シン・アスカ「なんでこんなこと…また戦争がしたいのか!アンタ達は!!」
ルナマリア・ホーク「やれる…私だって!」
機体データ
概要
ユニウス条約締結後、ザフトが開発した試作モビルスーツ群「セカンドステージシリーズ」の1機。型式番号の「5」は装備換装型系統、「6」は開発ナンバー、「S」は「Second Stage(セカンドステージ)」を示す。
ファーストステージシリーズのリジェネレイトやテスタメントで使用された技術を発展させ、コアスプレンダーを中心とする合体システム等を始めとした多数の革新的な技術を惜しみなく盛り込んだ「インパルスシステム」を採用している上、そのコンセプトは単機での高性能の特化を目指すというもので、ファーストステージシリーズのジャスティス・フリーダムから変わらない全領域高性能機である。
こういったガンダムタイプでは珍しく、コアスプレンダー以外の部位は少数ながら複数の機体が製造されている。ただし、機能上性能を最大限に発揮するには専用の母艦が必須になった上、機体構造が複雑で整備性が悪く、訓練面においてもパイロットに負担を強いる機体となったため、前線配備された機数は2桁にも満たない。
合体機構を採用したのはコアスプレンダーによるパイロットの生存率を上げる目的だけでなく、本機を胴体・コアスプレンダー・脚部の飛行体に分散することでヤキン・ドゥーエ攻防戦後に締結されたユニウス条約にある「MSの保有数の制限」にカウントさせなくするための脱法手段……という誤解が多いが、あくまでカウント上もMSとして扱われており誤りである。
ウィザードシステム及びシルエットシステムの浸透により、装備別に機体を用意せずに本体を装備だけ変えて使いまわせるため、保有制限の対策面はあくまで換装の話である。
インパルスには「衝撃」という意味があるものの、厳密には航空自衛隊のブルーインパルスの意味合いの方が強いと思われる。
ユニウス条約の影響で核エンジンの使用に制約が発生したものの、デュートリオンビーム送電システムなどの複数の代替技術や専用母艦のミネルバまでも含めた連携運用によってその性能を補完している。その反面、インパルス本体はオーソドックスな機体となったが、ファーストステージシリーズから培われたデバイス面の技術や、重力下においてもホバー飛行できる多機能性を有している。
インパルスシステム
本機「インパルス」が持つ独自の機能、及び専用の母艦ミネルバとの連携する各種システムを総括した呼称。
主に、コアスプレンダーを中心とする分離・合体機構、シルエットシステムによる状況に応じた武装換装、ミネルバからエネルギー供給を行うデュートリオンビーム送電システムが該当する。
詳細はリンク先参照。
本来はこのシステムを軸に次世代のザフトMSが開発される計画があり、そのフラッグシップとして同期の他のMSと比べても極めて重要な機体となっている。
また、正規パイロットに選ばれたシン・アスカがこのシステムの活用に秀でており、その有用性を大きく示すこととなった。
しかし、一方でシンの1機しか運用していない状態でも換装に伴う燃費やミネルバとの連携専用であるといった量産普及への課題も散見され、MS性能のインフレにより可変機構の強度不足の指摘もあり、開発当初の計画は頓挫しそのポテンシャルが後継機へと活かされることは無かった。
また劇中の描写からすると、その複雑な運用体系からオペレートする側にも相応の負担を強いるらしく、オペレーターの交代により運用にもたつきが出るといった面も見られた。
武装
MMI-GAU25A 20mmCIWS
胸部に2門装備されている機関砲。マイウス・ミリタリー・インダストリー社製。
本来はミサイル迎撃・牽制・対ソフトスキン用だが、至近距離では一般的なMSの装甲を貫通できる威力を持ち、第18話でダガーLの装甲を貫通している。
M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ
ストライクのアーマーシュナイダーに相当する折りたたみ式ナイフ。両腰に1本ずつ装備。
他の武装と異なり機体の電力を消費しない利点があるため、インパルス最後の武器となる。
MA-BAR72 高エネルギービームライフル
マティウス・アーセナリー社製のビームライフル。原型となったのは核動力機のジャスティス・フリーダムに装備された「MA-M20 ルプス・ビームライフル」で、デュートリオンビーム対応仕様に改装されたセイバーの「MA-BAR70 高エネルギービームライフル」を経てインパルス用の本装備が開発された。ルプスに比べ若干の小型化がなされているが、遜色のない威力を持つ。非使用時は腰にマウントする。
本装備をベースにカオスの「MA-BAR721 高エネルギービームライフル」、デスティニーの「MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル」が開発されている。
MMI-RG59V 機動防盾
対ビームコーティングがなされたシールド。伸縮機能を有しており、ソードインパルス・ブラストインパルスでは邪魔にならないよう縮めたまま使用される。また、チェストフライヤー時にはランディングギアの代わりとして上端と下端部分がせり出して接地面となるように設計されている。
ビームを屈折拡散させて防ぐ方式となっており、1点への過負荷を防いでいる。
シンは投擲したシールドに浅い角度でビームを撃つことで反跳させ敵機に当てるという離れ業を披露している。
劇中の活躍
『DESTINY』の物語が始まった時点で本機は既にロールアウト済・専用運用艦であるミネルバに艦載されており、未完成だったセイバーと共にファントムペインによる強奪を免れている。
アーモリーワンでのカオス・アビス・ガイア強奪事件の際にはこれらの捕獲任務のためソード装備で出撃、アスラン・ザラとカガリ・ユラ・アスハが乗っていたザクウォーリアを救う形で戦場に現れる。
しかし、数的不利と3機のパイロットが連合の強化人間エクステンデッドだったために大いに苦戦し、レイ・ザ・バレルのザクファントムとルナマリア・ホークのザクウォーリアの増援を受けて持ち直すも3機が脱出を優先し始めたため、本機はフォースへ換装、高い機動力を以て猛追するも甲斐なくコロニーから脱出されてしまう。宇宙に出てそれを追うものの、バッテリー残量が危険域だったこともあり一旦断念。緊急発進したミネルバへ帰投し、3機を収容したガーティ・ルーを追う。
やがてデブリ帯でこれらと会敵、ブラスト装備で出撃。ルナマリアのザクやゲイツR2機と共に奮戦するが、ゲイツRが撃破されたことやミネルバもダメージを負ったことからプラント最高評議会議長であるギルバート・デュランダルは追撃作戦を断念、本機も帰投する。
ユニウスセブンが地球への落下軌道を辿っていた際、丁度近隣にいたためミネルバ隊総出(+アスランが借り受けたザク)で出撃、ジュール隊と共に破砕作業にあたる傍らサトー一派のジンハイマニューバ2型と交戦する。最新型なだけありジンの撃破は難なく行えたが、内1機に組みつかれ眼前で自爆され、シンは意識を失いかける。ギリギリ持ち直したところ、遂に大気圏に突入。サトーのジンに組みつかれていたアスランのザクの脚部を切断し、ジンを蹴り飛ばしてザクを救出。しかしMS同士のマニピュレーターでは大気圏突入の風圧に耐えられず、ザクの手を放す結果となってしまう。本機は一旦自機の姿勢制御を優先し、無事地球へ降下。同じく降下はできたが大気圏内では飛行できないザクを抱えてミネルバへ着艦した。
カガリを降ろすため一時的に寄港していたオーブ連合首長国を出港した直後、待ち伏せていた連合艦隊に対しフォースで出撃、ウィンダムやダガーLからなるMS部隊を次々と撃破していく。しかし、ここで新型モビルアーマーのザムザザーが出現。陽電子リフレクターによりミネルバのタンホイザーすらも弾かれてしまったため本機がこれと交戦。その火力に翻弄されつつも奮戦するが、オーブ国防軍が領海線に護衛艦軍を配置しミネルバの再入国を認めない姿勢をとったことにシンが唖然としていた隙を突かれ、クローで右脚を引きちぎられてしまう。同時にバッテリーが切れフェイズシフトダウン、海面へ向けて落下していく。しかし、オーブへの怒りなどからシンはSEEDを発現。機体状況や戦況を正確に判断し、まずはデュートリオンビーム送電システムで本機を充電、ビームサーベルで突撃しザムザザーを撃破。次いで破損したレッグフライヤーを交換し、ソードへ換装。連合の空母2隻を含む戦艦6隻を叩き斬った。
インド洋海戦ではフォースで出撃、MS部隊を一掃するがネオ・ロアノークのウィンダムには苦戦を強いられる。更に割り込んできたガイアとも交戦するが、決着はつかぬまま撤退される。その後、連合が対カーペンタリア基地を建設していた場所で徴用していた民間人を虐殺する様を目の当たりにしたため、機関砲でそれを阻止。基地を破壊の上柵を引きちぎることで民間人達を救出した。ただしこれはFAITHであるアスランの制止を無視した命令違反であり、帰投後シンはその点を咎められている。
ガルナハン基地・ローエングリンゲート破壊作戦ではシルエットなし、合体せずコアスプレンダー状態でチェスト・レッグフライヤーを随伴させて狭い坑道を潜り抜け、出た先でドッキングし奇襲をかける。本機出現に際し連合側は急遽ゲートの閉鎖を開始するが、ギリギリで本機は対装甲ナイフを突き刺したダガーLを投げ込んで爆発させ、作戦を成功させた。
ダーダネルス海峡戦ではフォース装備でセイバーと共に前衛を担当、ウィンダムやオーブ派遣軍のムラサメなどを撃破しつつ水中のアビスにも応戦するが、ビームライフルでは有効打にならず苦戦する。だが、戦場にキラ・ヤマト駆るフリーダムが武力介入。その無差別な攻撃に困惑する中本機も対象となり、すれ違いざまに右腕をライフルごと斬り落とされ戦闘不能にされてしまった。
ロドニアラボ調査任務ではフォース装備でレイのザクと共に発進し、シンを降ろした後は待機していたが、突如そこにガイアが急襲。合流していたセイバーと共にこれに応戦、アスランの「爆発させずに倒せ」という命令に従い、セイバーの作った隙を突いてサーベルでコックピット付近を斬りつけ戦闘不能にする。しかし、ガイアのパイロットがステラ・ルーシェであったことに気づいたシンは彼女を本機に乗せて無断でミネルバへ搬送した。
クレタ沖海戦ではブラストで出撃、アビスと交戦する。一進一退の攻防を繰り広げる中、またも戦場にフリーダムが出現。次いで現れたストライクルージュに乗るカガリの言葉にシンは憤慨し4連装ミサイルランチャーで攻撃を加える。フリーダムに全弾落とされた上サーベルによる突撃を受けるが、シンの怒りによりSEEDが発動、フリーダムの攻撃を回避。逆にビームジャベリンを振りかざしてフリーダムを後退させる。直後フリーダムはセイバーが請け負ったため、本機は改めてアビスと対峙。シルエットを攻撃されるがそれを即座にパージ、爆発の中でジャベリンを投擲・突き刺すことでアビスを撃破する。フリーになった本機はフォースを装備の上デュートリオンチャージ、ウィンダムやムラサメらを次々と撃破していく。大多数を撃破したところでシンは艦を叩くべきと判断しソードへ換装、連合・オーブ問わず多数の艦船を叩き斬る。この時、かつての恩師トダカの乗るタケミカズチをも轟沈させているが、シンがこれを知ることはない。
なお、この戦闘でセイバーとザク2機が大破しており、ミネルバの艦載機はしばらく本機のみとなる。
ステラがエクステンデッドの生きたサンプルとしてプラント本国に送られる方針となっていることを知った際、シンはそれに反発しレイの協力の下ステラを乗せてフォース装備の本機を発進させる。ガイアのコードを使用し連合軍に呼びかけ、ネオのウィンダム1機で来ることを返還条件とし合流地点へ向かった。ステラを降ろした後はミネルバへ帰投しているが、シンは軍規違反で逮捕される(デュランダルの計らいで割とすぐに解かれた)。
ベルリンの戦場では侵攻するデストロイを止めるべくフォースで出撃、先にデストロイと戦っていたフリーダムとは利害の一致により事実上の共闘を開始する。デストロイからのビームの雨を潜り抜けサーベルでコックピット部を斬りつけることに成功するが、直後ネオのウィンダムに組みつかれデストロイに乗っているのがステラだということを知らされる。攻撃を躊躇う中、デストロイへ攻撃を再開したフリーダムを見てそれを妨害し、ステラの説得のため武装を切って接近する。シンの「守る」という言葉に呼応してステラが落ち着きを取り戻し一度は成功したかに思えたが、後ろで静観していたフリーダムを見たステラは再びデストロイを動かしてしまう。なおも救おうとするシンだったが、これ以上の被害拡大を防ぐためにフリーダムがデストロイを撃破(本機はスーパースキュラのほぼ目の前にいたため一応フリーダムに救われた形になる)。シンは急いでデストロイからステラを回収するがもはやその身体は限界で、ステラは衰弱死。本機は近隣の海へと出向き、彼女の水葬を見届けるのだった。シンはこれによりフリーダムへの強い憎悪を抱く。
エンジェル・ダウン作戦ではフォース装備で出撃、対フリーダムの戦闘シミュレーションを十分に行った万全の状態で相対する。フリーダムは当初アークエンジェルの護衛を第一に考えていたためまともに相手にされていなかったが、本機がしつこく追い回したことであちらも止む無く本機に応戦。本機はシールドを投擲、そこにライフルを撃ちビームを反射させるという奇策を用い、フリーダムの左ショルダーガードに当てるという神業を披露。更にフリーになった左手でサーベルを構えて攻撃するが、カウンターを食らい頭部と左腕を斬り飛ばされ戦闘不能にされる。しかし、無力化はシンの想定内。まずは破損したチェストフライヤー部をフォースシルエットごと質量弾としてフリーダムにぶつけ、コアスプレンダーの機関砲でフリーダムの眼前で爆破させて機体バランスを崩させる。この間に新しいチェストフライヤー・フォースシルエットとドッキング、再度猛攻を仕掛ける。宙返りで避けられた際にはレッグフライヤーを分離して回避、隙だらけになった左翼を破壊する。再度ドッキングして猛追し、ビームライフルをも撃ち落としたタイミングでソードシルエットを呼び出し、到着したシルエットを武装プラットフォームとして使用しフラッシュエッジを投げてシールドを傷つける。更にエクスカリバーを構えて突進し、ビームサーベルの突きを食らって頭部と左腕を破壊されつつもフリーダムの腹部を貫いて撃墜に成功する。爆発の余波により本機もダメージを受けフェイズシフトダウン、シルエットの翼は融解しかけていたが、飛行に問題はなくそのまま帰投する。
ミネルバがジブラルタル基地に寄港した際、シンは新型機にして本機の後継機デスティニーを受領。席の空いた本機にはレイが乗る予定だったといわれているが、新型機レジェンドのパイロットとなるはずだったアスランが脱走しレジェンドはレイの機体となったため、本機はルナマリアが使用することとなる。
ヘブンズベース攻防戦にてルナマリア搭乗機としての初陣を飾り、フォース装備でデスティニー・レジェンドと共にMS部隊を攻撃する。当初はルナマリアが本機の高い性能についていけるか不安があったためデスティニーのフォローを受ける場面もあったが、徐々に順応していきMS部隊を引き連れて活路を開く。その後本機もデストロイへの攻撃に参加、本機を熟知しているシンからの指示によりソードへ換装し、エクスカリバーを1本レジェンドへ貸し共にデストロイを1機撃破。最後の1機もデスティニーを含めた3機の連続斬撃で撃破した。
オーブ攻防戦では発進せず待機していたが、ロード・ジブリールの逃亡シャトルが見つかったためタリア・グラディスの指示により緊急発進、フォース装備で加速しながらライフルでシャトルを狙うが、自身も加速しながら加速するシャトルを狙うのは非常に難しく取り逃がしてしまった。
ダイダロス攻防戦ではブラストで先行出撃、レクイエムのコントロールルームを破壊すべく、デスティニーらに陽動を任せ本機はレクイエムの防衛線に奇襲をかける。デスティニーのフォローを受けつつコントロールルームへ到達、ケルベロスとデリュージーの一斉射撃でこれを破壊した。
メサイア攻防戦ではフォース装備で出撃、エターナルに接近する。が、エターナルに乗っていた妹のメイリン・ホークからの呼びかけに動じた隙にドムトルーパー3機の攻撃を受けて後退。特に大きな損傷はなかったようで、一旦ミネルバ近くへ戻りデュートリオンチャージを受け再度前線へ向かう。ムラサメなどを撃破していくが、アスランの乗るインフィニットジャスティスと遭遇。彼を攻撃することに多少の迷いを見せつつもメイリンを危機にさらしたことへの怒りが勝ち、インフィニットジャスティスに猛攻を加える。しかしグリフォンビームブレイドの斬り蹴りを受けて右腕を喪失し、機関砲で食い下がるがシャイニングエッジで右脚も切断されほぼ戦闘不能となる。直後デスティニーがインフィニットジャスティスとの戦闘に入ったため本機は後退するが、2人を心配するルナマリアの意向でミネルバへ帰投することなくその場で静観する。しかし、ルナマリアはアスランの言葉でこの戦いが間違っていることを確信、2機の間に入り込むことで戦闘を止めようとする。錯乱状態に陥ったシンがデスティニーを止められず危うくパルマフィオキーナの直撃を受けそうになるが、インフィニットジャスティスに庇われ難を逃れる。その後は撃墜されたデスティニーを追って月面へ着陸、ルナマリアを降ろした。本機はここでバッテリーが切れ機能を停止。その後ルナマリアとシンはインフィニットジャスティスに回収され、本機は大破したデスティニーと共に月面に放棄されたのだった。
…が、後に機体は回収され、2年後の世界にてアップデートされ再び活躍することとなる。
バリエーション
基本的に詳細はリンク先を参照のこと。
シルエットバリエーション
高機動型のフォースシルエットを装備した形態。
近接戦型のソードシルエットを装備した形態。
砲撃戦型のブラストシルエットを装備した形態。
万能型のデスティニーシルエットを装備した形態。
宇宙戦型のカオスシルエットを装備した形態。データ上のみの存在。
水中戦用のアビスシルエットを装備した形態。データ上のみの存在。
陸戦型のガイアシルエットを装備した形態。データ上のみの存在。
その他『SEED』シリーズ
デスティニーインパルスを経て開発された本機の後継機。
月面から回収されたオリジナルの本機に改修を加えた機体。バッテリーが新型になっている。
デスティニーインパルスを基に民間企業が完成させた機体。ストライカーパックシステムを採用している。
デスティニーインパルスRの随伴無人機。ほぼ同型機である。
デスティニーインパルスRをエルザ・ヴァイス用に改修した機体。
改造ガンプラ
インパルスジム
『ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ』に登場する改造ガンプラ。
使用者はサノ・ケイコ(wktkカスタム)、シグレ・マヒル(マヒル仕様)。
インパルスガンダムをベースに、名前の通りジムを思わせる頭部が装着されている。
各種で頭部形状、武装、バックパックの形状が異なっており、奥の手として2体の武装とバックパックを合体させた『ザ ノーザンポッド』を使用することが可能である。
『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』に登場。
使用者はニルス・ニールセン。
フォースインパルスガンダムをベースに、日本のニンジャを機能として取り入れている。
『ガンダムビルドダイバーズ』に登場。
使用者はエミリア。
下半身はほぼインパルスガンダムだが、上半身の意匠はAGE系(特にAGE-3とAGE-FX)に近いものとなっている。
『ガンダムビルドダイバーズ』に登場。
使用者はカルナ。
兄弟機のアルクと同様に下半身はほぼインパルスガンダム、上半身の意匠はAGE系に近い。
『ガンダムブレイカーモバイル』に登場。
使用者はクズノハ・リンドウ。
インパルスガンダムをベースに、ウイングガンダムの要素を組み込んでカスタムしている。
『ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Line』に登場。
使用者はマンフレート・フォン・サカザキ。
フォースインパルスガンダムをベースに空戦での高機動戦闘に特化し、専用シルエット「Exシルエット」によるアクロバティックな機動を可能としている。
立体物
いずれもコレクションシリーズ以外は分離、合体ギミックが再現されている。
コレクションシリーズ
3タイプすべて発売。
- HG SEED
フォースインパルス、ソードインパルスが発売され、ソードインパルスはフォースインパルスに次ぐ売上を記録した。
- HGCE
フォースインパルスが一般発売されたほか、プレミアムバンダイ限定でソードインパルス、劇中での不遇さから長らくコレクションシリーズのみの発売であったブラストインパルスも発売された。
- MG
コアスプレンダーの収納ギミックが再現され、フォースインパルスとソードインパルスが発売。更にソードインパルスから約10年越しに、プレミアムバンダイ限定でブラストインパルスも発売された。
- BB戦士シリーズ
劇中で使用した装備が同梱されている他、組み換えであるがコアスプレンダーとインパルス本体との合体ギミックが再現されており、展示用台座も付属する。
- 食玩
「ミニプラ変形合体インパルスガンダム」として販売。 劇中同様にチェストフライヤー、コアスプレンダー、レッグフライヤーの三つのパーツに分離・合体させることができる。コアスプレンダーは、劇中同様に変形することが可能。シルエット&シルエットフライヤーは同梱しない代わりに、装備はビームライフルとシールドが同梱する。 ※現在、入手困難
- RG
後期主人公機のデスティニーから7年越しに発売され、こちらもMGと同じくコアスプレンダーの収納ギミックが再現されている。フォースインパルスが一般発売され、ソードインパルスとデスティニーインパルスはプレミアムバンダイ限定で発売された。
関連動画
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関連タグ
登場作品
所属(組織・分類)
ザフト製MS・戦艦 ZGMFシリーズ セカンドステージシリーズ
関連機体
後継機
ZGMF-X42S デスティニー:直系の後継機。
ZGMF-56E2 インパルスSpecⅡ:改修後の姿。
参考機
GAT-X105 ストライク:コンセプトがあまりにも似通っており、本機は「ザフト版ストライク」とまで言われるほどである。
ZGMF-X11A リジェネレイト:インパルスシステムの原型。
ZGMF-X12A テスタメント:シルエットシステムの原型。
ZGMF-X101S ザクスプレンダー:本機のシステムの実証実験機。
関連人物
その他
インパルス(お笑いコンビ):DESTINY放送時にたまたまテレビによく出演していた芸人。SDガンダムフルカラー劇場で名前がネタにされていた。また、メンバーの板倉俊之の方はSEEDではないものの、「板倉小隊」というアーケードゲーム機『機動戦士ガンダム 戦場の絆』専門の番組を持っているなどガンダムとも深い縁を持つ。