エレキッド
えれきっど
「ポケットモンスター」シリーズに登場するキャラクター(モンスター)。
基礎データ
全国図鑑 | No.0239 |
---|---|
ジョウト図鑑(GSC) | No.154 |
シンオウ図鑑 | No.197 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.156 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.056 |
アローラ図鑑(SM) | No.226 |
ウラウラ図鑑(SM) | No.098 |
アローラ図鑑(USUM) | No.295 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.116 |
カンムリ雪原図鑑 | No.015 |
ヒスイ図鑑 | No.182 |
ローマ字表記 | Elekid |
ぶんるい | でんきポケモン |
タイプ | でんき |
たかさ | 0.6m |
おもさ | 23.5kg |
せいべつ | 75%♂・25%♀ |
特性 | せいでんき:直接攻撃してきた相手を30%の確率でまひ状態にする。手持ちの一番上に入れると、でんきタイプのポケモンが出現しやすくなる |
隠れ特性 | やるき:「ねむり」「あくび」状態にならない。手持ちの先頭にいるとき、レベルの高い野生のポケモンが出やすくなる。 |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称
英語・ドイツ語・フランス語 | Elekid |
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韓国語 | 에레키드 |
中国語 | 電擊怪・电击怪 |
概要
エレブーの進化前。虎柄のタマゴ体型から生えたコンセントのプラグそっくりなツノが特徴的。
そんなツノの間には微弱だが電気が流れているので、うっかり手を入れると感電してしまう。特に充電が終わるとツノは青白く発光する。
太い腕をブンブン回すことで自家発電するが、すぐ疲れてしまうので効率は悪いらしい。加えて、電気を貯めておくのも下手であり、金属などに触るとすぐに体外へ流れ出てしまう。
その為、外から電気を取り込む事を好み、バチュルやデデンネよろしく家屋のコンセントプラグを哺乳瓶がわりにチューチュー吸うという、ベイビィポケモンらしい可愛い生態が確認されている。
特に雷雨となる嵐が近づくとテンションが上がり、雷鳴を聴くとご機嫌になって元気に遊び回るため、落ち込んでいる時には録音した雷の音を聴かせてあげると良いのだとか。
作り出した電気を狙ってトゲデマルと喧嘩になるが、お互いに自分で電気を生み出しにくい為か、喧嘩の結果は五分五分と言ったところ。
ゲームでの特徴
- 基本的にはエレブーからタマゴを孵化させる必要がある。
- シンオウ地方では、ダイパにてファイアレッドダブルスロット時にたにまのはつでんしょと205ばんどうろに出現する。ブリリアントダイヤモンドでは地下大洞窟に出現する。
- ヒスイ地方時代であるLEGENDSアルセウスでは天冠の山麓に進化系と共に出現する。
- イッシュ地方では、ホワイトのみホワイトフォレストに登場。ホワイト2ではタチワキコンビナートに出現する。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
45 | 63 | 37 | 65 | 55 | 95 | 360 |
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 初登場
- 1999年7月17日に封切りの映画『幻のポケモン ルギア爆誕』の同時上映作『ピカチュウたんけんたい』で原作ゲームの「金・銀」が発売されるよりも早く登場。声優は野沢雅子。
- ナナコのエレキッド
- 無印261話にて、ナナコが見つけた念願の黄色で縞々のあるポケモン。サトシのヨーギラスと一緒にロケット団に捕まるがヨーギラスの「いやなおと」のおかげで脱出。その後ナナコがメガニウムを戦わせてゲットした。その後はツトムのエネコロロとバトルをしたり一緒にエレブーズの応援をするなどすっかりとけ込んでいる。
- AG154話
- よく雷が発生して落ちる岩山のふもとに住む個体で、腕を振り回して力をためた後攻撃してくるのが特徴。
- 山に落ちる雷のエネルギーを吸収してパワーアップした影響で興奮して森のポケモン達を片っ端から攻撃して迷惑をかけていたが、サトシ達はエレキッドが暴れまわる原因が「帯電したせい」だと分かり、「かみなり」を使わせて電気エネルギーを放出させようと考える。
- エレキッドのパワーに対抗するためにピカチュウが雷に打たれる形で帯電させてパワーアップさせ、ピカチュウをエレキッドに取り付かせて一緒に電気エネルギーを放出させる成功し、エレキッドは大人しくなった。
- シンジのエレキッド
- シンジのメインパートナーであり、エース格と言うべきポケモン。回想シーンを見るにテッカニンやヒコザルをゲットする前から手持ちに加わっていた。後にサトシの手持ちとなるヒコザルとは因縁がある。
- エレキッドの頃は、サトシのピカチュウとのバトルでピカチュウの電気を借りて攻撃した上で、「まもる」を使ったにもかかわらず引き分ける、ヒコザルの回想シーンにおいてヒコザルの「ひのこ」で倒れた際には「使えないやつ」と罵声られた事があったなど、まだ実力が高くない部分もあった。
- タッグバトルでタッグバトル大会ではピカチュウに対して握手をすると見せかけて電撃で弾くなどの態度を取るなど相性最悪だったが、後に協力してギンガ団を追い払ったことがきっかけで、ピカチュウとは友情が芽生えた。シンジの兄・レイジが言うように受けた恩義は忘れない義理堅い性格でもあり、ピカチュウと再会した時はお互いに挨拶を交わしている。
- DP51話のヨスガシティのタッグバトル大会決勝戦でエレブーに進化した。
- DP91話
- ミツキのポケモンで登場。
- DP137話
- ルルのマリルの事が好きで、気を引く為にしょっちゅうちょっかいを出しにたびたび果樹園にやってくる野生の個体。
- 同じくマリルに恋をしたヒカリのポッチャマと完全に恋敵となり、ロケット団に捕まって脱出した後もポッチャマとマリルをめぐって度々ケンカをしたり、マリルにアプローチをしたりと張り合う。
- 実は水が苦手らしく、マリルに頼まれてポッチャマが渋々エレキッドを乗せて川を泳いで渡った事も。
- 再びロケット団にマリルが捕まった時、ロケット団のポケモン相手に奮闘してマリルを助けた事でマリルのハートを射止めて恋のバトルに勝利し、マリルと仲良く一緒に暮らす事になった。
- 新無印98話
- ビリーのポケモンで登場。
その他
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 3章でロケット団中隊長ケンのポケモンで登場し、ゴールドとミナキを電気技で攻撃している。…が、その後こてんぱんにされている。
- 8章でデンジの手持ちが登場。
余談
- 実は「金・銀」が発売された1999年の12月31日、NHK紅白歌合戦(第50回NHK紅白歌合戦)にポケモンの看板ピカチュウとポケモン初代御三家ヒトカゲと共に出場したことがある。