抗えない未来《ゴジラ》を、覆せ。
概要
怪獣映画の金字塔『ゴジラ』の系譜を汲む、令和初の国産ゴジラとなるテレビアニメ作品。
2021年4月1日よりTOKYOMX、BS11、KBS京都、サンテレビなどで放送がスタートし、Netflixではその一週間前の3月25日から日本先行で全世界独占配信されている。
アニメーション制作は『僕のヒーローアカデミア』、『文豪ストレイドッグス』、『ひそねとまそたん』等で知られるボンズと、『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』、『宝石の国』、
監督は『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の高橋敦史氏、シリーズ構成・脚本にはSF作家の円城塔氏、キャラクターデザイン原案には漫画『青の祓魔師』の加藤和恵氏が名を連ねる。
本作は2万年後の遥かな未来を描写した前作のアニメシリーズとは違い、現実とほぼ大差ない(といっても現実から10年先となっている)現代劇なのが特徴。「これまで怪獣が存在しなかった世界に、いきなり怪獣が現れたら」といったシンゴジを思わせる展開となっている。
重くハードで、主人公も含めて死傷者を多数出した前作と比べて作風が比較的明るめであり、怪獣による死傷者も(いない訳ではないが)あまり描写されない方向となっている。
またアンギラスやラドン、マンダ、クモンガといった名怪獣が多数出演しており、それらと人類の攻防が全話通して絵描かれている。一方で本作が謎解きや人間ドラマを重視している傍ら、いわゆる“怪獣プロレス”が前作と同様控えめになっている。あくまでも人間&ジェットジャガーVSゴジラ&その他怪獣といった構図をとっている。(恐らく前作の方針である「怪獣プロレス控えめ」が継続されていたと思われる)。
総じて現実に怪獣が現れたらどうするべきかのシミュレーションを描写したシンゴジ、様々な怪獣が総出演するKOM、怪獣対決に頼らずSF要素を全面に押し出したアニゴジと、直近3作品の要素を取り入れたかのような作品とも言える。
また、シリーズでは初めて核とは無関係のゴジラを描く作品でもある。
2022年には第53回星雲賞のメディア部門にノミネートされ、第53回メディア部門を受賞。
同年の7月26日に脚本担当の円城塔による小説版も発売。こちらはナラタケ側、怪獣側の視点にて本編の裏舞台が描かれており、アニメ版と合わせることで物語の全体像が明らかとなる。
2023年には小説版が星雲賞に再びノミネートされた。
ストーリー
2030年、千葉県逃尾市。
「何でも屋」な町工場「オオタキファクトリー」の有川ユンは、 誰も住んでいないはずの洋館に気配がするということで調査へ向かう。
空想生物を研究する大学院生の神野銘は、旧嗣野地区管理局・通称「ミサキオク」で受信された謎の信号の調査へ。
まったく違う調査で、まったく違う場所を訪れた見知らぬ同士の2人は、それぞれの場所で同じ歌を耳にする。
その歌は2人を繋げ、世界中を巻き込む想像を絶する戦いへと導いていく。
孤高の科学者が残した謎、各国に出現する怪獣たち、紅く染められる世界。
果たして2人は、人類に訪れる抗えない未来〈ゴジラ〉を覆せるのか―。
(公式サイトより引用)
登場人物
主人公
オオタキファクトリー
ミサキオク
シヴァ共同事業体
- 李桂英(CV:幸田夏穂)
- マキタ・K・中川(CV:手塚ヒロミチ)
- ベイラ・バーン(CV:置鮎龍太郎)
- リーナ・バーン(CV:小野寺瑠奈)
- マイケル・スティーブン(CV:三宅健太)
- ティルダ・ミラー(CV:磯辺万沙子)
- 海建宏(CV:鈴村健一)
日本政府関係者
その他
怪獣
メカニック/テクノロジー
オオタキファクトリーが所有する人型ロボ。
一部の胴体フレームが剥き出しで、全体的にアンバランスな体型が目立つ。棒状の武器や脚が延長されるなど、物語が進む度に改修され、強くなっていく。
実は本作の数年前から映像化されると噂されており、この折実現と相成った。
海がミサキオクから奪ったゴジラの骨をマイケルが改造して作り上げようとしたロボット怪獣。
未完成のまま物語は終了したため実態は不明となっている。
- ナラタケ
有川ユンの開発したコミュニケーション型人工知能。ユングやペロ2のオリジナル。
スマホやPCにインストールできる程度の手軽さながら、デジタル的なデータだけでなくユーザーからの人間的な情報も聞き取ってそれに応じた適切な自己調整ができ、さらにユーザーのサポートにおいてもリアルおよびバーチャルからあらゆる情報を収集してそれらを計算・整理して瞬時に回答を導き出せるというまさに夢のAI。おそらく開発者のユンより賢い。
人間とのコミュニケーションにおいても柔軟かつ自然な至って人間的な会話が可能であり、使用するユーザーに合わせて対話用のインターフェース(声や言葉遣いなど)を自分で変更する機能を持っている。
開発者である有川ユンや配布しているオオタキファクトリー側が意図していたのかは不明だが、一部のナラタケ由来のAI同士がネットワーク上でお互いのデータを同期し個々のユーザーから得られる以上の情報を得て成長している節がある。
円城塔執筆の小説版ではナラタケ側の視点が描かれ、ユングやペロ2をはじめ他のナラタケ側の視点で物語の裏舞台をうかがうことができる。また、有川ユンが大滝吾郎の頭脳を超えうる存在を目指して開発し改良を続けていたこと等が明かされた。
用語集
千葉県逃尾市房総半島の海沿いに居を構え、吾郎が社長を務めるパッと見は普通の町工場。
ユンと侍の職場で、基本的な仕事は重機等の業務用機器の制作と修理だが、他にも情報端末用ソフトウェアの開発、サプリメントなどの医薬品の販売、ときには探偵の真似事まで請け負っていたりと、実態は何でも屋に近い。
加えて商売とは別に独自のロボット開発事業に取り組んでおり、半人型機動メカ「ジェットジャガー」を建造した。
戦前に建てられたという古い電波観測所で、逃尾市からそう遠くない位置にある。
ミサキオクというのは通称であり、正式呼称は「旧嗣野地区管理局」。
一見普通の古い電波観測所だが、実は一般的には「存在しない」ことになっている地下空間があり、そこに後述の巨大生物の全身骨格が隠されている。
かつてここには漁村があったようだが、80年前に赤い海から現れた巨大生物によって壊滅され、戦後の混乱とともにその記録は忘れられたという。
- 逃尾市(にがしお・し)
物語の主な舞台である架空の地方都市。場所の設定は館山市に隣接する千葉県南房総地域。オオタキファクトリーやミサキオクのある地域である。
駅や商店街などは小規模だが高層建築物も多く、高速のような幹線道路も走っており、広い地域に建物が点在している。地元には逃尾大学もある。古い歴史もあり神社でのお祭りも催されている。市街地の周囲には自然が多く残されており、郊外には風力発電用の風車が林立している。
市街地にラドンの群れが到来した際のテレビ中継には「パシフィック製薬」や「赤イ竹」「ハッピー興業社」などどこかで聞いたような看板が見られる。
- 古史羅ノ図
ミサキオクに古くから伝わる伝承が描かれた絵。詳細は『古史羅』のページを参照のこと。
歌川国芳の錦絵『讃岐院眷属をして為朝をすくふ図』に似ているが、鰐鮫は古史羅に、烏天狗は羅甸天狗に置き換わっており、海も紅く染まっている。
その内容は「海が赤く染まるとき、その境界から終末の獣がやってくる 」というもの。
話の類似から、ユンと李は黙示録との関連性を指摘した。
- 妖怪画
祭りの山車に吊るされた緞帳に、水木しげるの妖怪画『海坊主』のような構図で描かれた謎の妖怪。ヘドラに似た姿だが小説版では『遍土羅(へどら)』と呼ばれていたことが判明した。
- ビオロギア・ファンタスティカ
銘の専攻している幻想生物研究。存在しない物質で構成された「存在しない生き物」について考える分野。
自分の子供から生まれる虫や、う○こを食べてエサを出す生物、時間の中を泳ぐ魚、四次元空間を飛ぶ蝶等々、研究対象は神話や伝承、あるいはUMAといったよく知られる存在とは限らないのも大きな特徴で、生物学というよりかは量子論や思考論に近い学問。
2030年、謎の音声電波の受信を皮切りに次々と出現し始めた、既存の生態系学では説明のつかない特性を備えた巨大生命体の総称。葦原は後述の紅塵をベースにした全く別種の生物の発生を予言していた。続出する怪獣を海外では「KAIJU」と表記している。
円城塔執筆の小説版にて怪獣側の視点が描かれ、登場怪獣は総て個体や種に関係なく共通の記憶を共有し未来を予測することが可能でありながらも、互いに競合する関係にもあることが明かされた。
アジアに拠点を置く、アーキタイプの研究を行う国際的合弁企業組織。
ミラーが代表を勤め、李を始めとする各界の優秀な人物が所属している。
表向きは新素材の研究に取り組んでいるが、実態は謎に包まれている。また、ミサキオクの創設者である葦原との関連が示唆されている。
- ウパラ研究所
シヴァ共同事業体がインド北部ウパラに新設したアーキタイプの研究施設。BBが研究部長を勤める。
施設自体が特異点を利用した計算機として設計されており、その地下にはアーキタイプ粒子が満ちている縦穴とシヴァが沈んでいた赤い湖が隠され、サルンガはそこから出現した。
紅塵の発生場所にして怪獣発生の中心地の呼称。地下深くに存在すると考えられており、「(アーキタイプの)鉱脈」、「この世にあってはいけないもの」とも称されている。
特異点は「場所」に限らず、移動できる何らかの「物体」、果ては成長する「生物」にも該当しており、紅塵を発生させる怪獣自体も特異点と言える。また、特異点は超次元的に繋がっており沢山あるように見えて実は一つの存在であり、特異点同士の競合も起きた果てに世界を滅ぼす「破局」へと成長を遂げるという。一方で発生される紅塵からはアーキタイプや超時空計算器など様々な恩恵が得られるため、その危険性を承知で特異点を利用しようと目論む者も少なくない。
キーアイテム
- ALAPU UPALA
ユンが幽霊が出ると噂の空き家(葦原邸)の隠し部屋で、銘がミサキオクの監視センターで聴いた音楽。
それぞれ空き家に置いてあった鉱石ラジオと、ミサキオクの電波観測システムに受信された出所不明の電波に乗って流れてきたもので、どこかレトロな曲調だが、正確にはインドの民謡である。
リーナによれば原曲はウパラ研究所周辺に伝わる子守唄で、別れの歌であり出会いの歌。『別れた川は二度と一つには戻らないようになくした人は帰らないが最後は海で一つになる』…という意味の歌らしい。「UPALA」とはサンスクリット語で「宝石」を意味し、題名はこれを逆さまに読んだ「ALAPU」と鏡写しになるように組み合わせたものだが、そのアナグラムが意味するところは不明である。
後にユングの解析により冒頭部分に原曲にない信号らしきものが存在し、その受信数を左右逆にすると怪獣(特にラドン)の出現する日付や時間、西暦を予言するかのような数字になることが判明した。また、とある怪獣の進化を予期するかのように再び鳴り始めたほか、葦原自身もその歌に導かれて特異点を発見したとされる。
ちなみに第1話のテレビ放送前日から当日までの28時間、YouTubeでは調査用のライブカメラにてこの曲が延々と流れ続けていた。
また、第12話終盤では謎のヤママユガらしき蛾の群れとともにまた別のコーラスバージョンが登場した。
李が研究している分子の総称であり、夢の新素材。
軽量かつ強靭で、優れた剛性と展性を備え、時に自己再生までするうえ、光を閉じ込めたりエネルギーを増幅したりと、既存の物理法則では説明がつかない特性を持つ超物質。時間(四次元)すら閉じ込めている可能性まで示唆されている。
李が海を介して銘に渡したものは、指の間に収まるほど小さく透明な結晶体で、中には小さな花らしきものが収められており、回る方向が反転して見える錯覚じみた特徴を持つ。
- ミサキオク地下の巨大骨格
ミサキオクの地下深くに隠された巨大施設に鎮座する、どこかで見たような形の巨大生物の全身骨格。80年前にミサキオクにあった漁村を滅ぼした巨大生物の死骸にして葦原が最初に見つけた特異点。劇中では「恐竜の骨」「意志を持った骨」「すべての始まりの場所」「不可能を可能にする魔法のランプ」と呼ばれている。
高濃度の放射線を帯びており、近付くには防護服が必要。さらに骨自体が「意思」があるかのように電磁波を発生、あるいは中継しているらしく、ミサキオクの周辺で不可思議な電波異常を発生させている元凶と目されている。また、足元には赤い砂のようなもの(紅塵)が散らばっている。
その後、骨格周辺に紅塵が多く発生するようになったばかりか、その頭蓋骨の後頭部に施設の配電線と繋がる装置が付けられていたことが判明。さらに電波も怪獣の出現に呼応(または予知)するかのように発せられていたことが明らかになる。
第11話では武装集団を率いた海建宏によって強奪され、上記のロボゴジラの素体として改造された。
円城塔執筆の小説版にて怪獣側の視点が描かれたことで、ゴジラウルティマとの関連や如何なる経緯で倒されミサキオクに安置されるに至ったかの詳細が明かされた。
- 紅塵(こうじん)
一部の怪獣が体から撒き散らす赤い砂状の粒子。複雑な分子の集まりで、活性状態と非活性状態を持つ。ラドンから検出されたものは酸化鉄に近い性質を持っていることが判明している。
BBおよび李らシヴァ研究員によるとこの紅塵こそがアーキタイプの大元の素材であることが語られているほか、それ自体が怪獣発生の要因にして棲息環境でもあり、紅塵が広がることは怪獣の棲息域が広がることと同じであるため「悪夢(地獄)を広げていく素材」とさえ呼ばれている。
- 超時間計算機「シヴァ」
シヴァ共同事業体が管理している空間的特異点と、それを元に開発されたある種の演算装置。
60年前に葦原がALAPU UPALAの歌に導かれてウパラの地下2000mにある紅い湖に沈んでいたのを発見したとされ、事業体は20年かけて地上に引き上げており、さら引き上げと同時に改造を施して現在で言うスーパーコンピューターのようなシステムとして仕上げたもの。
様々な機器やケーブルでコーティングされたドーナツのような形状をしているが、その実態は不明。また、シヴァ周辺の空間には歪みが発生している。
未来の計算結果を先に取得することが可能であるが、葦原は計算の度に未来の結果が変わることから、その要因と思われるさらなる「特異点」の発生やその果てに未来で引き起こされる「破局」の存在を突き止めた。
サルンガはこれに組み込まれた特異点に反応して企業の施設を襲撃したものと考えられている
葦原の論文に書かれていた謎の単語。直訳すると「直交対角化」となる。
銘は単語の頭文字から「O.D.」と加筆した。
アーキタイプの第13段階のフェーズで、触媒のように作用し他のアーキタイプを変質化させる能力を持っており(一時的な)紅塵抑制剤としての効果から「地獄の門を閉める鍵」と呼ばれている。
李によれば、シヴァ共同事業体でも第3段階のフェーズまでしか制御できなかったが、銘のレポートによって最近になって実現できたらしい。
各話リスト
サブタイトルについてはそれぞれ8文字に統一している。
No. | 邦題サブタイトル | 英語版サブタイトル | 登場怪獣 |
---|---|---|---|
1 | はるかなるいえじ | Terzetto | ジェットジャガー、ラドン |
2 | まなつおにまつり | Gamesome | ジェットジャガー、ラドン、ラドン(成体) |
3 | のばえのきょうふ | Tigerish | ジェットジャガー、ラドン(成体)、??? |
4 | まだみぬみらいは | Gadabout | ラドン(成体)、アンギラス、マンダ、サルンガ |
5 | はやきことかぜの | Theorist | ジェットジャガー、ラドン(成体)、アンギラス、マンダ、サルンガ |
6 | りろんなきすうじ | Enfatico | ジェットジャガー、ラドン(成体)、アンギラス、マンダ、ゴジラアクアティリス |
7 | じかんのぎもんふ | Omniarch | ジェットジャガー、ラドン(成体)、サルンガ、マンダ、ゴジラアクアティリス、ゴジラアンフィビア |
8 | まぼろしのすがた | Graftage | ジェットジャガー、ラドン(成体)、マンダ、ゴジラアンフィビア、クモンガ |
9 | たおれゆくひとの | Erumpent | ジェットジャガー、クモンガ、カマンガ、ハネンガ、ラドン(成体)、ゴジラテレストリス |
10 | りきがくのげんり | Encipher | ジェットジャガー、ラドン第三形態?、サルンガ、ゴジラテレストリス、ゴジラウルティマ |
11 | りふじんながくふ | Relaunch | ジェットジャガー、マンダ、ラドン、ラドン(成体)、ゴジラウルティマ |
12 | たたかいのおわり | Explorer | ジェットジャガー、ラドン(成体)、サルンガ、モスラ |
13 | はじまりのふたり | Together | ジェットジャガーPP、ラドン(成体)、サルンガ、ゴジラ寄生虫、ゴジラウルティマ、ロボゴジラ |
製作スタッフ
監督 | 高橋敦史 |
---|---|
シリーズ構成・脚本 | 円城塔 |
キャラクターデザイン原案 | 加藤和恵 |
キャラクターデザイン | 石野聡 |
怪獣デザイン | 山森英司 |
コンセプトアート | 金子雄司 |
CGディレクター | 池内隆一、越田裕史、鈴木正史 |
VFXディレクター | 山本健介 |
軍事考証 | 小柳啓吾 |
美術デザイン | 平澤晃弘 |
デザインワークス | 上津康義 |
美術監督 | 横松紀彦 |
色彩設計 | 佐々木梓 |
撮影監督 | 若林優 |
編集 | 松原理恵 |
音響監督 | 若林和弘 |
音響効果 | 倉橋静男、西佐知子 |
音楽 | 沢田完 |
アニメーション制作 | ボンズ×オレンジ |
製作著作 | 東宝 |
音楽
オープニングテーマ
- 「in case…」
歌:BiSH
今作の内容をイメージしたようなものとなっており、ところどころ本編映像が使用されている。
エンディングテーマ
- 「青い」
主人公の一人・銘をイメージした内容になっており、映像ではパラレルワールドな世界観のなかモスラやビオランテなど過去のゴジラ怪獣が昔ながらの姿で登場しているどころか、各作品のキーアイテムやモブに過去作の登場人物も描かれており、さらにKoMのラドンやゴジラ・ザ・シリーズなどの海外作品やゴジラ岩、果ては流星人間ゾーンなど「ゴジラ関連のネタ」がこれでもかと詰まっているというゴジラファン御用達な内容となっている。
また、映像の中で銘の利き手や芹沢博士の眼帯が左右逆だったり、文字が反転しているなど、この映像が鏡面世界だと分かる。
ほかにもサブタイトルの法則のヒントもここで示唆されている。
関連イラスト
関連動画
関連項目
個別
ゴジラシリーズ 令和ゴジラ Netflix 2021年春アニメ 特異点
関連作品
- 怪獣黙示録:「怪獣が現れ、人間の世界が崩壊していく」内容が類似している。
- MM9:「怪獣が現実に存在している」世界観が類似している。
- SSSS.DYNAZENON:同時期に放送開始された円谷プロダクションのロボットアニメ作品。本作と同じく怪獣や味方のロボットは登場するが、その性質・作風は大きく異なっている。
- Vivy-FluoriteEye'sSong-:同時期に放送開始された特異点(シンギュラリティ)を題材としたSFアニメ作品繋がり。同じく第53回星雲賞のメディア部門にノミネートされた。
- 境界戦機:本作の半年後に放送開始されたロボットアニメ作品。同じくアシストAIが登場している。
- GAMERA-Rebirth-:同じくNetflixで配信されたガメラシリーズにおける令和初のアニメシリーズ作品。