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ポケットモンスター(アニポケ第7シリーズ)の編集履歴

2024-02-23 02:12:22 バージョン

ポケットモンスター(アニポケ第7シリーズ)

ぽけっともんすたー

アニメ『ポケットモンスター』シリーズの7作目。

「夢と冒険と!」

ポケットモンスターの世界へ!」

「「レッツゴー!!」」


「最強の王者ダンデとのバトルを目指すサトシ。」

「全てのポケモンをゲットし、ミュウに辿り着くという夢を持つゴウ。」

「これは、そんな2人の日常と冒険を描く物語である」

―14話以降のアバンナレーションより―


概要

アニメ『ポケットモンスター』シリーズ第7弾。『サン&ムーン』に引き続き、2019年11月17日から放送されている。


令和への改元後初の新シリーズであり、公式曰く「令和の時代に描かれる『ポケットモンスター』のアニメは、すべての世代に楽しんで頂ける内容となっています」とのこと。


過去のタイトルは、原作となるゲームタイトルに因んだものであるが、今作は1stシーズン以来のサブタイトルやナンバリングも付かない『ポケットモンスター』

タイトルロゴは劇場版キミにきめた!』や『みんなの物語』で用いられたものと同じデザインである。

1stシーズンが「無印」と略されることから、「新無印」と呼ぶファンが多い。

海外版タイトルは「Pokémon Journeys」。韓国では「포켓몬스터W」(訳:ポケットモンスターW)と後述の主人公体制を強調したものとなっている。


サトシとその相棒ピカチュウはこれまで通り続投。

加えてサトシとのW主人公として、新キャラのゴウの登場が発表され、W主人公が採用されるのは『DP』以来13年ぶりで、男2人主人公かつ二人旅は史上初である。


まだ見ぬポケットモンスターの世界へ!レッツゴー!

今迄は販売促進を兼ねて、放送開始近くに発売されたゲームの舞台(地方)を中心に巡るのが定番であったが、今作はカントー地方から最新のガラル地方までの「すべてのポケモンの世界」が舞台となることが放送前から告知され、原作ゲームの最新作『ポケットモンスター ソード/シールド』はあくまで世界観の一部であるという事実が発覚した。


その為、サトシがこれまで冒険してきた地方や場所を再び訪れる機会が激増しており、過去に登場した主要人物やジムリーダー、四天王、そしてチャンピオンも様々な形で関わると言う、アニポケファンには堪らない要素が多く盛り込まれている。


制作スタッフの多くは引き続き続投するが、一貫して総監督を務めた湯山邦彦氏がクリエイティブスーパーバイザーに退き、劇伴音楽が宮崎慎二氏から林ゆうき氏に交代するなど一部のスタッフの変更がある。ただし一部作中で宮崎氏が製作した劇伴音楽が使われる事がある(その場合はエンディングで「一部作曲・編曲」としてクレジット)。


放送形態

基本的にはカントーのクチバシティが拠点兼主な舞台となっており、その中で話を展開するか、他の地方に1話〜2話中で遠征しては帰るという流れになっている。

このように1話完結の単発ストーリーが中心で、過去シリーズで見られた連続ドラマ的な展開は少なく、バトルシーンもスケールに反した省エネ化が図られている。


ストーリーフォーマットもシリーズ初の15分×2本立てや、第32話で(特別編・番外編を除く)本編全話に登場していたサトシとピカチュウが全く登場しない回が導入されるなど、これまでにない展開が存在する。


このような構成となったのは、アニメを取り巻く環境の変化の影響とされている。シリーズ放送中に少子化が加速した事や、前作で日曜日に放送枠が移動したことが主な要因として挙げられる。

日曜日は外出などで毎週視聴できるとは限らない上、裏番組に『ちびまる子ちゃん』が君臨している事などから、ゲーム本編『ソード&シールド』をベースにするのではなく、アニメオリジナルストーリーに剣盾の要素を組み込む形になった(BGMの出典は「剣盾」からのものが多い)。第4世代リメイクの『BDSP』もまた、本作にとっては僅かな一要素でしかない。


web配信はこれまでのシリーズ同様AmazonPrime及びhuluでの有料配信に加え、アニポケシリーズ史上初となるYouTubeでの無料見逃し配信も行われている。冬休み期間中は一気見放題もある。


また、OP主題歌自体は一貫して同じ曲を使用しているが、担当アーティストが異なるという点もこれまでのシリーズとの大きな差別化だと言える。2種類目と3種類目は今も芸能界の最前線で活躍しているアーティストが担当していた事も話題をかっさらう要因の一つとなった。4種類目はW主人公であるサトシとゴウの声優によるコラボが実現している。


コロナ禍による影響

アニポケシリーズでは『ダイヤモンド&パール』『サン&ムーン』を除き、社会的な状況を考慮した放送中止や放送延期の措置が多々あったが、本作の場合、新型コロナウイルスの感染拡大により、新作制作の一部作業が見合わせになったことがある。


2020年4月26日放送予定だった23話以降の放送が延期され、同日から過去の再放送のエピソードが行われる(同時に番組連動データ放送によるポケモン取得も一時休止)。その後、6月7日から最新作の放送が再開される事が発表された。

本放送枠での再放送はシリーズ通算24年目にして初。今回の事例に関しては他のアニメ作品でも同様の措置を執ることを余儀なくされている


金曜日への移動

37話の挿話終了後、2020年10月9日より金曜夜18時55分枠への移動が発表。2年ぶりのゴールデン復帰となり、日本の民放では2019年9月13日の『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系列)以来のゴールデンアニメ復活になる。

ちなみに金曜夜19時台前半は長年テレビ朝日が『ドラえもん』を編成していたので、テレビ東京系ではホワッツマイケル』前期以来約32年ぶりのアニメ枠設置(金曜19時台のアニメ枠自体も後半枠の『横山光輝三国志』以来28年ぶり)となる。


メディアミックス、連動

今回もポケモンの家あつまる?(通称「ポケんち」)の番組連動データ放送とも連動しており、放送を視聴してゲージを貯めるとモンスターボールを取得(本編含め最大マスターボール)、ED中ゲージを貯めて出現させたポケモンに投げ入れコレクト可能となる(最大5つ)。ED以降にゲットチャレンジしないと逃走されプレゼントコードも取得出来なくなるので注意。

ポケんちは2022年3月限りで終了したものの、同年4月に始まったポケモンとどこいく!?でも連動を継続。PWC終盤では5週連続で今回のサトシの手持ちポケモンを視聴者に向けパスワード配信。全てがLv80の高個体である(ピカチュウは劇場版25周年連動企画での特典配布)。


20年8月下旬からはコニカミノルタ プラネタリウムとのコラボで『ポケットモンスター オーロラからのメッセージ』なる番外編が登場する(上映時間は27分)。ただし西日本各地数ヶ所しか上映していない為注意。


2020年11月上旬のポケモンGOイベントで、ワールドキャップピカチュウやストライクを含むポケモンがフィールドに出現。コスチュームも、ゴウの私服が登場する。

コロコロコミックでも『WCP』をメインとしたコミカライズ『サトシとゴウの物語』が単行本化され、副題に入り五味まちとの画でなされている。2021年12月号で完結、全4巻。


なお、タイトルロゴこそ同じものの、前作『サン&ムーン』同様に本作に準拠した劇場版は製作されず、放送中に唯一公開された『ココ』も本作との繋がりはない。


サトシとピカチュウ編、完結

上記のように全地方を巡る旅に加えて、これまでにサトシが出会った人物達が再登場する、サトシの目標として「ポケモンワールドチャンピオンシップスでポケモンバトル世界一になる」という具体的な設定がされる、「ベストウイッシュ」、「XY」、「サン&ムーン」から続く一連の因縁に決着を付ける等、本作はこれまでのシリーズの集大成的な要素が散見されていることから、これまでのシリーズ以上にサトシ引退説が囁かれていた。


また、『アドバンスジェネレーション』以降は本編ゲームの新作発売に合わせて新シリーズに移行していたが、本作では2022年11月18日に『スカーレット・バイオレット』が発売されても改題されることなく暫く放送が続いたため、今後の動向が注視されていた。


2022年12月16日、サトシとゴウの旅に一段落がついた136話の放送終了直後に2023年3月をもって、サトシとピカチュウを主人公としたアニメシリーズが完結することを発表

2023年1月からサトシとピカチュウの物語の最終章として「めざせポケモンマスター」が約3ヶ月・全11話に渡って放送されたが、扱いとしては本作の第2期という位置づけになっている。

すなわち本作が1997年から26年に渡って続いたサトシを主人公としたアニメシリーズの最終作となった。


そして2023年4月からは主人公を交代した第8シリーズ『ポケットモンスター』(本作や無印と同タイトルだが、ロゴが異なる)に移行することになる。


四半世紀に渡って放送されてきた人気シリーズであったことから、制作側も「今回の発表をいつ、どのような形でお伝えするべきか、番組としても非常に苦慮しました」と述べている。


登場人物

主要人物

主人公と相棒ポケモン

サトシエスゴウ


サクラギ研究所


ロケット団


サブキャラクター

サトシの関係者


サクラギ家


ゴウの家族

  • イクオ(CV:増田隆之)
  • クルネ(CV:根谷美智子)
  • トメ(CV:吉沢希梨)

プロジェクト・ミュウ」関係者


ロケット団上層部


その他


ゲスト

新無印ゲストを参照。


※1…ムコニャ登場回ではノンクレジット。

※2…それぞれの持ち役との兼任の為ノンクレジット。

※3:…ゴウのアブソル登場回も非表示。


各話サブタイトル

新無印編サブタイトル一覧を参照


主題歌

OP

1・2・3

作詞、作曲、編曲:まふまふ

歌:After the Rain(1※~31話)

  西川くんキリショー(32~49話)

  "からあげ姉妹"(50話~99話)

  サトシ&ゴウ(CV:松本梨香、山下大輝)(100話〜)

※物語の都合上ED。


ED

1.『ポケモンしりとり〈ピカチュウ→ミュウ〉Ver.』

2.『ポケモンしりとり〈ミュウ→ザマゼンタver.〉』

作詞、作曲、編曲:パソコン音楽クラブ

歌:ポケモン音楽クラブ(増田順一/パソコン音楽クラブ/ポケモンキッズ2019)

主題歌プロデュース:増田順一

※39話はオフボーカル短縮Var


3.『バツグンタイプ

作詞、作曲、編曲:パソコン音楽クラブ/ポケモンタイプ相性覚え隊

歌:ポケモン音楽クラブ(増田順一/パソコン音楽クラブ/ポケモンキッズ2019)

主題歌プロデュース:増田順一


スタッフ

原案田尻智増田順一杉森建
アソシエイトプロデューサー鈴木絵里子
クリエイティブ・スーパーバイザー湯山邦彦
シリーズコンストラクション米村正二
アニメーションコーディネイター吉川兆二、坂元鼓太郎
キャラクターデザイン安田周平
美術監督武藤正敏
色彩監督吉野記通
撮影監督鈴木大倫
編集野川仁
主題歌プロデュース佐野弘明、毛谷村伸也
音響監督三間雅文
音楽林ゆうき
音楽協力テレビ東京ミュージック
協力ジェイアール東日本企画
アニメーションプロデューサー加藤浩幸
プロデューサー関口彩香、田中茂裕、根岸智也
掲載小学館、ポケモンファン、コロコロイチバン!、てれびくん、ベビーブック、幼稚園、小学一年生、ちゃお、ぷっちぐみ
アニメーション制作OLM TEAM KATO
監督小平麻紀→大和田淳
総監督冨安大貴
制作テレビ東京、MEDIANET、ShoPro

炎上騒動

放送前は全シリーズの集大成を謳い期待されていた。しかし、序盤の時点で物語の着地点が分からず、迷走しているという意見が存在していた。

本格的に炎上するようになったのは終盤となるマスターズエイト編からだが、それ以前にもゴウポケモンに対する倫理観の描写も視聴者の間で反発を生んでいた。


主な問題点

もう一人の主人公・ゴウの経験と釣り合わぬ成果

新無印で初期から問題視されていた点。

彼はトレーナーになりたての精神・実力ともに未熟な面が目立つルーキーでありながら、明らかに手に余る数のポケモンをコレクター感覚で採集し集めていくという、実力に見合わないそのスタンスが「鼻に付く」と受け入れられない視聴者が多かった。


ゲーム作品ではポケモンをたくさんゲットするのは当たり前で、むしろゴウのモチーフ元である「ポケモンGO」自体もそういうゲームなのだが、アニメでのポケモンは一つの生物としての側面が強く描写されており、アニメでポケモンを乱獲するのは道具のように扱っている悪役ばかりで、タブー視される考え方が根付いていた為である。

これらは伝説のポケモンも運よく捕まえてしまったことで更に炎上し、ポケモン側の意志はちゃんと尊重しているというフォローを幾度入れても、彼への反感やヘイトが消えることはなかった。


ゴウ自身の身勝手な言動が多い未熟者というキャラも、ゼロから立派に成長したという経緯なら許容出来たのだが、20年近くに渡って少しずつ成長を積み重ねたサトシが隣にいたことで悪い印象ばかりが浮き彫りになってしまい、序盤以降は具体的な成長もどんどん見られなくなった為、下記のシリーズ終了もあって彼を戦犯・親の仇のように嫌うユーザーも続出してしまった。


ヒロイン役であるコハルの扱い

本作のヒロインとされている少女コハルは、当初ポケモンにもサトシ達にも興味がなく関わってこないという異例のキャラで、一か月以上登場しない時もあった為、存在意義を見出せないとする視聴者が多かった。実際、担当声優からも「出番が無い」と言われた程。


一方、二年目より相棒のイーブイと出会って以降はその価値観が大きく変わり始め、冷めた性格も明るくなり自ら物語に関わっていくようになる等、ある意味ゴウより真っ当に新米トレーナーとしての道を歩み始め、評判も回復していった。しかし、彼女のテーマであるイーブイの進化先の模索については、打ち切り漫画の如く有耶無耶にされる形で終わってしまっている。


ガラル地方チャンピオンダンデの過剰な優遇

マスターズトーナメント編最大の問題点。

アニポケではポケモンWCSの存在により、ガラル最強から世界最強のトレーナーへと昇格したダンデだが、劇中の殆どでは圧倒的なレベル差によるゴリ押しという単調な魅せ方ゆえ、視聴者からは伝わらないとの声が多かった。


このような書き方でワタルアランカルネなどのチャンピオンクラスの歴代キャラクターに圧勝したせいで視聴者からの印象は最悪で、特にアラン、カルネ戦は両者をかませ犬にした冒涜しているとしか思えない試合内容で大炎上した。

ダンデ関係の脚本の杜撰さは目に余るものがあり、それまでの描写・作品で彼にしっかり好感を持てていたファンにも悪い印象が植え付いてしまった。


サトシリセット

今作のサトシは集大成を謳っているのに対し、過去の手持ちポケモンを再会して尚使わない。

過去の手持ちポケモンはほぼ必ずリーグで敗北していたにも拘らず、最近ゲットした新無印の手持ちだけでチャンピオンクラスの相手を倒しており、悪い意味でご都合主義且つ酷い主人公補正だと批判されることが多い。今まで主人公らしからぬ戦歴のままシリーズが20年以上積み重なっていた為、今回の過剰な躍進に違和感を抱いてしまった視聴者が多かったのである。

肝心の面子もサトシの見せ場をほぼバトル面に集中させた弊害で、日常面における出番や掘り下げが例年より少なかった事も原因の1つであった。


総集編の頻度増加と、制作陣体制の悪化

同じく終盤は、上記内容の薄っぺらさから、描写と尺が明らかに不足していることが指摘されていた。加えて新世代の発売が迫り、放送できる残り話数が限られているにも拘らず、総集編の放送頻度が目に見えて増加していった。

放送当初はCOVID-19の制限などによる影響が大きかった時期であり、それが原因ではないかという擁護も存在する。一方で、尺不足との意見が目立ち始めた終盤では既に政府が制限緩和に方針転換しており、理由付けとしては薄いと見られるとの批判も存在する。

製作陣のやる気のなさはSNSでも見られ、作画監督のわっぱは「そんなに総集編嫌なら、過去話数でも見てあの日の感動を思い出しに行けば良い」というツイートを投稿し、更に炎上した(後に自分達スタッフのことももう少し考えてほしいと加えつつも、発言については謝罪している)。


全地方舞台による弊害

これは視聴者によっては意見が分かれるが、全地方舞台や一話完結にすることにより中途半端で内容が薄い感じになるため、視聴者の中には従来のように最初からガラル地方だけを舞台にした物語を作ればいいのではという声も存在した。

結果としてガラル出身の人物とポケモンの一部がまともに登場・活躍できておらず、モブキャラクターを除けば一度も出ていないものが多かった。


ポケモンに限った話ではないが「歴代が登場する集大成作品・記念作品」は、キャラクターや要素の詰め込みすぎで個々の印象や活躍が薄くなるという悪習がついて回り、新無印もその轍を踏む形になってしまったのは否めない。


同じく旅路線を廃止した一話完結式のサン&ムーンと比較しても、毎回出先のゲストポケモンに焦点にあたる一方でサトシやゴウの主要ポケモンのメイン回や掘り下げ描写が少なく、レギュラーの方に愛着が持ち辛かった事も上記顰蹙を買った一因とみられる。


総括

これらの影響からアニポケシリーズ屈指の低評価作品となっており、他のレビューサイトでも断トツの低評価である。(※3)


(※3)海外大手レビューサイト「MyAnimeList」では2位という高順位も受けている。ただしこのスコアだけで判断されている為、より正確にするなら年齢層等他のデータも比較をする必要だが。

参考:XYZ7.72点、新無印7.57点、無印&XY7.37点、ダイパ7.26点、AG7.11点、サンムーン6.87点、ベストウィッシュ6.41点


また放送当時に同じ長寿作品である名探偵コナンONE PIECEなどが、映画のヒットや展開が最終章に突入したり、NARUTOアニメ放送20周年を迎えるなど世間的にも大きな盛り上がりを見せたことから、新無印が槍玉に挙げられることも少なくなかった。


同時に不評時の息切れ感や、実質サトシがほぼポケモンマスターに近い地位となった事で、「サトシ引退説」も今まで以上に囁かれ始める。


そして新作が発表されても新シリーズの発表が一切無いまま、一月経った2022年12月16日

翌年3月までの最終章をもって、サトシを主人公にしたシリーズを本当に終わらせる事が発表され、その歴史に幕を閉じる結果となった。

ただし、終わったのはあくまでサトシの物語であり、ポケモンのTVアニメ自体は新たな舞台や主人公達のもと新生されている。


公式には「カメラを切り替えて」と仄めかされたこのリセットが、やるべき事をやりきった末の大団円か、これ以上続けるのに限界が来たが故の逃避か、どちらにと捉えるかはあなた次第。


余談

  • 前作の途中で放送枠が変わったことにより、今作は奇しくも本放送の開始日が前作と同じになった。

  • 2話で描写されたサトシの部屋には、各地方で手に入れたジムバッジやフロンティアシンボル、オレンジ・アローラリーグで手に入れたトロフィー、セキエイ大会のメモリアルプレート、Zパワーリングなどが飾られており、これまでの全てのシリーズの世界観を受け継いだ続編であることが明確に描写されている。
    • 互換切りやデータの容量不足といったゲームならではの大人の事情が存在しないので、メガシンカダイマックスが同じ画面でぶつかり合うといった構図も実現している。

  • ゴウの名前からもわかる通り、『ポケモンGO』を意識したかのような要素が多い。
    • 2話で伝説のポケモン相手にレイドバトルが始まる点、ゴウがポケモンに出会うとバトルせずに開幕投球する、特定の地方ではなく世界全てを舞台としている、これにより特定地方にしか生息しないor特定地方では生息しないポケモンも登場しやすくなっているetc。
    • 背景には『ポケモンGO』による新規ユーザーの新規参入の他、ゲーム本編の新作開発スケジュールとの整合性や脚本のクオリティを慮る必要が無くなり、より楽に作品作りができるという側面がある。
    • 現実世界を舞台とした『ポケモンGO』の要素を導入し始めた影響か、作品内でポケモントレーナー以外の職業が多く登場し、ポケモントレーナー以外(メタ的に言えばポケモンファン以外)から見たリアリティのある日常描写が増えた。特にコハルメインの11話はその描写が顕著である。
    • 前作に引き続きスクールが登場したが、アローラのポケモンスクールとは違い現実の小学校に近い。

描画上の注意

2022年5月頃より、この作品に登場するキャラ達の描かれた作品に対し、ある有志ユーザーが、無条件的に「ポケットモンスターソード&シールド」のタグをつける事例が多発している。


悪意はないと信じたいが、その有志ユーザーがそのタグを付加する理由が、「アクセス数稼ぎの為」・「無条件にこのタグを付加したい為」等、自分ルールを他人に押し付けるような感じだった場合は、明らかな迷惑行為なので、心当たりのあるユーザーには自重を促したいところである。


2019年11月から始まった、今シリーズは公式曰く「すべての世代に楽しんで頂ける内容」且つ、ゲーム本編『ソード&シールド』をベースにせず、アニメオリジナルストーリーに剣盾の要素を僅かに組み込む形になっているので、今シリーズからの登場人物やゲスト等が描かれているからと言って無条件にこのタグを付けるのも避けるべきである。


※詳しくは、検索妨害pixivマナーの記事を参照。


関連イラスト

サトシ&ゴウポケモン


関連動画


関連タグ

アニポケ 新無印

ポケモン テレビ東京 小学館(制作委員会)

小学館集英社プロダクション OLM(制作会社)

ポケットモンスター(アニポケ第1シリーズ):こちらはアニメ第1シリーズに関する記事。

劇場版ポケットモンスター:こちらは主に劇場アニメ版に関する記事。


アニポケシリーズタグ

前後シリーズリンク

前後シリーズタイトル
前シリーズサン&ムーン
後シリーズポケットモンスター(アニポケ第8シリーズ)

第7シリーズ 内訳タグ

ポケットモンスター(アニポケ第7シリーズ)めざせポケモンマスター(アニポケ)

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