概要
最高な最後で散っていったり偶然とった行動が共感できたりはたまたネタキャラだったり、
どこかで話題をくれてる悪役。
分類
基本的に『行動は共感できないが所々で人気なキャラ』『悪役のネタキャラ』『なぜか好きな人がいる悪人』に分類される
ちなみに『行動は共感できないが所々で人気なキャラ』にはネタの凡庸性により『悪役のネタキャラ』と扱われるキャラもいる。
行動は共感できないが所々で人気なキャラ
ムスカ(天空の城ラピュタ)
特務機関の大佐であり、命令を受けてモウロ将軍ら軍部とともにラピュタの調査をしていた。表向きはおとなしく紳士的だが、その本性は目的のためには手段を選ばず、仲間すら裏切る冷酷な男。一方で教養に優れ、複雑な暗号や古代文字を解読したり、旧約聖書といった古典にも通じている。 また、ワイン瓶で殴られても傷一つ負わなかったり(?)、暗闇の中シータの髪留めだけを狙って撃つなど、体力面や射撃の腕にも長けていることが劇中でもわかり、まさにエリートのキャリア。その彼の正体は ラピュタ王家の血を引く末裔 。ラピュタに到達すると中枢を掌握。自らラピュタ王を名乗り、再びラピュタによる世界制覇を企む。さらに上司のモウロ将軍を部下諸共空中に放り出し、ラピュタのロボット兵で戦艦ゴリアテと軍隊をゴミのごとく一掃する様はまさに魔王そのものである。しかし、シータとパズーが唱えた滅びの呪文が彼の企みを阻止し、さらに視力を喪失。崩落するラピュタ中心部と共に海へ消え去った。ネット上などでネタキャラとしての人気があるものの、ほのぼのとしたファンタジーや正義と正義のぶつかり合いの作品が多く、明確な敵が少ないジブリ作品において、はっきりとドス黒い悪役として描写された人物である。
「ははっ!見ろ!人がゴミのようだ!」
「ラピュタは滅びぬ、何度でもよみがえるさ!ラピュタの力こそ人類の夢だからだ!!」
「あぁぁ、目がぁ、目がぁ〜〜〜あああああああ〜〜〜〜」
フリーザ(ドラゴンボールZ)
ナメック星編における諸悪の根源。永遠の命を手に入れるためにナメック星で殆どのナメック人を虐殺し、ドラゴンボールを強奪した。しかも「子供たちには手を出さないこと」を条件にドラゴンボールを渡したムーリ長老が、他のドラゴンボールの場所を教えないと分かるとあっさりと約束を反故にする卑劣さも持つ。ナメック星編の終盤でクリリンを爆殺するも、その怒りに触れ超サイヤ人と化した悟空との死闘の末倒される。何人もの命を奪ったにも関わらず命乞いをし、悟空からエネルギーを分けてもらうも騙し討ちで悟空を倒そうとする。その後死んだかと思いきやサイボーグ化して復活、父のコルド大王と共に地球を制圧しようとするも今度はトランクスにより倒された。宇宙の帝王として恐れられていたが最終的には戦闘力のインフレ化により界王神から「一撃で倒せる」と言われるほどになってしまう。しかしそれでも当時戦闘力530000という数字(変身すればさらに上昇し、最終形態になれば億単位になる)は計り知れないものであり、相当な強さであったことには間違いない。
「ぜったいにゆるさんぞ虫けらども!!!!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!!ひとりたりとも逃がさんぞかくごしろ!!!」
「素晴らしい!ホラ見て御覧なさい!ザーボンさん、ドドリアさん!こんな美しい花火ですよ!!」
Ⅳ(遊戯王ZEXAL)
トロン一家の次男にして、極東デュエルチャンピオン。しかし、全国大会予選において、対戦相手である神代璃緒を交通事故に遭わせ、兄である神代凌牙を精神的に不安定な状態にした上で、自分のデッキを盗み見するように仕向け、失格へと追い込んだという過去を持つ。もっとも、事故は故意に遭わせた訳ではなかったが・・・。普段は紳士的に振る舞っており、「Ⅳほど紳士的なデュエリストはいない」と評されるが、その本性は相手の絶望した表情を見るのが楽しくてたまらないという外道。デュエルでは相手(自分のファン)に自分に勝てるという希望を持たせた上で、相手のエースモンスターをグロテスクな演出で破壊し、一気に絶望の底にたたき落とす。その行為を「ファンサービス」と称して、悦びを味わっている。
「希望を与えられ、それを奪われる…その瞬間こそ人間は一番美しい顔をする。それを与えてやるのが、俺のファンサービスさ!」
「素晴らしい、美しいよぉ!その苦しみに歪んだ顔!それでこそ、俺もサービスのしがいがあるってもんだぜ」
夜神月(DEATHNOTE)
名前を書くだけで人を殺すことができるデスノートを拾った天才少年。良く言えば「正義を信奉し、妥協を許さない純粋すぎた男」であるが、一方では「意にそぐわないものは容赦なく始末する極悪人」と捉えることもできる。一応、ダークヒーローや悪堕ちに分類されるが、解釈は大きく分かれる。
「僕は新世界の神になる」
「計画通り」
「馬鹿野郎ーっ!! 松田ァ! 誰を撃ってる!? ふざけるなーっ!!」
少佐(HELLSING)
「手段のために目的は選ばない」と自称する程の戦争狂。第二次世界大戦中から因縁のあるアーカードを倒すためだけにナチス残党によって構成された吸血鬼集団「最後の大隊」を率いて、イギリス・ロンドンを徹底的に破壊する。構成員の殆どが吸血鬼でありながら、唯一の人間である。これは「意志の生き物」人間と対の存在たる「化物」吸血鬼を激しく憎んでいるからである。しかし、寿命を長らえるために全身をサイボーグと化しており、これでも紛うことなき「化物」といえる(実際、化け物扱いされた)が、本人はあくまでも人間と言い張っている(言い張りたい気持ちも分からんではないが…)。
スペック(バキ)
バキシリーズの最凶死刑囚編にて登場。 日本にやってきた5人の死刑囚のうち、刃牙が最初に出会う。 その際、握手代わりに切り落とした人間の手を握らせる、動揺した所で不意打ちを喰らわせるなどまさに『最凶死刑囚』そのもので、 初登場ながらその凶悪ぶりを発揮した。 地下闘技場メンバーとの戦いが始まっても、留置所をホテル代わりに利用。 平然と牢をぶち破り、訓練を受けた特殊部隊を難なく病院送りにし、そして何食わぬ顔で再び戻ってくるなどの大胆な行動を見せた。 この際、肉まんを手に入れる為に罪の無いスーパーの店員を半殺しにしている。(つまり死刑囚の中で唯一カタギの人間に手を出した) 素手で自由の女神像を破壊未遂もやってのける程の怪力の持ち主であり、無呼吸連打によるラッシュを最大の武器とする。 本人曰く『武器を使うと言う事は相手に気遣っていること』 敗北を知りたいと語りながら、花山の口の中にライフルの弾を突っ込み炸裂させたり、警察から奪った拳銃や閃光弾など卑劣な手を使った。 が、その攻撃全てに耐えきった花山に喉を握りつぶされ再起不能に。 病院先にて突然老衰する。実は97歳だった。 しかし、全力を出し切ってなお敗北した満足感からか、骨と皮だけになったその表情はとても安らかだった。 まさに『最凶』の戦いであった花山との死闘は読者からの人気は極めて高く、 根っからの悪人ながら読者からの人気が高い、珍しいキャラ。
「殺し合いなんだよ、ボウヤ」
トミーロッド(トリコ)
世界中の食を支配しようとする悪の組織「美食會」の幹部の一人。ひょうきんな容姿や喋り方からは想像もつかぬ程の残忍な性格をしており、敵はもちろん周りで騒ぐ者や戦いに敗れた部下なども総じて「ゴミ」と言い切る。そしてそのゴミに対して、自身が特殊能力として持つ「危険な虫を産み、使役する」と言う能力で徹底的に惨殺するのである。トリコという作品では可愛らしい容姿の動物だろうと食う時は食うが、しっかりと食材となった命に感謝を込めている。主人公であるトリコも、食う時か正当防衛以外では猛獣だろうと傷つけないというポリシーを持っている。そんな中、トミーは 「うるさいと感じた」という理由だけで他の動物を惨く殺すのである。 そしてそれに対するトリコの「殺す必要があったのか?腹でも減ってんのか?後で食うつもりだったのかよ」という問いへの答えは 「食うわけねーじゃんこんなゴミ。うるせーから殺しただけだよ」 一応、認めた相手には敬意を持って全力で戦うというところもあるのだが、それを完全に喰らい尽くすほどの大悪党である。トリコからは「稀に見るゲス野郎だな、どの虫よりお前が一番害虫だ!!」と評された。
「役に立たん奴は全部ゴミだろ。殺してよくね?」
オッツダルヴァ(アーマード・コア フォーアンサー)
悪人ではないが、やり方が汚いためここに記載とする。ACfaにおけるトップランカー。「ホワイトグリント撃破」、及び「ラインアーク防衛」で味方、敵になるが、どちらも自身の愛機であるステイシスのメインブースターが故障を起こし、水没し、死亡した。・・・と、思われたが実はマクシミリアン・テルミドールという偽名でORCA旅団を設立、企業連に宣戦布告した。クローズ・プランを計画し、革命を果たそうとしたが、とあるミッションで主人公を裏切り、殺しにかかる。
「所詮は獣だ。人の言葉も解さんだろう。」
キサラギ(アーマード・コア3)
三大企業の一つだが、二大企業クレスト、ミラージュに対して破壊工作やスパイ活動などを行ない、クレストに採掘場を奪われたことを恨みテロ組織と手を組んだり一般人の乗ったモノレールごと橋を爆発したりと、かなりの外道を働いた。結果クレストに駆逐されてしまった為、続編のサイレントラインでは復興に奔走しており、かなり大人しくなっている。しかし、アーマード・コア ネクサスでは、同社に所属する一部の研究者が暴走し、同作終盤の破滅的な展開を引き起こした。同作以降では研究熱心な技術者集団の気が強くなり、それ故変態企業の通称が定着している。
草加雅人(仮面ライダー555)
同作品に登場する仮面ライダーの一人であり、一応は人類を守る為にオルフェノクと戦う正義の味方であり、戦闘においては主人公乾巧の味方でもある。ただし私生活においては自分の気に入らない存在である巧にネチネチと嫌味を言ったり、流言飛語を広げるなどして自らのコミュニティからの排除を試みる。また、巧と木場勇治が協力し合うこと快く思わず、二人を落としいれようとした。その上、小説版『異形の花々』では、ヒロインである園田真理を想うあまり強姦し、人間との共存の道を掴みかけた長田結花を惨殺するなど、ヒーローにあるまじき悪行を行っている。善悪二元論が大半を占める特撮ヒーロー業界に「嫌な奴」という新たな概念を持ち込んだ革新的なキャラクター。 その強力なキャラクター性ゆえ、根強いファンも多い。
センチネルプライム(トランスフォーマー・ダークサイドムーン)
TF史上初の「敵に寝返ったプライム(コンボイ)」(ザ・フォールンはオートボットを追放され、ブラックコンボイやシャッタードグラスのコンボイは最初から悪人なので除外)。サイバトロン星(セイバートロン星)を復興させるためとうそぶいて味方であったはずのオートボット(サイバトロン)を裏切り、アイアンハイドを惨殺。メガトロンを差し置いてディセプティコン(デストロン)を率いて見せしめのごとく人類の大虐殺を決行。全人類を奴隷にしようと目論む。それはサイバトロン星を復興させる想い故の行動だったが、その姿にはかつての偉大な指導者はどこにもなく、完全な悪そのものであった…。最期はメガトロンの不意打ちで傷付いたところを、オプティマスが侮蔑の言葉と共に放った一撃でトドメを刺される。
「神は一人で良い」
ミスト・レックス(スーパーロボット大戦K)
スパロボ史上最低の屑。一見、ドジでさわやかな熱血漢という好青年に見えるが、その実態は自らの故郷であるアトリームを絶対視するような発言や地球人に対する偏見丸出しの陰口、妙にイラッとするような言動が非常に多く、シナリオ上で版権キャラクターを踏み台にするような目立たせ方が多いこともあって多くのプレイヤーに嫌われてしまっている。 なお、その特徴的な口調は2chやニコニコ動画の荒らしたちにも大人気であり、スパロボ未プレイの人たちにすら敵意を向けられていたりする。でも今は、そんな事どうでも良いんだ。重要な事じゃない。なお、根本的に悪いのはKMNこと小峰徳司とスタッフだという説もある。
「いやぁ、オーバーデビルは強敵でしたねぇ」
「楽しい宴会でしたね・・・」
フグ田タラオ(サザエさん)
国民的漫画サザエさんの主人公フグ田サザエとフグ田マスオの1人息子で、作中の登場人物や視聴者の多くは"タラちゃん”という愛称で呼んでいる。外見も性格も愛嬌のある可愛らしい無垢な子供なのだが、その無垢さのあまり時としてとんでもないワガママっぷりを発揮したり、他の家族(主にカツオ、サザエ、マスオ)の些細な計画や隠し事を周囲にバラして揉め事を起こす事が多々ある。子を持つ親や穿った見方をしない純粋な視聴者からすれば微笑ましい坊やなのかもしれないが、ネットユーザーの一部からは非常に嫌われており、特に2ちゃんねるにおいては毎週放送日の実況スレに「タラヲ氏ね」という題名のスレが立つ程の嫌われっぷりであり、実況本スレでもタラオが登場すると「死ね」の嵐となる。
波野ノリスケ(サザエさん)
国民的漫画サザエさんの主人公フグ田サザエの従兄弟である。出版社に務めており、サザエ一家の隣に住む小説家の担当をしている。そのため、度々一家のもとに現れて「原稿待ち」と称して休憩を取ったり、最悪仕事中に酒を飲んだりする。また、一家に何か良い事があるとどこからともなくその噂をかぎつけて家に現れ、その恩恵にあやかろうとする。他にも、自身に災難が起こると一家の波平やマスオを頼って来て、一家に災難の火の粉をまき散らす事が多々ある。このような振る舞いから波平など一家の者に「図々しい」などと幾度となく説教を喰らっているが、一向に改善される様子は無い。2ちゃんねるではこのような態度のノリスケに対して"ハイエナ"というあだ名が付けられている。
殺せんせー(暗殺教室)
劇中で月を永遠に三日月でしか見れなくした張本人。本作の主人公と言うより看板に近い。本作で本人の意図でE組の教師になる。授業はわかりやすいが放課中に国境を無視したりして買い物に行くなど知識はあるがある意味自分勝手な性格。やる気を起こさない生徒がいたため、見せしめに運動場を言葉通り『きれいさっぱり』にして『中間テストで全員50位以内に入る』事を強制させる。しかし、実際は生徒の長所短所を理解して生徒を見捨てない教師で、人間として間違ってる気はするが教師としては優秀。修学旅行では生徒に分厚い旅行のしおりを持つ事を強いるがその中に『仲間が拉致された時のマニュアル』があるなどよくも悪くも用意周到。
村上マリー(てんむす)
生意気等々邪な要素を持つ食道部の一人で、見てもわかるとおり作中の史上最低最悪の女子高生である。主人公・春風天子の通う「結目高校」の食道部や赤西の通う高校を「龍聖学院のおまけ」と馬鹿にしており、結目高校の食道部に顔芸を披露させるほどの怒りを売る。全国の食道部の各優勝者が集う天食祭において結目高校食道部部長・立浪由理亜と対決しギリギリの差で勝利し、また結目高校に顔芸を披露させるほどの怒りを売る。部長相手に対等に戦い、勝利したケースも珍しい。そのため、作中の人物や読者に最大の怒りや絶望をもたらしている。
「あ~ら、龍聖学院のおまけさん。」
モヒカン(北斗の拳)
「ヒャッハー」の掛け声とともに現れ、ケンシロウやトキに秒殺されていく雑魚キャラを指す。
ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)
シリーズを通してジョースターの血族と強い因縁を持つ諸悪の根源。
かつてはジョナサンの父の厚意で富豪・ジョースター家の養子として迎えられるが、ジョナサンを陥れジョースター家の財産を手中に収めんとしていた。ジョナサンによりその目論見は暴かれ計画は失敗に終わり、警察に追い詰められたところを石仮面の力により吸血鬼へと転生し、以降ジョースターの血族と長い戦いを繰り広げていく。
悪役のネタキャラ
牧瀬弘樹/ピクシス・ゾディアーツ(仮面ライダーフォーゼ)
城島ユウキが弦太郎たちとつるんでいたのを見て逆恨み、泣き顔を見るためにユウキの探していた大事なロッカーを破壊した(実際はすり変わっていたのだが…)。その上ストーキング対象にしていた女子生徒をバスに乗せ、そのバスを橋から落として「流れ星」にしようとするという凶行に及んだ。最後は仮面ライダー部の活躍によって凶行は阻止され、対象となった女子生徒から報復を受けることとなった。後の話や劇場版で一応は性格は改善されている。ちなみに変身した姿があの虫さんに似ていたため、性格はともかく一時期話題になった。
「あんな汚い奴と一緒にいる君なんて、もういらない」
ベネット(コマンドー)
よくネタキャラで知られているが、実際は殺しの大好きな外道。かつてジョン・メイトリクス大佐が率いたコマンドー部隊の一人で、惨殺行為を行なった事で除隊。さらに活動拠点であったバルベルデ国から国外追放された事でメイトリクスを逆恨みしていた。そして大統領の座を狙うバルベルデの悪徳政治家アリアスと手を組み、かつての仲間を殺害。自身も殺害されたかのように見せかけ、メイトリクスの愛娘を誘拐し、彼に現大統領の暗殺を要求してきた。しかし、メイトリクスも敵側のスキを付いて、アジトに潜入。最後はほぼ互角のナイフバトルに持ち込むが、メイトリクスも全然容赦せず、作中の敵キャラの中でも一番エグい手口で倒された。
「残念だったなぁ。トリックだよ」
「誰がテメエなんか!テメェなんかこわかねぇ!野郎ぶっ殺してやらあああぁぁぁぁ!!!」
一条公麿三位中納言(水戸黄門)
『画像も貼らずにスレ立てとな!?』などwikipediaで専門ページが作られるなどベネットに並ぶネタキャラとして有名であるが、元は水戸黄門シリーズの中に登場する『正体を現した水戸光圀の前に平伏さない悪役』の代表的なキャラクターである。その名のとおり、公家の人間であるが、劇中では京の商人と結託して悪事を働いていた。光圀一行にその事実を暴かれるも、反省するどころか下記の啖呵を切ると共に光圀一行を逆に弾圧しようとする往生際の悪さを見せた。しかし、そうなる事を予想していた光圀によって報告を受けていた上位の公家 菊亭左大臣が登場した事で形勢は逆転し、ようやく観念して朝廷から処分を下される事となった。そのキャラの濃さと往生際の悪さから、現在でも何かとネタにされる悪役である。
「だまりゃ!麿は恐れ多くも帝より三位の位を賜わり中納言を務めた身じゃ!すなわち帝の臣であって徳川の家来ではおじゃらん!その麿の屋敷内で狼藉を働くとは言語道断!この事直ちに帝に言上し、きっと公儀に掛け合うてくれる故、心しておじゃれ!」
レッド総帥(ドラゴンボール)
ドラゴンボールで世界征服を企んでいると思われていたが、実はコンプレックスである低い身長を伸ばすのが目的であり、世界征服は自軍の軍事力で時間をかければ出来ると考えていた。
ヴィンデル・マウザー(スーパーロボット大戦A)
平行世界からやってきた軍隊「シャドウミラー」の指揮官。世界の腐敗を阻止すべく、闘争を日常とする世界を創り上げようとする。しかしその実は、向こう側の世界で理想を否定された挙句敗れたために次元転移でこちら側の世界に逃れてきたのであり、その世界でも主人公の裏切りやロンド・ベル隊の活躍によって理想を否定され、敗退した。また搭乗機のツヴァイザーゲインもGBA版では「スパロボ至上最弱のラスボス」と言われるほど非常に弱く、機体のヘタレさと主義主張の情けなさから 、ヴィンデルはスパロボどころかゲームの悪の親玉の中でも有数の小悪党として、ある意味愛されている。
ハイドリッヒ・ラング(銀河英雄伝説)
秘密警察の長で、作内で嫌われる点では、シリーズ屈指。悪党という点ではオーベルシュタインが役者としてもはるかに上だが、ラングには美点は存在しない(とされた)。が、実は匿名で福祉育英事業に寄付し続けた銀英伝の伊達直人でもある。2ちゃんねるではひさびさにワロタのAAで有名
なぜか好きな人がいる悪人
パラガス(ドラゴンボールZ)
ブロリーの父親でサイヤ人。ヘタレでしかもネタキャラで知られているが、実際は息子を駒として利用、惑星シャモの住人を奴隷として利用した悪党にして、息子の大破壊を許してしまった全ての元凶。。更には彼に忠誠を誓っている部下のモアも容赦なく殺した。しかし最期は息子のブロリーに脱出ポッドごと押し潰されるという惨めなものであった。(ちなみに『地球丸ごと超決戦』のターレスも、「子供が親を殺す、それがサイヤ人だ」と言っていた。)
「よく見ろ、地獄に行ってもこんな面白い殺戮ショーは見られんぞ?」
「お、お前と一緒に避難する準備だぁ!」
「自分の子供に殺されるとは、これもサイヤ人の定めかぁ・・・!」
ブロリー(ドラゴンボールZ)
伝説の超サイヤ人として知られている大量破壊、殺戮者。惑星シャモの住人達に見せしめとして惑星シャモを破壊、デデーンさせる等、かなり残忍な性格の持ち主。しかも圧倒的に強すぎたせいで、あのベジータをヘタレさせてしまった。
「お前達が戦う意思を見せなければ、俺はこの星を破壊しつくすだけだぁ!」
「どこへ行くんだぁ?」
「一人用のポッドでかぁ?」
「終わったなぁ・・・所詮クズはクズなのだ・・・」
「俺が化け物ぉ?違う、俺は悪魔だぁ・・・」
「この俺が星の爆発くらいで死ぬと思っているのか?」
首領・クリーク(ONEPIECE)
勝つために手段を選ばない卑劣漢。空腹で餓死寸前あったところをサンジやゼフにより救われるが、恩を仇で返すように海上レストラン・バラティエを襲撃する。また、同じく餓死寸前であった所をサンジに救われ、どうしても彼に止めを刺せなかった部下のギンをも見捨て、ルフィ、サンジを猛毒から庇った彼をあざ笑う。
「虫けらどもが…おれに逆らうな!おれは最強なんだ!!誰よりも強い鋼の腕!誰よりも硬いウーツ鋼の体!全てを破壊するダイヤの拳!全身に仕込んだあらゆる武器!50隻の大艦隊に5千人の兵力!今まで全ての戦いに勝ってきた!おれこそが首領とよばれるにふさわしい男!おれが食糧を用意しろといったら黙ってその通りにすればいいんだ!誰も俺に逆らうな!」
ベラミー(ONEPIECE)
ルフィとは正反対の現実的な利益のみを追いかける理念の持ち主で夢を追う海賊を貶み、己の利益の為なら卑怯な手段も構わず実行するという典型的な悪党キャラである。周辺からは大型ルーキーとして畏怖されていたが、実際の実力はルフィに遠く及ばないレベルであり、ルフィの能力無しのパンチ一発で撃破された。その後、傘下として仕えていた王下七武海の1人ドンキホーテ・ドフラミンゴにその醜態が知れて愛想を尽かされて処刑されたと見られている。後述するスパンダム達が登場するまでは本作における下劣な悪党の典型として名が上がっていた。
「……人が俺をなんて呼ぶか教えてやろうか "ハイエナ"だっ ハハッハハッ」
「友達だって!? ハハッハハハハ!! そういや、あのジジイも大猿共もてめェらと同類だったな!! 400年前の先祖のホラを信じ続ける生粋のバカ一族だ!!何が“黄金郷”!! 何が“空島”!! 夢見る時代は終わったんだ、海賊の恥さらし共!!」
垂金権造(幽☆遊☆白書)
とても人間とは思えない面をした宝石商。飛影の妹、雪菜に対しありとあらゆる拷問を駆使して氷泪石を作らせ、金儲けを行った。さらに過去には雪菜を逃がそうとした部下を彼女の目の前で射殺するなど、 桑原の言う通り「腐れ外道」な奴。戸愚呂弟からも「あんたロクな死に方をしないね。」と言われたが、皮肉な事に最期はその戸愚呂に頭部を蹴り飛ばされるというものだった。
「命も金で買ってみせるさ!金儲けじゃ~!」
黒川(コレクターユイ)
かつて犬飼博士の助手をしていたが、離別する。コレクターズを黒い鉄に封印しその力でユイ達を圧倒するが、ファイナルエレメントスーツを纏ったユイのコレクターファイナルイニシャライズによって消滅された。
七原文人(BLOOD-C)
主人公更衣小夜の良き相談相手であり、物語における真の黒幕。 物語の終盤、彼の(一応)仲間や関係者の処理、もとい大虐殺を敢行する。その惨劇に対し躊躇も無く、表情すら変えない薄情な本性の持ち主だが、その行動と目的には謎が残るが、それは劇場版で明らかになる。
「君が欲しいよ、小夜。その為にまずは、眠ってもらわなければね?」
プロスペクター(トイ・ストーリー2)
ウッディが主役だった人形劇のキャラクターの一人。売れ残りの在庫であるが、それ故にプレミアのあるおもちゃとして丁重に保管されていた。表向きは好々爺であるが、その本性は自分が博物館に展示されるためならどんな手段もいとわない狭量な老害である。バズーたちによるウッディ救出を悉く妨害し、挙句の果てに逆切れしてウッディを破壊しようと暴走。しかし、土壇場で形勢が逆転し、最後は罰としてウッディたちの手でフィギュア・メーキャップ狂のちょっとアナーキーな女の子の所有物になるという悲惨な末路を送る羽目になった。ちなみに新しい持ち主になった少女のメーキャップ・スタイルは、そこいらの反社会的インディーズバンドや歌舞伎の隈取なんか目じゃないほどぶっ飛んだものであり、実際にメイクされたバービー人形と同席(?)し、それを目の当たりにしたプロスペクターは絶望の形相で悲痛な悲鳴を上げている。
アブマド・サルージャ(マギ)
バルバッドの23代目国王。先王が病に伏したことから国王に即位するが政治手腕は皆無に等しく、国民を「ウジ」「ゴミ」等と卑下する傲慢な性格。煌帝国からの使者であるマルッキオの口車に乗って大量の借金を背負い、海洋権・制空権・国土の利権・通商権など、国の様々な権利を煌帝国に売り続け、ついには国民を奴隷として担保とすることまで画策する。そのため弟のサブマドや将軍のバルカーク等の不審を買い、ついにはアリババとサブマドの働きかけによって王位を剥奪され、国外追放の身となった。その後はサブマドと共にトランの民の村で考古学者として仕事をしている。後に改心したとはいえ、先王の頃から傾きつつあったバルバッドの王政を修復不可能なまでに腐敗させた元凶であり、外道の烙印は決して払拭できるものではないと思われる。
「なあに、国民くらいたしたことはないであろう。王たる余さえいれば国は成り立つのだ。それに、人間なら必要なだけいくらでも生まれてくる・・・」
春日小鳥(恋染紅葉)
紫之宮紗奈、七里由比と並ぶヒロインでアイドル。初登場の際には写真を使って葛城翔太を脅し、紗奈とナナを絶望のどん底に突き落とし、翔太を奴隷として利用し、その二人を妨害させようとする。だが、元センターに携帯電話を川に投げつけられるも、その携帯を翔太が見つけ、そのことを謝罪して和解した。
「あんたがやることは二人の邪魔をすること。」
シックス(魔人探偵脳噛ネウロ)
最大の敵にして、 全ての元凶/発端 。人間離れした悪意と脳の持ち主で、笑顔で残虐極まるサディスト行為を行う『 絶対悪 』。「新しい血族」という組織を結成し、それ以外の人間を滅亡させるために様々な殺戮、テロ行為を平然と行う。自分達の正反対の人間の価値観を持つネウロとは対立する。他の人間にはもちろん、役に立たなかった自分の部下にも容赦なく殺したりもする。最期はネウロとの対決で全身をバラバラに切り刻まれた挙句、ネウロの靴をその全身で舐めさせられてジェット機に粉々にされるという悪党に相応しい末路を迎えた。
「好きなんだ。生まれついて…そういうのが」
畑飼守弘(ぼくらの)
チズ(本田千鶴)の担任の教師。優しく気さくで女生徒から人気がある教師だが、それは表の顔。裏ではそうやって恋仲になった女子生徒を利用した未成年の売春を斡旋しており、チズもその被害者である。取引先の相手には警察署長や産婦人科医などもおり、万一の事態を揉み消す手段も用意するなど、その手口は極めて狡猾。チズが妊娠した事を相談した際には、「そりゃいいな。出産ムービーが撮れるな。」と言い放つなど、まるで凌辱モノのエロゲから抜け出てきたような外道。
亀田光男(パワポケシリーズ)
1の時は主人公の野球部再建に力を貸すなど良い奴だったのに、3では自分は働こうとせず、主人公が仕事で稼いだ金を平気で奪い取るなど完全に嫌な奴になってしまった。そしてその金を使い巨大なガンダーロボを作り上げ、記憶が戻った主人公を倒そうと目論む。また、以降の裏サクセスシリーズでも物語の黒幕として登場する。
「うおおーーー!ついに長年の腐れ縁に決着を付ける時が来たのでやんす!行くでやんすーーー!!」
レブレサックの村長(ドラゴンクエスト7)
過去のレブレサックにおいて、呪いによって魔物に変えられてしまった神父を村の異変の原因を作った魔物と思い込んで処刑しようとしてしまった事件が起こり、過去のレブレサックの人々はその過ちを二度と忘れないよう、石碑に刻んで村の広場に残していた。しかし現代のレブレサックではその石碑が別のものにすり替えられており、村人は神父と村を守ったという村にとって都合のいい話に改編されていた(しかも事件の犯人は過去のレブレサックに飛んだ主人公達であるとされている)。しかし村の子供達によって村長宅の地下から本物の石碑が見つかり、主人公らがそれを村長に突きつけると、村長は部屋にあった斧で石碑を主人公達の目の前で粉々に砕き、隠蔽。結局真相を知るのは主人公達と石碑を見つけた子供達だけで他の村人達は石碑を真実であると信じ込み、村の外の人間は敵であるとまで思い込んでいる。ドラクエ7のイベントの中でも特に後味の悪いイベントであり、上述のキドラント町長と並んでスクエニ史上最悪の長として名高い。
「こんなもの、あってはならないんですよ・・・!」
アリシア(ライブアライブ)
中世編の主人公オルステッドの婚約者である、ルクレチア王国の姫。物語冒頭でオルステッドのことを信じると誓ったにも関わらず、彼を嫉妬のあまり絶望のどん底へ叩き落したストレイボウにいとも簡単に心移りしたばかりか、最期はオルステッドに罵声を浴びせた挙句ストレイボウの後を追って自殺した。下記のヨヨに並んでスクウェア三大悪女の一人。
「ストレイボウ……。もう苦しむことはないわ……。私が、ずっと一緒にいてあげる!」
キドラントの町長(ロマンシングサガ3)
主人公達に「お礼はするから洞窟にいる化け物を倒して欲しい」と頼むが、洞窟の入り口を塞ぐことで主人公達を生贄にしようとする。その後主人公達はニーナという女性により何とか助け出されるが、町長はこともあろうに今度はそのニーナを生贄にしてしまう。化け物を倒しニーナも救出し、いざ町長に話しかけた時の第一声は「私が町長です」であり、お礼を渡したり自分の行為を謝罪する気配など全くない。スクウェア(現スクウェア・エニックス)の広報によると、反省しているとのことだが、信憑性に欠けるし、まず腑に落ちない。
「私が町長です」
ヨヨ(バハムートラグーン)
悪役ではない(むしろ正義側の人物)が、プレイヤーからはラスボス以上に憎まれる存在。子供の頃将来を約束していた主人公を、敵に惚れたがためにあっさりと振る。さらに主人公との思い出の場所であるはずの教会に相手を誘い、昔の思い出をさらっと全否定した上でその場所で、しかも主人公の目の前で愛を誓い合う。その後も主人公に対してかなり白々しい発言をする。スクウェア三大悪女の一人。女心と秋の空という格言を体現するようなキャラクターである。ストーリー上は悪役でないため彼女が報いを受けるような要素は何一つ無く、それがプレイヤーの怒りに拍車を掛けている。(強いて言うなら、ゾラのビンタぐらいである。)
「ねぇ……ビュウ。大人になるってかなしい事なの……」
マルク(星のカービィスーパーデラックス)
ピエロのような容姿の魔法使い。太陽と月の喧嘩を止める方法として銀河の果ての大彗星「ギャラクティック・ノヴァ」に願いをかなえてもらうようにカービィに提案した。しかし実は彼こそが太陽と月の喧嘩を起こした張本人である。カービィを利用し、ノヴァ出現時にカービィに割り込んで「ポップスターを自分のものにしてもらう」という自分の願いを伝える。そして真実を明かすとともに本性を現した。最終決戦でその正体(あるいはノヴァの力を与えられた姿)を現すが、カービィに敗れたのちノヴァと激突して倒れた。
USDXでは倒された後、執念により周囲のノヴァの残骸を吸い寄せて復活。狂気に満ちた姿となって再びカービィに襲いかかった。
「太陽と月がケンカしたのも、キミがこうして宇宙にいるのも、全ては、ボクの完璧な計画なのサ!」
マホロア(星のカービィwii)
プロローグで空飛ぶ船「ローア」と共に不時着するキャラクター。ポップスターから遠く離れた星「ハルカンドラ」の住民らしい。不時着する際に落ちた船のパーツ集めに協力するカービィをトモダチ扱いする。しかし実際は物語上の黒幕であり、マスタークラウンを手に入れる為守り神であったランディアを悪いドラゴンと偽りカービィに倒させる。クラウン入手後全てを打ち明け、全宇宙の支配者となるべく、まずはカービィ達の星ポップスターから支配しようとする。まさに「恩を仇で返す」という言葉がふさわしいラスボス。
「ブラボー、ブラボー。さすがは 星のカービィ」
コンカー(Conker's Bad Fur Day)
『ディディーコングレーシング』で初登場し、見た目通りのかわいい冒険好きのアカリスだったが、Conker's Bad Fur Dayの主人公として再登場した際、性格は豹変。金に汚く、戦争の壮行会などというあり得ない言い訳で飲み会から帰って来ず、オープニングで任天堂64のロゴをチェーンソーで切り刻み、ゲロをぶちまけ、酔っ払って道に迷った挙句、おっぱいをジャンプ台にし(踏まれた女性もかなり喜んでいた)、目的のために雄牛を利用して雌牛を殺害、ウンチ大王相手にウンチ投げvsトイレットペーパー投げ合戦をする、生まれたばかりの恐竜を生け贄に利用、肉食恐竜を操って大量の原始人をほぼ一方的に虐殺、遺産だけを目当てに先祖の自宅へ押しかけ、間違って仲間を電気椅子で処刑してしまったら死ぬまでの間を写真集見て暇つぶし、そして最後は銀行強盗といった暴虐し放題。コンシューマ(しかもN64)で某鬼畜王のごとき所業を披露した(※)最低最悪の主人公である事に間違いはない。
「ケッ! だせぇロゴだな」 「あれはだめだな」
(赤ん坊恐竜を生贄にしながら)「こりゃ 面白くなりそう!」
(巨大ミサイルを持ち出して)「これでもくわえてろ クソバチ!」
(※真に悪辣な性格ではなく、そうした相手を倒している点まで共通している。)
インテリオル・ユニオン(アーマード・コア4、アーマード・コア フォーアンサー)
ミッション仲介人は女の人で口調も柔らかいが、仲介内容とミッション内容の差がある時が多く、平気で嘘をつく腹黒企業。ACfAのあるルートでは最終的に主人公とオールドキングに嘘の依頼を流して誘い出し、精鋭のリンクス達を差し向けて抹殺しようとした(但しこのルートでは前述の二人も相当な事をやっている)。
エムロード(アーマード・コア2)
地球を本社に置く巨大企業。だがその一方で主人公に襲撃依頼を持ちかけたり、部下やレイヴンを何もためらいもなく平気で切り捨てる外道。それだけでなく、地球政府の要人暗殺依頼まで実行した。
「使えない連中はゴミとして処分するだけだ。」
オールドキング(アーマード・コア フォーアンサー)
ORCA旅団のメンバーなのに、浮世離れした行動をとるリンクス。主人公を「首輪付き」と呼ぶキャラクターの一人。「テルミドールは甘すぎる」という理由で、クレイドルの襲撃、及び大量虐殺を依頼してくる。彼とともに行動すると、「古王ルート」「虐殺ルート」へ移行される。すなわち、人類種の天敵ENDとなる。
「クレイドル03を襲撃する。付き合わないか?」
ジオ・マトリクス(アーマード・コア2)
火星支社がディソーダー技術をものにすることで火星の支配をもくろみ、それが原因で地球本社、ひいては政府と対立。最終的に主人公に鎮圧された。その一方、地球本社もヤバい事全部火星支社のせいにして危機を回避した。
王小龍(アーマード・コア4、アーマード・コア フォーアンサー)
カラードこと企業連に属するリンクスだが、『メアリー・シェリー』の後見で、『リリウム・ウォルコット』のパートナー。だが、裏で画策をしたり糸を引いたりと、黒い噂が絶えない人物である為、一部からは『陰謀屋』と悪名高く評価されている。しかも相棒のリリウムを置いて逃げるといった外道行為から彼に殺意を覚えたプレイヤーは数知れないだろう。
「ふむ、やはり私ではこの程度か。後は任せるぞリリウム、私に恥をかかせるな」
ザ・シング、物体X(遊星からの物体X)
元々はちっぽけな下等生物だったが、色々な生物に寄生し、同化する事で同族を増やしていった。地球に不時着した際には全生命体を乗っ取り、同化しようと目論んだ。しかし、地球に侵略した個体は人間によって手当たり次第に焼き殺され、最後の一体もその図体のせいで逃げるのが遅れて呆気なく消し炭にされた。
ジョーカー(バットマンシリーズ)
「犯罪界の道化王子」という異名を持つバットマンの最大の宿敵。大胆不敵で傲岸不遜、残忍かつ冷酷な知能犯であり愉快犯。各シリーズによって詳しい設定は異なるが、一貫していることは「犯罪をゲームの様に楽しみ、バットマンを困惑させる」というスタンスで行動している狂人。映画「ダークナイト」では、マフィアを利用して一般人をも巻き込む巨大な劇場型犯罪を引き起こす。そして、無殺を貫くバットマンに自分を殺させ、悪の道に染めようと目論む。アメコミ界隈はじめ、最も嫌われ、そして人気の高い大悪党である。作品によっては、バットマンの手で地獄に落ちたり、遺体を直火焼きにされたり、酷い時にはバットマンの精神攻撃で廃人化している。
「俺は怪物じゃない。ちょいと先を行ってるだけだ」
セバスチャン・ショウ(X-MENシリーズ)
秘密結社『ヘルファイヤークラブ』のリーダーで、自らが食らった物理的エネルギーを吸収する能力を持つ邪悪なミュータント。エリックことマグニートーの能力を引き出す為に目の前で彼の母親を射殺し、世界征服のために第三次世界大戦を引き起こそうと目論んだ。つまる所、マグニートーを歪めた原因はだいたいこいつのせい。
チャゴス(ドラゴンクエスト8)
サザンビークの王子にしてミーティア姫の婚約者。しかし性格はわがまま・臆病・傍若無人・自己中心的であり、一時的に主人公達に同行してもすぐに逃げ出してしまう。更には主人公達がコイツのために大アルゴンハートを手に入れたにも関わらず、闇商人から更に大きなアルゴンハートを買い取る事で主人公達の苦労を無にした。ハワードやニノ等、初め出会った時は嫌な奴だったのが改心していった中、コイツだけは最後まで性格の悪さが直ることはなかった(普段は嫌な奴に対しても軽い皮肉程度におさえるククールですら拳を机に叩きつけるほどである)。おかげで最終的にミーティアとの結婚は果たせなかった。
「かわいい姫がぼくの妻になるその神聖な儀式にお前たち平民ふぜいを招待するわけにはいかないからな。せめてお前たちが金持ちか貴族だったら招待してやれたんだがな。ぶわぁーはっはっはっは!」
高遠遙一(金田一少年の事件簿)
「犯罪芸術家」を自称しており、一と明智の共通の宿敵。「地獄の傀儡師(じごくのくぐつし)」を名乗り、他人の犯罪に手を貸して芸術犯罪を実現させることを目論むが、その人間が犯行にミスをした場合(本人いわく「“芸術”を台無しにした場合」)は自らで手を下す。マジシャンとしては天才的で幼い頃よりマジシャンの修行に明け暮れていた。変装が上手く、声色を変えることができるので、同体格程度の人間であれば他人に成りすますことができる。一が金田一耕助(ジッチャン)の名ではなく、自分自身の誇り(プライド)にかけて捕まえると誓った唯一の人物。元は「幻想魔術団」のマネージャーであり、母親は同魔術団の前身「近宮マジック団」の団長で天才マジシャンの近宮玲子。すぐに両親が別れたため、イギリスで父と暮らすことになり、母とは2度しか会えなかった。父の死後、マジシャン修行でイタリアにいる時に母の死亡を聞いた。高遠は母の死の真相を確かめるため「幻想魔術団」にマネージャーとして潜入し、団員の4人が母親の死に関わっていることを知り、復讐心から「地獄の傀儡師」と名乗り、「魔術列車殺人事件」において母を殺めた4人の殺害を計画し、3人を殺害(生存した残りの1人に関しては、直接手を下していない)。この時は犯人として捕まったのだがすぐに脱獄しており、以降は他人に殺人を教唆するようになる。
「お母さん、あなたは殺されたんですか?」
鳴海清隆(スパイラル~推理の絆~)
主人公・鳴海歩の兄。神の才知を持って生まれたものの、強すぎるが故に理解者に恵まれず、孤独感から死を選ぼうとしていた。彼を殺すことができるのは歩のみと定められており、自分を殺させるためだけに、歩を徹底的に追いつめ続ける。そのために兄弟同然の親友同士を引き裂く、自らの部下を送りこんで「最も信頼できるパートナー」を演じさせるなど、なりふり構わぬ邪悪さを発揮してのけた。
「正直に言おう。自分でも恐ろしい。それを企める心が、それを成せる両手が。このおぞましきそれらから解放される日を、どれだけ渇望したか」
伊藤誠(SchoolDays)
「世界や言葉がああなったのもだいたいこいつのせい」という意見もあれば、「世界のせいで関係がこじれて歪んだ」という意見もある。まあ、一番の元凶は間違いなくこいつの遺伝子だろうが。
ムラタ(大番長)
Panzer Gruppe Gynjou(以下:PGG)の副長。狡猾、自分勝手な性格で、部下からの信頼は皆無。総長である銀城智香を利用して自らの野望のための悪行を行うが、斬真狼牙によって野望は阻止され、PGGからも追放された。
ニナ・パープルトン(機動戦士ガンダム0083)
主人公コウ・ウラキを値踏みするような言動、人間よりも自分のガンダム優先、そしてラストで地球にコロニーが落ちるかどうかという瀬戸際で昔の恋人に情を移しコウに銃口を向けるなどなどのビッチじみた狂態の数々に加え、最後には全てが終わって解放されたコウの元を訪れ、笑顔を向けるという掌返しっぷりから、視聴者に強烈な不快感を与えた。 だがその前後の流れを見ると明らかにおかしい部分になってしまうため、こちらも脚本の被害者なのではないかとも考えられる。
三輪防人(闘将ダイモス)
味方の足を引っ張る軍司令官。原作では死ななかったのにスパロボシリーズでは死ぬことが多いのでネタ要員的存在である。また、スパロボではゼーレやブルーコスモスから(ほとんど一方的に)利用されているが、本人は「自分もやつらを利用している」とか勘違いしている。
オルバン大元帥(闘将ダイモス)
ダイモスは三輪防人だけでなく、敵のラスボスも小悪党であった。地球と和平を結ぼうとしたリオン大元帥を毒殺し、その罪を地球側になすり付けてバーム星人と地球の全面戦争を引き起こす。さらに小バームに住む10億人のバーム星人に脳改造を施して自分に忠実な下僕とし、ダイモスによって倒される時も自分の心臓停止に合わせて小バームの動力源が停止する仕掛けを施すなど、まさしく小悪党以外の何者でもない。
ウォン・ユンファ(機動武闘伝Gガンダム)
ネオホンコン首相。ネオホンコンによる地球圏の支配を永久のものとするためにデビルガンダムに目をつける。ギアナ高地でドモンによって機能を停止させられたデビルガンダムを密かに回収し、その生体ユニットにバーサーカーシステムで操ることが出来る女性ファイター・アレンビー・ビアズリーを組み込んでデビルガンダムを意のままに操ろうと企むが、ガンダムファイト決勝バトルロイヤルの真っ最中にライジングガンダムとウォルターガンダムの戦いに巻き込まれ、適当に殺されてしまう。その後DG細胞に侵されて復活し、同じく再生したウォルターガンダムに乗って「グレート・ウォン」を名乗ってドモンの妨害をするが、駆けつけてきた風雲再起に「人の恋路を邪魔する奴は、馬にけられて地獄に落ちろォ!!」と一蹴され、完全敗北してしまうことになる。
クラックス・ドゥカチ(機動戦士クロスボーン・ガンダム)
木星帝国を築き上げた人物ではあるのだが、縁談絡みの話でか、元々劣等感があったのか、地球そのものを憎んでいる。逆恨みで地球を滅ぼそうとするとは凄まじいが、嫁が優しいく自分が醜いから故郷を憎む等なんとも器量の狭い人物である。
デシル・ガレット(機動戦士ガンダムAGE)
第1部では見た目は可愛らしい少年。しかしその正体はヴェイガンのXラウンダーであり、戦争をゲーム感覚で捉えていて殺戮をなんとも思わなかったり、ユリン・ルシェルをMSファルシアの生体ユニットとして利用したりと「まさに外道」としか形容できない邪悪であった。しかし、ユリンを死に追いやったことでフリットの激しい怒りを買い、機体をダルマにされ宇宙を漂流する羽目になる。第2部ではコールドスリープ中に弟のゼハートが自分より上の司令官に就任し、激しい劣等感を露にする。さらにフリットに固執するあまり命令違反や無断出撃を繰り返し、そのフリットに旧式のガンダムAGE-1で最新鋭機クロノスをダルマにされるという醜態を晒してしまい、部下はもちろんゼハートにすら見限られ、典型的な小悪党に成り下がってしまう。そしてウルフ・エニアクルを戦死させたことでアセムの怒りを買い、Xラウンダーでもないアセムにダルマにされ、そのことを認めないまま爆死するという末路を迎えることとなった。
蠅座のフライ(聖闘士星矢Ω)
アテナを裏切り、マルスに従う白銀聖闘士。見た目はデブ不細工で内面も酷い。同作の裏切り白銀は騙されたおつむの弱い者から本当の悪まで様々であるが、彼は「地位を上げてくれるから」という極めて利己的かつ小さい理由で寝返った。さらに白銀昇格を己の実力を高める事ではなく、仲間であるはずの聖闘士を倒して聖衣をマルスに献上するという反則で成し遂げており、黄金聖闘士にもそのような手段でなろうと目論んでいた。光牙が落とした聖衣のヘッドパーツをべろりと舐める等、器が小さいだけでなくド変態である。お約束通り見くびっていた青銅聖闘士の光牙に倒される。
ヌワンギ(うたわれるもの)
メインヒロインの幼馴染で、昔はそれなりに好漢だったらしいが、段々と権力に溺れ小悪党化。ギャグネタ的にも存在感もあり敵としては実は結構強く、それなりに「こいつ良い人じゃね?味方になりそうだ」描写もあったが、最後は部下に見捨てられ、元幼馴染に命を助けられ、ようやく改心したものの、直後、落ち武者狩に遭う最後で死亡したとみられる。
スパンダム(ONEPIECE)
CP9という、「市民の殺害」を許可された諜報機関の長官であり、政府の玄関であり重要な司法機関でもあるエニエス・ロビーの総責任者でもある。が、戦闘能力は一般兵にも及ばず、侵入者が現れても被害状況等はまともに確認せず、「相手を悔しがらせよう」等という理由で攻撃命令を出さず…と戦闘能力・指揮能力ともに低い(ルフィが単独行動をとっている時なら、複数のCP9隊員で打ち取るチャンスはあったはず)。また、「どっかのバカ」と陰で言われていたり、単独行動をとる部下がいたりと、人望も全くない。おそらく、親父(こいつも小悪党)の七光りで抜擢、世界政府の腐敗を体現する人物とも言える。
ダリオ(悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架)
炎の力を使えることを誇示するために火を出してみたり部屋を焼き尽くすなど調子に乗っていたが、その程度のことに蒼真は動じず、1戦目で蒼真に負けた際は自爆して蒼真を巻き込もうとしたもののセリアに叱責されて止められる。2戦目ではダリオの魂と融合している悪魔「アグニ」(鏡の中にいるので鏡の中に入る必要がある)を倒されて力を失い、慌てふためいて何処かへ逃げていく。2戦目で普通に倒した場合はダリオの魂ではアグニの力を制御しきれず炎に体を裂かれ、炎とともに消滅する。(ただしこの場合はバッドエンドになる)
玲於奈(ToHeart2)
向坂環を慕って転校してきた、向坂家とは分家の間柄にある自称名家出身のお嬢様。河野貴明が家柄や能力において環にふさわしくない男であると感じ、ことあるごとに嫌がらせをして遂にはその家の力で貴明を脅迫するが、環にバレて頓挫する。(ちなみに、環にふさわしい男であると認めた場合は潔く退散していた)。本編では環や貴明との決着は玲於奈たちの試合放棄で一応決着(うやむやな印象があるのはだいたい貴明のモノローグのせい)。ライバルキャラとも言えない典型的勘違い系小物悪役キャラ。
ロク(ToHeart2AD ちゃる編)
登場から終盤までは「部下をまとめ頼りになる兄貴」として描かれ、また「御隠居の意志に反してでも自分たちの意見を貫く」と語っていた。しかし、いざ「意志に反したこと」がバレそうになると、公衆の面前で学生相手に下手に出る等、典型的なチンピラキャラとして終わる。戦う相手(組の後取り候補)に関する情報を集めてなかったり、文化祭への乱入といった証拠隠滅が困難な暴行傷害事件を起こしたり、その傷害事件も組織にもちゃるにもマイナスにしかならず、成功しても大勢に影響がない個人的な腹いせだったりと、計画性の無さが目立つ。ちゃるが長期間頑張って準備していた演劇よりも、腹いせを優先するあたり、情状酌量の余地は無い。後述の「最初は小悪党だったけど…」の逆パターン。
別に東鳩2シリ-ズではロクに限った話ではなく、「強姦魔」「変質者」呼ばわりして名誉毀損罪に当たる行為や画鋲を入れたり塩入りチャーハンを食わせて下手をすれば殺人罪(死ななくてもれっきとした殺人未遂にあたる)行為をしている姫百合瑠璃や、権力をかさにれっきとした脅迫罪行為を行う九条院三人娘などいて、これが許されざる行為というなら、この指摘はネタとネタと解釈できない的外れなモノとしか言いようない
マルゲリータ(コロッケ!)
BB7のリーダー。裏バンカーサバイバルの2回戦で自分の部下であるレモネードとあたったときは、自分に勝ちを譲ろうとするがレモネードにあっさり拒否され、「混沌フレア」で倒そうとするもレモネードの作戦で溺れ死ぬという敗北をする。その後ピザの斜塔崩壊によって復活するが、封印から復活したビシソワーズ家のユバをBB7に誘おうとしたため、「消去プロミネンス」であっさり消し飛んでしまった。
フリップ・グレイメン(サモンナイト2)
主人公の所属する召喚師集団「蒼の派閥」所属の召喚師。非常に高慢な性格であり、平民出の「成り上がり」召喚師である主人公にやたら辛らつな態度を取る。しかしその実、彼自身も元々は成り上がりである。終盤ではネスティ・バスクを抗病剤と引き換えに脅してこきつかったり、ジャキーニやカラウスら外道召喚師に金と引き換えに召喚術を教えていたなどが発覚して失脚するが、メルギトスの力を借りて脱走。これまでの鬱憤を晴らすかのように蒼の派閥本部で暴れまわるが、最後は自分の弟子であるカラウスに裏切られて瀕死の重傷を負う。その後の彼の動向については不明である。
ジャミル(マギ)
チーシャンの領主。幼少期「先生」と呼んでいた人物から「将来、マギの導きで王になる」と言われていたことから極めて強い野心を持つ。「先生」の教育によって奴隷を扱うことに関して天才的な素質を持っており、モルジアナは彼から解放された後もしばらく彼の存在がトラウマとなっていた。だがその本性はかなりの小心者であり、第7迷宮でスライムの大群に襲われた後は恐怖のあまり情緒不安定となり、奴隷を恐怖で支配していた以前の姿は面影もなかった。最後は「先生」の言っていたマギであるアラジン(「先生」が指していたのは本当は別の人物だったのだが)に「王にしてくれ」と縋るもアラジンに「そんな大した人じゃない」と言われたショックで精神崩壊し、迷宮の崩落に巻き込まれて消息不明となった。
「そうだ、僕はすごい。僕はえらい。僕はできる男だ!だから僕を・・・王様に!!!」
デートリンデ・エッカルト(鋼の錬金術師 シャンバラを征く者)
錬金術世界とは別の世界である現実世界でトゥーレ協会の会長を務める女性。シャンバラ=錬金術世界の兵器や錬金術の技術を手に入れて現実世界の戦争に利用する…というのは建前。実際は「別の世界の存在」に対する恐怖心から、錬金術世界そのものを滅ぼすという身勝手極まりない疑心暗鬼であった。2つの世界を繋ぐ門の力で現実世界から錬金術世界へと飛ばされた際にはその世界にいた人々を「姿形は同じでも別の世界の化け物」と決めつけて無差別に殺傷していたが、最終的にはエドとアルに敗北、異形の姿となって現実世界へと戻され、その場にいた人々からは「化け物」と畏怖された挙句、同じくその場にいたヒューズに射殺された。…まさに因果応報と言える最期。
マリリン・スー(アカツキ電光戦記)
育ててくれた恩師を目先の欲と上昇志向であっさり殺す。
それがバレると更に責任転嫁。
組織の混乱のドサクサに紛れて遺産を総取りし大姐となるがゴタゴタを解決するハメに。
ケフカ(ファイナルファンタジーⅥ)
当初は小悪党というキャラであったが、ガストラ皇帝を追い落とし、最終的には世界を破滅に導くほどの強大な魔力を手中におさめ、ラスボスに収まった珍しい例である。
ドルチェノフ(機甲戦記ドラグナー)
ギガノス帝国の指導者であるギルトール元帥を射殺し、その罪をマイヨ・プラートになすりつけ総統に成り上がる。作中ではラスボスであるのだが、「徹底的な人望の無さ」「素晴らしい器の小ささ」「ふって沸いた権力の座」「情けない最後」と、全てを兼ね備えた典型的な小悪党である。
クドゥラック・アイマ(カオスコード)
ヴェインと手を組みプレイヤーキャラにセリアIIを倒させて
漁夫の利的にカオス・コードを入手しようとした。
ゲーム上のラスボスだがヴェインを切り捨てたり、
手に入らないなら壊してしまえとカオス・コードを暴走させたりやりたい放題。
(あるキャラのEDでは情けないその後が・・・)
ドミトリー(悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架)
蒼真との対決に負けた際に、蒼真は魔王になることを諦めるよう言って、とどめは刺さなかったのだが、ドミトリーはわざと絶命し、魂となって蒼真の体に潜り込み「支配の力」をドミトリーの能力でコピーする。その後、セリアが蒼真を陥れるために使ったニセ弥那の死体に憑依して蘇る。その後、深渕の祭壇にてセリアを含む多数の人間を生贄にして魔王になろうとしたが、ドミトリーの魂では支配した魔物の力に耐えられなかったため、魔物の力が暴走し絶命。同時に、ラスボス「メナス」がドミトリーの体を突き破って出てくる。
グリルパルツァー(銀河英雄伝説)
帝国軍艦隊司令官で、次期主要提督になると期待されたが、ロイエンタールの反乱に加担して、さらにロイエンタールを裏切ることで功をたてようとするが、失敗に終わり、ラインハルトに自殺を命じられた。作中では「人生は1%に満たない時期の行動で、評価を落とした」と酷評された。
あしゅら男爵(マジンガ-Z)
当初は敵の幹部でそれなりに存在感もあったが、次第に連戦連敗で小物臭ただようザコに成り下がった。Dr.ヘルにも見捨てられ、牢屋送りとなるが、脱走し、マジンガーZに最後の攻撃をしかけ、壮絶な戦死を遂げる。スパロボシリ-ズの常連ではあったが、なかなかこのシーンが再現されず「連戦連敗の無能なザコ」と攻略本で酷評で書かれるほど不遇な扱いを受けることが多かった。
ニノ(ドラゴンクエストⅧ)
大司祭。自称「高貴な生まれで、次期法皇」で、謀略好きの勘違い系典型的小悪党、部下のマルチェロにも裏切られ、無実の罪で主人公らと煉獄島(監獄)送りとなる。そこから脱獄するのに主人公と共謀するが、脱出の際、機械操作で一人残らなければならなかった時「自分が残る」と宣言、主人公らを脱出させ残った敵に「殺すがいい、覚悟は出来た」とそれまでの小物ぶりが嘘のような熱い台詞を残し、そのまま死亡したものとみられた。ここまででも評価が激変だが、EDではまさかの新法皇として復活、プレーヤーを二重の意味で驚かせた。
ハドラー(ダイの大冒険)
魔王軍司令官。復活後は先代勇者アバンの抹殺に成功したものの、直後に主人公ダイによって返り討ちにされ負傷、以降は先代魔王のメッキが剥がれたかのように落ち目になっていく。直属の部下は裏切り、人望も無く、今の地位を失う事に怯える日々。この時点では出世欲と保身にまみれた小物として描かれた。しかし後半、自身の身体を超魔生物へと改造してからは武人として人肌剥け、徐々に熱いライバルキャラへと変貌していく。大魔王と決別後、最後は出世でも保身の為でも無く、己の誇りのためにダイ達へと立ち向かっていく勇姿は当時の読者にも印象強いものであろう。
ヘルメッポ(ONEPIECE)
登場当時は典型的な七光りで、父親の権力を盾にやりたい放題な人間であった。その父親からも「殴る価値もねぇウスラバカ息子」と呼ばれる始末。しかし、父親が投獄され、さらに父親が逃亡する際人質に取られてからは、「父親を越える」と一念発起。ガープの下で修業を続け、他の兵士たちにも一目置かれる存在となっている。上記の「自分が小物だと気づくことで脱・小悪党」した好例と言える。アニメ版では、その辺の過程が詳しく描かれている。どっかのバカに聞かせてやりたいもんだ。
Mr.3(ONEPIECE)
元バロックワークスオフィサーエージェント。BW時代は、「出世に固執するセコい悪党」として描かれ、社長のクロコダイルからも無能の烙印を押されるような奴であった。また、キューカ島では、仲間を見捨てて一人で逃げようとする。しかし、インペルダウンでは持ち前の知略とドルドルの実の能力を使って、脱出やマゼランの迎撃に大きく貢献。続くマリンフォード頂上決戦では、亡き戦友の意思を汲んでエース救出に貢献。社長クロコダイルとあわせて、インペルダウン以降大きく評価を上げている。
ジャキーニ(サモンナイト2及びサモンナイト3)
海賊団ジャキーニ一家の船長で、金で違法に召喚術を教わった外道召喚師。2では港町ファナンを襲撃する単なる悪党としての登場だったが、2より過去を描いた作品である3では悪事を働こうとしても詰めが甘かったり、意外と仲間想いで部下からは信頼されていたり、無理やりやらされていた畑仕事に生きがいを感じたりと憎めない悪役的なポジションとなっている。