概要
未婚の若い女性がイメージされることが多いものの、本来特に年齢制限などはなく、また婚姻の有無についても同様である。
王など君主の娘は厳密には「王女」などと表現され、姫よりは格上となるが、同一視されることも多い。
古代中国では、男子は「氏」、女性は「姓」で称されており、先秦時代では「姫」姓の諸国(周・晋・衛・魏・魯・呉など)の王女・公女は「○○姫」と表記されていた。ここから、後世になって高貴な生まれの女性を「姫」と呼ぶようになったと考えられている。
「ヒメ」という音については、日本の古語において地域の首長的立場など身分の高い女性の尊称として「ヒメ」(男性は「ヒコ」)と呼んでおり、これに由来すると考えられる。
現代では大企業の社長や財閥の代表などの娘、いわゆる令嬢の俗称として使われたり、特に高貴な立場でなくても周囲の人(とくに男性陣)から特別視・チヤホヤされているような人物を指したりすることもある(「オタサーの姫」、「姫枠・姫ポジ」など)。
ほかにも、自分の(幼い)娘のことを半ば冗談で「姫」と呼んだり、風俗嬢のことを一種の業界用語として「姫」と呼んだりすることがある。前者に関係して、現代女性の人名として「姫」の字が用いられることもある。
また、比喩として「姫○○」が用いられるケースとしては「姫りんご」のように小さく愛らしい様子を表すものや「姫カット」「姫ギャル」など昔話やファンタジーの世界のきらびやかなお姫様のイメージを表すものがある。
フィクションでの扱いや比喩に関しては「お姫様」の項目にも詳しく記述している。
pixivにおいては怪物王女のヒロインを意味するタグとしても用いられる。→リリアーヌ
より詳しくは、Wikipedia「姫」などを参照のこと。
姫に関する実在の人物
- 日本の姫(歴史上の人物)
篤姫 稲姫(小松姫) 甲斐姫 菊姫 松姫 諏訪姫 駒姫 華姫 冬姫 彦鶴姫
- 日本の、実在したかは定かではない姫
- 中国の姫
- 「姫」と呼ばれる事がある人物
姫に関する架空のキャラクター
アテナ姫 アリーナ姫 あんみつ姫 イト姫 鬱姫 ウサ姫 エカルラート姫 エメロード姫 オカメ姫 織姫 オリン姫 カフェオレ姫 杏姫 キララ姫 金姫 クラリス姫 黒雪姫 苔姫 ココア姫 小兎姫 サクラ姫 しらほし姫 白薔薇姫 真珠姫 寿々姫 錫華姫 スターラ姫 スピーチ姫 スヤリス姫 ゼルダ姫 そよ姫 滝夜叉姫 敦賀ノ真名姫 デイジー姫 知世姫 ちび姫 未来姫 野薔薇姫 春野姫 百鬼姫 ピーチ姫 フィーナ姫 フセ姫 ふぶき姫 プリン姫 蛇姫 蛍姫 ミルク姫 メローラ姫 百姫 夜叉姫 紫木一姫 雪子姫 雪白姫 珱姫 ルト姫 零姫 レイア姫 ローラ姫 わや姫
愛国姫 アルト姫 あんこ姫 紅騎士と蒼髪姫 黒騎士と桃髪姫 紅茶姫 誤射姫 スイーツ姫 姫アコ 貧乏姫 火垂るる疑星の姫 れいか姫 アグネス姫 姫(時空勇伝デビアス)
カガリ・ユラ・アスハ…本人はいやがってるが、プラント最高評議会議長・ギルバート・デュランダルに「姫」と呼ばれる。
人名としての「姫」
成川姫:アダルトゲーム『LOVELY×CATION2』に登場するヒロイン
「姫」に関する昔話
親指姫 瓜子姫 かぐや姫 白雪姫 シンデレラ 人魚姫 眠り姫
「姫」という字を含む作品
漫画
雑誌
アニメ
ゲーム
フィギュア
小説
地名
関連イラスト
部分一致検索すると「姫」と付くほかのタグまで引っ掛かるため、完全一致検索する必要がある。比率は2015年6月現在、約22万9500対約5800で、「姫」タグは「姫」と付くタグの中では約2.5%しかない。
オリジナルの姫や、既存のキャラクターに姫のような衣装チェンジを行う場合は、「お姫様」タグなどの併用もいいかもしれない。