デデデ大王
でででだいおう
CV:桜井政博(64及びスマブラシリーズ)、熊崎信也(『星のカービィウルトラスーパーデラックス』以降)、緒方賢一(アニメ版)
概要
ガウンコートを着たペンギンに似た姿をしたプププランドの自称大王で、カービィと対決するライバル的な存在。
メタナイトと並ぶシリーズのレギュラー的な存在であり、彼と同じくボスキャラ兼プレイアブルキャラとして活躍している。
対決することは度々あるが、それが自分の意思だったりそうじゃなかったり、はたまた演技だったりと理由は様々。カービィの冒険を手助けすることもあり、カービィとの仲は悪くない様子。
『星のカービィ スーパーデラックス』では「グルメレース」という大食い競争とレースをあわせたような競技で対決するが、カービィに負けず劣らずの食欲を持つようである。
さすが国中の食べ物を奪った前科をもっているだけはあるというか…。
あくまで大王というのは自称だが、それなりの城を構えてちゃんと兵もいる辺り一人よがりの王というわけでもない様で、ディスカバリーにて配下のワドルディがきちんと慕っている描写があり、王としてそれなりに認められている様子。
『星のカービィ(初代)』におけるデデデ山(Mt,DeDeDe)の居城にはなんとプロレスやボクシングのリングが存在しており、そこが彼との最終決戦の舞台となっている。
1作目では、スポットライトだけの薄暗い部屋にリングがあるだけであったが、スーパーデラックスでは多数の観客がいる本格的なプロレス会場と化しており、観客席の上に設置されている電光掲示板には『チャレンジャー 星のカービィ VS チャンピオン デデデ大王』と表示されている。この時の戦いでどちらかがダメージを受けると観客の動きが早くなるが、同じくリング上で戦う某ワニ王の時のようにカービィがダメージを受けると歓声が、デデデ大王がダメージを受けるとブーイングが飛んでくるのかは不明。
ちなみに、この時の観客席にはカービィキャラだけでなくマリオ達マリオファミリーが観戦していたりする(SDXではマリオとルイージ、ピンク色のキャサリンが2人ずついたが、USDXでは別々のキャラが配置されている)。本当にこの対決はプロレスだったのでは…?
基本的に絵柄の安定しているカービィ達と異なりキャラクターデザインやサイズが作品によって結構大きく変わる。
特に64、スマブラ、スタアラ、ディスカバリーなどが顕著。SDXやスマブラの様に丸っこさが強調された作品もあれば、64やスタアラの様にどこかすらっとした印象を受けるものもある。
20周年スペシャルコレクションに付属されているブックレットによると、作品に合わせてデザインを変えるため口の形や顔の比率が難しく結構デザイナー泣かせなキャラなんだとか。
帽子に関しては外したシーンを描写されたことは無く、また帽子の中身について言及されたこともない(ただしメディアミックスやミーバースの開発者インタビューでは取り上げられたことがある)。ただし帽子を外しっぱなしなことはないが別の帽子を被ることは時々ある。
任天堂公式サイトにあるニンテンドーキッズスペースによると、実は帽子形の冠だったことが判明した。そのためか、近年の作品では帽子の縁や卵のような形の球体部分が光沢を放っている。
手や体はあくまで手袋や衣服を着ているだけなので本来は顔と同じ水色である(64では素手だしスターアライズではマッチョ化によってわかりやすい。)
彼がよく手にするハンマーは木製(要は木槌)だが、スーパーデラックス以降では、打撃面が金属で補強されている。
マスクド・デデデとしての戦闘や、スマブラでは木槌ではなく機械仕掛けのハンマーを用いる場合もある。
またコピー能力・ハンマーの説明には「デデデ大王直伝のハンマー」とある。
ただし、何度もボスとして戦ってきた結果投げたら爆発したりなどそれなりにただのハンマーではない運用もされる。
唇をネタにされる事があり、ザン・パルルティザーヌから「くちびるペンギン」(勿論実際はペンギンではない)と呼ばれたり、デデププでは「短足くちびるお化け」呼ばわりされている。
初代ではラスボスであったが以降の作品ではそれほど多くなく、ラスボス前座や中盤のボス、ステージ1の大ボス、ましてやステージ1-3の中ボス(倒した後は仲間)になったこともある。
終盤で登場する場合でも、最近は真の黒幕に操られていたというケースの方が増えている。
しかし、番外作品では未だにラスボスとして出ることもある。
戦闘
1作目のラスボスだっただけあってかなり強く、秘書スージーからは「ポップスターにいる生命体の中でもかなりの強さ」と称される程のパワーと生命力を持つ。
その一方、前述の通り作品によって立ち位置が変わるため、作品ごとの強さがかなり変わる。
ボス
攻撃手段は多彩であり、手にしたハンマーはもちろん、巨体を使ってのヘッドスライディングや、吸い込みから吐き出しによる叩きつけ、高いジャンプ力を誇るスーパーデデデジャンプなど。夢の泉の物語では、彼に勝つために特訓して身につけたというホバリング飛行によりボディプレスもしかけてくる。
体力が高いうえ、パワー系一辺倒ではなく空中浮遊における身軽さや上記の攻撃に見られる多芸な面があり、スピンオフ作品では爆弾やロケットランチャー、さらには両手からビームまで出したりと、ボスを務めた回数も多くプレイヤーキャラクターにもなっているためその攻撃方法は多彩。
ウルトラスーパーデラックス以降はマスクド・デデデや派生版と戦う機会も増加。
マスクド・デデデの際は機械仕掛けのニューデデデハンマーを使用し、高速回転しながらの突進や、ミサイル攻撃等を使用。
トリプルデラックスではハルバードを用いたり、ロボボプラネットではクローンとはいえD3砲を使ったりと意外とイメージより色々な武器を使用している。
また、よく洗脳や乗っ取りに合うことの多いデデデだが、洗脳されていた際の技も身につけて次回作等で再び用いてくることもある。
『スターアライズ』では、途中でハンマーが壊れてしまい、他に使えそうな武器も見当たらないと思われた中、なんと本人の上半身がマッチョな姿となり、この剛腕こそが武器といわんばかりにフィールドを所狭しと暴れ回る。
近年では、スマブラから逆輸入されたゴルドーを使った攻撃も行う。
『星のカービィ2』や『星のカービィ3』、そして『星のカービィ64』では、ダークマターに精神を乗っ取られているため体力が減ると攻撃パターンが変わり、空を幽霊のように飛びながら腹から出した目からの怪光弾、裂けた腹の口での食らい付きといった不気味な攻撃を繰り出してくる。
作品毎に登場する強化形態および派生個体の戦闘パターンの詳細に関してはマスクドデデデ、ブラックデデデ、クローンデデデ、アナザーデデデ、ワイルドデデデなど各項目を参照。
『ファイターズZ』では自らの分身を生み出していて難易度によって数が増える、分身のチビデデデを倒して残り3体になるところで2体の同じ大きさの分身を引き連れて戦う。また、その2体の分身を倒すと夢の泉デラックスのグラフィックを思わせるまでに大きくなる。
めちゃむずモードになると顕著だが、特に今作での彼はまさに大王の名に相応しく、ジャイアントスイングやハンマー乱舞などはもちろん、自力で自分のハンマーから光弾を発射する技やハンマーによる衝撃波攻撃を繰り出してくる(このハンマーにはスターロッドの意匠がある)。
対戦ステージはなんと夢の泉。この分身デデデは夢の泉の力によるものらしい。
ちなみに『トリプルデラックス』では『大王のデデデでデン』もあり、そのモードではBGMに合わせて飛び跳ねるデデデを操作し、障害物をかわしては時折タンバリンを打つ、アクションゲーム風の音ゲーとなっている。
カービィのすいこみ大作戦では二回に渡って対決。
最初は普通の姿だが敗れると巨大化した形態「ジャイアントデデデ」となって復活。これがラスボスとなる。
プレイヤー操作
外伝作品などでは総じて体力と攻撃力は高いものの、大柄で重く機動力にやや欠けるといったスタイルが多い。『タッチ!カービィ』ではボールキャラの中で唯一水に沈むことができる。
本編作品ではカービィが「ハンマー」のコピーで使える技よりも更に多くの技を持ち、カービィよりも更に攻撃力が高い(Wiiではそうでもない)。カービィが使い捨てでしか使えない爆裂ハンマー投げを連発出来たりと、元の能力がハンマーなだけあってシンプルに使い勝手が良い性能をしている。
メタナイトと並んで他のラスボスキャラのように形態変化せずに生身でカービィと渡り合える1人。
WiiやTDXではカービィと変わらない判定だったが、『スターアライズ』では体格が大きくなり、ハンマー能力の弱点であるリーチを克服。ダメージを受けやすいという弱点こそあるものの攻撃が当てやすくなり、他にも専用技のスーパーデデデジャンプを習得した為ハンマー能力の上位互換的存在となっている。
性格
昔の作品やメディアミックスでは「わし」(『夢の泉の物語』取扱説明書)だったりと安定していなかったが、現在の一人称は基本的に「オレさま」。本編シリーズで初めて「オレさま」を使用したのは後述する『星のカービィ64』だと思われる。語尾は「~だ」「~するぜ」が多く、一人称も含めて勝ち気な台詞となっている。
かのクッパ同様良くも悪くもガキ大将気質の強い人物で、国中の食べ物や夜空の星を独り占めしようとしたり、主催者権限で大会のルールを自分本位に捻じ曲げようとしたりと、横暴な行いをすることも多い。
しかし、後述のように根は良い人で、時にはわざと悪役を演じてまで世界を平和にしようとする働きも見られる(こうした傾向は、クロスオーバー作品である『大乱闘スマッシュブラザーズX』の「亜空の使者」でも見られた)。
また、表には出さないが意外と努力家で、初代では行えなかった飛行はカービィとの敗北以降に特訓によって会得した物という記述がある。公式Twitterによると、描いた絵を実体化させる能力を(食べ放題目当てで)身に付けようと目論んでおり、絵を上手く描けるようになれば自分にもその能力が備わると信じている節がある。
大王らしく親分肌な一面もあり、『星のカービィ64』および『星のカービィWii』ではリボンやマホロアなどの他人を助けるためカービィ達の仲間になって事態の解決に尽力するなど、「基本悪戯好きだが、プププランド等に危機が訪れた際はそれを防ぐべく活動するキャラ」と描写されている。
64での公式サイトによる紹介では、「クリスタル集め?ホントはそんなのやりたくないけど、あいつらだけじゃ心配だな。しかたがない、オレさまも手伝ってやるぜ!」と書かれており、クッパ程ではないにしろある一種のツンデレ(通称:ツンデデ)な所を見せることも。
また、時にプライドを捨ててプププランド全体のことを考えられる器でもあり、『夢の泉の物語』ではナイトメアの出現を防ぐ為にスターロッドを分割して隠し、戻そうとするカービィにしがみついてまで止めようとした。
『トリプルデラックス』の“デデデでゴー!”では「この国は女王⋯じゃない 大王さまが おさめてやるぜっ!」と、女王を失ったフロラルドを治めに向かい、なぜかその女王と自力で対決している。
ただし、次回作である『ロボボプラネット』の「メタナイトでゴー! リターンズ」がパラレルワールドと公言されているため、こちらもそう解釈でき、そうすれば特に矛盾はない。
主人公のライバルという近い関係を持つクッパと比較すると、デデデはカービィに対する対抗心は抱いて戦うこともあるものの、初代の時点で懲らしめられたこともあってか本当の危機にはカービィ達と力を合わせて戦うこともあり、自身が悪役になることも厭わないという、いざと言うとき頼りになる人物というキャラ付けが成されている。
また、ゲーム、アニメ、漫画なども作品ごとに性格などは大きく異なっているため、設定の混同はなるべく避けようにするべし。
主な登場作品
本作が初登場。
プププランド中の食べ物および秘宝「きらきらぼし」を奪って民を困らせていた。
そこにカービィが現れてきらきらぼしを次々と奪い返され、そしてデデデ城での決戦ではカービィとの戦いに末に城から吹き飛ばされてしまった。
夢の泉から夢を生み出す秘宝のスターロッドを外し、プププランドの民が夢を見れないようにしてしまった。
盗んだスターロッドは分割して自分および手下に隠し持たせていたが、それらもカービィに奪い返され、自分が敗れてもなおカービィに抵抗し続けるも、結局スターロッドを泉に戻されてしまう。
実は彼がスターロッドを抜いていたのは夢の泉に潜んでいた悪夢を封じ込めるためであり、泉の機能の回復に伴って出現したナイトメアに対してはスターロッドごとカービィを飛ばしてカービィをナイトメアの下に送り込んだ。
今度は夜空から星々を奪って夜を真っ暗にしてしまった。
カービィとの対決では、自分の形をしたメカデデデを使ってくる。
虹の島々にある宝の「虹のしずく」を盗んで7番目の島にあるダークキャッスルに立てこもる。
この時、彼は謎の侵略者ダークマターに体を乗っ取られており、虹のしずくを全て集めた状態で彼を倒すと体からダークマターが抜けて正気を取り戻す。
真のラスボスとして登場。
「はるかぜとともに」では初代と同様全ての食べ物を奪う悪事を働き、デデデ城でカービィと対決して敗北する。初代とは異なりコピー能力を使用して楽に攻略できる一方で、すっぴん状態で戦うとそれなりに苦戦する難易度となっている。無敵時間は大ボスの中で最も長い。
「激突!グルメレース」では大果樹園グルメットを舞台にカービィに対して宣戦布告。カービィと順位とそこまで食べた食べ物の数を競うグルメレースを繰り広げることとなる。
GB版では「ラウンドクリアゲーム」に登場。SFC版(NP書き変えソフト)では「おはなしモード」で星くんに大砲を当ててバラバラにするなどの悪事を働き、表向きのラスボスとして登場した。
再び侵略してきたダークマター族とそれを率いるゼロによって配下もろとも操られてしまい、カービィ達と戦わされるが、アイスバーグにいる者たちから集めたハートスターの力で元に戻った。
城に落ちてきたリップルスターのクリスタルを拾ったところでそれを探しに来たカービィと遭遇。当初はクリスタルを渡すことを渋っていたが、そこに出現したダーク・リムロに取り付かれてカービィと戦わされる。リムロが払われて正気に戻った後にワドルディに冒険に誘われても一度は断ったものの、すぐにカービィらを追いかけてパーティに加わり、以降は要所要所でカービィのサポートを行っている。コレカラスターでは火山弾から逃げ遅れそうになったアドレーヌの手を掴んで助けるなど仲間想いな面を見せている。
作中の言動は原作通り。グラフィックが一新され、スーパーデラックスの頃より大型化されて動きもリアルになった。このグラフィックは以降の作品でもしばらく流用されることになる。
シティトライアルのスタジアムVS.デデデで討伐対象として登場。「プレイヤーの耐久値の強化に応じてデデデの耐久値も強化される」という罠仕様により多くのプレイヤーに地獄を見せた。
プレイアブルキャラとしてもウィリーバイクに乗って参戦している。
特にストーリー上の言及はない(トロッコチェイスでのデデデ大王はドロシアが作った偽物である)が、彼もドロシアの手でカービィと同じく球形に変えられた模様。
特定の条件をクリアすると彼を操作してプレイできる。
自分のおやつのケーキを盗まれて憤慨したカービィに、その犯人と間違えられて戦うことになる。
カービィに敗れた後、城から宝を盗もうとしていたドロッチェ団を見つけ、カービィをドロッチェ団にぶつけて、全員を地下世界に叩き込んだ。
ゲーム内グラフィックが『夢の泉DX』のものに変更、追加アニメーションも豊富に用意された。
スーパーデラックスのリメイクである今作では、新たに追加された新モード「大王の逆襲」にてカービィへの逆襲と称し挑戦状を叩きつける。表モードよりもさらに強化された敵キャラクター軍団を送り込み、自身もニューデデデハンマーという新武器を携えたマスクドデデデと扮しカービィへのリベンジを図った。
城でワドルディたちに部屋の片付けを命じていた所にアミーボ・アモーレの送り込んでいたニセワドルディに襲われて捕まってしまい、毛糸の国まで連れ去られた挙句そのアミーボ・アモーレに操られてカービィと戦わされた。
ちなみに今作はアニメ設定とのコラボ作品となっており、デデデ大王のセリフに「ぞい」がついている。
南の国にデデデリゾートというステージを築いている。
本作において分裂してしまったカービィとは特に敵対する理由はないが、そのデデデリゾートまでやってきたカービィの前に立ちふさがった。
バンダナワドルディと遊んでいた所に謎の宇宙船ローアが墜落してくるのを目撃。カービィたちと共に現場に駆け付け、そこでローアの乗組員のマホロアと出会い、彼の頼みを受けてローアの修理に協力することになる。
突如出現した巨大植物に城を絡め取られてしまっただけでなく、天空の国からやってきたタランザなるものに下界の勇者と間違えられて誘拐されてしまう。その後、追ってきたカービィに対してタランザに操られる形で戦うことになる。
正気を取り戻した後はタランザと協力しカービィの窮地を脱する手助けをした。
また今作のゲームモードの一つであるデデデでゴー!では自分の意思で天空の国を冒険し、そして最終的にはブラックデデデやダークメタナイトとも戦うこととなった。
久し振りにラスボスとして降臨。夢の泉の力を借り、自身の分身で構成された「チームDDD」を引き連れ、自身もまた新たなハンマー、「スターロッド型ハンマー・デデデカスタム」を引っさげカービィの前に立ちふさがる。ポーズ画面のスペシャルページは、自身も気にしていたのか、ラスボスとしての登場の少なさを嘆いているという内容になっている。
ストーリーでの出番はなくフィギュアとして登場。
エリーヌのひみつノートページ18では、なぜかカービィと同じ一頭身の丸いペンギンっぽいキャラにされていた(これはカービィの話を聞いたエリーヌが想像して描いたためである)。
余談だがNintendo Newsの特集に掲載されている四コマ漫画「カービィの〇〇な話」の内の一つ「その時のふたり」によると、ゲーム序盤にメタナイト共々プププランドに降り注いだ色を奪う光を浴びせられ固まっていたのだとか。最期を悟った二人が“悔いのないように”と取ったポーズは必見。
城でワドルディらと戯れていた所に、宇宙からHWCの侵略部隊が襲来。敵の要塞に対して城から砲撃も加えるも、向こうの反撃で城を崩されてその瓦礫の下敷きになってしまう。
以後、本編での出番はないが彼の情報はいつの間にかHWCに回収され、そこからクローン体が生み出された。
天から降り注いだ謎のエネルギー体「ジャマハート」に精神を犯されて狂暴化、かつてのように国中から食べ物を集めて独占してしまう(よく見ると、干からびて黒ずんでいる)。カービィと対峙した際には上半身が筋肉ムキムキの怪物となってカービィに襲い掛かった。意識を取り戻した後はドリームフレンズとしてカービィと共に冒険の旅に出る。
また、スタッフクレジット(ストーリーモードのエンディング、アナザーディメンションヒーローズのバッドエンド)ではボスとして飛び入り参加してくる(この時の行動パターンは初代作にかなり忠実)。
カービィとは前後して新世界に迷い込んでおり、そこで何者かの洗脳を受けて新世界を支配するビースト軍団の手先となってワドルディらを攫っていた。一度はカービィに敗れるも洗脳は解けず、カービィを隙をついてエフィリンを捕獲して逃げ去る。二度目の対決ではイノシシのような仮面を被り、二刀流のごとくハンマーを2本持ったワイルドデデデとしてカービィに立ちはだかった。
正気に戻ると捕まえていた一部のワドルディを助け、戦いが終結した後はワドルディの町で静養していた。
デザインが『ディスカバリー』に近い風貌になった。
性能は最終アプデ後の『スターアライズ』準拠でヘッドスライディングやスーパーデデデジャンプも使用可能で原作より強化されているが、Wiiと同様にだいしゃりんは使用出来ない点には注意。
戦闘BGM
曲名は「デデデ大王のテーマ」。
初代星のカービィから使用されており、「グリーングリーンズ」共々本シリーズの看板ともいえるBGM。
星のカービィ
正式曲名:「Mt.DeDeDe」
作曲者:石川淳
原曲。この頃はまだ前半部分しか存在しなかった上、キーも変ホ短調になっている。
前半のみのアレンジが収録された作品は本作以外だと『星のカービィ2』、『コロコロカービィ』、『カービィのすいこみ大作戦』(フルバージョンも別個に存在)のみ。
スーパーデラックス
正式曲名:「デデデ大王のテーマ」
編曲者:石川淳
本作から後半パートが追加され、ハ短調になった。
タッチ!カービィ
正式曲名:「トロッコチェイス」
編曲者:石川淳
同名のサブゲームの曲。
本作の他の楽曲同様、電子音が多用されたアレンジである。
前半パートが大幅に延長されており、なんと18/4拍子になっているというとてつもない変拍子。
なお、なつかしのBGMに設定していると『夢の泉デラックス』の「中ボスタワー」になる。
『ロボボプラネット』では5-7で流れる。
あつめて!カービィ
正式曲名:「てごわいてきだ!」
編曲者:酒井省吾
前奏が少し延長されており、ベースの音がはっきり聞こえやすいアレンジ。
『スーパーレインボー』(「デデデ大王のテーマ」名義)や『カービィのグルメフェス』(バトルロイヤル限定のためサウンドテスト未収録、キーは初代と同じ)でもアレンジされている。
カービィファイターズZ
正式曲名:「ヒストリー オブ デデデ」
編曲者:安藤浩和
難易度「めちゃむず」のみで流れる。
「王位の復権:D.D.D.」(トリプルデラックス)→「Mt.DeDeDe」(初代)→「ボス」(夢の泉の物語)→「VS.メカデデデ」(カービィボウル)→「マスクド・デデデのテーマ」(ウルトラスーパーデラックス)という歴代デデデ大王の戦闘BGMで構成されており、デデデ大王のテーマの集大成とも言えるアレンジメドレー。
スターアライズ
正式曲名:「マッチョ オブ デデデ」
編曲者:安藤浩和
さらに前半に新たなフレーズが追加。いつものフレーズは満を持してサビで流れる。
漫画版
星のカービィ デデデでプププなものがたり
プププランドに立派な一城を構える大王で、本作のみ語尾に「~だデ」と付ける。側近にはポピーがいる。
我儘、身勝手、自堕落、せっかち、気まぐれ、そして何かあるとすぐに声を張り上げて怒鳴る感情的で怒りっぽい性格。加えて、重度の不眠症になったあまりに八つ当たり同然でプププランドの住民全員に昼寝を禁止したり、カービィのショートケーキのいちごを食べられただけで追放宣言する等、大人気ない行動に出ることもある。
更にはプププランドの各地に自分を象った石像(銅像)を配置して大事にするなど自己顕示欲が強い(名所の1つとして紹介しているほど)。
一人でお使いをしたこともなければ留守番もしたことがないというお坊ちゃまぶり。後者に関しては手下たちに心配されていたほど。
当初は金遣いも荒く、金に物を言わせるところもあったが貧乏になり始め、他所の家のガラスを壊した弁償代のためにラーメン屋でアルバイトをする様も見られるようになった(しかも普通に調理できている)。
後のアニメ版のデデデにも通じる問題児……なのだが本作ではカービィの方が遥かにトラブルメーカーなため自然とツッコミに回ることの方が多い。またカービィが起こす騒動の被害者になることが多く、毎回ズタボロにされても生きているなどとても頑丈。
傲慢で意地悪だが、根は臆病でオバケが大の苦手。オバケ系の手下は城に入れないなど徹底している。またダークマターなど見るからに強そうな相手には逆らえない。
連載初期は「カービィの敵」としての側面が強く、かなり意地悪な性格だった。
連載が進むにつれてこういった面は鳴りを潜め、傲慢さや不平不満を隠して振る舞えるくらいには外面はよくなっている。
終盤では一時期原作の設定に戻ってカービィの敵となり、敵キャラを率いる立場になる。
しかしカービィのすぐそばで冒険を見守り、随所で心配した様子を見せている。カービィがスリープで眠ったところを配下たちが攻撃しようとした時は、フェアではないとして止めようとまでしていた。
スポーツが苦手で、なにもないところで転んだり、ぎっくり腰になったりする。そのせいか「もうトシかな……」と口にするなど中年を思わせる言動を取る(ただし老人扱いされると怒る)。
年齢不詳のためポピーには「大王さまって何歳なんだろう……」と疑問に思われている。
ただし強くなるための運動には妥協せず、自ら厳しいトレーニングを積んでパワーアップをしたことがある。
被り物をするとロクな目に遭わず、鬼の面を付けた時は呪われた代物だったため身体を操られてしまったり、鉄兜を付けた時はまったく外れないため難儀していた。
願いを叶える「魔法の指輪」をマドゥーに制作してもらった時は、宇宙征服を目論んでいたようだが、指輪に意識を乗っ取られて豹変してしまった。
実力に関してはカービィと勝負するとあっさり負けることから「弱い」とはっきりと言われており、リック、カイン、クーにも太刀打ちできない。しかしカービィにとって本気で怒ったデデデはかなり怖いようだ(デデデを怒らせないように隠蔽工作をしたことがある)。
ツッコミの際にはカービィを空の彼方に吹っ飛ばす描写があるなどパワーはなかなかのもの。
ただし近年では原作の設定が反映されてからか、ひょんなことでカービィと対決した際は引き分けになるなどなかなかの戦果を出したり等弱キャラから卒業した描写も見受けられる。
本作でも直属の部下はポピーとなっている。当初は腰ぎんちゃくだったポピーだが、段々とお目付け役として説教をして来ることが多くなった。デデデも頭が上がらない時があるが、ただし「大王さまは女の子にモテない」など明らかな失言に対してはハンマーで手痛い一撃をお見舞いする。
好みの女性のタイプ……というより「女の子」として見れるタイプはアドレーヌとのこと。17巻では何が何でもバレンタインのチョコをもらおうと意気込み、リボンは「まだちっちゃい」、チュチュは「気が強い(どうせ断られる)」ということから「やっぱりアドレーヌだな」と狙いを付けている。アピールしようとしたがカービィのせいでことごとく失敗に終わるが、大怪我したお見舞いとしてアドレーヌからお菓子(チョコ含む)の詰め合わせが送られた(チョコも入っていたがカービィに食べられた)。女装したカービィに一目惚れして告白しかけたこともあった。
星のカービィ! も~れつプププアワー!
本作では一人称が「吾輩」で、そして関西弁で喋る独特なキャラクターとして描かれている。
初期はドロッチェがメインキャラだったためデデデはサブキャラクターに近い立ち位置だったが、2巻以降は準主役ポジションに落ち着いた(逆にドロッチェの出番は大幅に減って行った)。
さくま版やひかわ版に比べるとまだ常識的な性格をしており、カービィとはライバル兼友人といった割と懇意の間柄だが、カービィの大食いのせいで自分が損することもあり、その辺はかなり問題視している。
ドロッチェに対しては自分の出番を奪いかねない存在としてカービィ以上に警戒していた。
実力はなかなかのもので「カービィより弱い」と自覚しているものの、ひかわデデデとは違いいい勝負をしている。メタナイトにも引けを取らない。
しかし敵とのガチバトル展開ではあまり活躍せず、マルクにあっさり捕まってしまったことがある。
終盤では悪夢の世界から現れた自分自身と互角に渡り合い、クロスカウンターにより引き分けとなった。お互いのタフさに呆れた末に和解する。
最終巻ではポップスターを侵略に来たスージーたちに対し、メタナイトとタッグを組んで対決した。しかしメタナイトに助けられたにも拘わらず文句を言うなど相性は最悪だった。
まんぷくプププファンタジー
主要キャラクターとして登場。主人公はカービィだがデデデ視点で物語が描かれることが多く、実質的な主人公となっている。
一人称は「わがはい」で語尾に「じゃい」「じゃーい」を付ける、イジワルで顔芸がすごいなどこの人とよく似ている。
ただしカービィとの友情に厚く、カービィが悩んだり落ち込んでいたりすれば本気で心配する。またカービィを助けるためなら後先考えず行動できる。正義感もカービィより強い(カービィが強敵にビビって寝返ったのでデデデが戦った)。
一方でカービィが元気を取り戻すとイジワルをしようとするなどなかなかのツンデレである。
意地悪なのはカービィに対してだけで、周囲とは普通に接しているので関係は良好。
今日もまんまる日記!
こちらでも視点主件主人公として登場。この作品ではメタナイトの主人になっており、強い忠誠心を持たれている(彼もメタナイトを「最強の騎士」と高く評価している)。側近にはワドルディとワドルドゥがいる。
カービィにやられてばかりいるが意外と腕っぷしは強く、ハンマーで月に大きなヒビを入れたり、メタナイトから「強者」と見られている。
カービィファイターズ2編では、シャドーカービィのイタズラで闇の絆の仮面を付けられてしまい、同じく仮面を付けられたメタナイトとコンビを組み、カービィ&ワドルディと対決。終始圧倒していた。
カービィやメタナイトが起こす不運のせいで毎度のように城を破壊され、修繕費用がかさんだことで金庫の中はカラッポという有様。そのためハルトマンやスージーが主催するイベントに参加しては賞金を稼いでいる。
連載当初は、部下に命じて住民達から食べ物を奪わせたり、命の恩人から宝石を盗もうとするなど悪人としての側面が見られた。カービィがお宝を手に入れたところで横取りするのも面白いかもしれないとニヤリとするところもあった。回を重ねるごとに部下想いであることが示唆されるようになったり、蝶を捕まえてマホロアに売りつけようとするも蝶に助けられた恩からそれを辞めるなど(渋々、もしくは複雑なという感じだが)義理堅さも見せるようになった。
5巻の巻末漫画では、メタナイト主催のコロシアムに参加して勝ちあがり、一撃でメタナイトに勝利している。だがこれは、メタナイトが自分に遠慮して全力を出していないからだと見抜いており「どんな相手にも全力を出す」ことに大切さを説いた。
プププヒーロー
デデププとアニメ版の設定を合わせたようなキャラで登場。
プププランドの自称独裁者であり、ポピーを側近に従えていたり、ワドルドゥが隊長となっている。
1巻~3巻の間は、傲慢で態度は大きいが器が小さく泣き虫というどうしようもない性格だった。メタナイトの初登場時には「バカな主人」と呆れられたほど。ワドルドゥやワドルディたちからの人望も皆無で、メタナイトが登場したら即座に「メタナイト様を王位に!」と持ち上げつつ乗り換えられた(幸いにもメタナイトは王位に興味がないということで下克上はされていない)。
大食いの食いしん坊で、初登場時にはお菓子の家ならぬ食べ物の城を作ろうとしており、ポピーとワドルドゥには「アホのスケールが違う」と感心された。たびたび邪魔をするカービィを一方的にライバル視する。
策を弄するタイプであり、自分では戦わず手下に任せてばかり。不運からピンチになることが多く、泣き叫んで助けを求めるが感謝はしない。
ただし「カービィを捕らえたら料理1年分」という約束を守ったり、手柄を立てれば素直に褒めるなど酷い暴君と言うほどでもない。人望はないと書いたが部下たちもデデデの命令にはかなり忠実である。
作戦立案も大体デデデがやっているようで「プププランド中の食べ物に雷を落として丸焦げにし、カービィを空腹にして弱らせる」という作戦などかなり功を奏している。
無論住民たちには大迷惑をかけているが、それを気にしないからこそ立案できるわけで。
1巻ではメタナイトが気に入らないということでカービィ諸共大岩で潰してペタナイトにしてしまおうと目論む。そこでカービィとメタナイトの戦いに横槍を入れるが、崖が崩れたことで自分たちが落ちてしまい、転がる大岩に追いかけられることに。
カービィとメタナイトが助けに来た時は「メタナイト信じていたぞ!」と掌返しをしてポピーには呆れられていた。
3巻の「毛糸のカービィ編」ではカービィやチリーと同じくフラッフの世界へとやって来て毛糸になってしまう。フラッフには同じ王族ということで親近感を持たれてたようだが、カービィとチリーにはデデデが拉致されてもやる気を見せないという酷い扱いだった(今までが今までなので当然だが)。
この後、デデデは3人を体に巻き付けて「盾になれ!」と自分を守ることに必死になる。しかしアミーボ・アモーレとの決戦では苦戦するカービィを前に大王としての意地を見せ、自ら弾丸となって突撃。アミーボ・アモーレにトドメを刺すという快挙を遂げた。
「メタナイトの逆襲編」ではメタナイトに反乱を起こされ、有無を言わさず人質にされてしまう(この反乱は堕落したプププランドの者たちに活を入れる意味があったが、その代表がデデデである。また皆がカービィに頼り切っているのも快く思っていなかった)。
誰もデデデを助けようとしないばかりか住民たちはメタナイトを新国王として喜んで迎え入れるという有様だった(「これでは制圧する必要もない」とバンダナワドルディに呆れられた)。
そしてカービィとメタナイトの戦いの末、戦艦ハルバードがデデデの城に激突してしまうという事態になっても(状況が状況だから仕方ないとはいえ)ワドルディたちは彼を見捨てて逃げてしまい(ポピーと二人のワドルディだけはデデデを助けに来てくれたが)、間一髪のところでカービィ、チリー、ダイナブレイド、そしてプププランドの住民たちの協力で戦艦の軌道は逸れ、城は破壊を免れたとしても、デデデも一緒にどこかへ飛ばされてしまった。
……と、散々な扱いだったが4巻の「星のカービィWii編」から一気に主役級まで昇格。
部下想いという設定が付けられ、腕っぷしも強くなり、男らしさを発揮するようになる(戦闘シーンが皆無に近かっただけであり、アミーボ・アモーレを倒したことからも決して弱くはなかったようだ)。
ファッティバッファーを前に絶体絶命のカービィを救い、ハンマーの一撃で撃破するという活躍を見せた。更にはバンダナワドルディが敵にやられた時には怒りを見せるなど、本当に部下想いとなった。
メタナイトとは絡みが少ないが特に怨んでいる様子はない。
角川つばさ文庫における小説版でもレギュラーキャラとして登場。
性格はファンから「(アニメ版+ゲーム版)÷2」と称されることが多い(だが回を重ねるごとにゲーム版の要素が強まっている)。ものすごく食いしん坊で自己顕示欲が強く非常にわがままかつ自分勝手なひねくれ者であり、他の国の王様にも偉そうな口をたたくほど声も態度もデカい。基本的にお宝やご馳走など自分が得することが絡まない限りカービィ達に協力しようとせず、最終的に損することも少なくない。
「自称」大王としての要素も強く、住民達を自分の子分扱いしたり山や湖の地名に自分の名前をつけたりしているが、それらはデデデが勝手に思っているだけで住民達からは迷惑な隣人程度にしか思っておらず、彼を本当に慕っているのは部下であるワドルディたった1人だけだった。こうした性格から他のキャラクターに利用されることも多く、時に操られてしまうことも。
その一方で実力自体は本物であり、カービィ達が苦戦した強敵も一撃で倒してしまうほど。基本カービィを一方的にライバル視して嫌ってはいるが、いざ共闘となると見事な連携を見せる。
上記の欲張りな性格に隠れて目立たないが、内心は部下想いで正義感も強い。また、人を見る目(観察眼)が優れており、周囲の人物の才能や性格、本質を見抜いて評価するなど意外な一面も持ち合わせている。
カービィバトルデラックス!篇でワドルディが増えても、カービィと同じく元のワドルディを見分けられる。バンダナワドルディが代役を用意して出掛けても、違和感から偽物だと気付いたほど。
原作での描写や重要アイテムの入手経緯が、小説版の展開であるが、補完されている。
ロボボプラネット篇でDNAを採取されたのはオープニングで城が破壊された時であり、ハルトワーカーズの集団に奮闘した所をその力に目をつけられて無力化され、DNAとハンマーを奪われていた。
スターアライズ篇では、食べ物の山がジャマハートの影響で腐っていた事が判明し、それを構わず貪っていたせいで正気に戻ると腹痛で苦しんでしまった。
他にも原作に登場しなかったせいで赴けなかった鏡の世界ではカービィを出し抜いて活躍しようとしたり、面識がなかったエリーヌと対面したりしていた。
なお、レギュラーキャラの中では(姿が同じ別人が登場している影響か)唯一皆勤賞を逃している。
外部出演
余談
ゲーム内にてほぼ全ての作品に登場し、敵として戦うことの多いデデデ大王だが、本編作品では、洗脳されて戦わされることが多く、本人の意思で戦うことは少ない。
例として、2・3・64ではダークマター・ダークリムロに乗っ取られて、夢の泉・ドロッチェ団ではカービィ側からの誤解で、トリデラ・ディスカバリーでは操りや黒幕の洗脳で、スタアラではジャマハートによる暴走によって……というように本人の意思と無関係に戦いに巻き込まれることが非常に多い。
本編作品で本人の意思で戦ったのは現段階では初代(および「はるかぜとともに」)と『ウルトラスーパーデラックス』の「大王の逆襲」くらいとなっている。
そのあまりの洗脳され具合から、デデデを殴れば話が進むとまで言われてネタにされる程。
初代以降の本編作で率先して悪事をすることが少なくなったデデデ大王が悪事をする=洗脳か乗っ取りがされている、と考えられてしまう。
そのため黒幕側がわざわざ洗脳して手駒にしても、異常を察知したカービィがやって来てしまうため、デデデ大王を洗脳するのは悪手とまで言われてしまっている。
この様な状況になった理由としては、前述の彼の性格も相まってカービィの仲間側のキャラとしての印象が強くなりすぎて、あまりカービィと敵対させにくい立場になっているのが1つの要因として考えられる。
同じく仲間側の印象が強くなっているメタナイトも、近頃は敵組織による改造や洗脳が戦闘の理由となっている点からも、戦う為の理由付けの1つとしてその傾向は窺える。
参考イラスト
前述の通り、作品によって容姿が異なり、設定も少し違っているので注意。下の2つのまとめイラストで、歴代作品のデデデ大王の容姿や設定を確認できる。