THEiDOLM@STER
あいどるますたー
- シリーズ全体について
→本記事を参照。
- シリーズ内のブランドの一つ『アイドルマスター』(無印)について
→アイドルマスターを参照。
- 2005年~のアーケード版ゲーム『THE IDOLM@STER』について
→アケマスを参照。
- 2007年~のXbox360版ゲーム『THE IDOLM@STER』について
→箱マスを参照。
- テーマ曲である楽曲『THE IDOLM@STER』について
→THEIDOLM@STER(楽曲)を参照。
- 2011年放映のアニメ『THE IDOLM@STER』について
→THEiDOLM@STER(アニメ)を参照。
バンダイナムコエンターテインメント(旧ナムコ)から発売・展開されているアイドル育成シミュレーションゲーム、およびメディアミックスのシリーズ。正式表記は「THE IDOLM@STER」または「アイドルマスター」。「アイマス」という略称が広く用いられる。
2005年7月26日に第1作であるアーケード版ゲームが稼働を開始して以降、2024年7月時点で19年以上に渡って展開が続いており、ゲームをはじめアニメ、CD、ライブなど様々なメディアで公式供給がなされている。
現在では「ブランド」と呼ばれる多数の派生作品が登場し、それらの作品の中でも上述のメディアミックス展開が行われている。派生作品の増加に伴い、2024年6月現在でいずれかのゲーム(過去作品を含む)でプロデュース可能な登場アイドルの総数は330人以上、登場したオリジナル楽曲の総数は1600曲以上にも及ぶまでになった。
2025年7月26日をもってシリーズ20周年を迎えるのに際し、2024年7月26日~2026年7月25日の2年間を「20周年イヤー」と銘打ち様々な企画を展開する。
表記・読み方について
シリーズ名・楽曲名など全ての種別において、読み方は「THE IDOLM@STER」で「アイドルマスター」と読み、"THE"は読まない。
アイドルマスターシリーズでは『THE IDOLM@STER』の他に、楽曲名の『M@STERPIECE』、CD名の『ST@RTING LINE』、ライブイベント名の『M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!』、ゲーム内イベント名の『R@ise a Good Sign!』などのように、タイトルの中でしばしば「A」「a」の字が「@」に置き換えられる慣習があり、また「@」の記号がシリーズ全体の象徴として用いられている節もある。
これは、アーケード版においてプレイヤーの携帯電話のメールアドレスを関連づけると、プロデュース中のアイドルからのメールが登録されたメールアドレスに届くというシステム「メール☆プリーズ」に由来するもので、その名残で現在でも多くのコンシューマー版ゲームや『ミリオンライブ! シアターデイズ』にはアイドルからのメールやブログをゲーム内で閲覧できるシステムがある。
なお、必ず「A」が「@」に置き換わるわけではなく、例として『シンデレラガールズ』の英語表記は「CINDERELLA GIRLS」である。入力が面倒なため、正式表記を必要としない場面ではカタカナ表記の『アイドルマスター』か、公式略称でもある『アイマス』が用いられることが多い。
また、タイトルロゴは「iDOLM@STER」と「i」が小文字のようにデザインされているが、活字で表記する時は上記のように「IDOLM@STER」と大文字にするのが正式とされている。
(pixiv百科事典では2024年現在、一度付けたタイトルが原則として修正できず、更に小文字と大文字の差異は同一記事扱いとなり「THEIDOLM@STER」で新規記事を作成できないなどの理由により、スペースを含まなくiが小文字である誤表記のままとなっている)
概ねほぼ全てのゲームにおいて、プレイヤーは芸能事務所の「プロデューサー」(P)となり、担当アイドル達をトップアイドルへと導くという趣旨の内容となっている。
いわゆるギャルゲーの分類に入る本作であるが、今までのギャルゲーは学園生活の恋愛シミュレーションで「学生同士の恋愛」が大部分であり、アイドルとPという「大人と子供」「仕事の同僚」という立ち位置の女の子という設定は斬新なものであった。
育成ゲームという観点から見ても、「牧場物語」(家畜など)や「ダービースタリオン」(競走馬)などの既存作品と異なり「アイドル」を育成対象としたことでオリジナリティを獲得した。
楽曲についても、他作品における「キャラソン」のような作風ではなく、実際にそのアイドルがいる世界線で歌唱しているような楽曲を志向しており、評価は高い。
ゲーム性としても「育成」「恋愛」「音ゲー」の3つのジャンルをミックスさせた性質であることが多く、その独自性から多くのファンを獲得した。
アイドルのキャラクターの幅も広く、小学生(9歳~)から大人(~32歳)の男女という年齢層のレンジの大きさが多くのユーザーを獲得するきっかけになっている。特に小学生キャラは色々な意味で合法的に擬似恋愛シミュレーションが行えるとしてロリコン層の需要も満たしている。
近年では『SideM』のようにPの性別をあえて固定しない作品もあるなど、Pとアイドルの関係について恋愛関係というよりは信頼関係に重きを置く作風となることが多いが、一方で例としてゲーム『ミリオンライブ! シアターデイズ』では明らかにデートとしか思えないシチュエーションのカードが次々と登場する「セカンドヘアスタイルガシャ プライベートドレス編」が2022年以降展開されているなど、ギャルゲーとしての要素も今なお受け継がれている。
2024年現在、後述のブランドのうち『アイドルマスター』(無印)及び『シンデレラガールズ』『ミリオンライブ!』『SideM』『シャイニーカラーズ』『学園』の6ブランドが、公式から主要ブランドとしての扱いを受けている。
VISION 3.0
アイドルマスターシリーズは黎明期より「PROJECT IM@S」の名の下に、ゲームのみならず楽曲・アニメ・現地イベントなどメディアの壁を超えた様々な展開を行うという方向性を志向してきた作品である。
2009年より「2nd VISION」として多ブランド展開などを積極的に行ってきたアイマスが、2022年12月26日に発表し、2023年2月11~12日の『M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023』の開催をもって開始され現在進行しているのが「PROJECT IM@S VISION 3.0」である。
「3.0」の大きな軸として、「MR」(MORE REALITY, 複合現実)への挑戦、例えばライブイベントで声優ではなくアイドル本人(3Dモデル)が出演し歌唱する、コラボイベントに声優やスタッフでなくアイドル本人が出演したりメッセージを贈ったりする、などの取り組みが挙げられる。すなわちアイドル達を架空のキャラクターとしてではなく実在のアイドルやタレントと同じように扱う、というものである(実際に公式サイトには「"アイドルたちへの"お仕事に関するお問い合わせ」の窓口がある)。実際にこれまでに、
- 藤原肇が、岡山県備前焼陶友会の定める「備前焼小町」に就任
- 木下ひなたが、北海道壮瞥町の「壮瞥町りんご大使」に就任
- ユニット「Jupiter」が、銚子電気鉄道の100周年記念テーマソング「かざぐるま~Windy Road~」の歌唱を担当
- ユニット「放課後クライマックスガールズ」が、環境省とコラボし資源循環の取り組みのPR動画に出演
などの事例がある。
アイドルマスター
シリーズの原点となるブランド。プレイヤーは765プロの新人プロデューサーとなり、アイドルと二人三脚でアイドル界トップを目指す。
アーケード版稼働以降現在に至るまで公式展開は続いており、その歴史は上述のアーケード版開始以降から数えて19年以上、2002年9月の情報初出から数えると21年以上にも及ぶ。
現在では、本作に登場する主要な13人のアイドルを「765PRO ALLSTARS」(略称:765AS)と呼ぶ。なお、後述の『ミリオンライブ!』ブランドにも13人全員が登場している。
シリーズとしてのテーマカラーは赤。ロゴはAMCGエンジェル。
ゲーム
アニメ
- THE IDOLM@STER
- 輝きの向こう側へ!(劇場版)
- ぷちます!
- ぷちます!!(第2期)
コミカライズ
- アイドルマスター (月刊コンプエース)
- アイドルマスターrelations
- アイドルマスター -Your Mess@ge-
- ぷちます!
- アイドルマスターブレイク!
- アイドルマスター2 眠り姫
- アイドルマスター2 Colorful Days
- アイドルマスター2 The world is all one !!
- THE IDOLM@STER(REX)
- 朝焼けは黄金色 THE IDOLM@STER
- 765プロの台所
ラジオ
- アイマスタジオ
- THE IDOLM@STER STATION!!!
- ラジオdeアイマSHOW!
- THE IDOLM@STER MUSIC ON THE RADIO
アイドルマスターディアリースターズ
派生作品第1作目。2009年に発売されたニンテンドーDS専用ゲーム。
876プロを舞台に3人のアイドルの活躍と成長を描く。本作はP視点ではなくアイドル視点で活動するという、他の作品とは異なった仕様になっている。
アイドルマスターシンデレラガールズ
2011年にモバゲーでサービスを開始したソーシャルゲームを発祥とするブランド。新規登場アイドルは190人(海外版除く)というシリーズでもダントツの大所帯。モバゲー版のみ765ASやディアリースターズの面々も登場し、総勢は200人以上にも及ぶ。
モバゲー版は「プレイヤー達が好みのアイドルで自由に芸能事務所を作る」というコンセプトのため、事務所(プロダクション)はプレイヤー同士で結成するシステム上の集団(いわゆるギルドやクランに相当)となっており、特定の事務所が舞台設定として用意されていない。
アニメ版の一つや『スターライトステージ』では346プロという事務所が舞台となる。
シリーズとしてのテーマカラーは青。ロゴはアニメに登場したハート型のペガサスマーク。
ゲーム
コミカライズ
ラジオ
- デレラジ
- CINDERELLA PARTY!
- U149 放課後スタジオ
アイドルマスターミリオンライブ!
2013年にGREEでサービスを開始したソーシャルゲームを発祥とするブランド。プレイヤーはプロデューサーとして、765プロが始めた新たな展開である専用ライブ施設「765プロライブ劇場」を舞台に新人アイドル達をトップアイドルに導く。登場アイドルは新アイドル「MILLIONSTARS」の39人に従来の765ASの13人を加えた総勢52人。楽曲数は400曲以上を数え全ブランドで最多である(2024年7月現在)。
シリーズとしてのテーマカラーは黄色。ロゴはMと蝶を組み合わせたパピヨンマーク。
ゲーム
アニメ
コミカライズ
- アイドルマスターミリオンライブ!(ゲッサン版)
- みりおんコミックシアター
- アイドルマスターミリオンライブ! バックステージ
- アイドルマスターミリオンライブ! Road to stage
- アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover
- THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS Brand New Song
- THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS LIVELY FLOWERS
- シアターの日常
- 天色のアステリズム
アイドルマスターSideM
2014年にモバゲーでサービスを開始したソーシャルゲームを発祥とするブランド。女性アイドルを主体とするシリーズの中で、登場アイドルが全員男性アイドルであることが特徴。
プレイヤーは315プロの新人プロデューサーとなり次々登場する元医者、フリーター、自衛官といった社会人や学生などの個性豊かで理由(ワケ)ありな男性アイドルの卵たち、総勢49人をプロデュース。営業やレッスン、ライブなどのお仕事を通してアイドルを育て、トップアイドルを目指す。
シリーズとしてのテーマカラーは緑。ロゴは鷹をモチーフにしたMマーク。
アニメ
- アイドルマスターSideM(アニメ)
- アイドルマスターSideM 理由あってMini!
コミカライズ
- アイドルマスターSideM ドラマチックステージ
- アイドルマスターSideM ストラグルハート
- アイドルマスターSideM 理由あってMini!
ラジオ
アイドルマスターシャイニーカラーズ
2018年にenzaで配信を開始したスマートフォン向けブラウザゲームを発祥とするブランド。
プレイヤーは新たな事務所283プロの新人プロデューサーとなり、そこに所属するアイドルたちをプロデュースする。2023年7月時点では28名のアイドルをプロデュースできる。
本作はこれまでのシリーズ以上に対戦要素に力を入れており、アイドル育成×ライブ対戦というジャンルになっている。
シリーズとしてのテーマカラーは白と水色。ロゴは白鳥とSを組み合わせたスワンマーク。
登場アイドル
プロデュースできるアイドルは現在28人。283プロを参照。
コミカライズ
- アイドルマスターシャイニーカラーズ(コミックNewtype)
- アイドルマスターシャイニーカラーズ シャニマスえぶりでい!
- アイドルマスターシャイニーカラーズ コヒーレントライト
- アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録(ジムテキ・シャイノグラフィ)
学園アイドルマスター
2024年に配信を開始したアイドル育成アプリゲームを発祥とするブランド。
プレイヤーは芸能事務所ではなくアイドル養成学校・初星学園のプロデューサー科に所属する生徒となり、同校のアイドル科に所属する生徒の1人をアイドルとしてプロデュースする。
アイドルのステータス(ボーカル・ダンス・ビジュアル)を上げていくことでライブ演出にもそれが反映される。ライブシーンは全てがソロ歌唱であることも特徴。
シリーズとしてのテーマカラーは橙色。ロゴは2羽のハチドリを星型にあしらったもの。
ゲーム
コミカライズ
- (タイトル不明、公式Xにて連載)
- 学園アイドルマスター GOLD RUSH
ラジオ
アイドルマスターXENOGLOSSIA
「アイドルマスター」をモチーフにしたサンライズ制作のTVアニメ。2007年放映。
アーケード版と同名のキャラクターが登場するが、設定も担当声優も異なる別人で、そもそも世界観そのものが大きく異なるSFロボットアニメ。
かつては黒歴史的扱いをされていた時期もあったが、現在では公式の年表に放送歴が載るなどシリーズ作品の一つとして扱われている(但し『アイドルマスター』(無印)ブランドの一部とする場合もある)。また2023年現在でも公式サイトは更新されており、再放送や新規グッズの販売・展示なども行われている。
コミカライズ
- アイドルマスターXENOGLOSSIA(月刊コンプエース連載)
THEIDOLM@STER.KR
「アイドルマスター」をモチーフにした実写ドラマ。2017年放映。
制作からキャストに至るまで韓国を舞台とした作品であり、日本ではAmazonプライム・ビデオで視聴することができる。
登場するアイドルや楽曲などは原則本作オリジナルであるが、『アイ MUST GO!』の韓国語版など一部のシリーズ楽曲もカバーの上で使用されている。
アイドルマスタープロデューサーグリーティングキット
ゲームではなく名刺作成ツールで、本編ゲーム中に登場したカードのイラストや立ち絵を使って自分だけのオリジナルの名刺を作成できるアプリ。
2021年1月18日にリリースされた。
アイドルマスターポップリンクス
『アイドルマスター』『シンデレラガールズ』『ミリオンライブ!』『SideM』『シャイニーカラーズ』の5作品がクロスオーバーするスマホパズルゲーム。
2021年1月21日~2022年7月21日まで配信。
主題歌
本作の主題歌である楽曲。詳しくはTHEIDOLM@STER(楽曲)を参照。
プロデューサーランク
ゲーム内でプロデューサーに与えられる称号のこと。アーケードでは最高ランクで9人全員がプロデュース可能となる。この称号は後続の作品や発生作品である『シンデレラガールズ』(モバゲー版)や『ミリオンライブ!』(GREE版)にも受け継がれている。
一部作品ではさらにその上の「真アイドルマスター」という称号が存在する。
操縦者
『アイドルマスターXENOGLOSSIA』におけるロボット(iDOL)のパイロット(マスター)のこと。詳しくはiDOLマスターを参照。
ユニット
衣装
アイマス衣装を参照
二次創作
漫画 | アイマス漫画 | |
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シリーズ物 | ~オカンとミキと、時々、ヤヨイ~ 偶像町幻想百景 | |
カードゲーム | アイドルヴァーサス ぎゃざM@S | |
○○アイマス | 泣けるアイマス 本当は怖いアイドルマスター 765プロではよくあること エロm@s | |
○○アイドル | ノーマル | 楽器アイドル(楽器M@STER) 乗り物アイドル 武装アイドル(鎧ドルマスター アイマス剣士) 飲酒アイドル ヘッドホンM@STER ラーメンM@STER |
アブノーマル | 事後アイドル 陰毛アイドル 喫煙アイドル | |
性転換ネタ | 男版アイドルマスター アイドルマスターシンデレラボーイズ | |
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その他 | Pドル | |
その他 | 嫁艦隊 ぽちゃm@s ギャルM@S もっちりM@STER im@sLINE HypnoM@ster 893プロ AI-M@S THEiDOLM@STERシリーズのおっぱいタグ一覧 |
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グループ・ユニットタグ
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