほぼ例外なく著しく低下する。

感染から数日後にはダサい笠とゴム手袋、更に作業着を着て島内の農作業に従事することとなる。例え感染する前の人間が元は勤勉なサラリーマンだろうが、どんな絶世の美女であろうが、復讐に燃えた忍者だろうが、である。

(なお対象が既に死んでいようがバラバラ死体であろうが問答無用で感染し、即座に蘇生する。)



さらにクソ雅には『脳波干渉(サイコジャック)』という完全な初見殺しがあり、

人間吸血鬼、知性を持たず暴れまわる邪鬼をも自在にコントロールすることができる。

これを用いて邪鬼を群れ単位で操作し、本来知性のない邪鬼達に組織的な集団作戦行動をとらす、

遠く離れた吸血鬼邪鬼たちの脳波を操作して憑依し、自身の言葉を強制的に喋らせる、

うつぶせの状態からノーモーションで高周波を発して周囲の人間を強制的に武装解除する...等、

応用性が高すぎるこのチート能力は戦闘時(特に宮本明との戦闘時)はしばし封印されがちである。


なおこの脳波干渉、恐ろしいことに射程距離がどこまで届くのかは現時点では不明である。

作中では夜間にボートで彼岸島から脱出しようとする宮本篤達一行を自身は彼岸島島内

から一歩も動かず海上にいる彼らを瞬時に補足し、大型の邪鬼の大群を音もなく彼らに差し向けて奇襲した後に怖いか人間よ!!己の非力を嘆くがいい!!と言い放ち、彼らの乗ったボートをバラバラに破壊するといった応用に次ぐ応用を披露している。

(なお上記の台詞はその辺のサンマに言わせた為...威厳があるかと言われれば微妙である)



不死身の軍隊


『逃げきれはしない 思い知るがいい』


そして、「48日後...」連載開始後、能力が持つ真の恐ろしさはその単体の強さではなく日本列島のほぼ全域に同時発生した]邪鬼アマルガムの大群、そして死体人間以外の他の生物にまで問答無用で感染する凄まじい感染力・制圧力に物を言わせた圧倒的物量の恐怖にあったことが判明する。


邪鬼は一体一体が小さいものでも数十メートル、特に大きいものだと数キロにも及ぶ圧倒的な体躯を誇っており、さらに邪鬼個体により「数千度に達する灼熱の火炎を自由自在に吹く」 「明瞭な知性を持ち合わせ、自身の軍隊を独自に指揮する」 「どこまでも伸びる変幻自在の腕を持つ」 「全てを溶かす濃硫酸を常に体表から分泌する」...などの固有の能力を保有し、その上で全ての邪鬼血液中にはウィルスが混入している為、その血液の飛沫を浴びた生物を次々に吸血鬼へと変えていく。

吸血鬼達は生前の知性を保ちながらも肉体能力が飛躍的に向上し、人間と同じように集団で作戦を立てて行動することが可能である。また、を長期間吸わないことにより彼ら吸血鬼は新たな邪鬼へと変わり、さらに夥しい数のウィルス人間へと感染させていく。

なお、感染した人間はその瞬間に吸血鬼となり周囲の人間を襲い始めることになるのだが、吸血鬼達は吸血鬼の血を吸うことにより混血が起き、ウィルスの突然変異により邪鬼以上の強靭な肉体能力を獲得したアマルガムへと生まれ変わる場合がある。


率いる不死身軍隊の持つ圧倒的な物量の力の前には国家すらも無力であり、近代兵器で武装した軍隊さえ時間稼ぎにもならなかった。

(雑魚吸血鬼すら狭所など状況次第では陸上自衛隊さえ一方的に制圧するだけの戦闘力がある上、さらに感染した彼ら自衛隊員が吸血鬼化し次々に寝返っていくため軍事機密情報が漏洩するほか...

スナイパーライフル等の近代兵器で武装した吸血鬼などが現れる最悪の事態となる。)


そして彼ら吸血鬼達の多くは雅に従えば永遠の快楽と不老不死が手に入るとしてに忠誠を誓い

圧倒的な力で彼ら吸血鬼の頂点に君臨する雅様を崇め、『救世主』と呼ぶ。



「ああ楽しみだよ お前に私の経歴を丁寧に説明するのが本当に楽しみだよ」 (鉄扇ぱたぱた)

 

 

 

「是非 私をその 最強の兵士にしていただけないでしょうか?」

 

その正体は、戦前に大日本帝国陸軍中佐五十嵐一郎の指揮した彼岸島の人体実験で生み出された、アメリカ合衆国との本土決戦を想定して作られた不死身兵士


それまで彼岸島の温厚な吸血鬼は感染する能力など持たず島内の人間と共存していたが

五十嵐の苛烈な人体実験の最中、次第にの体内で突然変異した吸血鬼ウィルスは、

「彼の血液の飛沫が目鼻口を始めとする粘膜に付着するとアウト、どんな小さな擦り傷からでも血管内部へと侵入し、ものの数分で人を吸血鬼へ変える悪夢のウィルスへ劇的に変異を起こした。

(なお実験ではモルモットなど、人間以外の動物へも容易に感染しているほか、実際に作中でも犬やクマなどを吸血鬼化させているシーンが存在する。)

そして実験中に大日本帝国陸軍へと反旗を翻したの姿を前にした五十嵐一郎は『このまま本土に到達させては戦争どころか大日本帝国の存亡が危うい』と判断し、温厚な吸血鬼の一族の生き残りである青山龍ノ介の力も借りて彼を討伐することになる。

死闘の末、捨て身の特攻でついにを殺害するチャンスまでこぎつけた五十嵐だったが...

が発揮した生物兵器としての魅力に最後まで抗いきれず、厳重な冷凍庫へとを冷凍封印した。


そしてその後第二次世界大戦終戦を迎える中で五十嵐一郎は行方不明となり、の封印された場所は青山龍ノ介のみが知っており、彼がの封印を監視していた

あの実験のことも...吸血鬼の一族のことも...どちらも、彼岸島の歴史の闇に永久に消える。


そのはずだったが...

事態はこの彼岸島を訪れた一人の青年により一変することとなる。


戦後六十年以上に渡って封印されていただったが、島を訪れた宮本篤を欺いたは封印を解き、瞬く間に彼岸島吸血鬼ウィルスに汚染されたパンデミックの舞台と化した。

人間と共存していた吸血鬼の一族の生き残り青山龍ノ介を瀕死に追い込んだは、

人間を次々に襲い吸血鬼ウィルス彼岸島中にバラ撒いて不死身の軍団を指揮することとなる。


そして宮本篤の持つ才能を見抜き、自身の右腕とするために彼を吸血鬼へと変えるも、この行為が彼の宮本明の怒りを買うこととなる。

そしては吸血鬼と化した自身の兄、宮本篤を始末した後青山龍ノ介改め師匠とともにの前に立ちはだかり、は彼らの率いる人間側レジスタンスを相手取って全面戦争を行うこととなったのだった。

人間業とは思えない超人的な戦闘力をとの最終決戦で披露し、は彼に501ワクチンを打ち込まれて致命傷を負ってしまう。

一時は戦闘不能まで追い込まれただったが切り札脳波干渉により最強邪鬼の一体であるチワワ様に憑依して危機を脱し、はその最終決戦に辛くも勝利することとなる。


そして五重の塔の頂上部で宮本明を磔にして殺害しようとするも、結局は彼を殺す事はしなかった。

を生き永らえさせたは彼に「今度は勝利し、私に力を示せ」と言い、そして彼ら人間軍にに抵抗するための最後の47日間の猶予を与えたのだった。

そして、その結果はというと...人間軍は又しても雅に敗北した。

二ヶ月近い猶予をわざわざ設けるという舐めプを行なった上で人間軍にほぼ完勝した雅は、

誕生から数百年を彼岸島で過ごした彼の人生の中で初めて、遂に彼岸島の外の世界日本本土へと上陸することとなる。


そして...48日後...

雅の吸血鬼軍は本土へ上陸すると同時に吸血鬼ウィルスを保有した数十億匹のを各地で放ち、

本土は未曾有のバイオテロを相手に抵抗らしい抵抗すらできず、一週間もせずに全国各地であっけなく吸血鬼や邪鬼の大群が発生したのち...日本国家としての機能を完全に停止した。

作中において未知のウィルスによるパンデミックで破滅した日本は国際社会に殆ど見放されてしまっており、日本を脱出して近隣諸国へ逃げた人間も追い返されてしまう始末である。

当然そんな殺人ウィルスの感染の波及を恐れ...近隣諸国は雅の支配する日本への上陸作戦などは一切行わず、作中でも一人の抹殺を目的とした国連軍による渋谷への徹底的な爆撃以外の軍事行動は行われていない。

(そして、渋谷区を巨大なに変えるほどの凄まじい国連軍の爆撃でさえもを殺すことは出来なかったのだった)


そして、日本首都である東京の陥落から数週間後...

雅は志願した数万人規模の吸血鬼達を集め、彼らをアマルガム(戦闘に特化した突然変異種)へと変貌させた。

大半が己の力に耐えきれず死亡する中、生き残った彼らをさらに蠱毒の要領で殺し合わせ、

その地獄から生き残った五人のアマルガムを自身の家族と称して可愛がっている。

雅の息子達」と呼ばれる彼らは現在、東京都の各地の縄張りを支配しており

そして本人は国連軍や宮本明に位置を特定されぬよう、常に東京中を移動し続けている。



クソみてェな理想


の最終目的は日本のみならず、全人類を吸血鬼ウィルスに感染させて、病気に苦しむことも無くし、寿命さえもこの世から無くし...最終的に誰も死ぬことも苦しむこともない、快楽と希望に溢れた理想世界を創造すること...らしい。

彼はその優れた理想を語り、IQ2ほどのクソ吸血鬼達や斧神をはじめとする元人間の側近を『人工的に血液を作り出せる研究を進めている』などと丸め込んで懐柔したのだが...


おそらく、これは彼の嘘である


宮本明に対し、自身の本当の最終目的を『人類を一人残らず根絶すること』と語っている。

つまり、は最初から誰一人として人間をこの地上に生かしておくつもりは無いのだ。

彼の本心は「病気?寿命?理想の世界?なにそれおいしいの?」ということである。

(なお吸血鬼が継続的に血を飲み続けない限り、最終的に邪鬼亡者へと変貌するため

人工血液が開発されていない現在、全人類ウィルス感染はすなわち破滅を意味する。)




「ハ、言いたい放題だな」


と、彼のラスボスとしての華々しい経歴を書き連ねたが....


名実ともに最強の敵…な雅様だが、序盤も序盤から登場していることに加えて、ポカミスやアホな作戦に引っかかる描写なども多く、ネタキャラとしての地位も確立している。


(屋根の上を逃走中の主人公を鉄扇持って笑顔で追いかけ回す → 瓦についた血液に滑り転落する

日本本土を占領したはいいが文明崩壊後水道インフラが停止する → 道路の水たまりで喉を潤す

...など。)


ネタキャラではあるが...漫画の吸血鬼キャラとしては珍しい、「ほぼ完全な不老不死の達成」、

「主人公に一対一の対戦で完全勝利し」「主人公との最終決戦でさえ謀略を用いて舐めプで勝利」

という、ゲームでいうとまさにプラチナトロフィーばりの戦歴である。


原作中であってもにとって圧倒的不利な局面かつ敗色濃厚な場面で、幾度となく結果的に勝利を収めている。

そして作中で明さんが成長するたび、宇宙が広がるように何故か雅もクソ強くなっている。

特に序盤であれだけ一般人にズバズバ斬られまくっていた場面と比較すると、日本本土へ上陸した後の『48日後...』の雅様にはそんな隙など消えており、拳銃で撃たれてクソほどビビっていた雅は最終的に国連軍の空爆に耐えるレベルに成長した。



「ここに書ききれない余談など 雅様にはいっぱいある」


彼がサッカー派であるのに対し、宮本明野球派である。

実際、彼岸島最後の47日間作中において雅はR18指定の渾身のシュートを、そして明はバットを用いて放った超弩級のホームランを披露している。


なお、彼の『身長186cm 体重不明』のデータは彼岸島公式ファンブックの手引き書が出典である。

体重不明...人間や吸血鬼の肉を喰いまくってるせいで、密度が結構重かったりするのだろうか。


宮本明を初めとする人間側のキャラは『ハァハァ』と喘ぐのに対し、を初めとする吸血鬼達は基本的に『ハーハー』と喘ぐ。...この情報いる?


公認ネタキャラである証拠に、『なかよし』60周年記念ポスターには彼の姿が……!!

(尚、作者の松本光司曰く「雅さんは昔描いた落描きが元」との事である。)


作中では、何度も繰り返し美形であることが強調されている。

いや実際作中の美形基準ではそうなんだけども。


原作の、本当に最初の方の設定では『ウィルスに感染した人間は彼と同じ白髪になる』...

そして中盤では『吸血鬼は興奮してなければ目の色は人間と同じ』などがあったが...?


彼の年齢についてだが...雅様は自身の詳しい年齢は読者にも教えてくれないのだ。

(少なくとも江戸時代には既に彼岸島内にてふわふわと生活していた...らしい)


ちなみに、不死身となる前の明治時代の「吸血鬼一家全員集合写真」にバッチリ映ってしまっている。が...なんとそこで判明した事実は...!


_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_

> 「雅様、そのクッソ派手なタキシード...明治時代以前から既に着てたんかい!!」 <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄





「私もひとつ 腹の立つ表記揺れを知っているよ」


← 雅様のイラスト投稿数は現在、このタグが一番充実している。

     「やめんか、「(彼岸島)」って付けるのただただ面倒くさいだけなんじゃ」


雅様「次に多いタグだよ イラストはもちろん、小説も好き放題さ」


クソ雅「どこのバカだ? このタグで投稿した奴は...」



「なんだ!?この関連タグは!?」


彼岸島基礎知識

今作のタイトルであり、物語の舞台となる島の名称である。

物語の舞台が島の外側...即ち「日本列島本土」に移ったが無限に地面から生える日本刀

無限湧きする忍者などの彼岸島特有の現象も本土に感染が広がっている。

もう少しだけ具体的に言うと、自衛隊が無限湧きするようになった


このページにて彼岸島ほぼ全てのセリフ、そして重要語句の解説を行なっている。

有志のキモ傘の手により、2020年現在も随時更新中です。ご活用ください。


雅の野望を阻む最強の武器にして防具。

「丸太を自由自在に振り回して戦える」ただそれだけで軍から直々にスカウトが来るレベルに扱いが難しい武器でもある。


雅の周囲の物陰から常に無限湧きするIQ2の不死身の吸血鬼たち。

...大抵彼らは現代日本に到底そぐわない江戸時代の百姓のような出で立ちをしており、銃火器とか爆弾とか使えばいいものを彼らのほとんどが槍や日本刀で武装しており、中には拳法を用いて近接戦闘素手オンリーで戦う粋な武闘派吸血鬼も存在する。

たまに突然変異なのか、5mほどの身長をもつ吸血鬼もいるが...頭の方は他と大差ない。

彼らの理念は弱肉強食力こそパワーである。


雅の被害者達

今作の主人公であり、極度のブラコン。そして...とんでもねェ丸太の使い手である。

最近になって立体起動を習得したほか、地球防衛軍まがいの戦闘を開始した。


宮本明の兄であり、極度のブラコン。薙刀を使ったり使わなかったりする。

使わない理由は「重たいから」。そういう事はせめて、一旦その丸太置いてから言おうよ兄貴。

序盤も序盤で彼は雅のウィルスにうっかり感染してしまい、そして無念の死を遂げることになるが...

以後、彼は明の守護霊へ変化し...明の受けたあらゆる落下ダメージを全て吸収するようになった。


宮本兄弟の師である、元々雅と同じ吸血鬼の一族の大男。

吸血鬼の血を身体に入れ、上位種の混血種となり雅の前に幾度となく立ち塞がる。

最終的に雅は彼を直々に始末することとなる。

ガキ使の芸人でも被らないような面白すぎる造形の面を常時着用している為、非常に腹筋に悪い。

言い逃れできないド戦犯の方...なのであるが、よく考えると彼こそ最大の被害者である。

雅によって人生を狂わされた挙句、彼岸島作中でもトップクラスに胸糞悪い死に方をしてしまった。


雅の部下達

雅の護衛部隊の隊長...なのだが、ただでさえクソ強い雅に護衛をつける心配はほぼ無いのでほとんど雑用係や話し相手、部下の吸血鬼達への援護...などの仕事がメインである。

作中では10人の精鋭の部下を従えていたが明に敗北し、しぶしぶ途中まで案内役を引き受ける。

その後は宮本明とは幾度となく共闘する関係となる...が、一応彼は雅直属の部下である


雅様の右腕と呼ばれる、山羊の被り物を付けた筋肉質の吸血鬼である。

手に持ったド迫力の巨大斧を振るうその姿はキリスト教の悪魔バフォメットによく似ている。

忠実な右腕...なのだが、命令そっちのけで戦うことしか頭にない脳筋アマルガムである。


雅様の...もう一つの右腕。実在する金剛力士像がモデルである。

本土で『女好き破戒僧の金剛』と『戦闘大好き武人金剛』の二体に分裂し...そのまま倒された。

彼の最後の言葉は、マンガ史に残る最悪のセリフとして有名である。


彼岸島に登場する女子で、多分一番健気で可愛い子。

多分、雅の関係者の中で本当に彼のことが大好きだった子であるが、椿は雅に仕えていた当時10才以下のいわゆるロリであり、そのため雅は彼女に恋愛感情などを抱く事はなかった。

が、雅は彼女の忠誠心それ自体は非常に買っており...最終決戦の大詰めである宮本明の足止めという、これ以上ないくらいクソみてェに重要な任務を彼女一人に与えている。


奴はアマルガムの中でも最弱。なんと作中においてあっさりと宮本明の武器を奪い、彼を拘束することに成功するが...最終的に全裸の状態の宮本明に形勢逆転されて敗北することとなる。

なんだかんだ彼女のキャラはとても濃かったので、数話での退場はすこし寂しいものがある。

そのライブ感溢れる彼女との戦闘や、戦闘中に登場した彼岸島語録の密度は凄まじいものがある。


吸血鬼の成れの果て。

『これ、雅本人よりヤバいとちゃう?』ってのが多々いる。

正直、数が尋常じゃ無い。ヤバイ(編集者の悲鳴)

サンマ組体操胎児授乳満腹爺チワワ様

師匠リア充死神ロリ変態糞土方眠り女...など


現時点でまともに記事化されているのは...カメレオン(彼岸島)くらいである。

追記:椿(彼岸島)も追加されました。椿ちゃんをすこれ。




雅の息子達


彼らについてはなんと現在連載中につき『全員出揃ってない』という状況である。

彼らの半数はまだ原作未登場であるが、既に前例が凄まじいので期待は大きい。

以下は原作にて、既に登場した雅の息子達...略して『みやむす』の一覧である。

(彼らの詳しい解説は、彼岸島迷台詞の一覧を参照のこと)


ファンの名付けた愛称はその頭にちなみ「キョロちゃん」

その巨体とフィジカルの強さは壮絶の一言。頭半分吹き飛んでもピンピンしてる怪物である。

雅の鉄扇に憧れて...なんと先端部発射可能の『三又槍』を武器として愛用する。

うちわ使ってろペリカン


国会議事堂周辺を単独で制圧し、陸上自衛隊を瞬殺したとんでもねェ怪物。

(ちなみに彼の攻撃から生き残った隊員は50名...とのこと)

ただ...その中身はなんと小学生ショタである

また、散々ネタにされまくった『クソみてェな旗』を立てた張本人でもある。

作中登場したどのアマルガムよりも圧倒的に巨大な姿をしているが...?

   (現在連載中につき、彼の記事はもうしばらく辛抱ください。)



...作中登場している雅の息子達は以上である。

正直言って下から二番目の四男で既にこのヤバイ強さでは、続く三男、次男、長男は...

もうゴジラキングギドラ級の超巨大生物が出てきてもおかしくないだろう。

あの脳筋の姑獲鳥が戦闘すら放棄し『下克上は無理です...宮本明倒そう...』と逃げ出すほどヤバイ奴らなのは間違いない。もしこれで加藤とかだったら笑う。


     頼んだぜ先生ェ。超ド迫力のアマルガム総進撃in東京湾、待ってます

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