ゴーリキーとは、
こちらは3について紹介する。
基礎データ
進化
ワンリキー → ゴーリキー(レベル28) → カイリキー(通信交換またはつながりのヒモを使用)
概要
名前の由来は、「強力・剛力(ごうりき)」。
恐らく上記マクシム・ゴーリキーや彼に由来する公園とは無関係。
おそらく全ポケモンの中で最も人間に近い姿をしたポケモン。
強靭な筋力とタフな体力を持っている。その筋肉から彫刻のモチーフになったという。
一方で顔つきは、どちらかと言うと爬虫類やリザードマン寄りな印象を与える。ワンリキーにもカイリキーにも無いやや目立つ牙が有ったりゴーリキーの間のみ腕に赤いラインが入ったりと、進化後にも進化前にもない特徴もいくつか散見される。そのためワンリキーともカイリキーとも違う独特の雰囲気を放っている。また、作品によって多少ブレるものの色も彼らよりほんのりと青い傾向が強い(物によっては殆ど紫に近い公式絵もある)。3匹で並ぶと目に見えて色が違う。
トレーニングも兼ね人間の力仕事を手伝うことに積極的で、『金・銀』ではコガネ百貨店の地下で物運びを、『ルビー・サファイア』ではシナリオ冒頭で主人公が引越しをするときに荷物を運んだりしている。
このように人間とポケモンの交流という点においても極めて近い距離にあり、上手く共生できている一例と言える。シンボルエンカウント式のフィールドでも近づいてくることはあれどこちらから攻撃的なアクションを起こさない限り襲ってくることは無いなど、その温厚な性分が見て取れる。
ヒスイ地方と呼ばれていた時代のシンオウ地方でも開墾や建築でその力を発揮したとされており、その関係はモンスターボールが開発され文明とポケモンの距離が飛躍的に縮む以前まで遡れることが窺える。
ガラル地方では似た様なポジションのドテッコツとボディビルで対決をするという生態が発覚した。
黒いパンツのようなものを着用し、漫画などではよくそれをネタにされる。
ちなみに最近はスパッツのようなデザインに変更されている。
また、♀でも容姿が変わらないこともたびたびネタにされている。何か着せてあげてください。
チャンピオンベルトのような部分は体の一部なのか装飾品なのかイマイチわかりづらいが、これは「パワーセーブベルト」という名前の通りの制御器具であり、外すことは滅多に無いが真の強敵と対峙したときにこのパワーセーブベルトを外し、フルパワーで戦いに臨むと言われている。
ただしパワーセーブベルトを外さずとも相撲取りを指一本、片手でダンプカーを持ち上げるほどの膂力を有しており、全力を発揮しても疲れることはないという生物としてある意味で完成された存在とも言える。
『ポケモンレンジャー』第1作ではフォルシティのシンボルである時計台を破壊しようと現れる。パンチしながら直進するので慣れないうちはキャプチャするのは困難だろう。
2017年に展開された『Look Upon the Stars』ではハブネークと合わせてへびつかい座とへび座を担当。これは『七夜の願い星』のEDから来たネタである。
へびつかい座のモデルは医神アスクレピオスであるが、医療とは程遠いポケモンが採用されるとは彼も思わなかったであろう。
ゲームにおける特徴
『赤・緑』当時は通信交換が出来る環境も限られていたことから、カイリキーに出来ないまま使っていたものも少なくない。
『ピカチュウ』ではカラカラと交換してくれるNPC(NN:リッキー)が居るが、すぐにカイリキーへと進化してしまう。また、『GSC』でタマゴを孵したものと交換すれば「レベル5」のカイリキーが入手できる。
ステータスは攻撃が最も高く、タフというだけあってまだ途中進化にもかかわらずHPは最終進化系の平均並にある。
『ダイヤモンド・パール』では特性ノーガードが追加された。
これは自分・相手の技が全て必中になるのだが、相手が1ターン回避攻撃技(あなをほる、そらをとぶ、ダイビングなど)を使用しても攻撃があたるというとんでもない特性。
野生で遭遇したとき「ゴーリキー?そらをとぶで余裕」とかタカをくくっていると想定外の一撃を食らう羽目になるぞ。
しかし、同様に一撃必殺も必中になるので、一撃持ちからは素直に逃げたほうがいい。
ORASにおいては自称ルチアのライバル・カズラがゴルコという名前のメスの個体を所持、たまにうつくしさスーパー以上のランクのコンテストで出演している。ルチアのチルル(オスのチルタリス)が大のお気に入り。
ちなみにワンリキー時代に段ボール箱に入れられていた所を拾われており、その時の小さな段ボール箱を大事に持ち歩いている。
使用トレーナー
ゲーム版
- スモモ:ジムリーダー(シンオウ)
- カズラ
- シュウジ:ゴーリキーマスター
- ノボリ:キャプテン(ヒスイ)
アニメ版
- 調査団のジョーイ(無印89話)
- コウジ(無印90話)
- ダン(無印93話)
- アンナ(無印165話)
- ゲンゾウ(無印166話)
- ツヨシ(無印173話)
- ハルノ(無印200話)
- シジマ
- ホウエン行きの船の船員(無印274話)
- アヅミ(AG140話)
- 名人(DP57話)
- コルニ
- 海賊風のトレーナー(ミュウツーの逆襲)
- サイトウ(薄明の翼)
漫画版
アニメ版
『アニポケ』
上述の使用トレーナーを見ればわかる通り、様々なトレーナーのポケモンでちょいちょい出てきている。
- コウジのゴーリキー
- 無印90話にて、間欠泉を凍らせる勝負で出来た氷柱を氷のボートに加工する勝負に登場。主に自慢の拳で氷を砕く作業に従事した。
- シジマのゴーリキー
- 無印209話に登場し、サトシのベイリーフと対決。力勝負では上でつるのムチで引き寄せたベイリーフにじごくぐるまを食らわせ投げ飛ばすが、つるのムチで縛られて反動で投げ飛ばされ、のしかかりからのはっぱカッターを食らって敗北した。
- コルニのゴーリキー
- ジム戦では中堅で登場しサトシのヒノヤコマと対決。きあいだまの構えを取っていたが、ニトロチャージですばやさが上がっていたヒノヤコマに突撃され敗北した。
その他
無印 | 42話・64話・169話・201話・256話・265話・266話・271話 |
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AG | 130話(回想) |
DP | 15話・92話(テレビ) |
XY | 34話・99話・137話 |
SM | 1話・2話・4話・13話・15話・21話・23話・57話・72話・87話(イメージ)・89話(イメージ) |
新無印 | 2話(映像)・24話・58話・76話(画像)・136話 |
劇場版 | 裂空の訪問者・氷空の花束・ボルケニオンと機巧のマギアナ・みんなの物語 |
『薄明の翼』
第2話「修行」にて、進化系含めてサイトウの手持ちとして登場する。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- グリーンのゴーリキー……第1章からの手持ちでレッドとの偶発的な交換によってゴーリキーから進化した。
- 4章でもトウキの手持ちの個体、13章ではカズラのゴルコが登場している。
関連イラスト
関連タグ
0066.ワンリキー→0067.ゴーリキー→0068.カイリキー(キョダイマックスカイリキー)
同かくとう単タイプ
マンキー/オコリザル ガラルカモネギ/ネギガナイト バルキー/サワムラー/エビワラー/カポエラー パルデアケンタロス(コンバット種)
ドッコラー/ドテッコツ/ローブシン ナゲキ ダゲキ コジョフー/コジョンド
タタッコ/オトスパス タイレーツ ザマゼンタ(れきせんのゆうしゃ) ダクマ