基礎データ
全国図鑑 | No.0052 |
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アローラ図鑑(SM) | No.045 (メレメレ図鑑:No.045 ウラウラ図鑑:No.023) |
アローラ図鑑(USUM) | No.052 (メレメレ図鑑:No.052 ウラウラ図鑑:023) |
ガラル図鑑 | No.182 |
英語名 | Alolan Meowth |
分類 | ばけねこポケモン |
タイプ | あく |
高さ | 0.4m |
重さ | 4.2kg |
特性 | ものひろい/テクニシャン/びびり(隠れ特性) |
進化
アローラニャース→アローラペルシアン(なつき進化、LPLEではLv.28)
※LPLEでは通常種と進化条件が同じ。
概要
ポケモンSMから登場する、アローラ地方の環境で変化したニャースのリージョンフォーム。正式名称は「ニャース(アローラのすがた)」。
従来の白猫のような姿から、偉そうなジト目が特徴的な灰猫へと変わり、チョロネコと同じ単あくタイプの猫ポケモンとなる。
隠れ特性も元の「きんちょうかん」から「びびり」に変化している。
元々ニャースはアローラにおらず、他の地方から王族に献上され、限られた人だけがパートナーにできた。ニャースが贅沢で甘やかされた生活を送る内に、わがままでプライドの高い性格に変化したと言われている。王政の崩壊と同時に野生化し、アローラ地方で希少だったニャースも現在ではどこでも見られる一般的なポケモンとなった。
性格はずる賢さとプライドの高さが特徴で、気ままで飽きっぽい。小判が汚れることとプライドを傷つけられることを嫌い、狂ったようなヒステリーを起こしてしまう。
そのため尽くされるより尽くすのが好きな一部のトレーナーに人気である。
ウラウラ島のしまキング・クチナシは大量のアローラニャースを保護している。
主人公宅にいるカントー地方出身の通常種ニャースがPVに登場していたため、ファン間では当初は「ニャースのリージョンフォームは登場しない」という見方が強かったが、結果的にはうまく裏切られた形となる。
また、数少ない「ものひろい」持ち。そのため、サン・ムーンで入手困難となったあかいいと探しに駆り出されている。
LPLEでは通常種ニャースと同様レベルアップで進化する。
使用トレーナー
漫画版
番外作品
ポケモンGO
2018年6月22日のフレンド機能の追加と併せて解禁された、アローラポケモン第1弾の1匹として登場。7キロタマゴからしか出現しない。
当初、アローラポケモンの中ではアローラコラッタと並んで1番孵化する確率が高かったのだが、その後7キロタマゴから孵るポケモンが増えたのに応じて、孵化しにくくなった。
進化形のアローラペルシアンはポケGOではイマイチ使いにくい存在であり、いなくてもジム戦・レイドバトルでは困らない。現在は図鑑コンプリートのためだけに必要な、そこそこレアなポケモンと言えるか。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- ロケット団のアローラニャース
- サン&ムーン62話「悪のニャースはアローラニャース!?」で初登場。1匹の野生のアローラニャースがロケット団3人組と偶然出会い、「仕えるべき人を探している」とロケット団のニャース越しに伝え、彼らの仲間になる。そう伝える前にニャースと間違って入れ替わる形でムサシとコジロウに連れ帰られており、すると2人の休憩や趣味を自分から甲斐甲斐しく手伝ったため2人からとても気に入られる。紳士的なお辞儀(ボウアンドスクレイプ)をよくする。
- ニャースはその前に沼に突き落とされていたうえ、ムサシ達からニャースよりも良いと評価されたので、その加入を一切快く思う事が出来ずライバル視する事になる。アローラニャースの方も最初からニャースとの対立を望んでいたようで、わざとニャースの尻尾を踏んだり、彼にミミッキュの中身をめくって見せたりと隠れて攻撃していた。
- 言葉こそ喋れないが、ロケット団のニャース同様機械の扱いにも長け、お金も自分で使えるという、同族の中でもズバ抜けて高い知性の持ち主。戦闘能力も高く、ピカチュウとも対等に渡り合った。使用技はフェイントと10まんボルト。ちなみにフェイントは瞬間移動して目の前に現れてでこぴんを食らわせるという動作である。
- そうしてピカチュウ捕縛に協力していたのだが、最後は隙を見て逃げ出し、ニャースの貯金を使ってカントーに高飛び。何処に行ったのかと思えばロケット団本部から、本部に仕えるポケモンになったと紹介された。実は彼らの基地で自らコンピュータをタイピング操作し、調べた3人組の持つ本部へのコネクションに目をつけていたのだ。
- 現在はサカキの秘書・マトリの部下となり、虎視眈々とペルシアンポジションを狙っている。その優秀さに気を良くしたサカキからも褒められたムコニャ達だったが、本人らは「自分達は昇進に利用された」とカンカンに怒るのであった。
- 以後、3人組の本部への定期報告を忙しいマトリ達に替わってやる気なさげに聞く等のシーンで登場。87話以降の「かがやきさま」捕獲作戦における精鋭部隊「マトリ・マトリックス」の飛行艇ではマトリの隣に座ったが、アローラ地方に突入するとネクロズマの影響で団員の人間が全員腑抜けて「帰るか」とまで言い出したので唯一影響のないアローラニャースが部隊に猛抗議していた。この最中に被弾した飛行艇は彼が1匹で修理したと仕草で部隊に伝えている。
- 第122話でマトリと共にムコニャの様子を監視にやってくるが、その際キテルグマにとんでもない恐怖を植え付けられた。
- ウラウラ島交番の大群
- ウラウラ島の交番には、ゲーム以上に大量のアローラニャース達が居ついている。こちらの個体は皆、知性があまり無い本来のニャースに近い。サトシやピカチュウにすり寄る人懐っこさがある。
- 空腹になれば騒ぎ、食べ物を見つければすぐさま飛びつき、満腹になれば誰かにじゃれついて遊び回り続け、最後は寝る。まさしく猫そのものな生活サイクルを全員で送っている気ままなポケモン達である。普段の世話は交番唯一の警官であるクチナシが担当。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
サンのダラー
・性別:♂️ ・特性:テクニシャン
・性格:きまぐれ ・個性:ちょっぴり見栄っ張り
- 図鑑所有者の幼なじみポケモンであるが、後述の通りに少し事情が違う。
- スカル団との戦いで登場。ヤトウモリ2匹の同時攻撃を物ともせずに圧倒した。キメ技のネコにこばんは仕事以外での収入源にもなっている。
- 登場した回ではまだNNは明かされず、次の話で判明したという少し珍しい例。名前の由来はサン曰く、「バトルの時以外はだらーってしてるから」だが、メタ的に元ネタはドルの現地発音「dollar」と思われる。
- サン曰く王族の出らしく、プライドが高く額の小判が汚れることを特に嫌う。一度その怒りに触れればサン本人にも手がつけられなくなり、タイプ・体格共に不利のグソクムシャを返り討ちにするほどの力を発揮した。
- 同じ猫ポケモンであるエン(ニャビー)とは仲が悪く、一緒に出すとすぐに喧嘩を始めてしまい、未知のポケモンに襲われているような危機的状況でもバトルそっちのけでお構いなし。一応トレーナーの指示のもと連携は取れるが、喧嘩を止めるのは基本難しい。
- 元々は作中の時点では死亡しているサンの曽祖父のポケモンで、ザオボーに曽祖父の島を乗っ取られた際、サンは1億円稼いで島を買い戻す目論見を曽祖父のポケモンだった3匹のアローラニャースに語るが、それに唯一乗ってくれたのがダラーだった(ペソとセントの2匹は拒否してどこかへ去ってしまった)。
- 普段はダラけているがバトルでは本気を出すのもそれが1億円を貯める近道だとわかっていたためであるが、エーテルパラダイスが作られ始めても本気で島を返してもらえると思っていたサンとは違い、ダラーはそうは思っていなかった様子でペルシアンに進化しないのも、「オレっちの『バカさ』がわかっていたから、強くなってもなつかない」とサンは分析していた(実際、アローラペルシアンへの進化条件は「なつき」である)。
- 最終的にザオボーには約束を反故にされ、一緒にいる理由がなくなったため、サンがウルトラホールから無事帰還し、ネクロズマと交戦中に自らの意思でサンの元を去った。
- その後、ザオボーへの恨みが相当強かったのかあるいはダラー自身も本気で島を取り戻したかったのかエーテルパラダイスに単身乗り込み、海外へ逃亡を図るザオボーを襲撃する。が、強い不安や緊張を持つ人間に好んで寄生するウツロイドにザオボーが拉致されるという因果応報の末路を見届けている。
- 結局はサンのところに戻り、配達業を手伝っており、新人従業員達を厳しくしごいている。
関連イラスト
関連タグ
0051.ダグトリオ/アローラのすがた→0052.ニャース/キョダイマックスニャース/アローラのすがた/ガラルのすがた→0053.ペルシアン/アローラのすがた
同あく単タイプ
なつき進化仲間
ピチュー/ピカチュウ | ピィ/ピッピ |
ププリン/プリン | ゴルバット/クロバット |
イーブイ/エーフィorブラッキーorニンフィア | ラッキー/ハピナス |
トゲピー/トゲチック | ルリリ/マリル |
スボミー/ロゼリア | ミミロル/ミミロップ |
リーシャン/チリーン | ゴンベ/カビゴン |
リオル/ルカリオ | コロモリ/ココロモリ |
クルマユ/ハハコモリ | タイプ:ヌル/シルヴァディ |
ユキハミ/モスノウ |