基礎データ
全国図鑑 | No.100→No.0100(第九世代から) |
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ジョウト図鑑 | GSC:No.120 HGSS:No.121 |
ホウエン図鑑 | RSE:No.084 ORAS:No.087 |
マウンテンカロス図鑑 | No.072 |
ヒスイ図鑑 | No.192 |
パルデア図鑑 | No.207 |
英語名 | Voltorb |
ぶんるい | ボールポケモン |
タイプ | でんき |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 10.4kg |
とくせい | ぼうおん/せいでんき/ゆうばく(隠れ特性) |
タマゴグループ | こうぶつ |
進化
ビリリダマ → マルマイン(レベル30)
リージョンフォーム
ぶんるい | きゅうたいポケモン |
---|---|
タイプ | でんき/くさ |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 13.0kg |
『ポケモンLEGENDSアルセウス』に登場する、ヒスイ地方と呼ばれしかつてのシンオウ地方に生息していたビリリダマのヒスイのすがた。
概要
- モンスターボールに似ている正体不明の生き物。
- 基本常に怒っているような険しい顔をしているが、笑顔を見せる事もある(眉間の皺はそのまんまだが)。
「ビリリ!」
- ……というセリフと共にビリリダマが襲い掛かってきて、気が付いたら「じばく」され負けていた、という経験をした方も多いのではないだろうか。
- 体内には大量の電気エネルギーを蓄えており、いやなおとを放ったり、触った敵を痺れさせたり、磁気で弾むような移動を可能にしたりと、様々な能力を行使するのに応用している。
- 主な食性も電気らしく、発電所などの電力施設にいることが多い。
- 爆発するのもスパーク現象の一種らしく、少しの刺激で爆発してしまうのはあまりにも有名。そのデリケートさはでこぼこ道を転がっただけで即ドカンなレベルで、経験豊富なトレーナーでも慎重な扱いが必要。
- モンスターボールそっくりなのは保護色のためだと唱える研究者もいるが、50㎝という大きさから考えて、道端に落ちている本物と間違えることは難しい気もする。しかも、モンスターボールと間違えてしまう要因になり得る技である「ちいさくなる」も覚えない為、余計に説得力が無くなっている。
- 体そのものも自然界に存在する物質でなかったり、モンスターボールが売り出された頃、製造している会社で初めて発見されたとある等、どう考えても無関係ではない。しかしそれでも関係は謎とポケモンずかんで言われているあたり、何か黒い事情がありそうである。
- 図鑑説明によるとボールにパルスを浴びせた影響で誕生したという仮説が語られているが、後に確認されたヒスイ種はボールの開発以前から生息していた上、木製の姿に植物じみた生態であったと、ますます出自の謎を深めている。偶々似ているだけなのか、それともヒスイ版が原種なのかは現段階では不明。
- 全身から電気を吸収するためか、ゲームでもアニメでも口があるのかどうかは分からない(メタモンが化けた際にはマルマインと同じ位置に口が出来ていたが)。ゲーム上の鳴き声は音圧のある電子音に近く、アニメでも電子エコーが掛かったような鳴き声となっている。
- 色違いはスーパーボールを意識したのか青色のボールになる。勿論能力にスーパーな要素は無い。進化系と同様に子供でも描きやすい歴代一シンプル(?)なデザインのポケモンの代表格に挙げられる事が多い。
ゲームでの特徴
- LPLEでは、これまで道具に間違われ続けたからかセキチクシティにいる個体が「ノードゥグ…」と鳴いて…喋ってるよねコレ?
- ポケモンSVではフィールドを転がっている野生の個体に近づいただけで勝手に自爆するようになった。近隣のチャンプルタウンは大丈夫なのだろうか…?。捕まえたいなら爆発する前に接触して戦闘に入ろう。なおそれでもじばくはしっかり覚えているので注意。金銀同様色違いが爆発するものならトラウマものであろう。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第1世代 | 40 | 30 | 50 | 55 | ※ | 110 | 275 |
第2世代から | 40 | 30 | 50 | 55 | 55 | 110 | 330 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。リージョンフォームは第2世代以降と同様。
- 進化前であるが、この時点で素早さが「110」である。比較として最終進化系でんき単タイプのライチュウ、対戦で使われてるゲンガーと同じ。伝説ポケモンのトルネロス・ボルトロスが「111」、サンダーが「100」である。
使用トレーナー
ゲーム版
- マチス:ジムリーダー(カントー)
- テッセン:ジムリーダー(ホウエン)
- ヒデヒコ:ビリリダママスター
アニメ版
- キョウ(無印32話)
- テッセン(AG40話)
- カラザ(AG150話)
- キミ(AG150話)
- エンドウ(新無印52話)
- ゴウ※色違い
漫画版
- マチス(ポケスペ)
- テッセン(ポケスペ)
- ロケット団中隊長・ケン(ポケスペ)
- ジェット(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンスタジアム』
- ポケモンスタジアム2のミニゲーム「ビリリはつでんきょうそう」では、ピカチュウと共にプレイヤーになる。ゲージが最初に満タンになったプレイヤーの勝利。
- ポケモンスタジアム金銀のミニゲーム「ラッキーのタマゴだいさくせん」では妨害役で登場し、ビリリダマを取ってしまうとタマゴを5個失う。
『ポケモン不思議のダンジョン』
- ダンジョン内に仕掛けられている「じばくスイッチ」にはビリリダマのマークが描かれている。
『はねろ!コイキング』
- ランダムイベント「おたからゲット!?」に登場。
- ピジョン同様にコイキングの育成を妨害するお邪魔キャラ的な存在。
- 特訓帰りに見つけたモンスターボールを拾うか否かの選択肢が出てきて、普通のアイテム入りボールなら大量のコインをゲットできるが、ビリリダマが化けていた場合はだいばくはつに巻き込まれてコイキングが強制引退となる。
『ポケモンマスターズ』
- マチスのバディで実装。彼のビリリダマは意外にも臆病なようで、主人公が近づいただけで起爆体制を取る程。とはいえ、マチスはその臆病さを軽視してはおらず、むしろ戦場においてはそれが生き残る要素になりうると考えており、でんきタイプ使いらしく-を+に変える事が大事だと説いている。イベントを熟すことでマルマインへと進化もできる。☆3の恒常バディーズの中では随一の素早さを誇り、技ゲージ加速要因としての活躍が期待できる。
- また、ランダムで手に入るタマゴから孵化したビリリダマを主人公のバディにする事も可能。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
サトシの自宅にある目覚まし時計もビリリダマの形をしている。
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのビリリダマ
- 新無印81話でゴウがゲットした初の色違いポケモン。当然ことあるごとに爆発する。同話では「青色」だった為、青ポケマニアが反応している(が、抱きしめた拍子にやはり爆発した)。
〈ゲストなど〉
- デコポン島のビリリダマ
- 無印114話で登場したカスミのトゲピーと仲良くなった野生のビリリダマ。マルマイン達を強引に爆発させて取り除こうとするロケット団に怒ったのかロケット団のメカの前に立ち向かう。その後、ジャンゴーとディグダ・ダグトリオの活躍でマルマイン達を島の外の草原へと誘導する事に成功し、トゲピーと惜しみながらも別れた。
- テッセンのビリリダマ
- AG40話で登場し、サトシのピカチュウとバトルするが、帯電したピカチュウの敵ではなく10まんボルトの一撃で倒される。
- AG79話
- 丸いので真珠を無くしたバネブーの頭に乗せられた。
- エンドウのビリリダマ
- 新無印52話エンドウの手持ちで登場しており、電気で雑草を燃やして処理する等して農業を手伝っている。
その他
無印 | 65話・81話・84話・86話・267話 |
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AG | 15話 |
DP | 181話 |
XY | 47話・62話 |
SM | 35話(夢) |
新無印 | 40話 |
劇場版 | 水の都の護神 |
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 16話
- モブで登場。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 1章でマチスが複数体所持しており、サントアンヌ号でわざと置いていたり、シルフカンパニー戦ではランチャーの弾となったりしている。
- 他にも同じロケット団中隊長のケン、4章ではジムリーダーのテッセン、9章ではポケスロンアスリートのジェットのポケモンで登場している。
関連イラスト
余談
- 亜空軍の構成員にバイタンというビリリダマに似た敵が登場する。
関連タグ
0099.キングラー/キョダイマックスキングラー→0100.ビリリダマ/ヒスイのすがた→0101.マルマイン/ヒスイのすがた
同でんき単タイプ
- ピチュー/ピカチュウ(キョダイマックスピカチュウ)/ライチュウ エレキッド/エレブー/エレキブル サンダース
- メリープ/モココ/デンリュウ ライコウ
- ラクライ/ライボルト/メガライボルト プラスル マイナン
- コリンク/ルクシオ/レントラー パチリス アルセウス(いかずちプレート)
- シママ/ゼブライカ シビシラス/シビビール/シビルドン
- シルヴァディ(エレクトロメモリ) デンジュモク ゼラオラ
- ワンパチ/パルスワン バチンウニ レジエレキ
- パモ ズピカ/ハラバリー