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199ヒーロー大決戦の編集履歴

2024-12-12 21:36:23 バージョン

199ヒーロー大決戦

ひゃくきゅうじゅうきゅうひーろーだいけっせん

2011年6月に公開された、『海賊戦隊ゴーカイジャー』の劇場版。スーパー戦隊シリーズ35周年記念作品。

概要

正式タイトルは「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」。

時系列ではTV版第16話(バスコから追加戦士のレンジャーキーを奪還)と第17話(伊狩鎧との出会い)の間に位置する。なお、当初は2011年5月21日(13話と14話の間)に公開予定だったのだが、東日本大震災の影響による撮影スケジュールの遅れ等もあり、同年6月11日(16話と17話の間)に延期になっていた。その為、ゴーカイシルバーの登場が『先行』から『直前』へと切り替わる形になった。


タイトルこそ「VS」は入っていないが、ゴーカイジャーゴセイジャーの対決が描かれており、スーパー戦隊VSシリーズの系譜にある作品とも言える(韓国での公開時はタイトルに「VS」がついたために「ゴーカイジャーVSゴセイジャー」としても扱われている)。

そして199ヒーローとあるようにスーパー戦隊のほぼすべての戦士が登場するため、ある意味では「ゴーカイジャーVSスーパー戦隊」という事になる。


尚、節目と前作の共演は今回が初ではなく、「超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー」が最初(ちなみに作品数からの節目で逆算すれば「激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー」となる)で、今回のパターンでの組み合わせは同作より約15年(海外リメイクでの一件を含めれば9年)ぶりとなる。


意外にもスーパー戦隊シリーズとしては初の本格的な長編映画であり、単独映画は30分程度、VSシリーズであっても60分程度なのに対し、本作は80分と上映時間が歴代最長である。


本作では、

など、『ゴーカイジャー』テレビ本編で明かされていなかった、多くの謎が明らかになった。

あらすじ

第一次ザンギャック侵略艦隊の襲来と、それに抗するゴレンジャーからゴセイジャーまでの34のスーパー戦隊によるレジェンド大戦が勃発。

そのすべての力を出し切ったスーパー戦隊はザンギャックを退けたが、その代償として戦士に変身する力はレンジャーキーとなって宇宙に散らばってしまい、彼らは変身することができなくなった。


数年後、ワルズ・ギル率いる第二次ザンギャック侵略艦隊の襲来と同時に、宇宙に散らばったレンジャーキーを手にした35番目のスーパー戦隊・海賊戦隊ゴーカイジャーが地球に訪れていた。

幾度目かのゴーカイジャーとザンギャックの戦闘の最中、突如ゴセイジャーが現れ、自らの力の結晶であるレンジャーキーをゴーカイジャーから奪い、その力を取り戻す。

変身したゴセイジャーはザンギャックを追い払い、ゴーカイジャーに残るゴセイナイトのレンジャーキーを渡すようゴーカイジャーに要求するが、ゴーカイジャーはそのキーを知らないと言い張る。

話し合いが決裂した両者は戦闘の上に一時撤退。互いに戦いは避けられないと考える。


一方、撤退したザンギャックの下に、34のスーパー戦隊に倒された悪の組織の怨念から生まれた怪人にして、黒十字総統の生まれ変わりである黒十字王が現れる。地球を征服したいザンギャックと、スーパー戦隊に復讐したい黒十字王の思惑が一致し、両者は同盟を締結する。


ゴーカイジャー、ゴセイジャー、黒十字王&ザンギャックの三つ巴の戦いは果たしてどのような決着となるのか――

登場キャラクター

海賊戦隊ゴーカイジャー




天装戦隊ゴセイジャー



レジェンド戦隊

レジェンド大戦でザンギャックと戦い、力を失ってしまった歴代33のスーパー戦隊。

後に、2大戦隊以外の33のスーパー戦隊のレンジャーキーが黒十字王に利用され、悪のスーパー戦隊軍団として立ちはだかることになる。

青梅大五郎、天火星・亮、胡堂小梅は当時の変身シーンが、チェンジマンからターボレンジャーがバズーカを放つシーンは当時のバンク映像が使用されている。

黒田官平、立花レイ、郷史朗、炎力のセリフは主題歌を意識したものとなっている。


オリジナルキャストが演じたキャラクター



声の出演



その他


敵勢力

宇宙帝国ザンギャック


黒十字軍

かつて、ゴレンジャーに倒された「黒十字軍」の首領「黒十字総統」が、スーパー戦隊に倒された様々な敵の怨念を吸収して転生した姿。スーパー戦隊とスーパー戦隊を信じる者たちの復讐のためザンギャックと結託。

さらに、ゴーカイジャーから奪ったレンジャーキーを具現化し悪のスーパー戦隊軍団として戦わせたりもした。

ゴーカイジャーとゴセイジャーに倒された黒十字王が復活した姿であり、黒十字王の真の姿。

巨大な体を持ち、無数の光弾やレーザー砲や巨大な脚で辺り一面を蹂躙するほどの戦闘力を持つ。


復活怪人

黒十字王が復活させた、過去にスーパー戦隊に倒された怪人たち。

戦闘員以外は全員、黒十字軍のベルトを腰に巻きつけている。と言っても冥府神以外はほとんど近年のシリーズの怪人とブレドランばかりでシリーズが偏っている傾向にある。まあ、戦隊怪人はパワーレンジャーでスーツが使われていたり、再登場の機会に恵まれないと言った事は珍しくないので仕方のない事である。


かつて、ゴセイジャーが倒した悪しき魂にして元護星天使。マーベラスとアラタを自身の作った異空間と化したオフィスビルへ閉じ込め交戦する。


かつて、ゴーオンジャーに倒されたガイアークの総裏大臣。ジョーとルカ、アグリとモネを「東映撮影所」ならぬ「ヨゴ映撮影所」のある異空間へ飛ばし、4人が呆気なく倒される映画を撮影しようと企む。30分以内にヨゴシマクリタイン自身を倒さないと異空間が爆発する罠を仕掛ける。


かつて、マジレンジャーに倒された地底冥府インフェルシアの守護神・冥府十神の一人。ハカセとアイム、エリとハイドを岸壁のある異空間に飛ばし交戦、始末を目論む。


巨大戦時、上記の三人が復活させた怪人たち。そのうちブラジラの変身態は、全て飛田氏が担当。


復活した3人配下の戦闘員。


その他登場人物

  • サラリーマン…演:坪倉由幸(我が家)

大五郎たちが出会ったサラリーマン。仕事をリストラされ希望を失っていたが、大五郎と亮とウメコに勇気付けられ希望を取り戻していく。彼の持っているバリブルーンのおもちゃがある奇跡を起こす。


  • 園児

大五郎がある幼稚園で出会った園児。彼の父親からもらったダイデンジンのおもちゃがある奇跡を起こす。


  • バンドマン…演:杉山裕之(我が家)
  • 銀行マン…演:谷田部俊(我が家)

他の人たちと共にスーパー戦隊を応援する。



登場したメカ・戦隊ロボ

最終決戦時に当時のロボの方のスーツは〇:アクション用スーツが使えるため、実際のスーツを使って撮影(一部ロボの攻撃シーンはバンク映像)。△:アクション用スーツが現存しておらずロボが並び立つシーンはアップ用スーツで立像状態・戦闘シーンはバンク映像。×:アップ用・アクション用共に現存しておらずロボが並び立つシーンはスチール写真、戦闘シーンはバンク映像。


それぞれの復活怪人を攻撃した組み合わせ

  • バイオロボ&グレートファイブ&ゲキトージャ→彗星のブレドラン
  • チェンジロボ&オーレンジャーロボ&ガオキング→チュパカブラの武レドラン
  • デンジタイガー&イカロスハーケン&タイムジェットγ→サイボーグのブレドRUN
  • 無敵将軍&旋風神&シンケンオー→血祭のブレドラン
  • バリブルーン&スカイエース&ゴセイグレート&ゴーカイオー→救世主のブラジラ
  • 大獣神&ギャラクシーメガ&アバレンオー→チラカソーネ
  • サンバルカンロボ&ゴーグルロボ&ビクトリーロボ→キレイズキー
  • 大連王&RVロボ&エンジンオー→ヨゴシマクリタイン
  • バトルフィーバーロボ&ダイナロボ&フラッシュキング&ダイボウケン→イフリート
  • ライブロボ&ターボロボ&デカレンジャーロボ→サイクロプス
  • ファイブロボ&ギンガイオー&マジキング→ダゴン

関連イラスト

天使と海賊バトンタッチ!


関連タグ

海賊戦隊ゴーカイジャー 天装戦隊ゴセイジャー

黒十字軍(199ヒーロー大決戦)


レッツゴー仮面ライダーウルトラ銀河伝説…歴代のヒーローたちや、かつて倒された敵がたくさん登場した映画つながり。また映画版でのオリジナルの敵キャラが登場しているのも共通(必ず巨大化する)。


プリキュアオールスターズDX3…当作品と共通点が幾つかある。具体的には、

①2011年に公開された作品である。

②しかし公開に際して、東日本大震災の影響を少なからず受けている(こちらは、一部シーンががカットされた)。

③そのシリーズに登場した歴代戦士が総登場する。

④真の黒幕によって悪キャラが復活しており、その際3チームに分かれて戦っている。


天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー199ヒーロー大決戦空飛ぶ幽霊船

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